新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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人類VSゾンビVS人類
前作「新感染 ファイナルエクスプレス」がとっても面白かったので今作も期待していましたが、想像をはるかに超えてきて、前作よりもゾンビとの戦いが強調して描かれていました。ゾンビ映画なんだから、もっと人類がゾンビに立ち向かうところが観たいですよね。今作はそれを実現してくれました。
超特急の中でゾンビから逃げるという極限状態の下、それぞれの登場人物の人間ドラマを中心に物語が進んでいた前作とは違い、大切な人を守るために戦う人たちと、さらに荒廃した世界で増え続ける荒れ狂ったゾンビと、欲にまみれた汚い集団の人間たちとが生き残りをかけてぶつかり合っていてすごく興奮しました。中でもゾンビが大量に湧いてきているところでのカーチェイス、あそこは手に汗握りました。悪い大人たちにも果敢に立ち向かう2人の少女がかっこよかったです。仲間愛、家族愛も強く描かれており、主人公がゾンビや悪徳集団と戦う時も、仲間を大切にしているところが胸を打ちます。そして、仲間を失った時は悲しみつつもさらにゾンビとの戦いに熱が入ります。そういった部分が、「新感染」シリーズ特有の面白さを引き出していると思います。ゾンビ映画の金字塔である「バイオハザード」とはまた違った楽しみ方ができる映画です。韓国映画独自の演出力も目が離せませんね。そして何といっても、ラストのあのシーン。観た人全員が心を打たれるに違いありません。
恐らくこのシリーズはここで終わりかと思われますが、また新たなる韓国のゾンビ映画が将来あるとしたら今から楽しみです。
ゾンビ版マッドマックス?
不覚にも最後はジーンときました。
ゾンビ映画ではあるが、マッドマックス的なアクション映画ですね。
カーアクションは圧巻!CGだけど迫力があっていいてすね。
話も寄せ集め感は否めないが、シンプルでわかりやすい!
続編もお気に入り!
ハリウッド標準の韓国エンタメ・ゾンビ・アクション
2021年(韓国)前作と同じヨン・サンホ監督。
4年前の前作「新感染ファイナル・エクスプレス』は新幹線の中のゾンビ・パニック映画でした。
言わば密室ゾンビ映画です。
本作品は『新感染半島ファイナル・ステージ』
半島とはゾンビの蔓延して崩壊した韓国を指すので、韓国を脱出するゾンビ映画と言えますね。
筋運びも、主役もVFXもハリウッド・アクションと対等に戦えると思います。
まず主役のカン・ドンウォン。
高身長の超イケメン。涙ぐむ感情表現豊かで、救えなかった家族を悔やむ元軍人。
4年前に香港に脱出していますが、抜け殻状態。
ある仕事を請け負います。
大金を積んだドラックを半島から回収して、半島を脱出すること。
半島に着くと、民兵集団631部隊が立ちはだかります。
まあまあ悪人面した連中で、捕虜にした人間を巨大な体育館で、ゾンビを放してと戦わせるなど、人間牧場だ!
義兄を助けたいジョンソク(カン・ドンウォン)は、ひとりダイハード状態!!
発煙筒に機関銃、強い・・・だけどひとりだ。
危機を救ってくれるのが、ミンジョン母娘。
母親のイ・ジョンヒョンと娘役のイ・レ(娘のジュニ)
映画は暗闇に棲息するゾンビとの戦いなので、画面は暗いのですが、これが美しいんですね。見飽きない景観と崩壊した韓国が見応えある。
ゾンビに人格が無いのが今回の弱点でもありますが、殺しても殺しても湧いて来る
巨万のゾンビを蹴散らして運転するイ・レ(ジュニ)
カーアクション・・・(イ・レちゃんのドライブ・テクニックこそが見所でした(笑))
悪役の悪だくみ、裏切り、復讐とてんこ盛りのストーリーが面白くて目が離せません。
最後の最後に母親イ・ジョンヒョンの親心に泣かされますよ。
細腕なのに勇敢に戦い最高にカッコ良かった!
カン・ドンウォンの流暢な英語や醤油顔の泣き顔、そして伸びやかなプロポーション。
ハリウッドスター並みの美しさを堪能しました。
欲を言えば悲恋要素が絡めば、より高評価だったでしょうね!
前作と同じ世界線の別モノ、人vs人feat.ゾンビ
良くも悪くもCG祭りでなんだかなー…。ハリウッドに劣らないクオリティになると博打を賭けたんだろうけど、やはり1作目の壁は高かった。
いわゆる『新感染』のアフターストーリー的な、4年後を舞台にしている本作。もはや半島は住処ではなくなった中、金儲けの山と化した韓国が舞台。世界的に見ても機能しておらず、人道支援も表向きだけ。凄くアンテナは鋭くてスケールの引き立て方も上手い。故に序盤はかなりスリリング。
しかし、多くの人が言うように、CGの使い方にリアリティがない。これではゲームセンターのBOX型アトラクションをしているのと同じな気がしてくる。演者以外CGな感じが見え見えで物足りなく、ゲンナリ。それでもストーリーの濃度はなかなかあるので、疾走感に乗れれば観れなくもない。人間vs人間を落とし込んだり、ゾンビを使った娯楽が始まったり。人間も集えばそこで文化を共栄し始めるのも納得だ。だからこそ、もっとディティールにはこだわってほしかった所。
純粋なゾンビアクションとしての質は低くないと思う。ただ、やはり見せ方ひとつで作品の印象がかなり変わってしまうので、そこは工夫が欲しかった。ところであのドラテクは…どこから?笑
ゾンビ化したいのならみるべし。
原題が반도、英題がPeninsulaなのに、またまた馬鹿げた邦題をつけたものだ。
前作(らしいとしているが紛い物?)『新感染 ファイナル・エクスプレス』もそうだったが、このおかしな邦題に「感染」してしまうと、逆に「そこまで内容は酷くないだろう、少しはまともだろう」という誤った期待を持ってしまう。しかし、しかしなのだ。感染している以上、これは誤りなのだ。そう、それに気づくのはそう遅くはない。
立て続けに「感染」ものをみてしまった俺は完全に感染してしまった。
もはや、ただ映画を観てるだけのゾンビである。
なぜか、次を求めてしまうのだ。つまらない。そう、とにかくつまらない。にもかかわらず、求めてしまう。しかし、光も音も、人を求めはしない。そこが違う。そう、違うのだ!
にもかかわらず、なぜか俺は、こんなゾンビのつまらない
そんな暇はない
前作と同様に家族愛を描いてはいるが主人公は実の家族ではなく過去の過ちに引きずられるただのいい人って印象、
絶望しか無い超ダッシュ系ゾンビに囲まれてるのにボーッとしたり見つめ合うシーンが散見され「主人公は襲われない補正」や「感動の押し付け感」が終盤になるほど強くなり逆に冷めてしまった
ゾンビより、、、
人間同士の争いが多め。
1作目がゾンビゾンビしてたのでそれを期待してる人には物足りないかも。
ストーリーの伏線はキレイに回収されててスッキリした!
まだ中学生か高校生であろう娘のドライビングテクニックはツッコミどころ満載でしたが、これも映画ならではの面白さかな!笑
でも観て損はないので、細かいことは気にせず楽しんで欲しい作品です。
とりあえず、カンドンウォンがイケメンすぎてそれだけで満足できます。笑
アメリカ化された続編
ド派手なアクションシーン、気持ち悪いグロさ、ゾンビしかない世界と主人公のヒロイズム、まさに定番のアメリカンゾンビ映画です。
ホラーもゾンビ映画も好きではないが、前作は初めてゾンビ映画でも泣ける作品があるとわかりました。残念ながら今作はやっぱりゾンビ映画が好きではないと再びに思わせるだけです。
前作のよさを完全に失い、ただ残された生存者たちの不合理な殺し合いの話です。
前作は人間性を試す話と考えるなら、今作は人間の残酷さを晒し出す話でした。人間とゾンビの殺し合いを娯楽として楽しんでる大人たちがもちろん狂ってたが、笑顔でゾンビとおもちゃで遊べる子供もゾンビに囲まれてる中カッコつけてる女の子も既に正常な感情を持っていないと思います。
都合よく展開、大袈裟に感動を煽るエンディング。あまりにも異常な人物像と残酷さで登場人物にも物語にも全く共感できなかったです。そもそも冒頭のシーンで避難船に乗る前に何で一人一人乗船者の感染状態を検査しないか不自然すぎない。
前作と同じシリーズと信じられなかったです。
意味がない続編と思える。
続編って、大体が前作からの登場人物が登場するが、この作品に関しては一切登場せず。
受け継がれているのは、感染者だらけの世界。
思い切った事やるねぇ。
これが良かったのか悪かったのやら・・・
ってか、個人的には悪かったような気がする。
前作よりもアクションを重視なのかなぁ・・・
売りにしちゃっているように見えてしまい、前作にあったスピード感であったり、人間ドラマも薄っぺらい。
話の始まりも、財宝(でいいのか?)狙いってのも何だか何だか・・・
最後も、ご都合主義的な展開にもついていけず・・・
これなら前作の生存者を使って別のシナリオ考えられなかったのかなぁ…
って印象でした。
テンポが良い映画。続編でもクオリティは落ちず。
続編は大幅にクオリティーが落ちる事が多々あるが前作を上回るくらい良かった。この監督の作品はテンポが良くて日本の監督も見習ってほしい。カーチェイスのシーンはCGばかりでゲームっぽいがまあよく出来ている。出演者が実に多い(大半は死んでしまうが)。相当な製作費をかけているのだろう。秩序が崩壊しているのを表現する為に必要だったのかもしれないが、"かくれんぼ"は実に不快。韓国の人はどう思って観たのだろうか?また、日本は勿論中国も米国も助けてくれず最後は国連軍に助けられるというのは韓国人の国家観を反映しているのだろうか?
前作とは全く違う
心情ではなくアクションを見せる作品。
後半からぐーーっと上がっていく感じ。ゾンビの習性をしっかり作って、それをうまく使っているアクション。ほぼほぼ嘘くさい設定ではあるが、そこは無視させてくれる勢いはある
行け〜綾野Go!…
ラスト、母親助けに行け〜っと思わず叫んだ。カン・ドンウォンは綾野剛に見えてしまう。自分は助けてもらったのに、ここでやっと恩返し。前作とは全く出演者も異なり、テイストもカーアクション満載。ジョン・ウィックばりに撃ちまくるし、ばんばんゾンビを轢きまくる。娘のドラテク格好良い。爺さんはやっぱり死んでしまったか。ジェーンて爺さんが呼んだのか?前作と比較すると既視感が出てしまったが考えず見れた。
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