哀愁しんでれらのレビュー・感想・評価
全211件中、21~40件目を表示
オリジナル作品の可能性
どのサスペンスよりも恐怖で、現実味があって。モンペ的な側面に反面教師。何が本当なのか疑心暗鬼に。それだけ子育ての難しさ、かけがえのなさが反射していて。良くも悪くも親次第。自分だったら。親に、第三者的視線にならないと…。マイ・ダディといいTCPの質が高くて今後も期待。
古風な空気感
オードリーのANNでジャガモンド斉藤さんが「後味の悪い映画」と紹介していたので、面白そうだと遅ればせながら鑑賞。
全体的に80年代制作?みたいな非常に古風な空気感(演出)が漂っていましたが、監督が若い方だったので、そこがいちばんのオドロキでした。今って結構年配のベテラン監督のほうが斬新な印象の作品をリリースしている気がします。「演技上手だね〜」と褒められそうな子役の演技(笑)、彼女と土屋太鳳さんの前半の戯れシーン等、土屋太鳳さんの演技が素晴らしすぎるだけに、ちょっと見ていられませんでした。たぶん後半の展開をより悲惨に見せるための演出なのだと理解はします!
ラストの行き切った展開は好きです。・・・が「後味の悪さ」を感じるにはもう少しリアリティが必要だったように思えます。「微妙やなぁ」という意味では後味は良くなかったです♪
心の機微がつかめない
不幸なシンデレラ(小春)が王子さま(大悟)に出会って幸せになる、というシンデレラストーリーを書き換えるという試みはわかるんだけど、正義感が強すぎるくらいの小春が最後に崩壊してしまうまでの、心の機微が全く描かれてなかった気がする。
おかしいのは自分なのか継子なのかみたいな、スリリングなやつを期待していただけに残念。
内容にイラつく
演技はさすがなんだが、内容、特に最後にイラつきが出ます。
子役の演技は「これ子供かよ」って思うくらい。
ちょっと大袈裟なのはあるけど。
内容はなんの解決もなく、ただ自分勝手な終わり方なのと、いきなり終わる感じ。
時間を返して欲しくなる。
子どもってやっぱ…
怖いですね。
アマプラ無料期間が終わりそうだったので急いでみました。
途中からの不穏な空気感良かったです。
最後の終わり方だけはちょっと驚きました。え?こんな感じの映画なんだ、と。
子役の方すごいです。
可愛いだけじゃない、あのヤバさを演じられるのは。
子役の演技がいい!
ただただ子役の子の演技に圧巻。めちゃめちゃイラついてしまった。そう思わせるのがさすが。
理解力ないのもありますが、物語自体はよく分からなくって、ただ怖い日常見てるだけのような感じでした。だんだんハラハラするのが面白かったです。
アフターシンデレラストーリーがハマりすぎる土屋太鳳さん
土屋太鳳さん主演のアフターシンデレラストーリー「華麗なる一族」というドラマを見て、こういう土屋太鳳さん本当にいいんだよな、、としみじみ思い出して、配信にて再び鑑賞しました。
劇場でみた当時も度肝を抜かれましたが、改めて名作。
いささかチープにみえるパッケージ感に反して、生々しく丁寧に丁寧に家族が転落?膨張?していく構成が本当に見事で気持ちいいです。
賛否両論のラストは「そこまでいく!?」という若干の飛躍はある気がしますが、かといってこの家族が飲み込まれてしまった狂気を表現するにはあれくらい思い切らないと、というのも凄くわかる。
幸せになるための裏技
冒頭からこれでもかというぐらい
不幸の連鎖、連続に・・・
心折れちゃうな~
よく平気でいられるよ
偶然知り合った男性と意気投合して
トントン拍子で結婚・・・早っ
シンデレラのストーリー
靴のサイズがあったからといって
お互いの素性、性格もまだ知らないのに
結婚しちゃうなんて・・・
確かに、そうだよね。
不幸の連鎖を乗り越えて幸せを
手に入れるはずだった・・・
ここからがとんでもない展開の連続
幼少期、母に捨てられたトラウマ
私は絶対に母のようにならない・・・
生きる原動力になっていたのにね
心壊れちゃったな・・・
エンディングは胸糞悪い展開でした~
誰かを理解する、知ることは
家族であっても分からない、
父の言葉は重みがあったね。
自分の周りは全て他人だからね
理解するのは難しい、努力はしたいけど。
独身の友人が提案した
幸せになるための裏技
希望も夢を考えず過ごすこと・・・
結局、この物語の中で一番幸せなのは
この友人かもしれないなぁ~
3人の演技力に圧巻
この映画を見た後すぐに「暗黒女子」を思い出しました。同じ原作者なんですね。。
結末はともかく、あんなに正義感のあふれる性格のヒロインが、環境が変わり、洗脳に近い言葉を浴び続けると価値観が変わっていく。一度死の淵から助かることで今までの価値観が崩壊したのかも?かなりデフォルメされてはいますが、どんな人にも表と裏があり、始めは裏だと思っていたものがそこに染まってしまえば表になるのかも知れないと思い知らされました。あの3人の狂気に満ちた演技に脱帽です。
噂通りの酷い結末に唖然
自宅レイトショーAmazonプライムビデオ『哀愁しんでれら』
コロナ禍パス作品配信鑑賞
やんごとなきで義理の父親が、今回は実の父親役だったのねw
前半普通の連ドラのような流れで面白かったですが・・・
終盤の見るに耐えない結末に唖然
劇場鑑賞しなくて良かったと苦笑い(^◇^;)
田中圭さんは、髪型も体型も台詞回しも安定の田中圭〜流石っす!
裏お伽噺ホラー
2021年。菅時・脚本:渡部亮平。
土屋太鳳ちゃんと田中圭が、とんでもないモンスターペアレンツを演じます。
娘役のCOCOちゃん8歳の怪演もあり、インパクトのある映画でした。
好感を持つ人は少ないと思う。しかし面白がる人はいるとも、思う。
全編通して悪趣味な映画です。
真面目で一生懸命・・・そういうイメージキャラの土屋太鳳が怒涛の運命に
翻弄されて夫(田中圭)と行うラストは、現実離れしていて・・・
「そこまで夫婦で狂いますかね???」
この物語の裏主役は娘のCOCOちゃん演じるヒカリなのではないでしょうか?
映像が特殊な美的感覚です。
スタイリッシュな田中圭の邸宅。
美しく着飾った新妻・太鳳ちゃんのエプロン姿とよそいきファッション。
比べて結婚前の太鳳ちゃんは市役所の福祉課で働く地味な女性。
子供を虐待する親に憤り、体当たりしたりする熱血ぶり。
小春の家とか親は庶民的そのもので、実家と嫁ぎ先の落差が凄い。
豚小屋から瀟洒なお屋敷のお姫様へ。
たしかに御伽噺っぽいですね。見た目には!
そんな小春(土屋太鳳)は恋人には裏切られて、家は失火して全焼。
失意のどん底で裕福な開業医の大吾(田中圭)を助けたことから、トントン拍子に彼の後妻に収まる。
この辺が「シンデレラストーリー」な訳なんですが、上手い話には裏がある。
夫の大吾の変わった趣味嗜好。
何より不気味なのはあどけない前妻の子供・ヒカリの心の闇。
でもこんな子供(ヒカリ)がいないとは言えないので、ここだけはリアルです。
ドギツイです。
不快です。
あり得ないラストです。
あまりに現実味がないラストなので、インパクトと悪趣味しか感じないホラーでした。
過去鑑賞
作家性とエンタメ性
劇中でも似たことを言ってたけど、自分自身に
「こうあるべき」みたいな理想像を設定することの怖さを描いたスリラー。
画面に入ってくる光が印象的な前半パートと、
少女・ヒカリのダークサイドが見えてくる後半の暗さとか
画づくりの部分ですごく好感のもてる作品だった。
賛否の分かれる最後の展開も、そこまで突飛には感じなかったというか
「理想像」を追求するには他人を排除するしかないっていうか。
特にひとりの親としての葛藤にはやっぱり共感するところが多くって
子どもとすごく良い関係を築いていた人の
「なんでも子どもと一緒に楽しめばいいんだよ」ってアドバイスが
簡単なようでけっこう難しいっていうか、
なんでも子どもに合わせてたら俺の人格ってどうなるんだというか。
本作はフィクションの世界という意味で
すごく面白いデフォルメをしていたと思うし、真理にも迫ってたと思う。
作家性とエンタメ性の両立が素晴らしかった。
母親のトラウマ
以外と興味深かった
お金に余裕のない家に生まれた主人公
お金が沢山ある家の男性と出会う
そして起こるシンデレラstory
そこに共通するのは…母親像
こんな母親にはなりたくない!
と…幼い頃のトラウマに縛られて
いい母親になりたいと頑張っている
…けど
子供が嘘をついているんじゃないかと邪推したり段々と子供を信じられなくなってしまう
彼も母に対してトラウマを持っていた
彼女と同じように子供には幸せになってもらいたいと思っている
二人の想いは同じ
最後のシーンは…あれれ…どうして
???
だった(しんでれらの結末)
何処か歪んでいる
何処か有りそうな感じだけど
…笑えない
コメディホラーとして捉えたい
親は子供の事を何でも知っていると
思っているけどそうじゃない
知らないことの方が多い
子供は自分の都合のいい事は言うけど
悪い事は言わない
近くにいる友達の方が…
小春の父が言っていた
俺も子供のこと全然知らなかったよ
…と。
シンデレラってヤベェやつ
TSUTAYAなんたら大賞のグランプリ作品だそうです。出演者も予告も良かったから鑑賞したけど、けどー、イマイチかなと。
世界的に有名な”シンデレラ"をタイトルに入れるくらいなんやから、ガラスの靴や、王子様やイケズな継母やお姉さんが出てくるかと思いきや。
キンキラキンのハイヒールに、表向きは王子様だけど実は頭ちょっとおかしい男に、優しい父親でしたよ。 ちょっとシンデレラとタイトルに入れるには要素が薄い気が。
まさかまさかのシンデレラ自身が継母になるというストーリーだとは。
"良い母"という概念に縛られて、現実をまともに見て、解釈して、判断することがだんだん難しくなる女性を土屋太鳳ちゃんが頑張って演じてました。
作中、三人が家族になった後、海辺の公園みたいなところで、絶好調に踊るシーンは、ここで急にミュージカル??と頭が追いつきませんが、三人の幸せな気持ちを表していたのかな。
物語自体があっちにもこっちにも手を出し過ぎているので、広く浅くの脚本がちょっと薄味過ぎてエンディングが、これでええ〜の?と苦笑いになりました。なにより、このご時世で、子供にワクチン打ってるっていう設定がなんかもー(笑)
大吾(田中圭)の母親のセリフで、
「母親になるということと、母親であると言うことは違う」
が一番印象的だったなー。
とにかくいろいろ詰め込みすぎのシンデレラだったなと言う印象。
幸せの他人依存
本作は土屋太鳳演じる主人公がシンデレラのようにお金持ちと結婚し、幸せいっぱいの日々を送れるかと思いきや、生活の中で生じる夫婦問題、子育て問題に直面するストーリーだ。
私が本作をみて感じたのは「幸せの他人依存」だ。主人公が田中圭演じる夫に出会い自分の大切な友達や家族を自分自身を大切にできなくなっていってしまうことで、どんどん幸せの軸が夫や子供だけになっていってしまう。田中圭が自分の宝物を捨てていくシーンは特に幸せがより自分軸ではなく他人軸(子供)に移っていくことを象徴していると思う。
次に、子供が良い父親や母親と思うことが最上級で世間体を気にしないというラスト部分は、最初に登場し土屋太鳳が最低だと言った母親に似ている。
全211件中、21~40件目を表示