哀愁しんでれらのレビュー・感想・評価
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おまけ映像無し
おもしろかった😉
どんどん不穏な感じが増して
不安な感じになっていって
「ハラハラ」というより「ソワソワ」と表現する後半でした。
最後は「あ・・・そうなるのね・・・ふ〜ん」って感じだけどこの映画たぶんラスト前のソワソワを楽しむ映画😉
大味なまとめ方
土屋太鳳演じる小春の不幸の連続から始まり、彼女のこの先がどうなるのかを期待せずにはいられなかったが・・・最後はかなり大味で陳腐な凶悪犯罪の犯人に成り下がってしまったなと。
また、そこに行き着くまでの経過も微妙でした。
1人の人間が狂っていく物語
その人にとっての当たり前とか、普通の感覚って何なのか分からないなと感じました。「こうあるもの」「こうあるべき」って凄く窮屈で、自分の生き方を狭めるし、逃げても許してもらえる場所って大事だなと思いました。
太鳳ちゃんの演技や少しだけ踊るシーンが流石でした。
最後回収せずやったまま終わっちゃうので、どうするんだろう…って少し消化不良な感じが残りますが、その時その時の場面を見てる分には面白いのかなと感じました。全体を通して思い返すと、なんだかなぁという感じもありますが。
ただ話の内容的にも見終わった後スッキリはしないので、
良い映画を観た!という気分とは程遠い観賞後です。
酷評が多いが。
そんなに悪く無いと思いました。
序盤はしっかりしてるのに中盤は端折ってしまったかのような謎のシーン終盤は後味は悪い終わり方ですね。
ちょっと端折ってしまってる感がありましたがそこまで悪く無いと思います。
皆どこか少しづつ病んでます。
表題にあると通り、どの役柄も皆少しづつ病んでます。
たまたま軽く病んでた者同士がくっついて、心の闇が増幅されサイコな事件を犯す話。
前半は、とってつけたようにゴロゴロと幸運が舞い込み、後半はがボコボコと不幸が吹き出し、最後は…です。
期待せず見ていた割には、面白かったです。
哀愁しんでれら
幸せを追い求める真面目な女性が社会を震撼させる凶悪事件を起こす姿を描いたサスペンス。
誰のレビューも見ずに感じたことをつらつらと書いて消化していきたい。
まさに書き終わるまでSNSを開きまてん!
そしてめっちゃ長文…
出来るだけネタバレしないように色んな情報をシャットアウトしていたが、1つだけ目にしていたのは“ラストが嫌い“という意見。
正直ラストを見た時に裏切られたような、残念なような気持ちになった。
私もラストは嫌いだ。
映画館を出てトイレに入る。
トイレの中で小春は何故あんな事を起こしたのか考えだすが、なかなか答えが出ない。
駐車場に行きたいのに頭がボンヤリして道に迷う。
スマホケースについたスマイルマークのアクセサリーを見たくない。
なんだろう…もの凄く不思議な感覚に陥った。
この物語の冒頭に出てくる裕福ではないけれど仲が良く温かい小春の家族。
楽しそうに笑っているどこにでもあるような家族の姿。
多分だれも今が幸せだと気付いていないけれどきっとこういう瞬間が幸せなんだろう。
そこから一気に転落していく小春。
母親に捨てられた過去を疎み、あんな母親にはなりたくないと思っている。
そこに現れた外車に乗ったお医者様は、奥様を事故で亡くし、男手ひとりで子供を育ている素敵な王子様。
酒に酔って踏切で倒れた彼を助ける小春。
命の恩人の小春を精神的にも経済的にも救っていく大悟。
2人の幸せへの階段を駆け上がる様はとても美しく、こんなシンデレラストーリーがあったら。と想像するだけで幸せになる。
予告で見ていたダンスシーン。
唐突にダンス?
と違和感を感じていたが、本編で観ると、家族の幸福の絶頂の瞬間がうっとりとするほど美しく脳裏に残る。
後半と前半の幸福の高低差を描く為には、
もの凄い意味のあるシーンだった。
完璧な王子様だと思っていた大悟の人への偏見。
異常なまでの娘への愛情。
気付いているけど気付かないふりをしようとしている小春。
それに応えようと、自分の母親のようにはなるまいと献身的に努めている姿はシンデレラのよう。
少しずつ歪んでいく家族の姿、葬式に赤い靴を履いていくと聞かないヒカリへの苛立ちや諦め。
夫の大切なものを壊してしまった後、突発的にしてしまった事。
同じでは無いが、どれも似たような体感をした事のある感情だった。
自分で言うのも何だが私は温厚なタイプだ。
だけれども2歳差兄妹の子育てをするなか、2人同時に泣かれたり、遅刻寸前で思い通りに動いてくれない子供に怒りや憤りを感ることはあった。いや今もある。
自分が温厚な人じゃ無かったら…このまま子供に酷いことをしていたかも。
なんて思いながら何とか堪えたことも、堪えきれずに当たってしまった感情がある。
ヒカリを叩いてしまった後の小春を見ると、共感の嵐で涙が止まらなかった。
血のつながりとか関係なく、1人の娘が親となり、親なんだからこれが出来て当たり前だと思い込み、インスタとかYouTubeとかに映るキラキラした人を見ては自分は何故出来ないのか責める。
理想と現実が歪んだ時の空虚感。
小春を見ていると誰しもが経験する事のようだ。
そして大悟も。
かつてイジメから救ってくれなかった母親を憎み大人になった。
娘への深い愛情。
それを叶えてくれない小春への怒り。
学歴が自分を支えてくれたという揺るぎない思い。
小春も大悟もただ大切な何かを愛したい、愛されたいだけなのにその強い思いが歪みを生んでいく。
子を持つ親として、ラストシーンは許し難いものだった。
土屋太鳳さんがオファーを断った理由。
医療従事者への思い。
渡部監督!
やっちまったな〜!ぐらいの衝撃で、小2の子を持つ親としては許せない結末。
でも冷静になって考えた。
劇中に小春や大悟が言っていた“あとヒカリに何が出来るか…“という事。
ヒカリにはこれから長い人生が待っている訳で、人を殺したかもしれない噂は消えなくて、それなら皆んな消してしまおう。
それで我が子が幸せになるなら。
親なら誰でも思うことなのかもしれない。
流石にやり過ぎだが、これぞ映画!
この映画を観て人は何を思うのか、自分は何を思ったのか。
観賞後の余韻の中でずっと考えていた。
幸せになりたい。嫌われたく無い。充実したい。
そんな思いに駆られて自分が不幸だと感じた時に小春と大悟を思い出して欲しい。
完璧の先にあるものが幸せとは限らない。
いま自分がいる場所が1番幸せなのかもしれない。
幸せについて考えるきっかけになる映画。
観賞後、すぐに帰って子どもを抱きしめたいと思った。
できればボタンを掛け違いたくないなぁ〜
とにかく慎重に家に帰ろうと思った。
運転に力が入って肩がこった。
色んな人の感想を見たり、再度鑑賞するときっと全然違う思いになるのなもしれないが、ここに記したのは、まっさらな気持ちで感じたこと。
全くの的外れだったりして…
早く他の人の感想が見たいー。
最後にしずる村上さんのように一言ずつ。
渡部監督め!
ニコニコ可愛らしい顔でこんなにも私の心を振り回しやがって〜。
…ありがとう。
土屋太鳳さんの妖艶さと奥深さ魅了されました。あんなに色っぽい表情をするとは、もう子供に見えなくて困っちゃった。
本当によくこの役を演じてくれたなぁ。
…ありがとう。
COCOちゃん。
あなたは凄い。初演技なんて鑑賞中に頭をよぎることはないぐらい。
憎たらしくて、危なっかしくて、ハラハラした。いっぱい努力してくれてありがとう。
田中圭さん。
爽やかで色っぽいまさに理想的な男性。
でも時折見せる表情の変化に、もの凄い闇を感じた。
大袈裟ではなくものすごくナチュラルに出してくるもんだから気のせいかな?
なんて思ったりして。
嫌悪感を覚えるような発言や行動も全て無かったことにしたくなる。
壊れそうな大悟を守りたくて失いたくなくてどんどん小春が洗脳されていく。
罪な男を演じさせたら日本一。
心拍数を上げてくれてありがとう。
最後に舞台挨拶のライブビューイングの感想。
監督が出てきた時にちょっと涙が出そうになった。
みんなの前で披露できて良かったね〜。
お母さん来てる〜?
って…いつのまにか監督のファンみたいになっていて驚いた。
話すのも上手で人を立てるのも上手。
空気を読める人なんだろうな。
土屋太鳳ちゃんの発言には嘘がない。
出来たでホヤホヤの感情を伝えてくれるから、言葉に詰まるけれど物凄く伝わっていた。
田中圭さんは終始自由だった。
場を和ませるのが本当に上手。
安心安定時々不安定という感じが毎度好き。
退場する時に太鳳ちゃんのドレスの裾を踏んだのかドタバタして消えていったところまで、本当に飾らないひと。
大変な状況のなか開催してくれて、全国配信してくれて…スタッフさんに感謝。
この映画が多くの人に届きますように。
ジワジワな怖さが一気に爆発する
一晩に様々な災難に遭遇した女性が、出会った開業医と結婚することで人生が好転するのだが…。結婚した男の連れ子との関係も含め、徐々におかしくなっていくサスペンス。
事前情報をあまり入れていなかったので、途中あぁ、これで終わっていくのかと思ったら、そこからの展開の方が振り幅が大きかった。
小春の元々の職業(児童相談所の相談員)、娘の病み方、モンスターペアレントの存在といった要素が話の展開にジワジワと影響を与えていくのはなかなか面白い。親であることと親になるということは違うということがテーマと思わせておきながら、異常な環境に慣れるということの怖さを伝えたいのではないか。
事前情報ないだけにラストの展開は驚かされた。サスペンスっぽい感じだったのに、あのラストはこだわりが強すぎたのか若干違和感が残った。イカれた終わり方だ。
憧れのイケメンセレブと即結 婚、めでたしめでたし???に対するアフターシンデレラストーリー
『シンデレラストーリー』誰もが知るシンデレラという童話の主人公が世の女性の憧
れとして単語化した言葉。でもダンスを踊っただけの憧れのイケメンセレブと即結
婚、めでたしめでたし???に対するアフターシンデレラストーリー。自身の幼き時代に母への暗い過去を背負う女性は児童相談所という職業を選ぶ。ある夜に起こった連続する怒涛の不運・不幸に絶望する。しかし神は人生を一変させる男性と運命の出逢いを提供する。
この映画は賛否両論が極端に割れる。絶賛なのか不快か。仰天の結末とそこに至る展
開が予測不能なところは映画に長けた人々が絶賛するのだろう。ネタバレ許されない
ストーリー。
食べれる程度の毒
毒を食らいたくて、見に行きました。
食べられる程度の毒です。
毒といえば毒なんですけど、ダメージはほとんどありません。
よかったところは色彩やセットの豪華さ、子役の演技力です。
すごい演技力でした。土屋太鳳も田中圭もさすがの演技力です。
この素材ならもっと強力な毒ができたはずなのに、脚本の弱さが毒の弱さになりました。もっと苦しみたかったです。
人間性をあぶり出すサスペンス
主役3人の演技がいい。じわじわとそれぞれの人間性が見えてくる展開と伏線構成がサンスペンスフル。真相はどうなのか? こんな展開はありなのか?とか、現実的な着地点を探してしまう鑑賞法ではそうした事も気になるだろう。でもこの作品は夢や幸せをひたむきに追う人間が時にグロテスクになる可能性を映画という虚構で過剰に示唆したものだと思う。
予告編のほうが面白い
焦点の合わない気持ち悪いオープニングから始まり、その先の展開を期待させられたのですが、スン…となる感じで終わりました。
そういうわけでパンフも買わずに帰った後にSNSでパンフに解説があることを知ったのですが、映画ってそういうものでしたっけ。
役者さんの演技力は素晴らしく、特に土屋太鳳さんには圧倒されたのですがそれ頼みという感じが拭えない。そりゃ土屋太鳳さんも断るよな、と。
宣伝で「あなたは主人公の選択を責められますか」と言っていたけれど、責める責めないの話なのかな。
衣装などでわかりやすいシンデレラストーリーが表現されているところは面白かったです。
直視できない、しかし駄作ではない。
タイトルの通り。
途中から頭がおかしくなってしまいそうで画面を直視できなかった。
エンドロール終わってからもしばらく立ち上がれず、今もボーーーーーーッとしている。
家族ごと狂っていく姿にゾッとした。
順を追ってみていこう。
最初、小春に数々の不幸が降りかかるところ。
あまりにも畳みかけすぎてちょっと嘘くさいなぁなんて思っていると1人の男性の命を救ってから次は幸せがたたみかけるように訪れる。
ここら辺まで来ると気持ち悪すぎた。
しかし、今思えばこの気持ち悪さが、普段マイルドになっている御伽噺が持っているものなのかもしれない。
そして、ここから徐々に徐々に狂っていく。
御伽噺の続きなのだ。
ヒカリに関する数々の疑惑、ヒカリがついた数々の嘘。
ここら辺からいい親という虚像に苦しめられる。
今の時代、少しでも子供に手をあげたり、挙げ句の果てには怒鳴るだけでも虐待と言われてしまう時代。
もちろん、無闇矢鱈に手をあげたり怒鳴ればいいわけではないのだが。
そんな怒鳴る親達を何組も見続けてきた小春は「手を挙げず、怒鳴らず、いつも笑っている」そんな家族を目指していた。
しかし、優しく注意しても駄々をこねていうことを聞かない。
そして子供の失礼は親の失礼。
そんなことが重なりついに怒鳴って手を出す。
ここら辺がこの映画のテーマとしてのピーク。
綺麗事だけでは子供は育てられない。
更に言えば「子供」「泣いている」「かよわい」これらの事だけでその子が被害者になり、相手の犯人と名指しされた子供が一方的に責められる。
これに似た構図どこかで見たなと思ったら、痴漢冤罪だと書いていて気付いた。
兎にも角にもこのヒカリのせいで完全に狂ってしまう。
公園で冒頭に出てきた毒親っぽい母親(実はいい親なのだろうと推定しているが)に対して「母親失格」とつぶやく時の演技に震えた。
そして、最初に大悟と出会った踏切で倒れる。
電車が迫る。
死が迫る。
間一髪のところで大悟に助けられる。
ここから小春も変わった。
ヒカリの言うことを全面的に聴いて学校に殴り込んだりする。
そして、恐怖の計画を思いつく。
この踏切で何が起きたのだろうか。
ここで最初の方で友達が喋っていた内容が頭に浮かぶ。
「生きるのが楽になる裏技教えようか?人は夢を見るから苦しくなるんだよ。全部諦めたら良いんだよ。」
死を間近に体験した小春は全てを諦めたのだろう。
だから今まで理性が止めていた非常識な行動、犯罪さえも平気で行うのだ。
思えば、最初に大悟が踏切に倒れていたのはもしかして子育てに疲れてたからなのかもしれない。
そして、小春に助けられてから死を間近に感じたことで彼も全てを諦めたのかも。
ある意味、小春は彼に追いついたのかも、と思った。
ここら辺からはもうスクリーンを直視できなかった。
一緒に狂ってしまいそうだった。
それだけの力がこの作品にはある。
なぜなのか。
土屋さんと、田中さんの演技だ。
これだけ非現実的な話、御伽噺でありながらどこかリアルでありそう。
そして、ヒカリ役を演じたCOCOちゃん。
彼女がすごい。
何を考えているかわからないヒカリ役の不気味さがきちんと表現されていた。
演出も気味悪さを強調されていて素晴らしかった。
ただ、最後の事件。
これがむちゃくちゃ胸糞悪いし、終わり方がはっきりしない。
一家の狂気性は強調されたかもしれないが、良い親とは何かとかそこらへんのテーマが全て有耶無耶になって崩れてしまった気がする。
もう少し答えらしきものを提示しても良かったのではないだろうか。
低評価をつけざるを得ない気持ちもわかる
衝撃の結末。
久しぶりにこんなに胸糞悪い結末を観ました!
だが、よかった!
これが世に出てきたことがまずすごいなと。
映画というものの懐の深さを感じた。
低評価をつけざるを得ない人の気持ちもわかる。
これを評価したら人間としていろいろ疑われてしまいそう、と一瞬思ってしまうから。
しかしながら、この挑戦的な作品を観られてよかったと思う。
土屋太鳳さんと田中圭さん、COCOさんの気合の入った演技もよかった。
観る人を選ぶ作品ですが、ぜひ。
気分悪い
不幸と幸福のジェットコースター
序盤の展開
なんかどっかでみたような
ドラマみたいな...。
中盤までしあわせっていう
画をまじまじみせられ
そこから後半、異変が...。
という構成。
人によってっていうか
たぶん見た人皆気分悪くなる話。
ただ自分の子供に限って...
自分の子供はいい子
自分の子供は
自分の子供は
私は違う、私は良い親
私に限って...。
という概念をぶちこわす
そしてその概念は夫婦に広がり...。
最後はもうね...。
映画としては面白かった。
もちろん気分は悪い
子役の子すごいな
ほんとにむかついたしきらいになった。
あの子に個人的アカデミー賞。
結末だけが嫌でした
映像はしっかりしていたし、音楽なども巧妙に使用したあらゆる工夫がみられて、良質な映画だとは思いましたが、どうも結末だけは好きになれず・・・唯一そこだけ工夫が感じられなかったという個人的感想です。
中身は笑えたし考えさせられたしミステリーだったと記憶していますが、無思考な・になる・のように思ってしまうし結末が、全てを無にしたような感じでした。
それでもはっきり記憶しているのは石橋凌のパフォーマンス。なんか良かったです。
ハラっぽくて破綻してる脚本をぶっとばす土屋太鳳の怪演
土屋太鳳の腹をくくった怪演がみられる
1.音楽だけが何か起こりそうで、エピソードはどれも、どこでもありそうなことの連続。子どもが引き起こしたかもしれない事件ぐらい。そんなことで、主人公が狂うとは思えない。
それなのに、主人公は狂って、最後に、人類史上絶対あり得ない犯罪を犯す。
この破綻した脚本をもろともせず、土屋太鳳が演じ切っている。
退屈な脚本も土屋太鳳を見て時間をしのぐことができ、最後の破綻した脚本も、狂った土屋太鳳を見て過ごすことができる。
2.下衆なエピソードを土屋太鳳が全力で演じている。
おちんちんを切ってしまえと言わせる
ケーキの飾りのクリームをぺちょぺちょなめる
性欲を全開に男を求める
これらは、主人公の小春の人間設定上必要性がないか、むしろ妨害電波みたいなものになってる。
こんな下衆で生活力あふれる女が、あれだけのことで狂うとは思えない。
さらに渡部監督は、土屋太鳳を研究して、土屋太鳳にやらしてみたいことを多用
馬を愛する土屋太鳳に、馬は好きかと聞いて、馬の真似をさせておいて馬刺しを食べさせる
無類の焼肉好きの土屋太鳳に、子供よりも焼肉を選ばせて、食べることしか能がないと叱責する
映画の中で好きな子をいじめるというヒカリのエピソードがあるが、渡部亮平監督は土屋太鳳が好きなのかとさえ思った。
見てみたい土屋太鳳、みたいな感じ。見てみたかったんだと思う。
というわけで、どんな破綻してる脚本も、ハラっぽい脚本も、もろともしない腹が座った土屋太鳳を見ることができる。
ついでにヒカリ役の女の子がとってもよい。田中圭は安定。
そもそもおとぎば話につじつまなんてない。と思って、演技を楽しみたい。
もやもや
前半は不幸続きの土屋太鳳演じる役柄、ひょんな事から、田中圭の命を助けて、ゴールイン、幸せの絶頂と思いきや、連れ子の女の子がちょっとクセモノ、であった。
イロイロ、伏線らしいものがあり、後々、どのように、回収するのか?楽しみだと思っていたら、あらあら、え?えー、
シンデレラが魔女になっちゃった!ナニコレ、モヤモヤしました。
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