哀愁しんでれらのレビュー・感想・評価
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ハッピーエンドの先
貧しく不幸続きの小春が突然幸せな結婚をする。まさにシンデレラストーリーだが、ハッピーエンドの先は疑念が渦巻く闇に支配されていた。
小春は今までの生活とのあまりの違いに不安を抱えていたのだろう。だから娘のちょっとした意地悪や夫の変わった趣味に疑念を抱いてしまう。疑念は消えずにどんどん増幅していく。
映画では決定的な場面やセリフを見せないので、小春の疑念が正しいのか思い過ごしなのか分からない。だから見てるこっちも不安が募っていく。でも考えてみれば、子供なんてあんな嘘つくし、夫婦喧嘩なんてしょっちゅうだ。一度芽生えた疑念は消えないんだな。それが恐ろしい。
それと、だんだんモンスター化していく2人を見ながら、自分はどうだろうかと不安になる。自分では当たり前なことを言ってるつもりでも、側から見たらおかしな人になっていないだろうか。
見た人を不安にさせる恐ろしい映画だ。
土屋太鳳ちゃん新境地の猛毒サスペンス
公開二日目なのに観客私一人って...。確かにレビューも散々だし、緊急事態宣言中もあるのかな〜
結論から言うとそこまで悪くないけど。
土屋太鳳は新境地。三度出演を断ったみたいだけど、いつまでも元気印のJKを続けるわけにはいかないし良い挑戦だったと思います。
家族がサイコパスだと自分も根底にあるそういう闇の部分が露呈しだすのかな〜子役のCOCOはサイコな小学生を好演。流石世界的ファッションインスタグラマーだけあります。石橋凌の冴えない親父役もナイスでした。
初期の園子温作品みたいにもっとエグい描写があったり中島哲也作品のような画力があったりしたら名作になり得る題材のような気がします。胸糞悪い物語だから共感度は低いと思いますが個人的には有りと言っておきます。
海の近くのでっかい家に住む男と結婚する女は幸せになれない説。
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おじいちゃんが倒れた日に、家が家事になって、父親が職を失って、彼氏も職場の先輩と浮気してたことが発覚して人生どん底の小春が金持ちの医者と結婚するシンデレラストーリー。だけど、、って話。
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小春の母親は家を出ていってしまい、小春自身あんな母親にだけはなりたくないと思い、大吾の連れ子に至れり尽くせりするけど結局自分の母親と同じような行動を取ってしまうはめに。
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大吾も母親に叩かれたことから母親というものに無条件の愛情を注ぐべきという心情を抱いているけど、自分の子供を叩きそうになる。親の気持ちは親になってみないとわからないし、親は子供に無条件の愛情を与えるべきなんて幻想。
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母性神話という言葉があって、女の人は子供に無条件で愛情が与えられる能力が備わっているという幻想のこと。大吾が最後に描く絵はまさにそれを象徴してるなと思った。男も女も皆子供が生まれた瞬間から、徐々に親になっていくんだからちゃんと愛せなかったり失敗しちゃうもの。
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それ以前にこの子供は『エスター』だったけど(笑).
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あと色使いがすごく印象的で、小春が家庭に入ってからはおとぎ話だったら魔女を連想させる紫の服を着てる。一方で婚姻届を出すとき、家を飛び出す時、離婚すると告げた友達の服の色は黄色で、プリンセスだとベルのイメージなんだが、自分の意思で行動する時、本来の自分に戻るという象徴なのかな?.
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とにかく大吾の家が『スワロウ』の家とめっちゃ似てて、海の近くのでっかい家に住む男と結婚する女は幸せになれない説がまた1つ追加されました。
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わかりにくい点、賛否両論ある点はあるが、今週ではお勧め。
今年25本目(合計92本目)。
※書いていない「ダニエル」は、多様な解釈が可能で、レビューを書きにくいです。幸いにも「○回見ると1回ご招待」系がたくさん残っているので、明日また他映画と一緒に見に行く予定です。ただ、今のところ暫定★4.5くらい。
さて、こちらの映画。
映画のタイトルからわかる通り、日本ならだれでも知っている「シンデレラ物語」を下敷きにして(下敷きにして、というより、着想を得て、のほうが妥当?)、そこにモンスターペアレントの問題や精神疾患から起因する「最悪のトラブル」(ネタバレなしなので、詳細省略)まで色々混ぜこんでいます。
ただ、そこは個別個別に理解できるのですが、映画の描写時間に対してそれらの問題提起をすべてくみ取るのはなかなか難しいというのは多くの方が書かれていた通りかと思います。ネタバレ覚悟ででもここの情報をゲットした上で見に行かないと、何が何だかさっぱりわからない(一応、作品としては成立してます)点は免れないかと思います。一方でこのご時世なので、「描写はたっぷりやったけど3時間級です」とか言われても困るわけで、そこは難しいです。
とはいえ、「シンデレラ作品」を下敷きにしたうえで、モンスターペアレントの問題や精神疾患などから起因する<ある問題>まであれこれ詰め込んでいるので、一回の視聴で理解しきるのはもうかなり難しいのではないかと…と思います。
要は、「どれか1つか2つに絞って描写したほうが良かった」というものであり、「あれもこれも色々問題提起を含んでしまったため、逆に何を言いたいのか不明」な点が問題なのであり、そこはそれでまぁ、コロナ事情という特異な状況も理解はできるものの、ここなどでの情報を得ていないと、「まさか、シンデレラ作品を下敷きにして、女性がハッピーになって最高の人生を歩む映画」というようにトンデモ誤解する人がいても仕方なしであり、ここはもうちょっと公式も無料公開分(最近はyoutubeなどで無料公開分が公開されてますよね)を広げるべきだったのでは…と思います。
評価は下記0.8で4.0としました(二捨三入のルールによる)。
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(減点0.8) 上述通り、限られた時間内に色々な問題提起を「入れすぎた」点はどうしても否めません。そのため、どれもが全て消化不良を起こしてしまっており(この映画を一発で理解するには、ここなどで情報をある程度得ていないとまず無理かな…)、「作品として成り立っていない」「B級~C級に近い」とまでは思いませんが(先行公開されていて、今週公開の例の日本が舞台の某ホラーに比べると、どう考えても3~4段階上)、ここはやはり「何を伝えたかったか、わかるのはわかるが、全部が中途半端」という点はもうどうしても否定できず、かつ、初見では「わかるのはわかるが、消化不良だなぁ」にならざるを得ないかと思い、ここまで大幅減点としました。
※ ただ、上述した通り、「積極的悪意に基づいて支離滅裂」ということではなく「時間内にいろいろ問題提起を盛り込んだ結果、全部消化不良になった」(換言すれば、時間制限内に食べられる食べ放題の満漢全席料理の種類が多すぎて時間内に全部味わえない、みたいな感じ)というところで、それは「積極的悪意に基づく」ものとはいいがたいので(かつこのご時世なので、おそらく事前公開からのフィードバックを生かすなどもできなかったのでしょう)、大幅減点は免れないとしても、4.2(二捨三入のルールで4.0まで切り捨て)という程度かと思います。
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どの層を掴もうとしたか謎
んー、ジャンルが中途半端すぎてどの層が好きって言うんだろう。
ミイラとりがミイラになるではないけれど、
モンペモンペ言ってる方がモンペだったりするんだよね。
土屋太鳳ってどんな役をしても土屋太鳳なんだよな〜。
娘役の子はあの歳であれだけ表現豊かなのに驚き。
伏線張るだけ張って回収が雑すぎて細かいの残ってますよ〜って思いながらエンドロール。
面白い。といって良いものか…
と思ってしまうラストですが、
作り話なので、これはあくまで作り話なので、
ひとつの映画として飽きずに楽しめました。
最後の地獄絵図も、こどもたちのこういう映像なかなかなさそうですし、
現実だったら死刑でしょうが、この作品は「そして3人はシアワセに暮らしました。」
と終わっていくような、まさにおとぎ話(バットエンドver)を観た気分になりました。
不謹慎かもしれないですが…
ぱぱ(田中圭)がひかりちゃんに「腐っても友達、バカと遊ぶのはたのしいぞ!!」と
どさくさに紛れて凄く酷いこと言ってたことに思わず笑ってしまいました。
予想の斜め上をいく結末
一夜限りの関係で外見しか知らないのに相手がお金持ちのイケメンだから結婚しちゃったシンデレラは、その後本当に幸せになれたのか?というプロットに興味がわいて観賞しました。
大きな流れは想像通りだけど、幸せなはずの日常に少しずつ加わっていく違和感や不気味さ、おかしくなっていく不安などが積み重なり、良い意味で気持ち悪い作品になっていました。
そして結末は、予想以上の展開。これはモンスターペアレントとかそんな域ではない。笑
ツッコミ所も含めて楽しくゾワゾワしながら観れました。
今の世論に対する警告だと思う。
例え、どこから見ても相手に非があると言っても、これ見よがしに叩いてしまえば、相手は豹変してしまう。
何故なら、相手は自分にとっての正義を守ろうとするから。
いくら、幸せを望んだとしても、人間は幸せにはなれない生き物で在ることを思い知らされた。
太鳳ちゃん可愛い。だけどスッキリしない映画。
人が壊れていく映画。もっと落差を期待したけど。。。
なんだか中途半端で色々勿体ない気がする。
素人意見だけど、もっと作り込んで欲しいと思った。
でも太鳳ちゃん可愛い!
【モンペ】
モンスター・ペアレンツのことをモンペと短縮して呼んでいることを初めて知った😁
昔の女性用の作業着も、もんぺ、だったはずなので、ちょっと笑ってしまった😁
この作品、親がどのようにしてモンペになるのか、という意味では興味深いし、やはり、親は子供との約束を簡単に反故にしたり、かりに些細なものでも嘘をついたら良くないとか、考えさせられる。
よく、虐待をされていた子供が大人になると、自分の子供に虐待をしたり、周囲と上手く付き合っていけなくなるという事を聞くが、親が虚栄心に満ち満ちていて、嘘が平気で、簡単に学校に乗り込んで来ては文句をぶちまけるのも、子供としては嫌じゃないのかなあと思う。
家庭は社会の縮図だ。
だから、こうした人達は、周りと上手く折り合いをつけていくことも、映画に描かれているように難しいのかもしれない。
実家を窓から覗きこみ、皆が楽しくやっているのを見て、小春は、ここには自分の居場所がないと感じたのだろうか。
こうした孤独も人によっては耐え難いものなのだと感じる。
エンディングは、救いもないし、荒唐無稽で好感は持てなかった。
もし、彼らが社会から阻害され孤立している存在で、このエンディングだったら、何か意味があるかもなんて考えると同時に、あまりに身勝手な人間であればあるほど、こうした事件を引き起こしかねないと示唆しているのであれば、偏見のように感じられて、やっぱり好感は持てない。
土屋太鳳ちゃん、俳優として、これまでのイメージを払拭するような役に挑んだのだと思うし、頑張ってるなあと感じたのだけれど、キスシーンは、かなりぎこちなかった😁
ごめんなさい。
下世話で。
でも、土屋太鳳ちゃん、ウンナンのウッチャンが前に言っていたみたいに、僕も父親のような気持ちで、変な男が擦り寄ってこないようにとか思いながら、応援してるんだけど、もう、良い大人なんだよなあと感慨深くなりました。
だから、プラス0.5。
こんなことばっかり言ってる過保護な親も本当は良くないんだろうなあ😁
中盤まで私的に気分が良い。しかしそこからどん底へ💦
レビュー賛否両論荒れてんな!よりチョイス第二弾。
不運な出来事に見舞われた主人公家族に王子様的男性が現れてシンデレラストーリーになるかと思いきや💦
中盤までは王道ながら「ええ話や‼️」と思ってましたよ。ワイ中年で人生半ばやし。ヒカリちゃんもエエ娘やったし。
しかし、自分の心がどん底に落とされた。
悪趣味にも感じる後半💦
うわっ〜っと😓
人間の欲が絡む描写。
全うだった主人公でさえ悪魔の様に微笑む内容。
別映画「告白」とまでは行かないが、心の闇を良く出していると思う。
だけど、子供をあれだけ使う描写はやはり悪趣味に思われてしまうだろう。それが良作「告白」との差でもあるかな。
土屋太鳳頑張った感はあるが、はやり○チまでは出せなかったか、、、、。
後半もっとグロく、身体を貼った土屋太鳳と中身があれば名作になっていたであろう。
(田中圭はダークでは無く、ライトに見えてしまう)
あっ、本日鑑賞2つとも山田杏奈絡んでたww
あえてモヤモヤを残す“問題作”。予告は極力見ずに行くべき
見る人の視点によって、評価がわかれそうな作品。高い評価でも、低い評価でも“問題作”であることには変わりない。
前半、幸せの絶頂へ導く高揚感に快感を覚える。中盤からの不穏な流れも、この先どう転ぶのかという期待が続くので飽きさせなかった。伏線と回収も散りばめられていて面白いが、置き去りのままの伏線もあり、最後にカタルシスを覚えず“モヤモヤ”が残る。
しかし現実世界でも「何が正論か」が見えないまま語られている社会問題が多いのと同じように、あえて全ての結論を見せず、受け手に議論をさせようとしているのならば、中毒性のある作品だと感じた。このような視点にならない人には、低評価になるであろう。
加えて色彩と音楽が素晴らしい演出効果。クレイジーに堕ちてゆく様をファンタジックに仕上げることで、血が飛び散るなど視覚的エグさが無いのに、そこはかとなく込み上げる恐怖を植え付ける。
しかし前宣伝との違和感で、結末に物足りなさを感じた。
宣伝では「なぜその女性は社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのか」や、「土屋太鳳狂気の演技」などという煽り文句が踊るが、あの結末は小春の発想とはいえ、夫婦で起こした事件ではないか?“その女性”だけの事件ではない。“社会を震撼させる”と前振りがあれば、社会騒動シーンもあると想像したが事件を起こした迄で終わり。また新しい土屋太鳳を見れたのは確かだが、“狂気”という単語に合うシーンが1,2カ所しかない。
宣伝を知らずに観たならば、家族ごと極端な思考に染まって行く恐怖をもっと感じられたと思う。
余談だが、子供を溺愛するがゆえにおかしな方向へ行く家族という意味では、小〇圭親子を髣髴とさせた。あの親子の周りで起こっている多くの自死や不明瞭な金銭の流れも、社会的には異常な行動に見えるが、子供を大成させるため、なりふり構わず生きるあの母なりの正論であるなら、その心の内は我々には計り知れないのと同じように。
シンデレラストーリーにコメディとサイコホラーを加えたら・・・なんでそーなるの!?
本作は、予告編もあらすじも読まずに鑑賞しました。チラシの肖像画が不気味なので、ホラーだろうと予測してました。最初の内は、あれ、違ったかな、という感じでしたが。
真面目に生きてきたのに、立て続けに不運に見舞われる小春。王子様が現れて、頑張ったご褒美、と喜んだのにだんだん不穏な雰囲気に。あれ、何か違う、こんなはずじゃなかったのに、どんどん悪い方に転がっていきます。何度もため息をつき、次第に諦めていく小春。友人の言葉を思い出します。
最後は、「あー、怖かった」とか「あー面白かったぁ」とはなりません。不思議な感覚。ホラーだとしたら、不気味さが足りず、そもそもミスキャスト(演技ではなく、キャラクター的に)なので、狙いはそこでは無いのでしょう。ブラックコメディーになるんでしょうか。
土屋太鳳さんや田中圭さんは頑張ったと思います。子役はうまかった、あれはやってるなあと思いました。
以下は、未見の方は読まないで下さい。
個人的にはもっとホラー感があった方がいいので、惜しかった点。
・展開が急なので、もっと徐々に怖くなる方が良かった。大悟が妹にキレるところを見せるとか。前妻の死も実は?、とか。
・小春の母親が出て行ってしまうシーン。どんなヤな夫なのかと思ったら、父親は気のいいオヤジでした。母親は、「あなたの母親は辞めました」と言った。これを生かして、小春が実は幼い時から形にならない狂気を滲ませていて、母親だけが気付いていた、なら説得力があるのに、と思います。
子役
25本目。
9:15からのダニエルを9:30と勘違いし、こちらを観賞。
髪を下ろした土屋太鳳に妙な色気を感じる。
中盤以降をじっくり見せたいのか、前半のテンポが速いけど、上手い事乗せられる。
展開が読めなくはないけど、毒々しい部屋模様に染まっていく感じが悪くない。
でも子役に食われていなくもない。
あのキャスティングは見事かな。
土屋太鳳って、JRAのCM出てなかったかな、去年迄?
馬刺はマズイだろうと、入らぬ心配をしてしまった。
長く感じる!駄作。
感想をズバリ、全てが中途半端。何が言いたいのか分からない。前半長いし後半意味わからない。ひかりが化け物ってのは分かったけど、だから何?その親がラスボス?何が見せたかったのか?
なぜひかりの性格が形成されたのかって描かないとただ化け物でしたで終わる?漫画じゃないんだから。土屋太鳳もどっちつかずの演出するならちゃんとしないと。母親とかどこいったの?それぞれの親の伏線回収してよ。できないなら貼るなよ。脚本が悪いし演出も悪い。音楽でごまかすなら誤魔化されるまで脚本練らないと。一体なんの映画何だか見終わったあと直ぐ思い出せない。
「エスター」パクりたくてまんまじゃやばいから大人絡めたのが見え見えだよ。ツタヤなんとか賞も大したことない。
モンペの作り方。あるいは遺伝、ひょっとすると感染!
児童虐待やイジメの問題もさらりと扱っているような反面教師的な内容でしたが、最初の母娘以外はかなり矮小化してあると思うし、レアケースなんだと思う。「モンペにはなりたくないね」などという大悟(田中圭)と、虐待や子どもを見捨てる親を許せない小春(土屋太鳳)だったけど、意外な方向へと展開する物語。
00年代にブレークした中島哲也監督を彷彿させるような作品でしたが、そこからポップさを抜いたようなテイストととでも言えましょうか。すっきりしないどころか、気分の悪くなる展開は、ハマる人にはハマるイヤミス作品とも感じます。
踏切とかインスリンだとか「子どもの将来は・・・」という名言の伏線も効いているし、小春の経験した母親の言動、そして大悟の母親のエピソードも見事に絡んでくる。さらに大悟の左耳を触る癖が絶妙であり、娘にその遺伝子が受け継がれていることも見逃せないのですが、夫婦となった小春にまでそれが伝染している意外性が面白い。最初は右耳だったのにね。
終盤には学校におけるイジメ?ネグレクト?どっちが嘘をついているのかわからなくなる児童心理。耳打ちした言葉は「みんな殺してしまえばいいのよ」だったのか?医者が行えば簡単だと思わせるところに背筋が凍り付きそうになりました。
ただし、謎もいくつか残したまま放置状態になってるのが鑑賞後に意見を戦わせる目的なのか、単に手抜きだったのかわかりませんが、1)先妻が酷い女だった?、2)結婚指輪は夫が見つけたのか?、3)五円玉などを入れたオニギリの行方は?、4)クルミちゃんは事故?ヒカリが犯人?(最大級の謎)etc.と、つい忘れがちだが答えがみつからなかった。
そうした人間の奥に潜む悪の部分を曝け出した恐怖心理映画でしたけど、人間関係において可笑しさをも露呈していた。ちょっとしたことで崩れる弱い人間関係。そんな中で、最も面白かったのが元カレヒロムが弾き語りで謝罪しようと「ゴメ」と歌った瞬間にブツ切りとなる編集。『スウィングガールズ』のフォークデュオまで思い出してしまった!
ガチの恐怖映画
悪魔や…悪魔の子やぁ
ハァハァ…この映画はヤバいです
超怖いっす
本作は幸せを追い求めた主人公小春のしんでれらストーリーです(大嘘)
予告の段階から小春がヤバいことするらしいのはわかっていたのだが序盤は小春の不幸の連鎖が凄過ぎてむしろちょっと面白い。そこから大悟と出会い、大悟の娘ヒカリとも仲良くなり結婚。幸せのシンデレラストーリーへと続いていく
あまり面白くない映画ではこの導入部分が面白くなかったり長過ぎてダレるのだが本作は登場人物がいい人ばかり(に見えたの)で不思議と『このまま幸せになっていいよ』と思ってしまった
ところが中盤以降ヒカリが暗躍を始めると状況が徐々に変わってくる(マジ悪魔の子)
大悟も悪い人ではないんだろうが徐々に異常性を見せ始める
物語の端々に小春に完璧な母親を求めるような仕掛けがありそのために小春が少しずつ追い詰められていく様が観ていて苦しく恐ろしい
そして最終的に小春は予告の通り恐ろしいことをしてしまう。
どこで線路を間違えたのだろうか。だけど母親が出て行った時から全ては繋がっていたような気もする
間違いない。この映画は…恐怖映画だ
最後に一言
嘘をついてるといつか嘘を返されるよね、うむ
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