映画レビュー
大活躍も感情を抑えた演技の主人公役ルーク・マブリーには好感
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ヤスミン・ディスダル監督による2016年製作の英国映画。
獅子奮迅の活躍をするハンガリーのユダヤ人が主人公。大活躍も高揚感を示さず常に感情を抑えている演技の主人公のルーク・マブリーには好感を覚えた。事実だろうが、敵ナチス・ドイツの兵士を容赦なく殺すユダヤ民兵には少々違和感。ポーランドでドイツ兵を殲滅した直後、新たに登場のロシア軍がまるで解放軍の様なのには大いなる違和感。事実と違うのでは。
期待に反して、ハンガリーおよびポーランド的な雰囲気が味わえなかったのは、かなり残念であった。
製作マイケル・ライリー、製作総指揮ガブリエル・デ・メルクール。
脚本はガブリエル・デ・メルクール、撮影はバラージュ・ボリゴ。音楽はフィリップ・シェパード。
出演は、ルーク・マブリー、ハーヴェイ・カイテル、アナ・ウラル(ルーマニア出身女優)、ジャスミン・ディズダー、ガブリエル・デ・メルクール。
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後半の後半から、
ほとんどがレジスタンス陣営のあれこれうんぬんのやりとりで、そこまでドキドキとかもなく。
反撃や謀反?のタイミングをうかがいつつ、ようやく後半の後半から戦闘のシーンが出てくる。
ドイツ兵との戦闘の直前は、準備して待つプライベートライアンのようなかんじ。
一連の戦闘のあとに味方が到着するくだりも似たようなかんじだった。
総じてちょっと退屈なような、淡々としてたような。