レイニーデイ・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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エル・ファニングとティモシー・シャラメでどうやって映画作るのよ
エル・ファニングとティモシー・シャラメで、どうやって恋愛映画にするのよ。 たぶん、初共演ですよね。 ピンと来ない。想像つかない。 退屈なのはやめてちょうだいね。 そんなに暇じゃないんだから。 エル・ファニングはちょっと興味あるけど、この映画はスルーしようかなと。 エル・ファニングの無駄使いを見届けるほど、こっちも暇じゃないんだから。 やはり、かみあってない二人。 やはり、おじ様俳優陣との絡みでエル・ファニングの魅力を引き出してきたか。でも、あまりキュートだとは思わなかった。笑顔や仕草もわざとらしいし、多弁なコメディは似合わない。 だが、女子大学生役としての下着姿はかなり太めだったけど、そこがまた新鮮でした。スタイルいいから、太めの色白ボディが引き立ちますね。ウッディ・アレンって、エッチだなぁ。と、自分を棚にあげるのでした。 閉店準備中のホテルのバーのピアノを弾いているシャレオツなティモシー君と人のコート一丁で、ずぶ濡れのエルちゃんの再会シーンは予告編でも見たけど、「この下は下着なの」のあとはティモシー君無言。 母親の独白シーンで、世界最古の職業っていうシーンがあった。そんなところで教養出すところが虚栄心丸出しだから、息子に嫌われるのよ。息子も息子で、ポーカーだから、おしゃれに思うけど、賭け麻雀だったらどうよ。麻雀で食ってる大学生にはそれなりにリスペクトあるけど、シャラメ君だと嫌味に感じさせないのかなぁ?わからんなぁ? チャンの部屋に上がって、ピアノの弾き語りをするのも、わざとらしいと思ってしまった。 シャラメ君の悪口言うと、共感ポチり減るからやめとこう。 ☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
貞操観念の無いのがウディ・アレン作品
ウディ・アレンとは知らずに観てました・・・・ 若い子を口説きまくるウディ・アレン作品 その娘も貞操観念無し 最後の展開は何となく読めてたが、そこまでなる相手だったのか?
古いタイプのラブコメ
お互いの行き違いが満載のラブコメはスマホ全盛の現代では作れないと思いきや、さすがウディ・アレン、私の大好物のラブコメでした。 ピアノで弾き語りをするシャラメに恋しない女子はいないだろう。 ロレックスとバーキンのくだりは可笑しかった。
ニューヨークの物憂げさとセンチな音楽。そして俗物図鑑。
いつものウッディ・アレンが返ってきた気がした。 辛辣で人を傷つけずにはおかない長セリフ。映画が始まって10分ぐらい苛立ちを抑えれば意味不明の毒々しい会話の意味が分かり始めたりする。不思議なのだウッディ・アレンの映画は。 生きていくのに不必要な知識に埋没している主人公。周りの人々の愚かさに対する不平と不満。その一つ一つを具体的に言語にすることが唯一の喜びであるかのようにしゃべり続ける。年端もゆかぬ若者。納税義務の何たるかも理解できぬ半端な人間の未来は凡そ見当が付いたりする。そんな話はコメディにしてしまうしかない。シニカルな視線は、人の哀れさや儚さを見事に描き出してしまう。俗物は俗物のなかでしか生きられない。だから田舎娘に別れを告げるのだろう。
キャスティングミス
セレーナゴメスはないなー。映画の価値を半分落としてますね。ジャスティンビーバーしか思い出さないし、大人の雰囲気が皆無。特にラスト。パーティーに連れて行った美人さんと思ってたけどセレーナかよ!セレーナゴメスじゃなかったなら大人の雰囲気で終われたのに。
バタバタしてる
ロマンティックコメディと言うほど コメディでもなければ、ロマンティックでもない。 なんとなく全てが中途半端な感じ どこにフォーカスすればいいのか分からない。 真っ直ぐな、素直な田舎娘に、 映画関係者が心奪われていくのは、 分からないでもないが、とにかくバタバタしてて、 線がなくって。 彼氏のクズ具合はいい感じに私をイライラさせた。 もっと彼側にフォーカスして、 彼女側のストーリーを薄めにした方が、 感じれとれるものはたくさんあっただろうなぁって。
ウディ・アレン久々のNY舞台のラブコメ
お気に入り監督のひとりウディ・アレン監督最新作。例の事件でハリウッドからは総スカン。
たぶん、もうこれが最後の作品・・・・
と思っていたら、ことしに入って「Rifkin's Festival」という作品をスペインで完成させている!
恐るべし ウディ・アレン。
ヤードレー大学という小さな大学に通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)。
新聞サークルに所属しているアシュレーに、ニューヨークでの大物監督のインタビューの機会が舞い込む。
アリゾナ州ツーソン出身のアシュレーにとってはニューヨークは今回が3回目。
一方、ギャツビーにとってはニューヨークは生まれ故郷。
この際だから、行きつけのお洒落なホテルやバーでデートとしゃれこみたいが、両親・親戚の類には遭いたくない・・・
といったところからはじまる映画で、ウディ・アレンにとっては久々のニューヨークが舞台のラブコメ。
というか、ウディ・アレン、コメディは多いが、ラブコメって撮っていたっけ?
もしかしたら『アニー・ホール』以来か?
もう80歳も越えたウディ・アレンだから、ギャツビーの役は当然できず、今回はイケメン、ティモシー・シャラメに自身を投影した役を演じてもらっている。
モノローグは勿論、台詞回しも、猫背のところも似せているが、やっぱり、イケメンすぎる。
対するアシュレー役のエル・ファニング、いつ見ても上手い。
もう、舞い上がった田舎の金持ち娘役を、これでもか!って演じている。
そして、彼女に癒されるのが、映画監督・脚本家・人気俳優ってんだから、こりゃ、ウディ・アレンの願望だろうねぇ。
ということは・・・やはり、どうしても、件の事件が思い出されて、こりゃ、エル・ファニングにしたら「出なきゃよかった」と思うだろうね。
お笑い部分はアシュレーが引き受け、美味しいところはギャツビーが持っていく・・・という構成なのだけれど、ここはもうひと捻りあってもよかった。
と思うのは、ウディ・アレンがいちばん脂がのっていたミア・ファローとのコンビの時で、そのときはもうひと捻りあったように思う。
今回の話では、映画界という不思議の国に巻き込まれちゃうのは女性のアシュレーで、地に足を付けてパートナーを見つめなおすのは男性のギャツビー。
ヒロインがミア・ファローだったら設定を逆にしたかもしれないなぁ、と観終わって感じました。
イメージ的には『ブローウェイのダニー・ローズ』で事件に絡めとられるウディ・アレン、『カイロの紫のバラ』『アリス』のように現実に活きるミア・ファローのイメージ。
ま、それだと、ティモシー・シャラメとエル・ファニングというキャスティングではダメなんですけどね。
シニカルかつ軽妙なアレン節に酔う粋な逸品
ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスなどピチピチの俳優たちが共演したウッディ・アレンの新作。雨のNYを舞台に描く甘くもほろ苦い人生賛歌。甘さと苦味のバランスが絶妙で、シニカルかつ軽妙なアレン節に酔う逸品でありました。 メインはシャラメが演じるギャッツビー。彼にとって人生のターニングポイントとなる大切な一日が描かれた。彼がピアノを弾き歌うチェット・ベイカーがロマンティックで素敵だったなぁ。惚れてしまうだろうが。 天然でおバカなアシュレーを演じたファニングが上手かった。アレン作品には欠かせない所謂コケにされる役回りを見事に演じた。 そしてセレーナ!彼女が美味しいところを持っていきましたね。姉の彼氏だったギャッツビーに対する長年の恋心を包み隠すかのようなクールな振る舞いにキュンキュンした。 これまでに嫌というほどの名作を撮ってきたヴィットリオ・ストラーロのカメラも秀逸。『生きる世界遺産』とでも言いたくなる。 今作には天国の淀川さんに観せたくなるような本物の『粋』がありました。今年のベストの一本だろう。
NYで雨が降ってる話
もうこの種の映画を赤子の手をひねるように作るというか撮り方全部わかってます感全開のウディ・アレン。ニューヨークが好きすぎるウディ・アレン。Everything happens to me が最高に映えてた。
煮えきらない…
ティモシー・シャラメは素敵だ。 今回の役所は、昔で言えば“高等遊民“と言ったところか… なんとも煮えきらないこの役を、憂いを持って演じている。 エル・ファニングもいい。 コロコロ変わる表情は見ているだけでHappyになれる(少々やりすぎ感はあるが)。 セレーナ・ゴメスもジュード・ロウも楽しそう。 ジュード・ロウは浮気をされる3枚目。この人はこんな役が好きなのだろう。タクシーのシーンはこの作品で一番楽しかった。 物語はハプニングの連続で、状況はファニングの表情と同じくコロコロ変わるのだが、構造がシンプルなので観客が道に迷うことはない。 シチュエーション・コメディとして“クスッ“と笑える箇所もあり、作品全体としては好印象を与える。のだが… これを ウディ・アレン の作品としてみれば…大いに不満だ。 言わずもがなだが、この作品は“恋愛映画“でも“成長物語“でもない。主演の二人は初めからズレまくっているし…その後も予定調和な結末のみ。 とすれば、期待するのは、“雨のニューヨーク“を舞台に素敵なコメディを!なのだけれど…。 彼の作品に期待する、人間に対する“鋭い視線“と“軽快なテンポ“がない。 アレンっぽい描き方ではあるけれど、“っぽい“のだ。アレンとしてはベタで「ブルー・ジャスミン」でみせたキレがない。 一番の疑問は“ギャツビー“がパーティに連れてゆく“偽アシュレー/娼婦“の扱いだ。そこをきっちり拾っていないので、“最後の告白“が浮いてしまった。そういう雑さが、アレン作品特有の“振幅の大きな人間愛(もしくは面白さ)“を消してしまっている。 撮影は ヴィットリオ・ストラーロ。 ベルトリッチと組んだ作品群(ラスト・タンゴ・イン・パリ/1900年など)が記憶に深い。しかし撮影も残念ながら、雨のニューヨークの雰囲気を存分に味わえたとは言い難い。 セレブリティ(1998)が懐かしい。 歳を重ね、人間的寛容さが作品の甘さになっているのか? そこは分からないが、主人公のように煮えきらない作品であった。
雨、ピアノ、ニューヨーク、そしててドタバタコメディ
雨のニューヨークでティモシーが濡れる。 田舎者のエル・ファニングが有名人を癒す。 ニューヨークのホテルでピアノが流れる。 そして、ウィットに富んだセリフ。 これらがうまくミックスされて、面白い映画です。 笑えるシーンが多かったです。 ウッディ・アレンが苦手な人でも楽しめます。
人の心と東海岸の空模様のなんと移ろい易いことか
誰も悪くない。 目の前にこんな誘惑が手招きしていたら誰だって脚を踏み外してしまうだろう。 人間の弱さ、醜悪さが渦巻くNYCという都市を痛快と形容する様に思わずニヤリとしてしまうアレン流の若き恋物語。
500日のサマーっぽさもあるかなぁ…
エルファニング演じるチャーミングで世間知らずな田舎のお嬢さまとシャラメ演じるNY育ちだけど田舎大学に通う2人のカップルがNY旅行へ。雨のニューヨークは梅雨時のこの季節にはピッタリです。 予想したイメージとはちょっと違うカラーと展開のラブコメ(なのか?)でしたので好き嫌いが分かれるかも。 500日のサマーっぽさもあるかなぁ…
つきつめるとさすがです
何だか全てを平仮名で表現したくなるような、なんとも言い難いまったりとした味わいの作品でした。 おしゃれ映画の巨匠みたいな位置付けの方ですが、やはりスタンダップコメディで培ったシニカルな会話が真骨頂。凄いファニーな気がするのに、ピリッとくる感じは流石でございました。
音楽も街並みも俳優も とても美しくて癒されました。 物語は先に観た...
音楽も街並みも俳優も
とても美しくて癒されました。
物語は先に観た友達から
BADエンドだと聞いていたけど
私にはHAPPYエンドに感じました。
普段は体験できないところに
次々に直面してそれを逃したくないアシュレーと
慣れ親しんだ街を彼女と共有して
有意義に過ごしたいギャツビー。
お互いの主張を聞き流して
一方通行の平行線な感じがリアルでした。
アシュレー目線で観たらBADで
ギャツビー目線で観たらHAPPYなのかな?
エルの笑顔としゃっくり、
ティモシーも歌と自信なさげなところ、
セレーナの毒舌と裏に隠れた愛情
みんな可愛かったです。
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