劇場公開日 2021年10月1日

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護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価

全445件中、421~440件目を表示

5.0良作

2021年10月1日
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心が締め付けられつつも、最後の感じ·感覚が良し。

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アキラ

4.0うどん食べたい

2021年10月1日
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まずは前列のおばさま達、静かに鑑賞してくれてありがとう!!

過去だったりその後だったり ちょこちょこ変わる。

生活保護の受給。
本当に必要としている方は中々踏み切れなかったりするのだろう。受給されていながら楽しそうに飲み歩っている女性、近くにいたなぁ‥。とか、収入が平均以上なのに保育料不正申請で免除してもらっている人いたなぁ。とか思い出してしまった。

上崎さんと城之内さんの役は逆の方が個人的には良いかなと思った。

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M U

4.5みて良かったな

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

原作を読んで、楽しみにしてました。初日に観れて嬉しい。

ほぼ原作通り。映画の時間枠に収めるためには多少の設定変更は仕方ないと納得。個人的には、そこをそう変えたのかと驚く設定もあったかな。
逆に、原作では触れていなかった殺害シーンが詳しくあったり、震災部分をだいぶ取り入れた感じ。
原作読んで無い人には、是非読んでじっくり深掘りしてみて、と言いたくなるなぁ。

生活保護申請や運用の難しさ、『護られなかった人』に対して誰がどうするのがよいのか、、、
生活保護申請で、たとえ何十年も会ってなかったとしても、親族イコール頼れる人がいると判断されるのは現実なのかな。けいさんの、生活保護申請解除の理由が切なかった。。

清原果耶、朝ドラとだいぶイメージ違う役でドキドキ。でもどちらも宮城県だなぁと、ちょっと嬉しく思った。

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juncocco

3.5大震災の爪痕

2021年10月1日
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何を伝えないのかわかりました!
殺人事件は特に関係ないとも思えます…
犯人の気持ちは充分伝わる展開です
あまり書かないようにします
昨日観た空白とダブりますが非常に心が苦しくなる作品です
是非見てください!

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883HT

4.5まろやかに、すとんと

2021年10月1日
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東日本大震災の被害復興と、生活保護、それぞれの問題をあらわにした社会的意義のある原作を、ここまでよく映像化したと、感心しきり。
映画用に改変した部分は多く、犯人のあるポイントを変えたり、議員の人間性を変えたりってあたりは、「まろやかにしたなぁ」と。
そこも映像化においてはすごくよかった点で、万人受けしやすく、ストンと腑に落ちやすくなったと思いました。

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コージィ日本犬

3.0役者の眼力が良い

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

瀬々監督が得意とする社会派映画。テーマが重いので色々と考えさせられる作品。
基本的に阿部寛が刑事役の映画はハズレが少ない。
今回の主題歌はこの映画にはちょっと合わないと思う。

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canghuixing

4.0びっくりした

2021年10月1日
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泣ける

悲しい

カンちゃんをみて、ホォ~となった。
でも、面白いと感心した。
監督さん、あっぱれ。
ラストは断然、映画の勝ち。
阿部寛さんの表情にウルってなった。
本当にいい作品だよね。
不正受給者はどうか真人間になってくれ。

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おっさんA

5.0原作からの改変が活かされた稀有な例

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

原作は中山七里の長編推理小説で、全国 14 紙に2016〜2017 年に連載されたものである。東日本大震災をきっかけにして人生が大きく変えられてしまった人物たちが織りなす人間模様であるが、ミステリー作品というよりは社会福祉や生活保護の現状をこれでもかと叩きつけた作風になっていた。映画化にあたっては、事件の発生を大震災の4年後から9年後に変更されたのをはじめ、登場人物の設定にはかなりの改変があった。

東北人は、東日本大震災の話になると襟を正さずにはいられなくなる。人一人が亡くなることは関係者にとっては耐えがたい悲しみであるのに、それが一度に何千人も起こってしまったのである。映画冒頭の避難所の風景などはもちろん作り物であろうが、そのリアリティは素晴らしいものであった。あの時、自然の猛威に晒された時の人間の非力さ、助け合いの有難さを忘れることはできない。

人間は一人では生きて行けず、誰かと関わり合って生きていかなければならないというのが古来よりの定めである。社会保障制度がない時代には、家族を失ったり病気で動けなくなった場合に餓死するしかないというのが現実であった。しかし、現憲法では「国民は最低限の生活が保障」されているので、働かなくても生命の維持が可能になっている。一方で、この制度を悪用して楽して生きようとする不届き者も後を絶たず、各自治体の生活保護担当者はその見極めと適正な運用に心を砕いている。

働ける家族がいる場合にはその収入によって生きるべきという建前であるが、我が子と親子としての関係が確保できていない老人には、突然我が子の前に現れて生活に窮しているから助けてくれと身の上話をさせられることになる。それを生活保護申請より困難なことと考える者も少なからずいるであろう。実に見事な着眼であり、各人物の引くに引けない事情などが我がことのように察せられた。

ものの本によると、口に水も何も入れられない状態で餓死するには1〜2週間を要し、その間意識が保たれるので、餓死の苦痛は5段階中レベル4と記述されており、電車への飛び込み(レベル3)よりも苦しく、入水(レベル4)と同じくらい苦しいらしい。レベル1は縊死と高いところからの飛び降りだそうである。この犯人が選んだ殺害方法にはこうした理由があったのである。

配役は実に贅沢であり、阿部寛も佐藤健もイケメンオーラを封印して非常に陰のある役柄を見事に演じていた。倍賞美津子の人柄の優しさや暖かさなども見応えがあり、そのリアリティが物語の核となっているだけに、彼女を取り巻く者たちが持ったであろうかけがえのなさを、観客に感じさせるのに成功していた。清原伽耶の役柄は原作から変えられていたのだが、この演技を期待して変えたのであれば原作を凌駕していると思った。制服姿なども違和感は全くなく、朝ドラの主役をやりながらこれを撮っていたのかと驚嘆させられた。

音楽はこの映画の持つ切なさや、やり切れない雰囲気を良く醸し出していたが、最後に流れてくる桑田の歌は場違い感が甚だしく、見終えた後の気分に水を差された。演出は終始緊張感が途切れず、台詞に頼らずに各人物の心情を感じさせる手腕には感服させられた。満席の館内にはすすり泣きも数多く聞かれた。大変な傑作である。
(映像5+脚本5+役者5+音楽4+演出5)×4= 96 点。

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アラ古希

4.0ただのミステリーじゃない。深く刺さる!

2021年10月1日
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事件の起きた背景が、東日本大震災やその後の生活保護受給をめぐる公共サービスにあるので、動機が深い。
震災後の傷つき疲弊しきった人々が、生活保護を提供する側と受ける側に立つ。そこに意図的な悪意はないのかもしれない。
でも、生活保護という公共システム自体の問題点もからみ、憎しみが生まれ、事件が起こる。

佐藤健、阿部寛、清原果耶、の渾身の演技は本当に素晴らしかった。
脇の俳優も、出番が少ないにもかかわらず演技派揃いで、映画全体に重厚感があった。
ラストの、利根青年の出自と水、刑事の息子と幹ちゃんを護りたかった理由が全部結びついたとき、涙腺崩壊!
映画館内、すすり泣き多数でした。

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ぴーちぱい

4.5護ろうとした者たち

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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マキ

5.0切ない悲しいドラマ

2021年10月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

凄く面白かった。震災と生活保護をめぐるテーマ。
震災から9年後に事件が起き、徐々に真相が明らかに。

避難所で出会った見ず知らずの3人は、凄く愛ある家族になった。不器用な3人には誰よりも幸せになって欲しかった。だが、、、

人には親切にしたい、いつも笑顔でいよう
そう観て思った映画でした。

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ノブ様

1.0護られなかった者たちへ

2021年9月30日
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映画を観る前にノベライズ版で読みました
やっぱり映画を観ないと良さが伝わらないかな!?

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RIRIKA

0.5自分の気持ちを乗せられなかった

2021年9月29日
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鑑賞方法:試写会

試写会で見る。
震災がテーマなので重い内容であることは想定内だったが、
復興支援のため、1.5年被災地にいた者としては、もっと違うテーマもあるよな・・・と自分の気持ちが乗せられなかったというのが正直な感想です。
技巧者が多い中、もう一つ上の表現ができてないことも物足りなさを感じる要因でもあると思う。

最後のシーンくらい、明るい陽がさす被災地を映し出して欲しかったです。

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かずぴろぽん

5.0魂が揺さぶられた

2021年9月24日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

知的

試写会にて観賞
観終わったあと、題名の意味を深く
感じられされる内容でした
豪華キャストに恥じない構成、
震災を風化させないためにも、
幅広い年代の方に観て貰いたいと思いました、エンディングのサザンの曲も
良かったです
原作本はこれから読んで、また観に行きます

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ニーナ

4.0震災から10年。

2021年9月21日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

難しい

震災によって、家族を亡くし家を無くし何もかもが変わってしまった。
正直、関東地方在住なので、何も被害がなかった。
だから、軽々しく分かるなんて言えない。
でも、このような形でも考える機会は必要だと思う。
震災からの貧困。
まだまだたくさんの方が頑張っている。
考える機会になった。

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abebe

3.5こんな時代だから観て欲しい

2021年9月19日
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震災の時が舞台でしたが、コロナの今も似たような事があるかもと思って観ました。悲しいヒューマンドラマでした。

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tomo3

5.0考えさせられる

2021年9月18日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

難しい

ストーリーの中に色々な伏線があり、最後に回収される「護られなかった者たちへ」というタイトル。どうか助けが必要な人たちが救われる世の中になって欲しいと思いました。

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モコママ

4.0阿部ちゃんの刑事もの

2021年9月17日
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鑑賞方法:試写会

2021年9月16日
映画 #護られなかった者たちへ
(2021年)鑑賞

#T・ジョイ博多 試写会

東日本大震災後の復興が進む仙台で発生した連続殺人事件を巡り、日本の生活保護制度の欠陥を明らかに

主演の3人の演技が素晴らしかった

#護られ観た
#魂が泣いた

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とし

2.5見つかった

2021年9月16日
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大震災 × 疑似家族モノ = 過去と今をつなぐサスペンス/ミステリー。価値ある題材だけど、いかんせん感情がついていかなかった。護"られなかった"と聞くと一般的に受け身・受動態な気がするけど、そこには能動態としての「できなかった」"can not" の意味も込められているよう。そういう「あのときもっとこうしておけば…」という自戒・自責、後悔に反省の念みたいなものも、多少ご都合主義的符号性もはらみながら最後にはしっかりと昇華する。途中の雨天でのチェイスシーンは見応えあった。説明しがちで中だるみ感否めない。生活保"護"目には目を。
スターモードでストイックな佐藤健もいいけど、今回は役者モード。やさぐれ怖い感じも出せる。安定の阿部寛もいい、こういう役柄似合いすぎ。友罪モードでサイコパス味ある瀬々組常連・永山瑛太(つまり東出の得意そうなやつ)。絵に描いたように説明係な林遣都。他にも実質出番ワンシーン+αくらいしかない役どころでも結構知った顔が揃っている。佐藤浩市は今回休み。瀬々監督のフィルモグラフィーには2(3?)種類のタイプの作品があると思っていて、本当に自分の作りたい(けどお金にはならない?)ものはクラウドファンディングや小規模で製作し、一方で普段はメインストリームの原作モノも監督している。本作は『ロクヨン』『友罪』パターンか。『糸』のような恋愛系もしていて、佐藤健は『8年越しの花嫁』にも出ている。次の『とんび』も阿部寛出演。

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とぽとぽ