劇場公開日 2021年10月1日

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護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価

全444件中、381~400件目を表示

4.0清原果耶と佐藤健良かった

2021年10月2日
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倍賞千恵子もさすが。 ラストホロっと泣かされました。

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asgy213

4.0震災

2021年10月2日
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生活保護、カンちゃん、清原果那さん カンちゃんの成人が清原さんとはビックリしました! 佐藤健さんが、震災の時に見た黄色い男の子は、阿部さんの息子だったのでは? 清原果那さんの出演は、大成功ですね!

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かん

4.0佐藤健、倍賞美津子、清原果耶が素晴らしかった。 悲しい話やけど、良...

2021年10月2日
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佐藤健、倍賞美津子、清原果耶が素晴らしかった。 悲しい話やけど、良い映画でした。

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せーじ

3.5想像してたより生々しくて重い話でした

2021年10月2日
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震災当時は親が単身赴任で仙台にいたこともあり、現地にも足を運んでいたので、当時を思い出し胸が苦しくなった。 作品はフィクションだが、護られなかった人たちが実際にはいたと思うし、日本制度のレベルの低さは事実だと思う。 風刺しているように見えるが、この辺は考えさせられることが多かった。 また、俳優陣の演技力が素晴らしくて、余計に感情移入できてしまう良い作品でした。

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🎥

5.0新参者ではない。おかえりモネでは・・・あるかも?

2021年10月2日
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阿部寛が刑事というチラシを見て「加賀恭一郎シリーズの新作か?」と期待して、原作者が違うという事を知った後は「新参者のイメージを越えられるか?」と不安だったのですが、開始早々まるで違うバックボーンを持つ刑事という事が分かり一安心。主演は佐藤健で、デビュー当時から屈指の演技派な彼の基本つっけんどんな表情からの笑顔はこちらも嬉しくなるのですが、もう一人の主演ともいえる清原果耶が今放送してる「おかえりモネ」で演じている役と共通点があるのに全く違う方向に突き進んでいるのが印象的でした。でも多分(おかえりモネはまだ未完なので)同じところに着地するのでしょうね。映画観ている時は気づかず泣きましたが、後から気づいて笑ってしまいました。 「新参者」シリーズ(ドラマの演出の話なのであえてこう泣きます)は真相をなるべく引っ張って、どうしてこういった不思議な事件が起きたのか最後に一気に明かして涙を誘います。それに対して、この作品は連続餓死殺人事件という、一見「セブン」の胃が破裂して死ぬまで食べさせるという猟奇的な事件の逆バージョンかなと思うくらいショッキングな事件の真相が作中なんとなくこういう理由かな、と捜査状況より先にいわば神の視点で先読み出来る作りになっているのでサプライズ的な楽しみは減りますが、2時間サスペンスによくある後出し感は感じずに済んで、すっと納得できる作りになっていました。サプライズが薄い代わりに本筋と関係ないところで主に阿部寛がフッと言うセリフで泣かされてしまうのです。 また、この映画、連続殺人事件なのに根っからの悪人がいないんですよね。犯人も被害者も全員善人。そこがこの作品のすごい所だと思いました。

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ガゾーサ

4.5死んでいい人なんていない

2021年10月2日
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 「空白」を観て、今年の邦画はこれ以上の作品は出てこないか、なんて勝手に思っていましたが、なんのなんの。  東日本震災という重たいテーマの中、物語は進みますが、とにかく演者さんたちの眼力が凄かった!  予告編から引きずる佐藤健さんのいかにもヤバい奴を感じさせる眼差し、清原果耶さんが火葬の際に見せた鬼の形相、そして阿部寛さんの真実を追い求める目、皆さんそこから一転して柔らかな表情になる切り替えが素晴らしかった!  人が亡くなるのはしょうがないですが、他人が命を絶つことは許されるものではありませんね。  なかなか席を立てなかったです、辛いけれど観る価値ありでした。

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ニコラス

4.5【”死んで良い人なんかいないんだ!”2013年に改正(悪)された生活保護法に対する激しい怒りと、東日本大震災を背景に、”人間の絆”を鋭利に描いた作品。現代日本の闇を取り扱った真の社会派映画でもある。】

2021年10月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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NOBU

5.0おかえりモ・・・カンちゃん

2021年10月2日
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 東日本大震災はモンスターだった。容赦なく人を飲み込み、甚大な被害を与えた。しかし、生活困窮者、餓死者が増えるというのは人災だ。この作品、コロナ禍で公開されたことには大きな意義がある。震災と同じように経済的な打撃を与えられた者、隅々までは渡らない公的支援。自殺者、餓死者・・・家が倒壊するなどの見える災害ではない上に市民は外出も控えなければならないという、もっと厄介な現実。  「最終的には生活保護がある」という首相の発言があった通り、障害があるなどして働き口がなかったら、正割保護はセーフティネットとなるのは間違ってはいない。ところが世間体があるので受けたくない人も多く、受給者人数はコロナの影響で爆発的に増えてるわけでもない。そして、“スティグマ”という言葉も飛び出しましたが、差別という問題も生じている。そして1%と少ないながらも不正受給の実態があること・・・  「自助・共助・公助」といった発言はとても危険。上から「生活保護申請するな」と言ってるようなものだ。映画でも紹介されてたけど、丁寧に対応したり助けたいと願う職員がりるにもかかわらず、国からの圧力が凄まじいのだと。私事ながら、今年の月次支援金を申請する際、国は払いたくないのだと実感した。不正受給を防ぐためだと説明しつつも、実際の詐欺事件は経産省の職員が絡んでいたりと、官僚自らが行っていたことも発覚。税金を取るだけ取って、支払う段になって全くお粗末な対応としか言い様がないのが実態です。おまけに中抜き。  「扶養照会」については、DVなどを理由に親族と疎遠になってた場合などは連絡しなくてもいい(この作品に関しては微妙)。とにかく、そうやって申請時には杜撰な対応をされたり、何かと却下する理由をつけられがち。ホームレスになっている、現金を持っていないなど、すぐにでも手を差し伸べなければならないときは積極的に保護するという意見書が2020年に提出されたこともあるので、護らなければならない人にはそう伝えるようにしたい。  震災よりもむしろ生活保護に関するメッセージが盛りだくさんでした。役者もみんないい。高校生役から役所職員役までを難なくこなす清原果耶ちゃん、最高です。ずっと泣かされました。また、血の繋がらない家族の物語は最近やたら増えてますけど、この作品もその一つ。助演女優賞は確実でしょう。

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kossy

3.5日本の福祉を考える大切なテーマ。

2021年10月2日
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またまた予告編に騙されてた。容疑者と刑事の騙し合いや駆け引きを楽しむ映画かと思って着席したのに、冒頭から何かトーンが違ってた。 大震災の避難所で出会った、婆さん、兄ちゃん、女の子の3人が、まるで家族の様な関係になる。それから何年後かに起こる事件がきっかけで、兄ちゃんが放火で捕まる。数年後、出所してくるんだけど、そのタイミングで当時の関係者が連続して殺害される。そりゃ、疑われるよな。果たして彼は犯人なのか?てのは、サブストーリーでした。 本筋は生活保護についての国のシステム。このテーマ、最近、個人的に考えていたこともあって、グイグイ心に刺さってきた。日本の年金や生活保護って、とても中途半端なシステムだと思ってる。俺的にはベーシックインカムを検討して欲しい。そうすれば、面倒な年金や生活保護は無くなり、国民が平等になれると信じてます。 ま、それは置いといて、この映画を観るタイミングが惜しかった。清原伽耶ちゃんの演技が、毎日観てる朝ドラのヒロインと重なってしまった。最後の、お帰りなさいって婆さんの遺言、意識的?

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涼介

5.0月光の聖者達

2021年10月2日
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ブレミン

4.0【ネタバレ】そこそこ涙腺を刺激する。ただストーリーに無理くり感と、現実にはキレイごとで済まない問題だから、感動とまでは行かない。

2021年10月2日
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泣ける

悲しい

東日本大震災と生活保護。多くの人に関わる問題、今後も超高齢化社会が来て重要な問題なだけに、「お涙頂戴、感動」に到達するには相当な無理を伴う。 そういった前提条件下においては、この映画は健闘している。ちょうど震災から10年で皆、冷静に、自粛ではなく、オープンに意見できる時期に公開は意義あることだ。  テンポも場面切り替えもよくメリハリも効いていて、倍賞美津子のおばあさん中心に感情移入しやすくて、合格点映画であることは相違ない。狂言回し的な阿部寛もいい味出している。桑田の歌は間接的に効いている。広報効果。涙腺の強度によるところ大な映画ではある。でも実際はこんな3人組いないよなぁと深くこの無理くりな構成を考えてしまうといけない。 ただ、佐藤健、チョット、後半まで、社会不適合すぎ、最後は清原果耶演ずる実は犯人説得する段階で人情味が出てたけども、チョット暗すぎ。現実離れのクラさで彼だけは途中まで感情移入できない。 震災は実際に被害を受けた人しか、本当の苦しさはわからないよなぁ。私も別件で最愛の家族を事故で突然失ったことあるけども、突如ハシゴ外される絶望感は辛いよなぁ・・・気力が全部失せて、現実が受け止められない。プラス不自由な避難所生活だもんなぁ。 気になったのは、やたらこの映画の中で「善人 悪人」のカテゴライズしてたこと。明らかな間違いで。人は誰でも「良い部分悪い部分」あるんだよ、ただ局面によってどちらかの部分が顕在化するにすぎない。勿論「善人性成分過多 悪人成分過多」の人も何割かいるけども。その意味でこの映画を象徴するのが吉岡秀隆演ずる代議士。この男の相矛盾する姿がこの映画の全て。 生活保護は悪でもなければ、甘えでもない、運用する役人も苦心するだろう。確かに「働けるし適切な求人もあるのに働かない」人がいる一方で、本当に生活保護が必要だった人が餓死等で命を落とすケースも多すぎる。民生委員や社会福祉協議会が役所の足りない杓子定規なところを補えればいいのだけれども。 ストーリーに乗せられてチコっと目元が潤んだ私でしたが、3人の他人の結びつきは良いのだが、現実離れしているし、佐藤健の突き抜けた正義感、かんちゃんこと清原果耶の実行力が正直言って痛い。もう少し器用に復讐できたろうに。まあそれもカタルシスに結びつく一因ですけども。特に清原かんちゃんは役所の該当部署勤務だからこそ、生活保護の問題は「正義」の一筋縄ではいかないこと理解できたはず。何故に凶行??結局は佐藤健はわけわからん公務執行妨害だけで無罪放免のはずなのに仮釈放取り消し、解せない。

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満塁本塁打

5.0正義なのか

2021年10月2日
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162本目。 観たい作品2本の尺が長い。 夜勤明けにはキツイ。 どっちを先に、どこの映画館で迷いながらのチョイス。 震災が絡んてくると正直、言葉に迷う。 最初は誰が犯人?誰を責めるべきかと思い観てたけど、そうではなくて問う作品なのかと。 自分の経験、価値観で観る作品かなと。 主題歌も桑田佳祐で悪くはないんだけど、曲名知らないけどドリカムのあの歌の方が、個人的にはスッキリと席を後にできる。

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ひで

2.5豪華な素材で取ったあくだけ飲まされる感じ

2021年10月2日
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泣ける

単純

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BAMBi

3.0政治家たちよ、この映画を観ろ!!

2021年10月2日
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悲しい

震災、生活保護問題、イジメ、様々な悩みを抱えて人は生きていくから、辛いときには声を上げるのは重要!! ただ悲しい話、弱者同士で助け合うには限界があるのも事実!! 自分の権力しか興味の無い政治家たちよ、この映画を観て国民の声に耳を貸してくれ!

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のんチャンネル

5.0答え

2021年10月2日
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観る者の心に 問いかけてくる様な映画でした。

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まーぼー

3.0大きな存在に苦しめられる人々の絶望と希望

2021年10月2日
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監禁放置され餓死した福祉事務所の所員が発見された。警察は捜査を進めるうちに被害者に強い恨みを持つ利根にたどり着き…。 同名小説原作映画。被災者と困窮者の事情を合わせたやるせない作品。被害者もまた善人だったという描写をもう少し強めに欲しかったです。

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shotgun

4.0貧困化…

2021年10月2日
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生活保護制度の問題に鋭く切り込む意欲作。 震災も絡めた作劇は、いくつかの過去と現在往き来し若干飲み込みづらい部分はあるものの、なるほどと思わせる。 登場人物への一方的な断罪にならぬように丁寧に描かれているが、やはりウェットに過ぎる部分はあるかな。このテーマだとしょうがないかもだが… 清原果耶も佐藤健も良い芝居をしているが、阿部寛が刑事だと「加賀恭一郎シリーズ」かと思ってしまうのが玉に瑕…ww しかしここのところ本当に貧困や格差を主題にした作品が多い。日本の貧困化を正面から捉えて対策を考えるべき時期に来ているのだなと思わせられる。 そういう意味でも必要な作品。

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ぱんちょ

4.5メッセージが強すぎて泣いた。

2021年10月2日
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泣ける

悲しい

『護られなかった者たちへ』鑑賞。 *主演* 佐藤健 阿部寛 *感想* 久々の映画館。007と迷いましたが、佐藤健と阿部寛のファンだったので鑑賞! 東日本大震災が起きて、様々な人間の人生が狂わされて影響が起きて、生活保護が絡み、重たいサスペンスヒューマンドラマでしたが、次第に衝撃的な事実が明らかになる展開はとても良かったです。ただ、かなり切なかったです。。 最初は登場人物に感情移入が出来ず、時系列が若干分かりにくかったけど、中盤~終盤が良かった。 64に出演されてたキャストが豪華! 佐藤健と阿部寛の演技も抜群に良かった。泥水に顔半分を押し込まれて、「ふざけんなー!!」と叫ぶシーンは圧巻でしたし、阿部寛は、変わり者の刑事で、終始良かったです。永山瑛太の演技が怖かった! 個人的には暗くて重たい映画は苦手ですが、この作品は重たくて、メッセージ性が強すぎて、思わずポロッと泣いてしまいました。感動も味わえたので、とても素晴らしかったです!

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ひろっぴ

3.0思ってたよりあっさり

2021年10月2日
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震災、貧困、孤独、疲弊、復讐と悲しくてやるせないテーマたくさん。金曜ロードショーとかでやってたら家でぼーっと観たい系の映画。 面白いといえばおもしろかったけど率直に言うとストーリーが自分の想像通りだったのと、少し前に重すぎた映画「空白」を観たからか何かテーマや役者さんのスケールのわりにあっさりしてて物足りない気持ちになってしまった... 清原果耶ちゃんはあの若さであんなに哀しい顔を見せれるの最高だし、ちょっとしか出てないけど内田慈さんの途方にくれた顔とか怖いなって思うくらいリアルだし、倍賞さんの「え」が「い」になっちゃう田舎のお婆ちゃんの話し方優しすぎて愛しいし、細かく言うと所々は大好きなんです。 が、全体が、情報少ない阿部寛と無口すぎる佐藤健メインで進むので感情移入しきれずさらっさらーとしてしまったような。 阿部寛は主役ぽいわりに警察としての活躍や、過去、家庭の思い出のシーンも特にないから最初から最後まで印象薄くて、何でお前だけが急にこの事件に執着してでしゃばってる風になるんや?他の警察官も被災者では?その態度なん?こんな態度ならどうせ良い父親でもなかったのでは?って何か反発心のようなものさえ芽生えてきて特に入り込めなかったw原作の二人の刑事はもっとまともだったと思うんですが、謎の変更いります? 相方の林君は、キャリアとか苦手意識とか小言言うシーン結構あったけどそもそも話にそんなに必要な存在だったのかも謎いから捜査シーン全て薄くて謎い。林君がいらないわけじゃないけど代わりにもっと健と果耶ちゃんと倍賞さんの尊いシーン見たかったかも。 佐藤健はふてくされ兄ちゃんからの回想シーンの優しい「行ってきます」が温度差凄い。高低差ありすぎて何とかかんとかよ。でも最初セリフなさすぎるし、序盤ほんと不審者。パンの配給受取プッツンも冷静に考えると不器用通り越してやばい奴なのよ。 あと瑛太の役の性格設定やばない?良い人としても公務員としても成り立ちがわかめ。 あとあと私の心が疲弊してるからか、もう桑田佳祐さんの歌をまともに聞けなかった。明日は今日より素晴らしいって、何かもう励まし疲れ?なのかエンディングで息がつまってしまった。

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もや子

5.0【物語としてだけでなく】

2021年10月2日
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僕は、この原作も読んでいて、震災と貧困を結びつけるのは、実は、どうかと考えたりしていた。 なぜなら、貧困は、震災と関係ないところでも、高齢者や一人親世帯を中心に拡大していて、深刻化しているからだ。 この作品を観て、福祉事務所で働くスタッフに憤りを感じるという人がいたら、その前に、この国の現状を客観的に理解して欲しいように思ったりする。 まず、貧困率の定義はご存じだろうか。 貧困率とは「相対的貧困率」で表される低所得者の割合や経済格差を示す指標のことで、 収入から税金や社会保険料を引いた可処分所得を高い順に並べ、中央の額の半分に満たない人が全体に占める割合のことだ。もし不明だったら、調べてください。 この貧困率が、日本は6人に1人の割合と言われ、2018年のデータだが、G7では、日本は所得格差の大きいアメリカに次ぐ高さだ。 貧困率 日本: 15.7% アメリカ: 17.8% イギリス: 11.7% ドイツ: 9.8% フランス: 8.5% イタリア: 14.2% では、平均所得はどうだろうか。2019年のデータでドル換算したものが以下の通りだ。 平均所得 日本: 41457ドル アメリカ: 65636ドル イギリス: 47424ドル ドイツ: 47490ドル フランス: 43771ドル OECD平均: 41457ドル OECD35カ国中20位で平均を下回っている。 日本は賃金の伸び率も低く、それはデフレが長引いているからとか、デフレなんだから可処分所得は増えてるとか、色々なことは言われているが、日銀が異次元とまで言われる金融緩和をして、その施策としてETFを通じた株の買い入れまでして、インフレ目標の達成はおろか、デフレの克服さえできていないのだ。 欧米では、今や、コロナ禍からの回復の途上で、インフレ懸念まで囁かれているにもかかわらずだ。 基本的には、景気が回復して、企業業績が改善して、賃金が上がって、消費にお金が回って、そして、インフレになるのだが、もう分かる通り、欠如している部分があるのだ。 金融緩和だけでは、当たり前だが、足りないし、財政だって使い方によっては景気の刺激にはならないし、規制緩和も、既得権益を打破するくらいの大胆な施策が必要なのに、どうでも良いような規制緩和(例えば、加計学園とか)で、裾野が広い規制緩和にはなっていないのだ。 岸田さんがやっと、分配だと言い始めたのは良いが、裏で安倍晋三だのが暗躍しているようでは先が思いやられる。 それに岸田さんも既得権益擁護に見える。 30年ぶりの宏池会からの首相だなどと言っているが、宏池会は、保守本流の中心で経済政策で他の派閥をリードしていたのだから、日本を一段と成長させる既得権益の打破は外せないのではないかと考える。 そして、福祉事務所の人達も、中央の高級官僚とは違って、それほど多くの給与をもらっているわけではないのに精神的な負担は、実は大きいように思う。 それで生活保護を受ける人が増えれば自分達の仕事は増える。 仕事が増えたからといって、予算がないと言われ、スタッフが増えるわけでもなく、なにやら、コロナ禍の保健所を彷彿とさせるところもある。 だから、原理原則だということになるのだ。 だから、何が問題なのか、よく考えて欲しい。 この作品を観て驚いたのが、清原果耶さんだ。 この辛い役をよくやり切ったと思う。 モネとは全く別人が演じているように見えた。 震災と貧困を結びつけることで、単純なバカが、震災だからと言いかねないのではないかと心配しているが、真面目に考えて欲しい、僕たちの国のテーマだと思うので、スコアは意図的に高くさせてもらいました。

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ワンコ