青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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まさに同い年だったからこそ、響いた。
私が今21歳で、今年22になるということもあり、まさに劇中の楓や寿乃と同い年だったからこそ、響くものがありました。
他の方もおっしゃっているように、私も10代、20代の方が見るのは一味感じ方が違うと思います。
映画を見る前に原作を読んでいたので、これを映画化するのは少し難しいのではないかと思っていましたが、ラストの方のIFのシーンではポロポロ涙が溢れました。
そして、何よりも主題歌の歌詞。とてもとても美しい。この作品の想いが、歌に美しく込められていると思います。
それから、寿乃の衣装が毎回可愛くて、それもオススメポイントの一つです。
身につまされる
内容を知らずに観に行きました。主人公の楓くんには、何十年か前の自分をみました。今で言うと痛いやつなんだって確信しました。自分の学生時代にSNSが無くて良かったと思いました。観ておいてよかったです。「人に近づき過ぎない」「人を傷つけない」「そうすれば誰かから傷つけられなくてすむ」という生き方は今でも変わってないです。さしづめ自分は還暦手前なので「青くて痛くて加齢◯」と言ったとこでしょうか。ってすみませんおちゃらけて。でもそうでもしないといたたまれないくらい自分にとってはリアルな映画です。
「人間、誰しもそういう痛いところがあるのかも」というレビューを拝見すると正直ホッとします。
誰が悪い訳じゃなく人は皆誰かを不幸せにしてる
吉沢亮、杉咲花の演技がとても良かった。
吉沢亮の全くカッコ良いと感じさせないダッサイ大学生は凄い。
印象深かったのは後半、楓が大学院の先輩と話すシーン。誰もみんなその場しのぎで誰かを利用してる。
欅坂46のI'm ont という楽曲の歌詞に
誰が悪い訳じゃなく、人は皆誰かを不幸せにしてる。残酷なくらい他人事なんだ。
というものがある。楓を苦しめたのはまさにこれだろう。ぜひきいてみてほしい。
あなたは今、なりたい自分になれていますか?それで世界は変わったの?
がっかり
いっちゃってる陽キャを
いっちゃってる陰キャが追いかける
ただの学生サークルのはなし
ストーリ性を持たせようと
平和だの誹謗中傷だのを
盛り込んでいるがなんともお粗末
10代~20代前半の若い世代は何か感じるのかもね
日本映画こんなんでいいの
なんかよくわかんない
1stデーにはしご観賞であまり観る気は
なかったものの目当てのついでに
感想としては
色々ちぐはぐ
予告がうそっぱちすぎ
超小さいスケール
それでいいのかってオチ
思想的に共感できない
自分がターゲット層でないのは
わかっているけど全然わからん映画でした
入った大学で人と距離を置こうとする性格の主人公田端楓が
偶然知り合った秋好寿乃の世界を平和にするとか武器を無くそうとか
いって始まったサークル「モアイ」
そのサークルは次第に巨大化し就活サークルに進化したが
自分の理想と違ってきたモアイを楓は壊そうと
スキャンダルを友人の薫介と捜し回ります
その中でモアイがどう変わっていったのか
秋好との関係がどう変わっていったのかが
説明されていきます
…いや説明されるはずなのですがあんまりよくわかりません
どうも福祉系の活動をしていたら
福祉系の研究をしていた院生の脇坂と秋好が
デキていってしまい押しの弱い楓が自分から
離れていった感じまではわかるのですが
そこからどう就活サークルになっていったのかが
よくわかりません
ただ世界を変えるとかなりたい自分になるといった
歯が浮きそうなキャッチを使っているのは同じです
楓は秋好を「死んだ」と言うのですが
実際は死んでおらずモアイの中核で活躍しています
楓が私怨でモアイを壊そうとする感じにストーリーが
そこで切り替わっていきます
そして楓は遂に個人情報を流している事実を突き止め
懐柔されて止めに来る薫介を振り切ってネットに
リークしマスコミも巻き込んで大騒ぎになります
この作品はこの楓の行動を最低と呼んでいますが
同意を得ない個人情報のリークは法にも抵触するのは
当然ですからなんかここでみんなが楽しんでいる
事を破壊する根暗な楓というイメージを植えつける
展開に首をかしげます
実際自分の個人情報も漏らされているわけですし
その事態の説明に追われる秋好は楓がリークした
張本人と気付き嫉妬でそれをやったと楓を問い詰め
自分の理想のために楓を利用した
それを勘違いして気持ち悪いと罵倒します
なんかもうここでこの映画何がやりたいのか
よくわかりませんでした
てっきり個人情報のリークはサークルメンバーの
暴走で秋好は昔のまま変わっておらず
勘違いした楓が早まったという展開かと思って
いたらこれですから
それでいて楓の方が悪いという方向の展開は
よくわかりません
楓自身も後悔して自分がやりましたと懺悔したり
いなくなった秋好を探しに脇坂のとこへも行きますが
スキャンダルをリークしたのは最低だ
時には利用されるのも大事だみたいな事を言われます
は?
なんかもういいです
誰にも共感できないヘンな映画でした
アニメでやった方がまだハルヒやエヴァのような
受け入れ方が出来たかもね
青かった…
ナイーブ男の防衛本能
読み違えた❗
痛いくらいの青春
原作読みたいな、と思うほどの興奮や感動はないけど、個人的には君の膵臓をたべたいよりは好きかな。
説明会の前に2人が久しぶりに会うシーンは
吉沢亮くんより杉咲花ちゃんの演技がぐっと場を飲み込む
感じがして良かった。
好きなら告白すればいいとか、取られたくないなら
取られる前に奪えとか、頑張る恋ができない吉沢亮くんの役は若干の狂気性を感じでゾクッとしました。
真っ直ぐ伝える演技と、フツフツと怒る演技が花ちゃんは上手。まだまだ伸びる女優さん。
吉沢亮くんの虚無な感じも良かった。
間違いを、間違いと分からない、判断できない若い頃の
勢いだけでガーッと突き進んじゃう感覚が蘇って
自分が大人になってしまったことに気づいてしまった。
そんな映画でした。
いい題名ですね、青くて痛くて脆い。
今年1番響いた作品
予告で何度も見ていて面白そうだと思い鑑賞しました。また、「君の膵臓を食べたい」と同じ原作者ということで、かなり期待して見に行きました。
結論としては期待以上でした。
吉沢亮が演じる楓の心情に、良くも悪くも共感してしまいました。自分の今の状況を勝手に解釈して、話し合いもせずに被害妄想をする。しっかりと気持ちをぶつけていれば、分かり合えたかもしれないのに。人はしっかりぶつかって傷つけ合わないと、成長しないし、その人との関係も進まないんだと、この映画は教えてくれました。
終盤に楓と杉咲花演じる秋好が言い合うシーンが本当に圧巻でした。秋好の心底からの「気持ち悪っ!」がグサグサささりました。
また、その後の脇坂さんと楓が話しているシーンで、誰しも人を間に合わせ使って生きている、というセリフがあったかと思いますが、いや、ほんとにそうだなと思いました。
そして、この映画は刺さる人には刺さるけど、刺さらない人には刺さらない映画だなとも感じます。少なくとも主人公のような気持ちになったことのない人には、楓はただのヤバい奴にしか見えないと思います。
僕はドンピシャにささりました。今年、これを超えるような映画はきっとないです。
モアイと地球と??!!!
まあ個人的には、Mr&Msスミスみたいなアクションてきなバカバカしさを取り入れつつ。
VFXとかも入れて。
壮大さと妄想てきな遊びでやっちゃって欲しかった。(笑)(笑)
まあ、人間も動物なのかとか。
人間だけが社会をもっているのか??とか。
いろいろ思いを巡らしながら、もう一歩ですな。(笑)(笑)
もったいない。(笑)(笑)
潰し方ももっと派手にやって。
そしてビルとして、今度は逆につぶされてみたいな。
やりあいでぐちゃぐちゃで。
でも最後はなんかみんなハッピーみたいな。
そんな映画を僕は観たかったような気がしなくもない。(笑)(笑)
シリアスストーリー潰しあい疑心暗鬼
敵をだますにはまず見方から、アクションVFX,コメディーセクシー映画をつくって欲しかった。(笑)
次回はお願いいたします。(笑)(笑)
Disnyさん~~~適当に修正してあげてください。(笑)(笑)
まさにタイトル通り
青くて痛くて脆い話だなあと思いました。
自分は学生を卒業して結構経ちますが楓みたいな気持ちになることは高頻度であります…。
なので作中でも楓の気持ちに感情移入してしまい胸がきゅっとなる場面が沢山ありました。
確かに傍から見ると一方的で気持ち悪いんですけど、当人はその瞬間色々考えて勝手に傷ついて崩れてる時ってあるよなあと。
なので秋吉との対面の時はずっとなんだが苦しかったです。
最後にはきちんと楓が傷つくことも受けいれて前に進む展開でよかったです。そう出ないと多分ものすごくモヤモヤ消化不良が残る映画になった思います。
Blue Auch Et Fragile!!!!????
うーーーーん。
なんかわかるような、わからないような。
少し真面目に観てしまいまして。(笑)(笑)
コメディー感がないし、アクションもない。(笑)(笑)
でもなんか、アイロニー的な、ジェラシー的な。(笑)(笑)
まあよくわからないけれど、みんなあってるし、みんな間違っているみたいな。(笑)(笑)
被害者も加害者も一般的にはそれぞれ社会とのかかわり方に問題がないとはいえないのが一般論みたいな。(笑)(笑)
完璧な人はいないけれど。(笑)(笑)みたいな。
まあ国家も間違いを起こすのは過去にもあったようなどうなのか。(笑)
会社もしかりだし、その延長線上の学生さんのサークル??みたいな。(笑)(笑)
適当な暑さは熱さはいいけれど、致命的にはならないでねみたいな。(笑)(笑)
まあ、うーーーーーん。
現代的というか。どうなのか。
まあやりたいようにそこそこやっちゃってください見たいな。
なんか久ぶりでしたので、こっちも暑く、熱く、厚く、最初から結構みてしまいました。(笑)
あとは、アクションシーンでサークルで映像制作みたいのを入れて、ぶっ飛んだ画が欲しかった
ような。(笑)(笑)
まあスクラップ Et ビルド だとか。
壊す力で創造するだとか。
いろいろあるみたいですな。(笑)(笑)
組織と個人と、社会と、まあ難しい映画ですな。(笑)(笑)
そこそこ楽しめましたし、女の子がかわゆすです。(笑)(笑)
青くて痛くて焼きもち嫉妬そしてやっぱ青い
いやー青い
後半の2人のシーン
ある一言を言われたあとの吉沢亮くんの表情
あ、あれ?お、おれ。あ、あれ?
みたいなもう完全に青い
トレーラーではひとつの事柄をとにかく隠していて
ミスリードさせようとしていたので
中盤に1回あ、あーってなる。
で、当然モアイは悪者!!
みたいな展開で私たちにみせていくんだが
後半のシーンで
我々も気づく。
ところであれ?なんで吉沢くん怒ってだっけ?笑
ておもったころに
当の本人もあれ?ってなってる笑
見てる側との呼吸感というか
周波数というのか
ピッタリだった。
青くて痛くて脆い
妬みとかは嫉妬とか
構ってくれよとか
こっちみろよ、いじけてるんだぜ?おれ
みたいなその人間関係の難しさね
青い。
青かった
そして
青かった笑
また原作越えてきたぽい
住野よる先生も
痛いかもな笑
「モアイ」がアナグラムなら、「ざ・やくたたず」もアナグラムして「ヤクザたたず」に・・・
これはサスペンスだ!などと考えながら、田端楓と秋好寿乃が作ったサークルが秘密結社「モアイ」だと知り、これは内部抗争が激化して、秘密裏に秋好が殺されてしまったに違いない!と、全く別方向への展開を想像してしまいました。そうなってくると、最も怪しいのは脇坂か?実は妻子持ちで、邪魔になった秋好を消そうと企み・・・とか。
どうもコロナのせいで頭も上手く回転しなくなり、妄想が膨らみすぎている今。「暴力は何も生まない」、「全員で武器を捨てれば戦争はなくなる」、「差別、貧困反対」などと、崇高な理想を掲げるも、周囲からは冷たい視線を浴びてしまう秋好は、授業で発言することで、やはり痛い存在に映ったに違いない。もうすでに青くて痛いのだ・・・しかし、それが危険な思想だとして抹殺されることもある世の中。世界を変えようという大きな夢もフリースクールのボランティアで、小さなことから始めるところは良かった。
なぜ、なぜ、それが就活サークルへと変貌を遂げた!?個人的にはそこが一番のミステリー。ん、ミステリーサークル?自然現象ではありえない、まさしく誰かの陰謀によって変化したに違いない。謎といえば、森七菜演ずる瑞希ちゃんが右利き用のベースを左利きで弾くことや、「サメに喰われた娘」を歌うところも凄い。
そんな複雑な心の行方。脆いのは人間関係なのだろうけど、人を傷つけたくないことがモットーであるはずの楓の心が崩れていく様子も見事。ツイッターに暴露記事を書くこと自体が既に心が壊れてしまってますが、閲覧者からすれば“痛い”のひとこと。修復不可能でした。まるで社会人になってからの人間模様を大学生活に置き換えたような構図ではあるけど、まだまだ青いから許されることだってある。単なる苦い思い出に一つだよ!頑張れ若造(気持ちわるっ)
青くて痛くて気持ち悪い
「秘密結社モアイ」や「秋吉がこの世からいなくなった」などの予告からサスペンスやミステリー的な映画と思って観てしまうとちょっと物足りないかと思います。
そうではなくてとても青くて痛い青春映画として観ればなかなか面白いです。
秋吉がおもわず洩らした「気持ちわる」。
たしかに、ほんとうに気持ち悪い主人公。
自分では何もせず、自分から距離をとり、そのあげくそれを人のせいにして被害者意識を持つ人。こういう人はよくいますし、若い時にはありがちな失敗かと思います。
でも気持ち悪いまま終わらずに、楓が最後にそのことに気づいてくれて良かった。
意外と余韻が残る映画です。
2012 予告を観て
演技が見せる青春のリアル
思いがけなく素晴らしい作品だった。
大学の新入生勧誘、1人になるのが嫌で、1人だと思われるのが嫌で、とりあえず間に合わせで相手を見つける様子もまさにあるあるで、青かった痛かった自分を思い出させる。臆病なのを人との距離感とごまかす楓、前向きすぎて鬱陶しい秋吉はじめ、董介やポンちゃん、テンも登場人物のキャラクター設定にどれもいたなーと思えるところが、物語としては盛り上がりにかけるこの作品の心に迫るリアルさに貢献していると思う。
だが、やはり役者さんの演技が素晴らしい。あるあるもいたなーも、演技の良さがあればこそ。それぞれが自分の居場所や思い、自分とは?、本当にやりたいことって?など、迷いながら懸命に探していることが伝わり共感できる。
中でも主演の2人がさすがの一言。秋吉の痛いけど強い、迷いがないヒロイン像はともするとイヤな女になってしまうところだが、杉咲花は清々しく演じていた。3年後の微妙な変化も素晴らしい。森七菜のライブのチラシを無造作に置いたのがもし計算された演技なら天才。
吉沢亮の熱演がさらに凄い。彼の現実味がないほど美しいルックスが、演技すると全く思い出せないくらい現実味に溢れた人物として心に迫ってくるのは、研鑽を重ねて身につけた演技の力の賜物だろう。楓の行動も心情も文字通り「気持ち悪い」のだが、どこか共感してしまう、ラストシーンは応援さえしたくなるのは、吉沢亮の演技の誠実さ故だと思う。
残念だったのは、予告。夏の終わりにミステリーや復讐劇のワクワク感を期待して見に来た方にはガッカリの向きも多いかも。私自身は予告とは全く違う内容がとても心に残る2時間だった。
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