君は彼方
劇場公開日:2020年11月27日
解説
人気女優の松本穂香が声優として劇場アニメで初主演し、マンガとアニメの街としても知られる池袋を舞台に描く青春ファンタジー。短編「奇魂侍」で注目された瀬名快伸が長編アニメ初監督を務め、豊島区の全面協力のもと劇中には、池袋の待ち合わせスポットとして知られる「いけふくろう」など実在の街並みが多く登場する。幼なじみの新(あらた)のことが気になっている澪だったが、気持ちを伝えられずに微妙な関係を続けていた。ある日、些細なことでケンカをしてしまった2人。仲直りをしようと思った澪は、雨の中を新のもとへ向かうが、その途中で交通事故に遭ってしまう。そして意識を取り戻した澪の目の前には、見たこともない不思議な世界が広がっていた。主人公の澪の声を松本が担当し、新の声優は「仮面ライダーエグゼイド」の瀬戸利樹が務めた。
2020年製作/95分/G/日本
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
スタッフ・キャスト
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下手に全く知らなかったとか言うぐらいだったら、ガチファンで自分なりのを撮りたかったとか言えばまだ聞こえは良かったように…
フルプライスで見る気は毛頭ないけど。
みなさんのレビューが良くなかったので、いい所をさがして5点つけてあげようと
思って見ていましたが・・・無理でした。
劇場アニメとしてのクオリティをクリアしては・・・いませんね。
あの~予算少なかったんでしょうか?
キャラに線も影も少なすぎません?絵は頑張って描こうとしてるみたいですが
動きと塗りがおかしいです。自転車はあんな曲がり方しません。
都電もバスも基本四角形なんですよ?変でしょ、何で直さないの?
お話?入ってきませんね。
歌は上手かったですね。松本さん。頑張りました。でもなんであそこで歌なんだ?
分かりません。
2021年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネットで評価が悪いことを知った後に見ましたが、自分が思っていた程つまらなくなかったです。
ただ、面白かったかと言われると微妙な所ですし、感情移入しにくい作品だなと思いました。
「君の名は」や「千と千尋」などのシーンをコピペして無理矢理繋げたせいで、伝えたいメッセージ性が曖昧になってしまい、澪は旅を通じて何を得たのかが具体的に描かれることなく中途半端になっているように感じました。
作画は立体感がなく、池袋のデートシーンはスライドショーのようにただ絵を流しているのはやる気がないように見えました。また、新の表情が貧しくずっと真顔なため、変化がない退屈なキャラになっているようにも感じました。
山寺さんや小倉唯さんなどの豪華声優がいるにも関わらず、彼らが演じているキャラは存在感が薄く、勿体ないなと思いました。
良かった所もありましたが(海を走る電車は普通に綺麗だった、澪が可愛い)、全体的にごちゃごちゃしていて日常とファンタジーと宗教の要素が混ざり合って意味不明な内容になってしまいました。
ジャンルを一つに絞って上映時間を短くすれば、もっと良くなるんじゃないかと思いました。
2020年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
良作でした。
澪と新の葛藤とキャッチフレーズをしっかり描いてきた作品だと感じます。
大人だと青春ファンタジーは理解しにくいと思いますが、中高生の心には響いていると思います。
主人公の澪は高校生という設定もあって、決断したようで決断できていないフラフラした精神。
「努力したからって、絶対報われるわけない」という言葉の通り、中高生の悩みが伺えました。
作中で転々と移り変わっていくシーンはそんな澪の精神の現れと思います。
そんな未熟で不安定なメンタルは大人からみるととてもいじらしく思えました。
現世とあの世をつなぐ電車が走っているのは池袋の語源となった丸池でしょうか?
三途の川ならぬ三途の池と考えています。
他にも作中で象徴的な扉とか、細かい設定にもパンフレットで触れてほしかったなと思います。
「私は変わる」というキャッチフレーズは澪と新のどちらにも当てはまるのではないでしょうか?
新の背景は織夏さんと描かれていますが、変われないところは澪と同じように思います。
未熟で不安定な二人が長い道のりを経て結実していく過程が良かったと思います。
ストーリーの軸はしっかりしていると思います。
映像もキレイでしたし、女性キャラクターは美人でした。円佳も織夏さんも好みです。
キャラデザの過程はパンフレットに記載されていましたね。
次回作も期待しています。