大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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観る人を選ぶかなーというギャグ映画
シリアスのフリしたギャグ映画。 ゴジラのようなクスッと笑えるブラックジョークではなくてちょっとお下品な感じ? アニメだったらテンポとかもっと早くして面白いかもしれないけど実写だとちょっと厳しいかな。 色々なレビュー見てギャグ映画だと割り切って観れば楽しめるかと思うけど、映画館で前情報なしだとキツイかな… アマプラでちょうどいいと思いました。
低評価は誰の責任?
酷評の嵐だったので劇場で見る気は全く起きなかったが、配信に落ちてきたので怖いもの見たさもありやっと鑑賞。 本作については完全なる宣伝ミスであり、大規模公開させた会社の判断ミスというだけの話で、映画単体として見たら別に普通の作品でしょう。 ブラックコメディ風のセリフ劇で、小劇場の舞台が似合いそうな作品でした。 特に監督が三木聡なんだから、映画をちょっと知っている人ならこの作風もある程度頷けます。 大体この人の作品って今までずっとこういう作風だったし、殆ど単館系作品ばかり作っている人なんだから、本作もミニシアターで上映されていればこんなにバッシング受ける作品でもなかったと思うのですけどね。 この評価結果は完全に大衆心理とズレた(知らない)配給側のプロデュースの問題であり責任。 この監督の『転々』が好きでしたが、こういう作品を作らせてあげて下さいよ。 しかし本作も、コロナ禍の政治屋の働きぶりをそのままカリカチュアし皮肉った作品として観ると、それなりに良く出来た作品だと思いますけどね。
自分がみた映画では史上最低レベルの映画
コメディにしても笑えない作り テンポも悪いし、役者さん自身楽しんでないのかから回っていて、監督の映画を作るセンスを感じない 所詮深夜ドラマレベルの作品作りを無駄な予算を使って作ったら深夜ドラマ以下の物が出来上がった感じ
真面目に見なかった私のせいか?
お正月の残り物を食べながら、 アマプラで半端に見たせいなのか、 まったく分からない映画だった。 ちょっとショボいけどCGにはソコソコお金が掛かってそうなのに、 ギャグ感満載の大臣達のやり取り。 何処を目指しているのか分からない作品だなぁ と思いながら見ていたら、 最後は、◯◯◯ラマンが運んでくれたのかなぁ? って終わりに見えたのですが。 これで合っているのかなぁ? ボーッと半分寝ながら、 お正月料理の残飯を食べながら、 見た感想ですが、大筋合ってますかね? それすら不安になる、全く分からない作品でした。
これでいいけど…
シチュエーションコメディなら、あの微妙なCGたちいらなかったと思う…予算半分で怪獣より特撮シーンよりコメディの方じっくり見せてもらえた方が満足感があった気がする。CG良くなかったと思う…怪獣の上に立ってたり、大臣同士のだべりのシーンは好きだった。 序盤から照明の色味や過剰な色々やってみましたな演出の意図をつかめなかった。ふざけてたのかな、わかんなかったけど。 オチはこれしかないと思うし、良いと思うけど、これしかないんだから、初めからもう少しこのオチを匂わせた方が、みんなスッキリすると思う。 特撮映画も三木聡もどっちも一応見てるつもりだけど、この映画で一番記憶に残ったのは、濱田岳の綺麗なオデコでした。
そういう映画だったんですね
タイトルや、最初のストーリー展開は魅力的だったが、話が進むにつれてダラダラに… 90分くらいでまとめた映画だったら、もう少し楽しかったかも。 あとしまつをどうするか、話しが進むにつれて、主人公の謎が分かってきます。 この展開は、ウルトラマンっぽいというか、SFや少年漫画好きにはささる展開だと思います。 が、なんか詰めが甘いというか… 最後の終わり方も嫌いではないけど、演出が悪いのかなんか安っぽい。 あと、やっぱり邦画のCGが不自然なことが気になります。 メインキャラの3人が小柄なため、緊迫した場面もなんか抜けます。スケール感がないというか…すみません。 惜しい部分の多い映画でした。 山田くん太鳳ちゃんはじめ、ちょくちょくギャグをかます俳優陣のみなさんの演技はとてもよかったです。
ハードルをさらに下回る
評判は聞いていたので、 かなりハードルを下げて観たけど、 それでも正直つまらなかった。 悪いというのら知っていたので良いところを探そうと 思って見始めたけど早々にやめました。 とにかく笑わそうと言う台詞が全て滑ってしまっていて 恥ずかしいくらいだったし、 今時その下ネタかぁというガッカリ感が半端なかった。 良い点は大怪獣の後始末を題材にした事だとは思う。 僕も映画館でフライヤーを観た時これは面白そうだぞ と思ったし、その着眼点があったか!と悔しかった くらいだった。 それで出来上がったのが、これかという残念さが 残りました。 結局人間関係においては何も解決してないし、 オダギリジョーがなぜ手を貸す事にしたのかも、 よく分からないまま。 人間関係の雰囲気だけ出して、 では、何故?の部分がおざなりな部分が多すぎた。 良いコメディは笑いとマジメなパートのバランスが 良いと思うのだけど、 今作はふざけてる部分が多すぎて、 重大な事が目の前にあるのに、 そう見えなかったのも失敗な気がしました。 失敗から学ぶ事も多い。 そう言う作品でした。
はやすぎたのかも
時効警察がすきな人であれば三木聡はスベるくらいがちょうどいいのは解っているはずだ。というか、微妙or盛大にスベっている有様そのものが三木聡なのであって、根本的に笑いの質がM-1のようなものとは違うことは知っているはず。 ──にもかかわらず大怪獣のあとしまつが酷評合戦になってしまったポイントは四つあり①ひとつは半径が広がったこと。インスタント沼や亀意外のような日常や霧山くん(時効警察)のいるオフィスで繰り広げられる小ネタ集のイメージからゴジラ的フィールドへの変換に三木聡シンパさえもついていけなかった。 ②暗い時代にふざけた。新型コロナウィルス禍下にスラップスティックの大規模なやつをやった。また公開時期がロシアのウクライナ侵攻と被っていた。 ③勘違いされた。進撃の巨人あるいは庵野秀明のようなものを想像した観衆の反撥をくらった。 ④編集がぐちゃぐちゃ。なにやってんのかわからない笑。 世評が荒れた要因は以上四点だが、映画は労作だった。 三木映画にふだんはない風刺要素が入っていたことに加え第一線俳優と三木組が総出演していた。岩松了のギャグも他作に比べてさえていない──わけでもなかった。 ── 筒井康隆や小松左京といえば今では大家だが、かつてSFがくだらないものと見なされていた時代がある。 むかしの筒井康隆のエッセイには(SFを小馬鹿にするような)頭の固い連中にたいして怒りまくる件がいっぱい出てくる。 大怪獣のあとしまつは筒井康隆風のスラップスティックになっている。 したがって本作に対する拒絶反応は、筒井康隆のジャズ大名や小松左京の日本沈没に対する当時の人たちの拒絶反応に似ている。 だがジャズ大名や日本沈没は今では傑作である。だから大怪獣のあとしまつもおそらく早すぎた。20年後にカルト認定される日がくるだろう。 映画の主題はうんこのようなゲロのようなものの処理作戦からのキノコ繁殖阻止。その主題を夥しいアンサンブルキャストたちが、雁首揃えて大真面目に演じている。ばかばかしいとかくだらないとか百も承知な立脚点からはじまっている話であり、もとからマーケットに載せるのは無謀だった。 映画はパニック映画のパロディと政治家のカリカチュアで構成されているが、けっきょく話が見えないので全体が雪崩のように瓦解している。 とりわけパニック映画的なライブ感を出すために手持ちカメラを揺らしていることと、感動へ導いている気配にすさまじい違和感があった。 なぜこれが感動ヴァイブを発しているのかまったく解らない。サザエさんやちびまる子にタラのテーマが流れているようなものであり、いっそのこと巨大化したアラタくんが巨大うんこをひりだして終わったほうがはるかに合理だった。 ウィキペディアにあった批評家たちの批評は月並みだったが、ひとつ── 『大勢の人々が関わっていながらも「ここまでつまらない」作品が「最後まで、どこかで止まらずに出来上がってしまう」ことに対して、日本の映画業界全体に批判を加えている。』 ──という一文は頷けた。 が、それを言うなら日本映画は『どこかで止まらず出来上がってしまう』作品だらけ──だとは思う。 個人的には腹が立たない点において本作には救いがあった。 日本映画のなにが気に入らないのかといえば、アートなおごり=芸術家きどりと、俺様気配=鬼才風(きさいかぜ)吹かしである。 (たとえば)河瀬直美とか荻上直子とか園子温とか蜷川実花とか三島有紀子とか、そういうもってない人が自惚れ値まんまんでくりだしてくる映画にむかつくのであり、逆に言えば腹が立たない映画に反撥は感じない。 前述したように、これほどまでにばかなことを金と人をつかって仰々しく大真面目にやっているプロダクトゆえ、将来再発掘される可能性は大きいと思う。
全く面白くない
コメディ要素が強い作品で、笑わせようとしてるのだが、笑えなかった。ミステリーとして、死体をどうするか、ということよりも、コメディとして映画をどう終わらせるかしか内容がない。 豪華な俳優陣にも関わらずもったいなく思った。
いらないお笑いの要素。。
ストーリーにあまりにもミスマッチで。コメディにするならとことんして!おもしろいけどちがうでしょ、っていう。無理に組み込まなくていいから!っていう。ただ、大怪獣というありえないものに対して、国の関係機関が対応を考えたり、思惑があったりするのはなるほど、と。シンウルトラマンとは関係ないよね??
面白いけど残念
怪獣モノの問題を解決するようなキャッチなのに、できてない。 いろんなネタを盛り込んで、笑いに持っていてているの。一つひとつが面白いものと過ぎてるのも。 盛り込みすぎてもう少しまとめられなかったかなと思う。残念。 2時間弱がなごく感じるところが残念さを物語っている。
くだらない、バカらしい
くだらない、バカらしい映画。
お金払って見に行かなくて良かった。
面白くもないし、何が言いたいのかも、全く理解できなかったです。
しかしまあ、今の日本の政治家も、同レベルなのかなあ。
そこまで酷評すべきか?
映画館で観ようと思っていたが封切り後に酷評だらけなのでサブスク落ちするまで待っていた。 じゃあ映画館で観るか?というと微妙だし、金払った人の憤りもわかる。 でもB 級映画としては及第点、パロディとしては面白かった。 なんか違う方面の琴線に触れてしまったのだろう。 鼻息荒くして酷評するほどのことでもない。
典型的な案件映画。俳優女優を一新しないと、映画産業は終わる気がします。
演出・脚本・演技・映像・編集・登場人物…要素がすべて駄目という珍しい映画です。唯一、シンゴジラの後ってどうなるんだろう?という部分の誰でも感じる発想は悪くないかもしれません。怪獣8号はありますけど。 とにかく脚本が俳優ありきなんでしょうね。とにかく冗長です。冒頭の子供と同窓会の演技のひどさ。笑い袋の品の無い展開。いつもの俳優たちのいつもの演技。ギャグになっていないギャグ。金が無いことを逆手にとるのではなく開き直った映像。テーマ性の欠如(シンゴジラ的な一見テーマ性に見える何かは入っている)。 まあ、上げればキリがないくらい駄目です。この原因は俳優女優を先に決めているからな気がします。日本映画でも、表現したいことを表現した映画には素晴らしいものがありますが、しかし、こういう案件臭の強い作品が氾濫しすぎて…アニメに客をなぜ取られているか?それは俳優女優ありきの案件映画作りだからです。
子供の遊びを大人が本気でやると、スゴイ!・・・のに・・・
ウルトラマンはM78星雲まで何分で帰るのか。 怪獣が壊した街はなぜすぐ直るのか。 なぜ怪獣は日本ばっかり来るのか。 仮面ライダーはなぜ郊外の岩場で戦うのか。 怪人はなぜキックで爆発するのか。 小学生の休み時間の会話って だいたいこんな感じ。 そのくだらない会話が めちゃめちゃ面白かったあのころ。 その小学生の会話を、 大人がクソ真面目に作りました。 ってのがこの映画の面白さなのに、 大人のクソドラマに子供のアイデアを パクっただけという、 逆になっちゃいました。 という残念映画。 あのころゲラゲラ笑いながら 話していたくだらない妄想話を そのまま映画化すれば良かったのに、 下手にドラマとか恋愛とか政治とか絡めて 大人の話にしちゃうからこうなる。 あとさ。 「すげぇ面白い話あるんだけど聞いてよ!」 から始まる奴の話って大体つまんないでしょ? 笑わせようとするから笑えなくなるのね。 クソ真面目にくだらないことするから面白いのね。 大人も子供も楽しめない映画に なっちゃいました。
希望
怪獣のあとしまつ なんて考えてもみなかった 山田くんが主演 友に誘われたのに… 二の足を踏んでしまった …結果は おもしろかった。 内閣がゆる~くて笑える 山田くん、太鳳、岳くんは ちょ~真面目に取り組んでいるのに 周りのキャストの人達が 主演が霞むほどのおもしろさ でも。やっぱり最後に 主演の山田くんを惹き付ける アラタが○○○○マン? みたいな演出がいい 笑いがあって感動もあり 楽しかった 余談… 怪獣が身近に見られたので(嬉) 希望のある終わりかたでした(笑)
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