劇場公開日 2022年2月4日

「典型的な案件映画。俳優女優を一新しないと、映画産業は終わる気がします。」大怪獣のあとしまつ nyaroさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5典型的な案件映画。俳優女優を一新しないと、映画産業は終わる気がします。

2023年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 演出・脚本・演技・映像・編集・登場人物…要素がすべて駄目という珍しい映画です。唯一、シンゴジラの後ってどうなるんだろう?という部分の誰でも感じる発想は悪くないかもしれません。怪獣8号はありますけど。

 とにかく脚本が俳優ありきなんでしょうね。とにかく冗長です。冒頭の子供と同窓会の演技のひどさ。笑い袋の品の無い展開。いつもの俳優たちのいつもの演技。ギャグになっていないギャグ。金が無いことを逆手にとるのではなく開き直った映像。テーマ性の欠如(シンゴジラ的な一見テーマ性に見える何かは入っている)。

 まあ、上げればキリがないくらい駄目です。この原因は俳優女優を先に決めているからな気がします。日本映画でも、表現したいことを表現した映画には素晴らしいものがありますが、しかし、こういう案件臭の強い作品が氾濫しすぎて…アニメに客をなぜ取られているか?それは俳優女優ありきの案件映画作りだからです。

nyaro