アボカドの固さ

劇場公開日:

アボカドの固さ

解説

復縁への淡い期待を抱きながら右往左往する男の姿をリアルに描き、PFFアワード2019ひかりTV賞、第20回TAMA NEW WAVEある視点部門入選作となった城真也監督の長編デビュー作。俳優の前原瑞樹は5年付き合った恋人の清水緑から突然別れを告げられる。どうにかしてヨリを戻したい前原は、周囲の人たちに恋愛相談してまわり、とりあえず1カ月後に迎える25歳の誕生日まで待つことを決める。しかし、彼女からはなんの音沙汰もなかった。主人公の前原瑞樹役を劇団「青年団」所属の前原瑞樹が演じ、前原自身が実際に経験した失恋体験をベースに構想が練り上げられた。

2019年製作/100分/日本
劇場公開日:2020年9月19日

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映画レビュー

3.0前原は幼稚で身勝手で、特に佐々木への態度は酷い。おれもそんなクズです。

2020年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前原は幼稚で身勝手で、特に佐々木への態度は酷い。おれもそんなクズです。

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Mr. Planty

3.0ずっと全身をくずくられてるような気分になる映画

2020年10月10日
Androidアプリから投稿

俵万智さんの推薦コメントにこの映画の魅力のほとんどが詰まっていると思います。そのまま引用します。

『大のアボカド好きから言わせてもらうと、アボカドの食べごろを見極めるのは、とても難しい。熟れぐあいは、そっと触れて想像するしかない。人と人との関係も、またそうだ。
前原君は、まだ固い実を前のめりに味わおうとしたり、せっかくのタイミングを逃したり、熟れすぎの危うさに無頓着だったりする。イタくて愛おしい数々のエピソード。でも、はじめからの達人なんて、いないのだ。人類がどんなに進化しても、アボカドは(つまり恋愛は)、食べて失敗してみないとわからない。
もどかしさや切なさを感じながらも、ラストの超ささやかな笑顔から、私は温かなものを受け取った。』

自分からすると、この主人公は結構子どもなんですよね。彼女の家に上がって、彼女の母親からコーヒーをもらうシーン。母親にも堂々と嘘をつこうと画策してみたり、家を出る際椅子を出しっぱなしにしてみたり、道中気の効いた会話のひとつもできなかったり。スタッフに対する態度、友達に対する態度、ホテヘル?の女性に対する態度、どれを取っても自己中心的なんですよ。

でも、三大欲求である「性欲」を満たすべく行われる恋愛は、本来もっと自己中心的で我が儘で周りが見えていなくて当たり前なんだという示唆を得ることができる作品だと思いました。主人公に対しても周りの登場人物に対しても、演出の一つ一つが優しくて切り捨てられてない。主演の方の実質再現ドラマとはいえ、「こりゃダメでしょ!」とか「つまらない!」とならないのは、登場人物への温かい眼差しが窺えるからかなと思いました。

とはいえ、主人公が「しみちゃん」と呼ぶ元カノに固執する理由を描いた方が感情移入しやすかったかな…と思いました。作品の最後の方にしみちゃんのどこが好きなのかを伝えるシーンがあるのですが、序盤や中盤にでも二人の出会いや幸せだった日々を回想でもう少しあると良かったかなと。見る側にとっては初見から嫌なというか、もう主人公には全く興味がないんだな…と思わされる演出だったので。

今年「僕の好きな女の子」という好きという気持ちを伝えられないもどかしさを描いた傑作を観たのですが、清々しい恋愛の散り様も迷走する様も結局恋愛はどう転んでももどかしさからは逃れられないんだなと思いました。監督と主演の方の舞台挨拶も拝見できて良かったです。

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わたろー

3.0大したことは起きない

2020年9月29日
iPhoneアプリから投稿

物語として、大したことは起きない。そんなにひどい失恋でもない。
主人公はかっこ悪く、じめじめしてて、なさけない。
でもそんなクソヤローを優しい目で見てくれる人がいる。

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邦画好き

5.0素敵な人の周りには素敵な人達がいる

2020年9月25日
iPhoneアプリから投稿

劇場にいたみんなの、登場人物への愛情を持った眼差しで空間が満たされていました。映画館で映画を観ることの幸せを切実に感じました。

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やましー

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