マルモイ ことばあつめ

劇場公開日

マルモイ ことばあつめ
33%
55%
10%
0%
2%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

1940年代の日本統治下の朝鮮半島で言語が朝鮮語から日本語に変わり、名前も日本式となっていく中、母国語を遺したい思いで全国の言葉・方言を集めた「マルモイ(ことばあつめ)作戦」の史実をベースに描いたドラマ。親日派の父親を持つ裕福な家で育ったジョンファンは、失われていく朝鮮語を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆる言葉を集めていた。盗みなどで生計をたてていたパンスは、ジョンファンのバッグを盗んだことをきっかけに、ジョンファンとかかわるようになる。学校に通ったことがなく、朝鮮語の読み書きすら知らなかったバンスはジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さに気づいていく。「タクシー運転手 約束は海を越えて」の脚本家オム・ユナが初監督と脚本を担当。バンス役を「ベテラン」「王の男」のユ・ヘジン、ジョンファン役を「犯罪都市」「ゴールデンスランバー」のユン・ゲサンが演じる。

2019年製作/135分/G/韓国
原題:Malmoe: The Secret Mission
配給:インターフィルム

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

※GEM Partners調べ/2021年10月|Powered By U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4

(C)2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

映画レビュー

5.0文化を守る、その意義を伝えてくれた

2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

言語とは文化の土台であり、最も基本的なものだ。存在するのが当たり前すぎて、忘れがちになるが、言葉もまた誰かが守らないとなくなってしまうようなものなのだ。この映画で描かれたように占領統治の政策で危機に陥ることもあれば、地方の方言のように徐々に標準語に侵食されていくことでなくなる場合、民族自体が少数となり使える人間がほとんどいなくなってしまうなど、様々な理由がある。
どの民族にも固有の表現があり、物語がある。土台である言語がなくなれば、それらはほとんど全て消えてしまう。この映画が描いた言語を守るという行為は、その民族の全ての文化を守ることだ。
映画館の使われ方がとても印象的だ。映画というのは、戦前・戦中・戦後も色々な国でプロパガンダとして使われたメディアだ。日本も例外ではない。その映画館で密かに辞書編集の大会議を開き、言語を守る戦いをしていたというのはなかなか皮肉が効いている。国や人種、民族の違いを超えて、文化を大事にする人々との連帯を大切にしたいと思った。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
杉本穂高

4.5歴史は人々の思いでできている

2022年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1910年に韓国が併合され、
1919年に三・一独立運動が起こった。
1939年には創氏改名が実施され、韓国の8割の人が日本式の苗字を届け出た。
(ちなみに、この映画は1939年が舞台だと思われます。創氏改名が登場しますから)

と、教科書で、こんな事実を習ったはずですが、
歴史には、詳細な事実(人々が日常で体験したこと)は、記述されません。
ましてや、そこに生きていた人々の気持ちは、なかったかのごとくです。

「ひとりの百歩より、百人の一歩が大切」
代表と呼ばれていたリュ・ジョンファンが、子供のころ、心に刻んだ父親の言葉です。
時は過ぎ、その父親は中学校の校長として、皇民化の教育に加担している。
父親を責める息子に、父親は言います。「昔は独立できると思っていた」
「昔」とはもしかしたら、三・一独立運動のころのことでしょうか。
しかし、20年の月日は父親を変えた。
同じ日本人になる、という巧みな、
しかし、現実には差別的な扱いのもと、
牙を抜かれていく同朋たちの中での20年。
片や、外国留学から帰ってきて、20年前の思いそのままの息子。
父親が現実と折り合ったからこそ、得られた収入があり
その資金が支えた外国留学が、現実と抗う息子を育てたという皮肉です。

元スリのキム・パンスには、息子との間に逆パターンの分断があります。
生まれた時から併合下にあり
あたりまえのように日本人に殴られる環境下で育った息子。
アウトローの父親とは、気持ちが通じるはずもありません。

共通のアイデンティティーを失うということは
親子の間にさえも分断を生み出すということです。
だからこそ、アイデンティティーの源泉のひとつである言葉に
命をかけた人々が存在した、ということなのです。

『皇民化政策』『創氏改名』という単語に、
命を吹き込んでくれたこの映画に感謝です。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
マツドン

1.0「もしもOOだったら…」というフィクションとして楽しむにはよいですが、史実と考えると大きく間違えてしまいます。

tkさん
2022年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

前提の世界観がずいぶんとおかしいという指摘を見かけて、早速鑑賞してみました。
確かに問題が多いですね。

朝鮮語研究は日本による支配の最終盤まで盛んにおこなわれていたことを忘れないようにしたいところです。

「植民地支配を強化するために研究していた」という反論が出そうですが、とりあえず、「禁止されていた!」というのを撤回してから話をした方がよさそうですよ。

「もしも坂本龍馬が女だったら!」という類のフィクションとして楽しむのは良いですが、史実かの世ように語っては罪が深いと思います。

当時の研究書がデジタルで閲覧できます。
「朝鮮語方言の研究」小倉進平著 で検索してみてください。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
tk

4.0楽しく感動しました

2022年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

コロナ禍の中、韓国ドラマや映画にハマり、目下韓国語と歴史を勉強中です。
韓国語講師のお勧めで見てみましたが本当に良い作品だなと思いました。

強国に尊厳を否定される事は何国人であっても嫌なことだと思うので、私も一個人として感情移入できました。韓国の人が大日本帝国を否定するのは当然のことなので、反日だのどうのと騒ぐこともないと思います。

韓国人の先生曰く「この内容の作品を禁止しない日本は素晴らしい国です!」
そういう日本を大切に守って行くことが大切なのだと改めて感じました。

韓国作品の常ではありますが、日本人が日本人と感じられない発音なので−★です。
日本人にとってだけでしょうが、そのたびリアリティがぐっと下がり、ああドラマなんだなと興ざめするからです。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ぼんぼおやじ
すべての映画レビューを見る(全43件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る