望みのレビュー・感想・評価
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家族ってこんな感じじゃないと思う
家族だったらもっとどんなことであっても生きていてほしいと思うんじゃないかと思います。
終わりがあっけらかんとしていてそうかな?と疑問でした。
何も、してこなかった大人ですが…
先日「異端の鳥」を観たのですが、自分達と異なる(と、思い込んだ)個体を排撃したがるヒトの業は、時空を越えて繋がっているようです。
思うことは、2つ。まず、私の家族が、加害者になったどうするのか?。罪人が、自分の罪を受け入れるかどうかは、文字通り親身になって、自分の存在を受け入れる人がいるかどうかが、重要だそうです。
次に、私の家族が、被害者になったら、私は何を求めるのか?。
殺人事件の報道が、絶えません。しかし、何故事件が起きたのか、下手人が、どんな環境にいたのか、ろくに報道されません。被害者家族の怒りの叫びも、報道業者のメシの種状態。その後、逆にバッシングされても、誰も守ってくれません。結果、偏った情報から、正しさを見つけようとする、罰を与えようとする。それが次の過ちになることに、気づくことのほうが、少ない。知る権利と、限られた情報から、私達は、一体何を選択しているの?。
義憤という言葉があります。私、正しいことをしているから、間違ってない。つまり、義憤が有れば、何をしてもいい。そんな無責任な義憤と、向き合う覚悟が、要求される時代のようです。
何もしてこなかった私ですが、事件に巻き込まれたら、どうしよう?。大変!。家の周りに、報道業者が溢れています!。無責任な義を退治できる弁護士と、カウンセラーって、出前できますかね?。ウーバーで頼めば、来てくれますかね?。ごはんしか、ダメなの?。
「誰も守ってくれない」
本作と似て非なる作品。人の無力さと、その先にある(と、思われる)何かを見いだすお話。自分に家族がいるように、よそ様にも、家庭がある、それを義憤で破壊する権利は、いつ、誰が、どのようにして行使するのか、ご考察ください。
自分には合わなかった
つらかった
人の弱さ悲しさを突きつけられた
仕事みたいにつかれた
こんだけ悲劇であればこうなる気がする
実際の悲劇も探せば見つかる気もする
大どんでん返しが無いだけに、そこからの何かを勝手に期待してしまった
望み?祈り?美しさ?実際の悲劇とは異なる、フィクション映画としてのバイタリティみたいなものを期待してしまった
何も成仏しなかった
完全にすれ違った
幸せを守る難しさを改めて考えさせられる物語
男の子を一人前に育てるのってほんとに難しいんだろなって痛感する。ナイーブでデリケートで、でも成長が女の子よりも遥かに遅い。成長の過程でいろんな外圧に巻き込まれて時に法律も犯してしまう危うさ。鑑賞しながら親へ感謝の想いが身に染みる。
映画はそんな男の子の成長の過程で生じる微妙なボタンの掛け違いで幸せな家族が崩壊してしまう誰にも潜在する日常を描写。幸せを守る難しさを改めて考えさせられる物語
言葉『望み』
『望み』という言葉はいつ使いますか?
よく耳にするのはドラマやマンガで
"大丈夫だ! まだ望みはある!"
という希望を含んだ言葉で解釈されると思います
この映画では数少ない『望み』が発せられます
どのような場面で、
どんな感情が吹き込まれての『望み』なのか
注目してみると面白いです
これとは逸れますが、
長男と同じ年頃の私は
"ちょっと" とか親に対しての
話し方もリアルで少し気持ち悪かったです
いい意味で
自分もそーゆー人の1人なのかもしれませんね
広い意味で
望みがあるのが望みない。望まないのが望みあり。
見てない人からしたら不思議なタイトルですが。
そのまま。
望みですね。
映画の題名と内容がこんなにも一致してると思えた映画はないかも。
あれぐらいの男の子を育てあげた母親からしましても、時に帰って来ない夜や、何を考えているかわからない時期。今もですけど。
事件、事故に巻き込まれて居ないかといつも心配ですが。
私は一貫して加害者にはなって欲しくない。
例えそれが終わりだとしても。
内容的には考え深い物がありましたが、石田百合子の考えになった事はないですね。
結果、石田百合子も死は受け入れざるを得ないとしても、加害者だった場合は一生悩むわけで。
うーん、最初の被害者はみんなからもかわいそうになるのだけど、数日違うだけでこうも扱いが違うとなると
報道や、ネットは怖いねぇ。
時に何を信じ誰を信じていいのかさえ見失ってしまう。
とても、考えさせられた映画でしたけど、前まではこんな事テレビの世界でしかなくてと思っていましたが。
ネットになんでも書ける時代。いつ、何時自分が、自分のすぐそばで事件が始まるかも知れない自分もそのうちの1人、ただの傍観者ではない時代に突入しているんだと。
そんな怖さを感じました。
自分の息子だと思って考えさせられました
自分ならどんなかたちでも、
生きてて欲しいと思うよ。
事後がしっかり描かれてて、
良かったです。
すっかりしました。
しかしマスコミってなんかいつも
こーゆー描かれ方になる。
あと、ネットで晒されるとかも、
最後の記者とのやり取りで
ちょっと救われた。
起承転結のバランスが良い。
展開のテンポが良い、
同級生の女の子、何かで見た気がする。
もっと見たかった。要チェック
大事な人の事、毎日大切にしようと思った。
辛い、辛いし泣いた。でもそういう映画ってのは承知の上で観たからそれは仕方ない。
作品としてはちゃんと丁寧で文句のつけようは特にありませんでした。キャストも好きな人しか出てないしね。だからこそ辛い気持ちが強くなってしまうんだけど…。2回目はもう観たくないなぁ。幸せな家庭が崩れていくストーリーは本当嫌だよ…でも一寸先は何が起こるか分からないし、だからこそ家族や友達や同僚の、些細なサインや警告は絶対見逃したくないなぁと強く思うきっかけにはなった。私は本当どうしよもない人間で、人の事より自分の事ばかりで今まで生きてきたから、大事な人達を守ることも考えてこれからは生きてこうと思ったよ。
目の前にいる大事な人、遠くにいる大事な人、いざと言う時だけじゃなく、毎日毎日、大切にしていきたいし力になっていきたいよ。この映画観終わった後は辛過ぎて、そう思う事で何とかショックな心を保っていた気がする。
家族の【望み】
堤幸彦監督ということで、期待してきました。前作「人魚の眠る家」同様、親の葛藤を基軸とした映画でした。重いテーマでしたが、テンポもよく最後まで飽きずに見られました。何より演技が素晴らしく、堤真一さん始め石川家の皆さんの演技は秀逸。見たかいがあった!
ただ、マスコミへの過剰な嫌悪感を煽らせる演出と、長男の同級生である女の子(マネージャー)は、要るか?と思ったので、星4にしました。
うーん・・・題名の意味が語りきれてないんじゃ?
原作未読で鑑賞。
「星の子」観賞後と同じ気持ちになりました。
原作で描かれていたこと、作者の表現したかったことって
これなんだろうか?このお話で良いの?感が否めません。
ただ、良いのかも?ですが・・・。(原作未読なもんで)
なんだろうな、ただ、発生した事件に巻き込まれた家族の
葛藤の日々と、その後のエピソードを描いているだけなんだよな。
「えー、そんなんで良いの?」
「題名に込めた想い、意味ってなんだったの?」
と脚本家さん、監督さんに聞きたいです。
何を誰が望むのか?その結果がどうだったのか?
その望みとはなぜ望むのか?
望むことがもたらすことはなんなのか?
それが家族に、人間に、何をもたらすのか?
異なる想いがあるからこそ生まれるドラマであり
人間模様なのではないだろうか?そこに作者の訴えたい
テーマがあるのではないだろうか?と勝手に思ってます。
が、、、、それが伝わってこないんだよなぁ。
「星の子」観賞後、原作を読みましたが原作内エピソードは映像化
されてますが、原作者の訴えたいこと、表現したかった世界観は
残念ながら伝わってくる作品ではありませんでした。
それと同じ気がします。
やはり、原作読まなくては・・・。
さておき、石田ゆりこさん。
好きな女優さんですが、残念ながら今回はミスキャストな
気がします。母親に見えないのです。
自身の望みにひたすら真っ直ぐな、ちょっと「狂」が入っても
良いと思われる強い母性の覚悟が・・・見えないんだよなぁ。
この作品のキーだと思うんです、母親。
だからこそちょっと辛い結果になったかな?
あと、この作品の構成、好きではないです。
クライマックスの「答え合わせ、種明かし的」な展開。
そしてその結果感情を揺さぶらせよう・・・という安易な感じ・・・
好きじゃないんだよなぁ。
同じ状況になったら…
あまりに苦しくて…あまりに切なくて…
やっぱり親に心配かけるようなことはしちゃダメだな…なんて月並みなことしか言えません
堤真一も石田ゆり子も本当に良かったが1番は清原果耶でしょう
めっちゃくちゃ上手 上手だと思わせないほどにリアル
次回作にも期待です
堤真一を見ると容疑者xの献身がみたくなる病気にかかっているので、今回もprimevideoにお世話になってきます。
絶望が連れてくるのは希望
生きていてほしい。
たとえ犯罪者だったとしても...
潔白であってほしい。
その時は生きていないだろう...
どちらにしても
絶望が希望を連れては来ない
暴風雨が吹きすさむ家のなかで
家族のできることは
ただ信じて待つことだけなのかもしれない。
どんな結果であれ、受け止めることしかできない。
そして嵐が去ったあと
遺された家族は結束をより強くして
前を向いて歩き出さなければいけない...
ヒトは信じた想いを裏切られたくないから
都合のいい情報だけを取捨選択しては
右往左往と立ち回ってしまっている、のでは...
と、考えるととても怖くなりました。
堤幸彦監督の過去作『人魚の眠る家』でも思いましたが
家族の心情を“家”の外観や
室内の光が醸し出す雰囲気で
表していたことが印象的でした。
頭と心がぐっちゃぐちゃに掻き回される
「人魚の眠る家」が響いた人にオススメ。本作は「人魚の眠る家」と同様に、家族が重い二択を迫られる構図。
息子は被害者(=死んでる)なのか、加害者(=生きてる)なのか。
とにかくこの二択をテーマに話が進むもんだから心が揺さぶられっぱなし。頭で考えても正解が見出だせない。
終盤、息子の部屋にてあるモノを見つけた時の堤真一の演技は圧巻。安堵と絶望が入り交じった涙は本当に観ていて辛かった。
個人的には加害者は嫌だなぁ…と思ってしまったが、同じ頃の子を持つ親が観たらどんな気持ちになるのだろうか。
悪しき風潮と信じ抜く心を試される
贅沢なキャスティングと、話題になった原作で、さぁどう料理するんだ?と半信半疑で観に行ったわけですが、結果まぁまぁというのが素直な感想。
反抗期に入った息子の家出から事件が勃発。
息子は加害者なのか被害者なのか。
どちらが望ましい結果なのか、そこに焦点を当てた鬼作。
展開は文句ないし、演出もまぁまぁなんだけど、
エンディングが思いの外長くて驚く。
こんなだらだらする必要あった?
バッサリ切ってくれたほうが映画らしい気がした。
観客に、自分だったらと考えさせる余韻は与えない方針だったのだろうか。
それとも尺伸ばしなのかは不明。
しかし私が一番注目したのは、
まだ結果が出ていないのに周囲が勝手に憶測だけで決めつけてしまう風潮。
これって本当に昔からの悪しき慣例。
世界中どこにでもある。
これどうにかならないんだろうか。
せめて、私はこういう偏見を持つ人にはならない。そう決意した作品。
自分の家族が陥ったことを想像して。
自分の家族が陥ったことを想像しながら観ました。
当然、このような環境になった場合は、映画のようなことが起きるでしょう。
それはまれに想像できます。だからこそ結構最初の方から物語に入り込みました。
私個人としては、このやり玉に上がった子どもが多くを語って欲しかったと思いました。
この映画のように進むのは少しいただけなかった思いがあります。
なんか単純過ぎるような気がしました。
作り的にはとてもいいテーマです。映画も面白いです。
ただもう一つ単純過ぎるところが採点に表れています。
息子が犯人であっても生きていて欲しいと望む母性
今回は堤監督が奇をてらわずオーソドックスに撮ったので良い作品となりました。奥寺佐智子の脚本も秀逸だったと思います。
主役の堤真一がコロナ禍再放送していた左江内のイメージから一変シリアスな芝居も流石でした。この作品では息子が例え犯人であっても生きていて欲しいと願う母を演じる石田ゆり子がまた素晴らしかったです。息子の所在を訊きまわる、生きていると信じてスーパーに買い出しに行く。息子の情報を得るため週刊誌記者に接触する。このように暴走する母性を見事に表現してくれます。
何気に良かったのが淡々とシリアスに警察官を演じた加藤雅也と早織のコンビ。地味に二重丸です。
最後二択しかないなか家族間で望む結果の相違と軋轢。また少年犯罪に巻き込まれた家族それぞれの苦悩、心労。シンプルに思えて深い良質なサスペンスです。
海よりも深い両親の愛情を感じました
さて二回連続の銀座通いでしたので、今日は市川妙典(みょうでん)のイオンシネマへ行きました。
おやおや、いつもは閑散としているのにお客様がたくさんいるよ。ほぼ全員「鬼滅の刃」目当てだよ。なんと新宿TOHOシネマズでは朝7時から26時まで1日42回上映だと!えっ42回!
田舎のバス停か‼️
(知らないと乗り遅れます)
二階はゲーセンである。クレーンゲームが並んでいる。もう殆ど「鬼滅の刃」祭り、金使うよー
あれはクレーン(鶴の意味)じゃねえ!さぎだからな!
コンビニでも鬼滅の刃祭りじゃ!すごいのう!でも多分私は観るな・・・ミーハーだから。
あのなあ、わしゃあ知らんのじゃ。どうやら鬼退治らしいのう。
犬、猿、雉を連れて鬼ヶ島にいくんかのう。
それ桃太郎ですから❗️
そしてグッズ売り場が大混雑!パンフレットが買えなかった。残念!無念!断念!
はい。相変わらず毒にも薬にもならない枕が終わりました。まずは簡単なストーリーから紹介します。
高級住宅地に住んでいる四人家族の話です。映画に出てきそうな幸福感に満ち溢れでいます。(いや映画ですから)
父 石川一登(堤真一)は一級建築士です。自宅の横に事務所を構えています。愛想もいい。
母 貴代美(石田ゆり子)は校正の仕事をしていますが家庭的です。良妻賢母と言ってもいいでしょう。
長男 規史 ただし (岡田健史)は高3です。サッカーをやっていましたが相手の悪質な反則により膝を壊してしまいサッカーを断念。口数は少なく最近は夜に出かける事が有ります。
長女 雅 みやび(清原果耶)は中3。才色兼備でいい娘です。
ある夜、規史が夜に外出します。そして朝まで帰宅しません。いや、そんなに悪い子じゃないのにどうしたんだよ?家族の不安がプラス1。
えっ?同級生が殺害された?まじか?不安がプラス3。父 一登は規史の部屋をチェックした事を思い出した。ごみ箱に小刀のパッケージがあった事を思い出した。不安プラス10
息子とは連絡が取れない。まさか?やったのか・・・それとも・・・不安プラス20
今時です。友人との連絡は各自のスマホで取り合います。息子の人間関係は把握していない!
なにが、どうなってるんだ!
かくして家族の不安は加速度的に高まります。
この先は劇場でお確かめ下さい。
役者さんは熱演なんですが、全てを語ると日が暮れてしまいます。短めに・・・
家族が不安の嵐の中、唐突に現れるジャーナリスト。そうです。
桃太郎です❗️
違いますね。松田翔太です。みんな大好き。私も大好き。体温は35度台です。クールだけど軽さも有ります。お兄さんもいいけど、弟もいい。
賢兄賢弟。世の人は言います。お父さんに似てきたね。私の見解はやや違う。
松田優作と松田美由紀を足して二で割った感じだ!
そのまんまじゃねえか‼️
奥さんは千代の富士の娘である。なんか喧嘩強そうだな。今度あったら謝ろう。
あと、どうしても語りたい方がいる。石田ゆり子さんだ。最近メッチャ売れている。知らん人もいると思うんで少し説明します。
元々妹の石田ひかりが売れていて、ついでにデビューしたんだよ。おまけのようにね。しかし時は流れ立場は逆転した。本作では、ほぼ主役だしね。唐突だがここでなぞかけを・・・
整いました!
石田ゆり子と、かけまして。
新幹線と解きます。
そのこころは❓
【のぞみ】で【ひかり】を追い越しました。
こんな長文を読んで頂き有難うございました。
テーマがしっかりした芯のある映画
ストーリーは単純でありながらも、カットの画角、キャストの表情、脚本の展開、これで観客を引きこむので、監督の素晴らしい手腕と思いました。自主映画を撮っているので、作り手側からの感想に近いけれど、なるほどなぁっていう感心させられる映画でした。
特に、堤真一、石田ゆり子、の演技はさすがでした。なにげない、裕福そうな幸せな家庭が、ひとつの出来事で急展開して、それぞれの想いが裸になっていく中で、家族の絆を感じさせる映画でした。
サスペンス調になりがちなところを、しっかり家族の絆にテーマを置いた軸のある映画とも思いました。
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