ピーターラビット2 バーナバスの誘惑のレビュー・感想・評価
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おラビット様の戦い方じゃない....
前作鑑賞済み。原作も人並みには読んでいます。
個人的には前作のほうが好き。というか前作がはっちゃけすぎてたんですよね。あんなダイナマイトで殺しあう感じのを楽しみにしていったので拍子抜けしてしまいました。でも前作よりおとなしくなったってだけでぜんぜん悪い動物を楽しみに行くぶんにはいいと思います。
ストーリーは単純で子供向けな感じです。でもその割には途中でのドライフルーツ強奪作戦は脱線しまくりで小さい子には難しいのではないでしょうか。私はストーリーよりか笑いどころで笑っている小さい女の子の笑い声を聞いているほうが心が安らぎました。
次に吹き替えの演技。こちらはほとんど全員違和感なく聞けました。哀川翔さんも吹き替え経験は今回が初経験らしいですがバーナバスのアウトローな様子が凄く上手でした。
一番良いところはやはり動物の可愛さですよね。前作から僕の推しは豚ちゃんです。
お子さんは必ず楽しめる映画だと思います。是非ご家族ででもご覧ください。
親子の物語かな
可愛くて面白くて楽しめる
ピーターうさぎ宇宙へ行く
ピーターの成長と学びが活かされたモフモフ続編。
『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』鑑賞。
*声の主演*
千葉雄大
*感想*
前作は当時の映画館で観ました。
前作に引き続き、ウサギのもふもふ感、可愛らしい動きは今回もクオリティーが高くて、家族も可愛くて、とても癒されました!最近知りましたが、ウサギのバーナバスの声を演じるのは、哀川翔さんだとは!
ストーリーは、勝手に悪者扱いにされたピーターが怒って抜け出して、ピーターの父親を知る老ウサギのバーナバスと出会ったことで、悪の道へ歩もうと決める一方で、ビアとマグレガーは、ピーターラビットを題材にした絵本の件で、ある出来事が起こる。。
コメディ要素も描きつつ、ちょっとシリアスな場面もあり、さらに自分を失った事で周囲に影響が出ちゃってる所もありました。
個人的には苦手なタイプの内容でしたが、後半から変化球のような展開が起こり、そこは良かったですね。
前作同様、大人でも子どもでも楽しめますが、今回のストーリーは、詳細は書きませんけど、色んな意味で学べることができました。
総じて、ピーターと家族愛や仲間との絆、成長や学びが活かされていて、面白かったです。ただ、ドタバタ劇がちょっとあり得ないけど、非常に楽しませて頂きました!
個人的にマグレガーの絶叫がツボです!(^^)
【”君らしさを失って欲しくない・・”仲が良いほど、喧嘩はする・・が、いざと言うときのピーターとマグレガーの団結力はピカ一です!】
ー まさかの(すいません‥)ピーターラビット第2作。
前作で和解したピーターとマグレガー。
そして、ビアとマグレガーは、めでたく結婚・・。
ビアが書いた絵本が、敏腕編集者ナイジェルの目に留まり・・。
一方、ピーターは相変わらずマグレガーと仲良くなれずに、大都市グロスターへ・・。ー
■感想
・映画の”ピーターラビットシリーズ”って、ピーターと、見かけだけは大人だけれど、施設で育った心寂しきマグレガーの成長物語なんだな・・、と思ったよ。
・似た者同士(頑固だけれど、一途で、心優しい所。)のピーターとマグレガーは、ビアやカトンテールやモブシーやフロプシーを愛し、皆が道迷いしている時や、ピンチの時には、共に戦うんだよね。
・ピーターの声を担当したジェームズ・コーデン(ピッタリ!)、カトンテールの声はデイジー・リドリー、モブシーはエリザベス・デビッキ、フロプシーはマーゴット・ロビーと、主な役の声優担当の役者さんも前作と変わらず、嬉しい。
ー それにしても、美人女優さんばっかりであるなあ・・。ー
・ピーター達の動きや微妙な表情も、相変わらず絶妙に表現されているし・・。
ー ピーターが、一生懸命マグレガーの育てているトマトを”回収”したのに、マグレガーに誤解を受けて、グレチャッテ、一人寂しそうに大都市グロスターの下町通りを歩く時の表情・・。そして、悪ウサギ、バーナバスと出会って・・。ー
◆ 前作が、ヒットしたのはピーター達の動きや表情を担当した”特殊効果チーム”と”視覚効果チーム”の頑張りがあってこそだと、私は思っています。
<ピーターとマグレガー。
似たもの同士だから、直ぐに喧嘩するけれど、いざと言うときには、素晴らしい団結力を発揮する素晴らしいパートナー。
ビアも、マグレガーのお陰で、”自分の絵本の世界観”を取り戻し・・。
ピーターも”囚われた仲間を助けないと!”というピュアな気持ちを持っているので、悪ウサギにならずに済んだしね。
真の悪人は、誰一人出て来ない素敵な物語です。>
<2022年6月26日 イオンシネマ岡崎にて、字幕版鑑賞>
成長したピーターに物足りなさも
そこそこクオリティは高く、楽しんで観られた。
イギリスやアメリカで人気が根強く、本編にも多数引用されていたディケンズ(『クリスマス・キャロル』『二都物語』などの作者)のように、富裕層(出版社)と庶民(マグレガー夫妻)や、善と悪の対比を物語に組み込んでいて、その辺は上手かった。
一方では、一作目ほどの勢いはなかったとも感じました。
つまらなくはないんですよ。
ただ…
やっぱ、前作のインパクトが強すぎた。
『アウトレイジ』+『プライベート・ライアン』、戦時中の『トムとジェリー』みたいだった前作でのピーターは、何気なく人殺しレベルの悪事を働いたわけですが。
そんな前作から比べると、ピーターがそこそこ聞き分けがいい子に成長していて、優等生ぽくなっていたせいで、物足りなく感じたのかもしれません。
本作ではマグレガーも含めた「みんな仲良し」から、「マグレガーも家族」へとステップアップするための試練というか、失敗話。
悪への憧れと、父の面影を感じる年上の男に認めてもらいたい一心で、犯罪に加担したピーターの姿は、少々ニューシネマの香りを漂わせつつ、(前作の戦争映画から)ギャングの強盗映画の文脈へと変化したといえるが、こう…
命がかかってるほどの切迫感が希薄。
また、キャラを深めることと、キャラをいじることを混同しちゃった感。
前作でそれぞれの性格を確立したから説明も少なく。
なんか、日常系4コマ漫画の6巻目あたりみたいな「皆さん分かってますよね」な雰囲気も醸されていて。
パート2もの映画にありがちな、焼き直しな匂いもあり。
小学生のお子さんと、是非親子でご一緒にどうぞ(但しアウトロー映画許容のご家庭のみ)
めちゃくちゃ可愛いうさちゃん達が今回も大暴れ!
スーパーキュートな見た目からは想像できないヤンチャぶりでガチンコバトルを繰り広げた前作。今回もピーターをはじめとするうさちゃん達や仲間の動物達が個性的でとにかく可愛い!このビジュアルの可愛さだけで、すでに一定の満足感を得られます。
物語は、前作で和解したマクレガーさんと大好きなビアが晴れて結婚し、ピーター達も含めて家族になるところから始まり、都会の誘惑やすれ違いから訪れるピンチを経て、ちょっと大人になるお話。
かなり過激なバトル展開だった前作に比べてマイルドになった印象ですが、これはこれで全然アリ。より子どもが楽しめるようになった気がします。
今回もピーター達がキャッキャして戯れる様子や、笑ったり怒ったり豊かな表情の変化、歌やダンスなど、可愛くて楽しい要素が盛りだくさんなので、前作を楽しめた方は今作も楽しめるのではないでしょうか。
楽しくてハッピーでスーパーキュートな作品。3作目もあるかな⁈楽しみです!
ディケンズ精神あふれるウサギと人間の成長
前作は未見だが、登場キャラクター達の関係がすぐ把握できた事からもウェルメイドな作りになっている。
善き事をしたはずなのに、過去の行動や勘違いから悪者にされてしまう…個人的にもそういう経験があるので、ピーターラビットがグレる気持ちになるのも共感。
劇中、何度かチャールズ・ディケンズの引用をするけど、ディケンズといえば国と国、富裕と貧困、人と人といった様々な対極を描いた作品を手がけている。本作でも、ピーターと元宿敵マグレガーの関係を、ウサギと人間、善と悪、大人と子どもといった対極に置き換えつつ、互いに成長していくあたり上手いと思う。にしても、イギリス文化には芯までディケンズが根付いているんだなと改めて実感。
ピーターの心情をグリーン・デイの曲で表現したり(歌詞字幕がなかったのが残念)、有名文学の映画化に絡むメタ構造ネタなど笑えるシーンもあるのがイイ。
自分が何者かは自分で決める!
自分のキャラクターや存在意義、だれが家族かも。ちんまりしてないハッピーオーラあふれ出して、自然と笑顔こぼれるような作品。ビアよりマグレガーさんの方が正しいことを言っているというまさかの展開。今回もドーナル・グリーソン演じるマグレガーはひどい目に遭いまくってボクたちを笑わせてくれる!
湖水地方から逃げて(RUNAWAY)カラフルな大冒険。テンポの良さと愛すべき仲間たちの魅力が光る。風景とマッチしたヴァンパイア・ウィークエンド(エズラ・クーニグ)の音楽が作品を彩っていた前作から、今回もクークスなどサントラが最高。まさかのグリーン・デイが流れ出したときは思わず笑ってしまいそうになった。よくないことをしている、闇落ちを示唆するような角度をつけたカメラワークが印象的。
"That's why I'm on the billboard." 看板に載っている理由がわかった!表現としての誠実さか、より売れるようにという商業主義かという永遠のテーマも扱いながら、終盤はそれすらも一周回ってネタにしちゃうまさかのアクション特盛り展開!絵本から飛び出したみたいに空から飛び降りて、カーチェイスしたり……まさしくヒーロー?自らが物語であることを自覚的に描くモンタージュ総集編的美味しいとこ取りアプローチは、前作のロンドンから戻る終盤でも見られたものだけど、今回のそれはもっとパーティーお祭り感があって思わずニヤけてしまった。見せ場に次ぐ見せ場。これを作中で言及されるような形で、ハリウッド映画を揶揄して、などと見るのは簡単だけど野暮というものだろう。
家族のあり方はなにもひとつじゃない。本作は前作が好きだった人はもちろん、前作の不謹慎なユーモアなどに好感を抱かなかった原作ファンにも届きそうな間口の広さで、個人的には例えば『パディントン』とかも思わず重ねてしまった。英国が生み出した愛すべき動物キャラクターたちとその家族に笑わせてもらいニッコリほっこりする。あと、ドライフルーツも食べたくなった。スーパーグラスも歌ってる、Alright!
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