アウステルリッツ

劇場公開日:

解説

ウクライナ出身の鬼才セルゲイ・ロズニツァ監督が、ホロコーストの現場となった元強制収容所を観光するダークツーリズムを題材に描いたドキュメンタリー。真夏のベルリン郊外。第2次世界大戦中に多くのユダヤ人が虐殺された元強制収容所の門に、群衆が吸い寄せられていく。辺り構わずスマートフォンで記念撮影をする人々、誰かの消し忘れた携帯からはベートーベンの「運命」の着信音が鳴り響く。戦後75年を経た現在、記憶を社会で共有し未来へつなげる試みはツーリズムと化していた。ドイツ人作家W・G・ゼーバルトの同名小説に着想を得て製作。

2016年製作/94分/ドイツ
原題:Austerlitz
配給:サニーフィルム
劇場公開日:2020年11月14日

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映画レビュー

4.5ARBEIT MACHT FREI

2024年1月20日
スマートフォンから投稿
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マサシ

4.0弛緩しきった夏の観光と、アウシュビッツとの落差だけで成功

2023年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

弛緩しきった夏の観光と、アウシュビッツとの落差だけで成功

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えみり

3.0この場所で

2022年3月31日
iPhoneアプリから投稿

カメラは動かない。
時おりガイドの説明が入り、この場所の意味を知る。
無邪気に写真を撮る人々、昔この場所で死んでいった人々。

収容所はもともとは生産のための施設だったんだなあと改めて。安い労働力のための論理がどんどん暴走していった。これは今とも続く話かもしれない。

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hyvaayota26

2.5働けば自由になる施設

2021年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

第2次世界大戦中にホロコーストで多くのユダヤ人が虐殺されたが、その場所の一つであるベルリン郊外の元強制収容所を見物する観光客を何ヶ所かの定点カメラで撮影したドキュメンタリー作品。
門には「ARBEIT MACHT FREI」と書かれた看板があり、「働けば自由になる」という意味らしい。
何とも皮肉な看板の前で多くの観光客が記念撮影をしている。これをユダヤ人や関係者が見たらどう感じるのだろう?
戦後75年経ったが、人類の過ちをこれから二度と繰り返さないように、この歴史的事実を忘れないようにし、子供たちに伝える必要が有ると思う。
意義は有ると思うが、作品としては眠くてもう少し何とか工夫出来ないものかと思う。

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りあの

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