宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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カヤを観に来たがモモイに釘付け
清原果耶の透明感と、桃井かおりの存在感。劇伴が印象的で好きだな。ファンタジーな演出はちょっと苦手だけど。夏の蜃気楼のような、懐かしい匂いを感じる映画だったな
清原果耶の演技が光る!
大石家の娘つばめは一見ごく普通の家庭環境と思えたが、お腹の大きい母親と父との間で何となく居心地の悪さを感じていた。
つばめが習う書道教室の屋上で一風変わったおばあさんと出会う。彼女との日常の中で彼女が抱えている悩みが幼い頃に別れた実の母親と現在の大石家の自分の微妙な立場なのだと理解する。
密かに恋心を抱く、隣のお兄さんや最近変化したその姉やクラスメイトのヤンチャな少年などを取り巻く人間を描いた作品だが、要所要所でつばめの前に出てくる不思議な星ばあと呼んでるおばあちゃんの存在。
星ばあとお別れの時に星ばあの真似をしてひょうきんな踊りをするつばめが可愛い!
見終わった後、何かホッコリしたモノが心に残った作品でした。昨年観た「風の電話」に共通するホッコリ感だと感じました。
微妙でした。
清原果耶が映画初主演を果たしたファンタジー風リアルドラマ。
レビューの高評価も多かったので期待して見てきました。
出演者は皆さん適材適所で頑張ってます。しかしシニアの私にはかなり微妙でした。
家族愛をテーマにしてるとはいえ全ての行動原理が弱く、説得力が弱かったです。
桃井かおりの演技も昔ながらでファンタジー色が強すぎてリアル感がなく、唯一清原果耶の将来性は感じました。
大人にはおススメはしにくい作品。
チラシの画に見惚れて レイトショーで鑑賞。 ファンタジーのシーンが...
チラシの画に見惚れて
レイトショーで鑑賞。
ファンタジーのシーンがとっても素敵で
私が観てきた邦画にはあまりこのようなタイプの
ファンタジーはなかったので
もっとこんな映画が増えたらなと思いました。
住宅街の澄んだ夜景が本当に綺麗で
レイトショーに観て正解でした!
色んな感情のつばめちゃんを見て
時には微笑ましく、時には守りたくなり
清原果耶ちゃんの自然な演技が
私を楽しませてくれました。
つばめちゃんと家族、星ばあ、お隣さん
同級生、みんなの愛情が感じられる
素敵なお話。
私のお気に入り映画に追加されました!
ベランダと屋根と
薄暗く森閑とした郊外の住宅地を俯瞰している。沢山の屋根が所狭しとひしめき合う。その1つ1つにそれぞれの生活があって、知らない誰かがそこで生きている。
ただのなんでもないような景色なのに美しい。始まってたった30秒で鳥肌がたった。
悩み多き中学生のつばめが雑居ビルの屋上で出会った空を飛べるという老女、星ばぁ。
キックボード、くらげ、水墨画、糸電話、ベランダ、そして屋根。
星ばぁと過ごしたひと夏の冒険。
ファンタジーっぽいところもあるけど雰囲気に合っていて違和感なく観れました。
つばめ役の清原果耶の魅力全開。ほんとに演技力だけでなく佇まいや表情も素敵。
そして周りを豪華俳優陣がしっかりサポート。(吉岡パパが好きです😊優しい。)
珍しいストーリーではないけど、当然のように泣ける。
たとえ相手が目の前にいなくても人は心でしっかり繋がれるんだなと、なんだか浄化された気持ちになれるベランダのラストシーンはめちゃくちゃ秀逸。
あと忘れてはならない牛山先生!何気にかなり重要キャラ。あの自由な習字教室もいいなぁ~
吉岡、桃井の役者人生に拍手
50代後半の私が小中学生だったころ、街には映画館の宣伝のポスターがあちらこちらに貼られていた 1970年代の桃井さんの映画ポスターは、「青春の蹉跌」「もう頬づえをつかない」といった寂しさと儚さを持つ薄幸な女子高生、女子大生の表情が印象的だった 吉岡さんはもちろん寅さんだ 小学生の当時の自分としてはそんな映画を観に行くことはないにしても、ポスターに写ったイメージを40年以上経った今も持っている 桃井さんの本作の役柄は、これまでのキャリアの延長線上ではありえないものと思いつつも、女優としてこういう役柄もありだな、と納得するものでもあった 中学生の清原さんと普通なら接点などないはずなのに、ファンタジーだからこそのワクワク感を味わえた
吉岡さんは「こどもしょくどう」でも頼りないけど子ども思いの父親だったが、よくあっていた
桃井さんも吉岡さんも俳優人生がとても長く、50代後半の自分としてはデビューから今日までの活躍を見守ってきた感があるが、これまでのキャリアにうなづける作品だ
現実には起こり得ないこととわかっていても、こういった作品に歳をとっても心動かされるのはまだ自分の感性が保たれているな、と思いました(9月10日 イオンシネマ りんくう泉南にて鑑賞)
伊藤健太郎君が可愛かったです。周りの子と比べて清原さんは中学生には...
伊藤健太郎君が可愛かったです。周りの子と比べて清原さんは中学生には見えなかったかな。中学生がビルの屋上で夜ひとりで星を見るのはなかなか怖くてできないかなとは思った。やっぱりファンタジーですね。優しさは時には残酷、と思いましたが、そうやって、多感な中学時代を過ごしていく中で、人は成長していくのだなと思った。
怪婆、桃井かおりはピッタリ
久々に見たファンタジー映画。
少し不思議なおとぎ話。主役の清原さんは初々しさが感じられ好感。(ただし中学生にはちょっと見えないが)樹木希林亡き後、桃井かおりはこの手の役柄にピッタリ。2人ともグイグイ心を引き寄せる。
この映画もそうだが夜景シーンがCGなのはいただけない。実写は難しいのはわかっているんだけど、美しすぎる星や花火ってうーん。
事前のHPチェックが大事かもしれない。
冒頭のオープニングロール?ローマ字を追いかけてしまい話に集中できませんでした。
画は綺麗なんだけど正直みづらかった。海外コンテスト出品見据えてなのでしょうか?
泣ける場面もチラホラ。ただ中盤で眠気もきました。
肝のいくつかの出来事が誰もが経験することではないので共感が難しく、『その年は気にしちゃうかもねー』とかなり外側からみる感じになってしまいました。
またドキドキキュンキュンはほぼ無いです。
ファンタジー要素があるからか色んな事がフワッとしていて『完結』しない印象でした。
つばめの性格も繊細なんだか寛容なんだか。
思春期の子なら気にするような友達関係は全く動じないけど、家族の問題には超センシティブ。
また登場人物に対しての説明も薄いため、『誰?』『何?』と思うことも。
観賞前に公式HPで登場人物の名前、説明までみておけば良かったと思いました。
ただ全体的に画は綺麗。オープニングもローマ字はみづらいけれど夜空や引きの町並みは素敵でした。
主題歌は果耶ちゃんの声も曲調も作品に合っていて良かったです。
可もなく不可もなく。。という作品でした。
絵本のよう
現実とファンタジーの中間。
主人公が義母の愛に気づくまでの葛藤。
初恋。
絵本の世界で広がって行く。
星ばあが言った「たくさん恋をするよ」
初恋は実らなかったってこと?
坂井真紀さんが、愛情深い母親を演じていてとても良かった。
清原果耶の出世作!!
14歳の少女が家族での居場所や恋愛に悩んでいる時に見知らぬお婆ちゃんとの出会いによって成長する姿を描く瑞々しい物語。派手な事件も衝撃的な展開も無い。ただ清原果耶の存在感が圧倒的。将来、日本を代表する女優になれるだけの演技力を発揮している。
そしてその時に過去を振り返って語られるのはこの「宇宙でいちばんあかるい屋根」だと思う。
星バアに会いたい!?
とてもとても淡い世界と、淡い映像表現がなされている作品でした。
とてもピュアな主人公役を演じている清原果那さんの演技と、映像から自分も星バアに会いたいと思いました。
映像が綺麗で、どのシーンを切っても、ポストカードに出来るのではと思う程、個人的には清涼感に包まれた映像です。
水墨画の世界を、映画として表現したような、淡い淡い世界観と人物像など全体がマッチしています。
ただ、万人が楽しめるかと言うと…。
心が疲れている人が、清涼感と共にほっこりしたい時に観ると良い作品かと思います。
ほのぼのしているけど・・☆
清原果耶と桃井かおりを見に。
清原果耶はやはり上手い。
NHKのドラマに出ている時から、ずっと注目しているが今回も秀逸。
清らかさも出て素晴らしかった。
桃井かおりは・・うーん、正直 何かなぁ・・という雰囲気。
あの設定では仕方がないのかもしれませんが、もう少し異なった
キャラクターが欲しい気がした。
物語は、途中から先が読めてしまい ラストはやっぱり・・という定石通りの
展開になってしまったので、少し残念な感じ。
中学生・高校生など若い人たちに見てもらいたい映画のように思う。
ラストに流れる清原果耶の歌が透明感の漂う歌声、これも良い!
ポスターの彼女に惹かれて
ここ最近主人公の女性を下から撮ったポスターを
続けてお二人見かけてるけどどちらも惚れ惚れするほど綺麗。普通女性を下から撮るのは嫌がられると思うんだけど。
で、清原果耶さん。
「僕は明日、昨日のきみとデートする」も見てた。ドキドキした。
「ユリゴコロ」も見てた。ゾクゾクした。
今まで主人公の少女時代を好演されててようやく主演映画。待ちかねてました。表情から何から何まで一挙手一投足から目が離せない。
学校の友達との関係性とかお隣のお兄ちゃんへの恋心に疑問符もつく(好きな人の奏でる楽器音なら飛び起きない?)けどそれは脚本の問題だから。
ただシャワーシーンとか制服のスカート落とすシーンとか要る?
年齢差のある中学生役も違和感ないな。「渇き。」の
小松菜奈さん同様。同じ年頃の子が等身大で演じても好演とは違うと思うから。
あと、まこと役の彼、天気の子の声優さん?森七菜さんが大ブレイクしたのに比べるとあまり出ていなかった感じだけど良かったな。もっと見てみたい。
清原果耶はスゴい
清原果耶の演技力はスゴい。ここぞというところではしっかり魅せてくる。
一方で、映画としてはやはりボンヤリとしたファンタジー感をどう理解すれば良いのか扱いかねるところもあるし、清原果耶をもってしてもなんだか宙ぶらりんな表情を浮かべてしまっているのはディレクションが不足しているのだろうと思わせられる。
もう少しシャープに出来た方が良かったのではないだろうか…
心が浄化される暖かくなる
暖かくて優しくて、心に染みる映画でした。コロナ禍で疲れて心がギスギスしがちなこんな時期だからこそ、観れて良かったです。
キャストの皆さんも暖かいお芝居でステキでした。
清原果耶ちゃんの繊細な心揺さぶるお芝居にギュッと掴まれたし、桃井さんの星ばあは、だれも勝てないキュートさがあって、あんなパワフルなおばあちゃん、憧れですね。
個人的には山中崇さんの書道教室の先生がお気に入り☺️
藤井監督は『新聞記者』で知って、全くこの違うテイストの作品をどう演出するのか楽しみでした。
人の心を描くのがうまい監督さんですね!
これからの作品も楽しみです!
優しい涙
主演が注目の女優さんで、久しぶりに邦画を見ました。
邦画はいまいち世界観に入り込めずあまり見ないのですが、心からいい映画を観たなという満足感を得られました。
キャストがみな素晴らしい。配役びったり。他の方も書かれていましたが、樹木希林さんに合いそうだなと思っていましたが、桃井さん素晴らしかった。夏木マリさんとか、倍賞美律子さんとかだとまた違うんだよな。桃井さんのちょっとやんちゃで謎な感じが本当に良かった。あの舌ったらずの猫なで声が正直得意じゃないんだけど、全く気にならず、キャラにぴったりだったと思います。
清原果耶ちゃん、個人的には強気に喋る所とかちょっと無理やり感があった気もしますが、(朝ドラとか時代劇でばっか見てたからかな)気持ちの変化の繊細な表現や、なんといっても泣きの演技が本当に素晴らしい。大事にしていって欲しいな。
親子二人でつばめの部屋で話すシーンは優しさに溢れていて、羨ましいなとさえ思える家族の在り方でした。
伊藤健太郎君、バンジョー本当に演奏してるのかな?爽やかなお隣のお兄さん自然でした。
ファミレスでの誠君、最高でした。可愛いとこあるじゃん。
終始暖かい空気の映画で、いまの若い子達にもスマホの世界ではなく、こんなひと夏のファンタジーが訪れるといいなと思いました。
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