ドクター・デスの遺産 BLACK FILEのレビュー・感想・評価
全302件中、41~60件目を表示
安楽死の考え方
日本の安楽死の制度について考えた。国によっては合法である。自分や、自分の家族がもし不治の病にもがき苦しんでいるとして、安らかな死を望んでいるとしたら‥やはりこの遺族たちのようにするのではないか。ドクターデスの動機はこれとは違うにしても。それを無償で行うなんて‥こんないいい話はないよな、とも思う。内容に関しては、オープニングがチープすぎて、テレビのスペシャルドラマでももうちょっとマシだよな‥と思ったのと、似顔絵の件はそりゃないだろー!!と思わず声を出して突っ込んでしまった。ドクターデスの人間形成がきちんと描かれてないのは、すごく不親切で、残念。
見所は木村佳乃
安楽死事件に挑む刑事の物語。
綾野剛、北川景子、木村佳乃が共演するサスペンス。テーマが「安楽死」ということで「社会派サスペンス」と想像していのですが、かなり様相の違う作品でした。
映画の見所は木村佳乃の名演技。特に取調室の演技は鬼気迫るものがあり、主人公二人を圧倒します。
また、主人公と安楽死を依頼した父親とのやり取りも良かったです。「家族を救うために安楽死を選択した息子」・・・父親の悔恨の嗚咽が心に響きます。
ただ、映画全体としては低評価。
設定やディティールに甘さが目立ち、気持ちが引いてしまいます。
例えば、簡単にネットで検索出来る安楽死HPとか・・・
例えば、連続殺人事件なのに、捜査本部も立ち上がらず少人数で捜査しているとか・・・
例えば、犯人が、主人公の娘を簡単に特定しているとか・・・
例えば、犯人が娘を拉致したことを告げる電話に、病院に駆けだす主人公とか・・・まず病院に電話しようよ。上司に報告して非常線張ろうよ。激高した主人公がそれを出来なくても、冷静な相棒がいる設定なのに・・・
フィクションでどれだけ現実を求めるかは色々な意見はあるとは思いますが、細かいところで「雑」を積み重ねて説得力を失くすのはとても勿体ないと思います。
あと、「安楽死」は賛否両論があるテーマだと思っています。もっと賛成側の意見をしっかりと描いて、主人公が葛藤するような描写があっても良かったように思えます。重たいテーマなのに軽く流された印象も、評価が低くなった理由の一つです。
雛森めぐみが犬養のむすめにマインドコントロールする場面は映画の話...
雛森めぐみが犬養のむすめにマインドコントロールする場面は映画の話とはいえ、嫌な気分になる。あんな子供にお父さんに迷惑かけていると思い込ませるような言い方、酷すぎる😤
雛森が医者に仕立てたホームレスが、加担するに至った経緯とかがもう少し分かるとよかったかなとおもった。雛森の動機や薬の入手経路とかもう少しはっきりしてほしかった。
その労力、他の捜査に回せよ!税金泥棒刑事の悪の物語。安楽死は正義に決まっている。バカタレが。
安楽死は正義に決まっている。
末期がんの痛みと闘うだけの患者、体の自由が何も利かなくて苦しむだけの人。
そういう人の立場や、身近で看病する近親者の立場になってみろよ。
警察に通報したガキは、未熟で、善悪の判断すら出来ないから、甘えで、通報しただけ。
バカで未熟な刑事二人が、なんの役にも立たない、悪の捜査を展開する。
取調べとはいえ歳上の人間を呼び捨て、胸ぐら掴むわ
人の職場である養豚場で、ハンカチで鼻つまむわ
若さ未熟さゆえの狼藉のし放題。
そもそも実際は警察はバカではないから、告訴告発や、あからさまな動かぬ証拠のない限り
安楽死なんて捜査しない。当たり前だよ。立件したところで、何の悪質性、可罰性も無い。
くだらない、悪の捜査、税金泥棒の物語。
見ているうちに、アクションが激しくなる都度、腹が立ってきた。
綾野剛も北川も仕事は選んだらどうだろうか??
稀に見る駄作。
よほど脚本が酷いのか?それともそもそも原作がつまらなかったのかは分からない(というがもはやあまり興味がない)が、いずれにせよ稀に見る駄作。謎解きも無し、犯人もほぼわかっていておまけに動機も納得しにくい。120分間無駄にしてしまった。
終末期患者を安楽死させる医師。 行為の是非は別として、もっと自分な...
終末期患者を安楽死させる医師。
行為の是非は別として、もっと自分なりの正義感を持った医師かと思ったが、単なる快楽殺人鬼でがっかり。
ただ、患者の子どもを精神的に追い込んでいくシーンは寒気がした。
あと、北川景子が最高にかっこいい。
なんとも言えない
悪くは無い。ただ良くない。
真犯人を突き止めてからの展開がとてもチープでありがち、読めない人の方が少ないのでは。
安楽死をテーマに扱うのであれば、依頼した人たち、犯人の心情をもっと深く掘り下げなければ。
期待していただけに残念。
最悪
安楽死が間違っていると伝えたかったのか分からないが快楽殺人者という絶対悪を作って物語として完成させたが、安楽死に対する答えをあいまいなままにしている。わざわざ安楽死も問題を物語の中に入れた意味が分からない。結局中途半端になっており安楽死の問題を軽くしている。
暇つぶしに丁度いい
木村佳乃さんの二重人格のような演技が素晴らしかった。カウンセラーとして、語りかけるシーンは怖さが際立っていた。
柄本明さんのクセがすごい演技もおもしろくて笑ってしまった。
綾野剛さんが何かあるとすぐに暴れ散らかすのは見ていて滑稽だった。
綾野剛さんと北川景子さんのやり取りが、なんか鼻についた。
付き合ってるのか?どういう関係?
評価良くないな〜笑
綾野剛が大好きで視聴。綾野剛がかっこいいので星4つだが、ストーリー的にはすぐに読めてしまったというか、簡単すぎ?かな。
色々予想して見ていたが、あ〜やっぱりなという犯人。
全てが中途半端かつ低クオリティ
「苦しむことなく殺してさしあげます。」 ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。 警視庁のNo.1コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?というストーリー。
最近見た中ではトップクラスのダメっぷり。
ミステリーっぽい始まりだったが看護師が怪しい流れでそのまま真犯人が木村佳乃。さらにそこからはホラーじみてだらだらと展開が遅く、引っかかることだらけだった。
・似顔絵からの犯人の追い詰め方が雑
・依頼者の急な心変わりも謎
・警察の尾行失敗
・病院のセキュリティが甘過ぎる
・最終局面でのこのこ出てきて捕まってからの不要なアクションシーン
ざっと思い返すだけでもこれだけあるので見直したらもっと出てくるでしょう。
綾野剛演じる主人公もめちゃくちゃ。火葬直前の棺桶を引きずり出し、ドアノブをへし折り、ヒロインをぶん殴る。しかも綾野剛も北川景子も雰囲気俳優なのか、同じ顔しかしない、演技自体もやや大げさでイマイチ。
何よりテーマである安楽死について全く掘り下げられなかったのが残念。最終的に木村佳乃はただの殺人鬼になってしまうし、ぬるっと終わってしまったので意味不明。
すべてが安っぽい
アマゾンプライムで視聴。劇場公開時に観に行きたくて行けなかった作品だったが、行かなくて正解でした。
一言で言うと「TVの2時間ドラマで十分」でしょうか。ストーリーも演出も演技もすべてが安っぽくてわざわざ映画でやるようなレベルではないですね。
安楽死がテーマなのでもっと尊厳死についての深いテーマや人間ドラマがあるかと思いきや特になし。じゃあ犯人捜しのミステリーとしてはどうかというと、これもダメ。真犯人が初めからバレバレで何の驚きもない。ストーリー展開にしても、闘病中の主人公の娘が出てきた瞬間に、「あぁ、この子は後半犯人に狙われるんだろうなぁ、、、」と。安楽死がテーマの作品で主人公の娘が難病持ちって、話の展開が分かりやすすぎるでしょう。
北川景子がきれいなだけの映画でした。
退屈かなぁ。
前半は退屈。
綾野剛の演技も無理に低い声で話してる感が強くって、イキってる高校生かい!って。綾野剛はナチュラルな演技の方が良いと思うんだけどなぁ。回想で死んだ奥さんと子供とのシーンが有ったけど、そこでは普通の話し方。今の心境を話し方でって演出なんだろうけど・・・うーん。
テンポが良くなったのは終盤だけど、変わりにツッコミの嵐。
誰も住んでいない取り壊し予定のアパート一室のドアノブが新しくなっている事に気付いたのは良いけど、大家の婆ちゃんが横に居るんだから「鍵有りますか?」って一応開くか確認する位は有っても良いんじゃないかな。いきなりドアを蹴っ飛ばして壊して入って行くって。しかも、犯人の遺留物が有る部屋でノー手袋でモノを触る北川景子。
検索すると終盤はかなり原作から改変している様で、安楽死をテーマにしていたモノが突然サイコパスものに。犯人・木村佳乃が入院してる綾野剛の娘に狙いを付け、それを電話で告げる。慌てて、病院に向かう綾野剛と北川景子・・・・・いや、病院って分かってるんだから、それを同僚に伝えてから行くか、途中の車内で電話しろよ。普通、警備員や近くの交番などから向かわせた方が早いだろ。当然、犯人と娘はすでに居らず・・・・木村佳乃から「娘の希望した、家族の思い出の場所で殺す。一人で来い」と。綾野剛は北川景子に腹パンして、その隙に一人で向かう。まぁ、綾野剛が分かるのは良い。が、北川景子が何故、分かる。しかも、通りがかりの民間人のバイクを借りて一人で・・・・・署に連絡しろ!(現地に着いてから連絡してるけど、場所の特定も雑)。昭和の二時間ドラマか!
北川景子が場所を分かったのは、「母親が死んでいる」「娘は闘病だから出掛けた数が少ない」「普段聞いていた中では一つしかない」と推理したんだろうと(脳内補完したわw)でも、綾野剛と北川景子が普段、そんな会話する様にも見えない描写なんだよねぇ。もしくは綾野剛の死んだ妻が、北川景子の友人もしくは先輩で妻から聞いてたとか、娘から直に聞いていたとか、1分で入れられるシーンで矛盾なくせるのに。
安楽死をテーマにするなら徹底して通すべきだったのに、変にエンタメに寄ってしまって作った意義も消えた。原作者は拒否出来なかったのか?それともネタバレが嫌で別ものにしたのか。
サイコパスと後半のノリで二時間ドラマレベルに。映画館で金取るレベルじゃないわ。
この事件、被害者ってどこにいるんですか?
映画「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」(深川栄洋監督)から。
冒頭の「人には生きる権利と死ぬ権利が平等にあるのです」
の文字に、そうだよなぁ・・と頷いてしまったから、
どうしても「安楽死」肯定派の視点で観てしまった。
周りの人の負担を考え「辛い・死にたい」と考えている病人、
安らかに死ぬことを求めている人たちから、直接、依頼を受けて、
願いを叶えてあげることが、どうして悪いのか?と問われたら、
正直、私には結論が出ない。
「この事件、被害者ってどこにいるんですか?
私たちって被害者の無念を晴らし、残された家族の悲しみに
少しでも寄り添うために頑張ってるんですよね。違うんですか?」
の問いに、それを捜査する刑事はこう答える。
「人が死んでんだ。俺たちはホシを挙げる、ただそれだけだ」。
安楽死させられた人も家族も、それを望んでいるとしたら、
加害者・被害者という括りでは、この事件は捜査できない。
だから感情論ではなく人が殺された、という事実だけに目を向ける。
本当に難しいテーマだな、と感じたが「安楽死」は大切なテーマ。
原作の中山七里さんの同名小説、読む必要がありそうだな。
後半30分から失笑
"安楽死"をテーマにした作品。
私自身、安楽死について何度か考えた事があったのでテーマ自体はとても興味深く、前半は楽しみながら観賞させて頂きました。
前半は真犯人のミスリードなど面白く観ていましたが、後半、真犯人である木村佳乃さん演じる雛森めぐみが主人公の警察官である綾野剛演じる犬養隼人の娘に対しサイコパスな本性を出したあたりから一気に失笑に変わりました。
残念の一言。
ただただサイコパスなだけのただの快楽殺人鬼の話かよってなりました。
その後も特に進展なく、予想通りのよくある展開でラストを迎えました。
扱いづらいテーマではありますが、もっと"安楽死"について賛否両論あるような作品になっていたら良かったのにと思います。
ツッコミ所を探しながらワイワイ見よう。
イタズラの可能性が高い子供からの通報とはいえ、翌日に駆けつけるのはいかがなものか(笑)
闇サイトって、あんな特にパソコンに詳しそうでない、むしろ苦手そうなオバサンが楽々見つけられるもんなの(笑)
ラストシーン、あの通報親子めっちゃ仲直りして明るく生活してたけど、それってドクターデスの言い分が正しかったってことになるんじゃない。
「医者の名前はドクターです。」って聞こえて、何かの禅問答かなと思ったよ。
全302件中、41~60件目を表示