MOTHER マザーのレビュー・感想・評価
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(二人を殺したのは少年の)母親です。
いや、この母親の何処に「聖母」要素があんの?と。映画宣伝のコピーにマジ突っ込みしたくなるんだすけどw
重いと言うより胸糞が悪かった。子を自分の持ち物だと思っている女。パチンカスなソシオパスで、働くと言う事をしないのだから、どうやって生きているんだろかと、真性社畜で家族持ちの俺、労働と奉仕の人生の俺なんかは不思議になってしまうんだけど。
最後の母親の笑みが軽くホラー。まだ私の物だと。好きに出来る。
これ、共依存なんかじゃない。
ホントに怖い。
長澤まさみ、完全に振り切ってます。迫力あった。マジで。
圧巻の演技。
終始見ていて辛かった…
こんな関係って本当にあるんだ。
母が全て。
途中に別の道を選べる瞬間が来たけど母の一声で押さえつけられる。
母の為にどうしてそこまで?
なんてぬくぬく育った私には理解できるわけがない。
こんな家庭があれば手を差し伸べたい!と劇中思ったけど、
現実は、善意につけ込まれて厄介な事に巻き込まれてしまいそうで近づけませんね…
生半可な気持ちでは関われない。
長澤まさみはもちろん、息子役の奥平大兼、幼少期の息子役の子の演技が本当に凄く、
幼少期からずっと続く周平の悲しそうな顔を見ているのが辛かった。
うーん。。。もう一味欲しい…
実話を元にしたと言われると、
いたたまれなくなる話。
自分がいかに恵まれていたかと思う。
ただ作品的には物足りない…
少し退屈に感じる。。。
屈折した親子愛と
恵まれない環境を描くなら、
母親側の生い立ちまではいかなくても、
自分の母を息子に殺された心情は
もう少し描いて欲しかった。
何も感じて無いというのが狙いならば、
なんかもう少し出来なかったのかなぁと…
息子が母親を思う感情(半ば洗脳に近いが)、
その母親が自分の親を思う感情の対比など、
もう少し味付けが欲しい。
ドキュメンタリーでは無いので、、、
また、息子が働ける年齢までいかない方が良かったのではとも思う。若しくは、働きたくても働けないカセがあるなど。若しくは年齢詐称で働いて逆切れなど。
働けている環境や生活保護を捨てるなど、
最後の選択肢に至る過程が少し弱いかなと。
まぁ、その思考が無いからああなる、
と言われればそれまでだが。。。
あと、
画から外れて声だけで表現するカットが
多すぎるかなぁと…
個人的に好きな表現方法なのだけど、
ちょっと多すぎて生きていないし、
逆に作り手の側の写さないエゴを感じる…
あと、
sexに関しては、
ただやりたかったのか?
気を紛らわして逃げてるのか?
色仕掛けのつもりなのか?
なんなんだろう???と
なんか勿体ない…
息子の演技は
幼少期も青年期も◎◎◎◎◎
圧巻の長澤まさみ
本当に途中から死んでくれと思って見てしまうほど、長澤まさみが凄すぎて、、、虫唾が走るほどのクズっぷり。最初長澤まさみがキレイすぎて話入ってこないなぁ〜っと思っていたけど、その美貌も途中の馬鹿な男たちの行動原理につながっていると思えば納得できたし、だんだんと顔が醜く見えてくるのは長澤まさみの演技力がなせる技だろう。子供たちを初め、周りを固める俳優たちも、もう文句なし。
強いて言うなら、時間経過がやや強引かなと思ったけど、まぁ、そんなことはどうだっていいほど、演技と話に引き込まれた。
心が疲れてる時には絶対に見ないほうがいい映画。引きずり込まれる。あぁ、秋子の最後の目が忘れられない…トラウマになりそう…
_φ(・_・途中退場したくなる秀作
途中退場したくなるような秀作です。本当に腹が立ちました。
実在の事件をモチーフにしてるんでしょう。なんか聞いたことがあります。
母子の共依存がテーマです。ゲロゲロな母親に育てられた子が結局は離れられないでいる様は耐え難く、離すまいとする母親はほんとに許せないですね。またそこに禍々しい愛情が存在するのほんとに気持ち悪いです。最後に母親から出された命令はほんとに許せないですね。子供はそれに従っちゃうんですよ。かーっ。
長澤まさみは天才女優。狂った母親を演じながらそこに女の色気と子供へのわずかの愛情をかもし出しているのはホントに怖い。あの虚ろな目は狂人です。スゴイの一言。
子を助けようと色々な人が手を差し伸べるが母親が邪魔してそれを許さず。
誰か助けてやれよ、、、自分だったら絶対見捨てないのに!絶対救い出す!とずっと心の中で叫んでました。こんな子供達って結構いるんだろうなぁ、、、、。なんとかしてやりてーょ。
ハッピーな展開は一切なし
楽しさ、笑い、癒し、幸福感は終始一切なし
当然ハッピーエンドも全く無い
終始どんよりした空気感、気持ちが続く映画
つい最近も一週間子供を放置して餓死させた母親が逮捕されたがまさにこの映画の母親と同じ毒親
今まで何不自由もなく幸せに過ごしてきた人には、少し子供に同情心を与える程度で、ただ胸くその悪いつまらない映画だと思われます
少しでもこのような経験をしてきた人にとっては何かを感じさせられる作品となるでしょう
唯一の救いは子供が祖父母を憎んだり、単に子供が遊ぶ金欲しさに殺した訳ではなく、純粋に母親の為に母親から頼まれ喜ぶ顔見たさに殺してしまったということ
もちろん祖父母を殺害することは一ミリも共感は出来ないが心が歪んでひねくれて殺害した訳ではないということ
この子ならきっと更正はできると願っています
泣いた
試写会で鑑賞。
周囲に水商売で働く知人がいくらかいるからなんかそんな人たちの顔を思い出すこともあったなぁ。
大人になれてない大人が子供を生み親になると子が可哀想だという典型。
なんだけど、どんなに不幸な境遇で育ち、ネグレクトを受けて育っても子供は親を愛してるし、親も子供を愛してるんだよね。
いわゆる典型的な間違った愛情の育み方ってやつ。
自分も両親が離婚して母親から酷い扱いを受け自立した今は連絡も滞って疎遠な状況だけど、これ見たらなんだか母親を思い出し恋しい気分になって泣いてしまった。
この映画はいわゆる子供と親の間違った愛を描いた作品。
間違ってても愛には変わりない。だからなんか知らないけど心が温まる映画だった。
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