THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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不愉快な演出とダラダラとしたストーリー展開
■前置
鑑賞前に噂を見聞きしており、非常に期待していた作品でした。
しかし、開始30分ごろから一気に集中力が途切れ始め、面白みを感じられなくなりました。
きっと振りだと信じ、見続けた結果、一時間半くらいから怒りが込み上げてきました。
各所レビューが高い中で、低評価をつけるのは恐縮ですがご参考までに。
■嫌いな理由
1 .ブルースウェインに魅力が一切ない。
「復習」という言葉を狂ったように唱え続け、
常に顔色が悪く、ノーランバットマンの時のような人間的魅力がない。
極め付けはアルフレッドとの病院のシーン。
お前このタイミングにこの話すんのか?と、
知性や配慮といった人間性を欠いた主人公というのが私の中で確定した。
2.長い
無駄なシーンや演出が多い。
多分、恐怖やマッドネスを感じさせる為だと思うが、
いちいちくどいし長い。
さっきまで緊張感煽ってと思ったら
キャットウーマンといちゃいちゃで急にbgmのテイスト変わって007。
リドラーは知的さを強調する為か台詞が長い。
観ている間常に「要は何が言いたい」とツッコミばかり。
あとこの映画の特徴として、質問に対して前置が長すぎて、
質問と回答を見失う。
ビジネス環境やったらどつかれるぞとイライラ。(ツッコミ意味不明)
先が簡単に予測できてしまう単純な流れの中で、
だらだらと進んで行く流れが中盤以降苛立ちを作った。
3.意味不明に複雑
映画を鑑賞された方に聞きたい。この映画の相関図作れますか?
どういった勢力があって、誰が一番悪いやつで、誰がぐるなのか。
ネズミの定義、結局のところネズミ誰?
結局両親なんだったの?
私の理解力が足りない可能性が多分にあるが、
観ている側に分からせるつもりはない気がする。
話の途中に繰り出される謎々は、鑑賞者も考えるべき内容かと思い、
注意して観ていたが、なぜかこのタイミングはテンポ良くバットマンが速攻解答していく。
てかそもそもこれ鑑賞している人が回答することが可能なクイズなのか?
「黒くて、青くて、死んでるものなーんだ?Youuuuuuu(お前だよ)」
はぁ?
■好きな点
1.恐怖の象徴 バットマン
今回のバットマンは人道的なヒーローではなく、完全に闇落ちしている人間が、
ただただ復習をする。相手が悪人だから復習が肯定される。
バットマンが登場するシーンは闇の中からゆっくり現れて、
悪人を手加減なくボコボコにする。
この影を活用している演出や、cmでも使われている、
カーアクション後にバットマンが逆さになって歩いてくるシーンは、
コウモリを象徴しているようだったし非常にカッコよく、
「恐怖による犯罪の抑止」という概念は過去イチ強く表現されてた。
カースタントのシーンは逆になぜここをcmで使ってしまったのかも疑問。
もったいない気がする。
2.役者すごかった
俳優陣はすごかったと思う。
リドラーもうざいけど役者としてはよくキャラを確立したんじゃないかと。
3.キャットウーマンかわいい
タイプ
バットマンの成長を見守る
個人評価:3.7
善悪からの脱却。
自身の正義を振りかざす事が、他者にとっては悪への化身。現代社会やネットに蔓延る、正義という仮面をつけた盲目の悪の民衆。ヒーロー映画の次のステージへと価値観を変えてくる一本ではあった。
ノーラン版と比べてしまえば、もちろん目劣りするが、新しいヒーロー像と、そこからの成長物語の第一章ととらえれば、次回作も気になるところ。
久々のサスペンスアクション映画
3時間と聞いて時間帯とか気にして準備してから観たけど長いと感じなかった。
内容の濃い満足の2時間ドラマのようでした。
街が悪の世界のようで光が少ししかないながらもなんとか頑張っている。
なので終始明るい雰囲気ではないし現実にもありえるような話でゾッとする。
なぞなぞはバットマンが解くのが早すぎてこちらは考える暇もなかったけど面白かった。
執事と相棒と言える刑事が彼にいてくれて本当に良かったと思う。
刑事と仲良くなる過程を少し観たかったな。
カーチェイスは個人的に好きじゃないのでそこだけマイナス。カーチェイスしたらいくら犯人追っていても他のドライバーに迷惑だと思う。
コリン・ファレル分かんなかった。
クリスチャン・ベールのときはまだ主人公に明るさがあったけどロバート・パティンソンは影がある感じがすごくあってこれも良かった。
殺人シーンも見せない演出なので安心だし猫は可愛いしヒロインも可愛くて格好良かった。なんで強かったのかだけ知りたかったな。
前作もまた観たくなった。
ゴッサムは雨
バットマンは、苦悩が多くスカッとする映画では無いが、良く考えられたストーリーで3時間は苦にならない。
汚職にしろ、賄賂にしろ、こんなに病んだ街は崩壊するしか無いんじゃないかと思ってしまう。
それにしても、ゴッサムはいつもの雨だなー。
夜と雨がよく似合う
言わずと知れた超有名なアメリカン・ヒーローのバットマンですが、過去の映画作品は鑑賞したことがなく、その昔、テレビドラマで観た全身タイツのバットマンしか知りません。そんな自分でも、本作を十分に楽しむことができました。
ストーリーは、ゴッサムシティの市長選に端を発した殺人事件の犯人を追う中で、この街にはびこる根深い悪があぶり出されると同時に、自らの過去や真実を知ることになる、バットマンことブルース・ウェインの活躍と苦悩を描きます。
全体的にサスペンス色が強く、痛快ヒーローアクションというより、事件の真相にじりじりと迫っていくという展開です。絵的には地味に映りますが、緊迫感を伴いながら、わずかな手がかりを手繰り寄せるような展開は嫌いじゃないです。ただ、終盤のたたみかけるような展開にはちょっとついていけなかったので、機会があれば改めて鑑賞したいと思います。
舞台となるゴッサム・シティは、そのほとんどが夜や雨のシーンで描かれ、常に陰鬱な雰囲気が漂い、この街が抱える闇を覆い隠すようでした。と同時に、ブルースの心の内を暗示するかのようで、バットマンの存在もこの街の一つのピースとしてぴたっとハマっているような印象を受けました。
一方で、アクションはやや少なめでしたが、最大の見せ場のバットモービルでのカーチェイスシーンは圧巻でした。何が起きているのかわかりにくい部分はありましたが、IMAXの迫力ある映像と相まって、その迫力はなかなかのものでした。できれば、近接格闘やガジェットを駆使するアクションシーンがもう少しあるとさらによかったです。
主演はロバート・トーマス・パティンソンで、苦悩するブルース・バットマンを好演しています。よく知らない俳優でしたが、今後は注目していきたいと思います。ヒロインのゾーイ・クラビッツもなかなか魅力的でしたが、主な女性キャストが彼女だけなのは少々寂しいところです。とはいえ、本作の醸す雰囲気には華やかさは邪魔なので、致し方ないですね。
ゾーイ・クラビッツ推し
1. コリン・ファレルのペンギン🐧が一番見ごたえあって良かった。
2. 長いよ。そんで、カタルシスないし。制作費はいくら? 興業収入の2割ぐらいは赤十字とユニセフに寄付して欲しい。
3. バットマン🦇はアーマー強すぎだし、マシン頼みだから、キャットウーマンのゾーイ・クラビッツの方がうんと素敵だった。ゾーイ・クラビッツはレニー・クラビッツとリサ・ボネットの娘。カッコいいなぁ。義理の父はアクアマン(ジェイソン・モモア)だね。いつか共演して欲しいなぁ。義理の父親との濡れ場なんかあると最高よ。元義理の父だからいいよね。
4. CORONAウィルスはコウモリが媒介するんじゃなかったかな?コウモリは顔が嫌いです。顔((( ;゚Д゚)))
5. リドラーのなぞなぞ。少なければ、少ないほど、価値の高いものは? レアメタルでは?
狂気と復讐への渇望。
今回のバットマン映画は今まで作られた、どのバットマン映画とも一線を画している 。
繊細で脆く危うく狂気に満ちている。
(人としてのバットマン)
ブルース・ウェインは親が殺害され幼少期に孤児となるのだが、親の不在、ひいては父親の不在は、子どもに強い不安とストレスに対する弱さをもたらす。幼い時期に父親不在だった人は、うつに罹患するリスクや、不幸だと感じる割合が高いというデータもあり、アイデンティティの構築を大きく阻害をさせる。
今回はそんな自分自身に内向的な悩みを抱えている繊細なバットマンが見れたのは新鮮でとても嬉しかった。
若き日のバットマンを支えるのは、もう存在しない親への渇望、それを一心不乱に忘れるためにバットマンとして夜な夜な街へ出ては悪と戦っているようにも見受けられる。
本来の目的である町を救うという目的は今回のバットマンでは自我を保つため、一時的な救済を得るため、個人のアイデンティティが不完全であるという現実から逃避するために戦っているように感じた。
戦う対象が外部の物理的な敵というよりは自分自身という敵という形にも見える。
それは彼自身が映画の中で『この街はもう救いようがない』というセリフからも見てとれる。
(罪と罰)
映画の中で『親の罪は子に報う』という台詞があり実際に登場人物たちはそれぞれが違った形で償ったか、またはそのプロセスの段階にいる。
親(自分達以前の人たち)の罪を子(現在の人たち)に報うという点は現代的テーマであり、実際の社会の環境問題・アダルトチルドレン・格差社会などに当てはまる箇所が多かった。
(ブルースの出した答え)
結論から言うと彼は答えを探し出せてはいない。 自分の答えに『到着した』と言う表現が一番正しい表現だと思う。
もっと明確に言うなれば、一つの答えに到着して次の答えに向かっている最中である。
それは映画の最初と最後で流れるNIRVANAのSomething in the wayが音楽的に暗意しているからであるようにもとれた。
最初の曲のシーンではひどく疲れ、地に足がついていないブルースが映し出され 最後の曲シーンでは答えに到着した彼が映し出されている。
答えは出せていないがそれに向かって模索していると言うメタファーのようにもとれた。
(個人的に好きだったシーン)
①ペンギンとのカーチェイスシーン マッスルカー風のバットモービルがまるで地獄からの使者のように、そしてまるで怒号のようなエンジンを鳴らし走り出すシーンは密かにブルースの狂気の内面を映し出しているかのようで興味深く、シンプルにかっこいいシーンだった。
②アルフレッドとの会話 父親の不在を認識しながらも自分自身はどう足掻いても父親にはなれないと言う諦念をブルースに告白するシーンはアンディ・サーキスの演技にも脱帽したがとても切なく悲しいシーンだった。
今までに無い新たなBATMAN
テレビドラマシリーズは未視聴なので何とも言えないのだが今までのバットマンとは毛色の違う新生BATMAN。
どうしても「クリスチャン・ベール版」からハマった人間なので今回のBATMANは「若さ」からの苦悩と荒れたゴッサムを何とかしたい思い、そして自身の生い立ちの謎を追う中での物語となります。
正直「リドラー」は、なんとなく想定していた通り。。。序盤のシーンが。。。
テレビドラマからの流れを組んでいるのか物語の構成は「人間ドラマ」に焦点が当てられているせいかアクションよりも物語を重視している感じがする。
残念なのはガジェットが今までで一番目立たない作品。
バットモービルも、あくまでも自動車の枠を出ていない。
リアルを気にした結果か。
相手がリドラーだけに終始追い掛けっこをしているので上映時間が伸びたのが微妙。
復讐からは何も生まれない
”復讐”からは何も生まれない!
百倍返しのアメリカ人は、もっと感じてほしい!
「暴力に暴力で返すのは、更なる暴力を生むだけ」であることを。
日本人は、安易に”リベンジ”という言葉を使うが、
もっと英語の意味を分かって使ってほしい!
リベンジとは、大変恐ろしい意味があることを。
アメコミムービーも、たまには良いメッセージを伝えるなぁと感じた!
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「バットマン」という様式が私には合っていない
バットマンのシリーズ作品は何本か観たが、どれもあまりピンと来なかった。
傑作との呼び声高い『ダークナイト』も、結局私には「バットマンが要らない」という結論に落ち着いている。
そういう人の感想と思って読んで頂ければ。
(以下部分的にネタバレあります)
そもそも私にとっての「バットマン」って、静止画のビジュアルはカッコいいものの、動き出した途端に「野暮ったくて」「ダサくて」「バカっぽく」見えるキャラクターなのだ。
今回もいつもながら機能美とは程遠いバットモービルを駆って、悪役の様に敵を追い詰め、どう考えても邪魔なケープを翻して敵を殴り倒す。
「正体不明のマスク男」と世の中が認識してるってのも、スパイダーマンなんかと比べると現実味に欠けるし。
あのムササビシーンは、ギャグ…ってコトでいいんですよね?
おそらく「バットマン」って、「007」とか「ターミネーター」とかの他シリーズ以上に、そういうガジェット含めた「いかにもバットマン的な様式」を楽しむ作品なんだろう。
ソコに私は今回も終始ノることができなかった。
ストーリー自体は権力と汚職みたいなサスペンスで、普通に見せればそこそこ面白いと思うんだけど、バットマンが出てくると急に冷めてしまう。
書き方が難しいんだけど、バットマンが「嫌い」とか「カッコ悪い」とかじゃなく、純粋に「(ココには)要らないなぁ」と。
あと、ファルコーネは何発撃てば死ぬの?
あの「なぞなぞ」も、いちいち腑に落ちないし。
「少なければ少ないほど、価値が高いものは?」
たいていのモノがそーだろ。
ただ、3時間の作品にしてはそんなに長さを感じる訳じゃないし、決して「つまらない」と断ずるような映画ではなかった。
ゾクアック
映画の神がいるとするならば、残念ながらマット・リーブスにはその才能を与えていなかったのだろう。監督ならびに共同脚本をつとめている本作で、はからずもそれを証明することになってしまった、そんな感想をもたずにはいられない凡作である。この“バットマン”に限らず、MARVELならびにDCコミック元ネタの“テーマパーク型”ヒーロー映画の場合、(別種の)過去作へのオマージュをやろうとするととんだ茶番劇に転んでしまう、それがわかっていないのである。
おそらく、なぞなぞをくりだず今作のヴィラン、リドラー(ポール・ダノ)はフィンチャーの『ZODIAC』を、ゴッサム・シティーの片付け屋ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)は『ゴッド・ファーザー』のドン・コルレオーネを、バットマンとキャット・ウーマンのロマンスは『007』を、エンディングの水上歩行は『十戒』のモーセ(救世主)を模倣した演出であろう。
が、着ぐるみ姿のロバート・パディンソンがそれをやってしまうと、まったくの茶番劇、できのわるいコメディにしか見えないことに、このマット・リーブス監督まったく気づいていないのだ、脚本段階で出資者たちから大幅な“お直し”を命じられたであろうグダグダなシナリオを、ダラダラと3時間近くも無駄に引っ張りつづけた理由は、ラストシーンががなかなか決まらなかった故にちがいない。
“監視による恐怖と的を絞った暴力”によりゴッサムを良くしようと試みるバットマンことブルース・ウェイン。父親を殺された復讐心を胸に秘めた彼の苦悩する姿は、現在ウクライナ東部で暴れまくっている某独裁者のメタファーではなく、おそらくは、マフィアとの癒着やフェイクニュースによる民衆洗脳を元来得意としてきたJFK以降のアメリカ民主党政権の迷走を反映させているのではないだろうか。
そしてリドラーの謀略を見事打ち破ったバットマンは気づくのである。これからの時代は暴力による恐怖だけではダメで、民衆を導くためには“希望”が必要だ、と。いまさらそんなわかりきっていることを言われても、こんな薄っぺらなエンディングを見せられて「うん、その通り」と素直に頷いた観客が一体何人いたのだろう『TENET』の撮影をわざわざ休んでまで本作のオーディションを受けにいったパディンソンを、ノーランはきっとこう思ったことだろう。「全然わかってねっ」と。
3時間、長くはなかった
3時間かあ。長いなぁ。と思って心して見たせいか、内容に没頭したせいか、最後までほぼ気が散ることなく見れた。と、いうことは面白かったということになるのかな。
不死身のダークヒーロー、バットマンの物語だが、味方の警部補やキャットウーマンとかの絡みなんかは、良かったわ。
ラストのエンディングあとのオマケ映像が無かったのが肩透かし?やな。
(一行、メッセージ?あったけどね)
長過ぎる!
さまざまな絡みを回収するためではあるが、3時間は長すぎる。全体を通して画面が暗く、雨降りシーンの連続で憂鬱になってくる。
殺された父親の悪いところ暴露されて戸惑うブルース。
復讐だけでは解決しないゴッサムシティのドロドロ悪事な数々。まだまだバットマンは夜な夜な活動しなきゃいけないようです。
ヒーロー映画というより
とても良かったと思います。
サスペンスやラブロマンスの要素もあり、ダークな感じがかっこよくてささりました。この作品は正直バットマンじゃなくてもいいような気がするほど他の要素がしっかりしていてヒーロー映画ではなかったような気がします。ロバートパティンソンもとてもかっこよくて役にあってました!バットモービルの登場シーンはめっちゃ興奮しました。でもちょっと3時間は長かったような印象です。正直ダークナイトの方が僕たち世代にはおもしろいと感じると思います。
目が離せない
バットマンデビューの私でもすっごく面白かった。
逆になんで今まで観なかったのか自分を呪う。
ブルースウェイン役の人もかっこいいし猫の人もスタイル抜群シルエットがサイコーだった。
吹替で見るか迷ったけどセリフが多くないから字幕で良かったと思う。
ちょっと長いなとも思ったけど最後まで目が離せず面白かった。
黒幕を話すぐらいなら死を選ぶって言うけどそれほど意外な黒幕ではない。
悪いと思われる人が最後まで悪くいい人には裏がない、スッキリと終わって気持ち良かった。あ、でもお父さんは謎かな?
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