THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価

長すぎるしとても退屈。ダークナイトと同じでマニア向け。こんなのデートで連れてったら女の子に嫌われるよ。カッコいいショットは少なくないんだけどテンポが悪いしストーリーも面白くないよ。すごくもったいない。

ダークナイトも観たことありますが、やはり今作は「若き日のブルースウェイン」と言うだけあってちょっと自分の不幸に浸ってて病んでる感じがしました。　あんなに慈善家だった父が好きなのに家業はほったらかしで…。
冒頭でゴッサムの街だけあればいいから遺産相続しない的なこと言ってたけど家業でもゴッサムの為に動けばいいのに、考え方の視野が狭いかなと感じてしまいました。そこもまだ未熟なバットマンをうまく表現できてたと思います！
バットマン役のロバートパティンソンも若さがあるのにバットマンの渋みもある適役だと思います。

ただジョーカーの時は私は辛い気持ちが痛いほど伝わってきて涙が止まらないくらいだったけど、今回は気持ちに整理をつけていく成長過程を観てる感じで感情移入するシーンはなかったし、両親の仇？の人も呆気なく死んじゃって…私的にはもっと報いを受けるシーンが欲しい気持ちもありました。なのでマイナス0.5です！
謎解き映画じゃないのでバットマンがすぐに答えを出して次に進んだり、凶器などの伏線を回収していってくれて他のストーリー的な部分やアクションに時間をかけてくれたのも私は楽しめました！
バットマンのマントやナイフの便利グッズも見せてくれて面白かったです笑

バットマン感想

感想を100％でいうと
・ツッコミどころ80%
・解釈違い20％
・驚きと面白さ12000%
でした。

えっ！？なんでこれ私の周りで話題になってないの！？！？なんで！？解釈違いに耐えられなかったの！？気持ちはわかる！（でもアメコミって解釈違いも何もないから難しいですよね……）

話は全体的にツッコミどころしかないんですが、演出が面白いのか構成が面白いのか、ジリジリ世界が広がっていって謎解きしていく感じが本当に面白かった。
こんなに無茶苦茶なのに面白いってなんだろう。悔しい。

◼️ツッコミどころ(吹き替え見ました)
①物語冒頭
・開始5分で敵が攻撃してくるタイミングに驚く
・えっ！？そのタイミングで！？その前の間なに？？？？
・なんでじっとり見てたの！？
・馬乗り！？
・身体目当てだったの！？
・ホモセッ●ス！？
（違った）
・露骨なアジア人使用(でも本当に冒頭だけ)(冒頭だけ大量にいたから違和感がすごい)

②バットマンとアルフレッド
・ナレーションかと思ったら櫻井孝宏さんがバットマン〜〜〜！！(違和感！)
・バットマン役の人ほっそ！！！（筋トレで筋肉隆々のイメージだった）
・アルフレッド細い老紳士のイメージだったから、今にも戦いに行きそうで笑った
・バットマン、成金男が金に物言わせてハイテク機械使いこなして、金の力で空飛ぶ車乗るイメージあったけど基本徒歩
・しかもゆっくり歩く
・昨今のバットマン社会不適合者になってて笑う(カートゥンイメージが強いため表と裏の顔を使い分けて戦う東山の金さんみたいなイメージだった)
・金の力もない、社交性もない、慈善活動もしない。ただの厨二病をこじらせた独善的なコスプレ野郎として描かれている…
・バットマンアルフレッドへのあたりがキツい
・でた！アメリカ映画あるあるの父(もしくは父親がわり)の死や負傷！
・目覚めの第一声が相手への不満イズ何？

③時代設定
・この世界の時代設定がわからなさすぎる。1900年ぐらいのアメリカ？
・現場の調査が写真だけでろくな調査をしない
・市長が死んでるんだぞ！
・警察官も死んでるんだぞ！
・ん？スマホがあるな？
・iPhoneもある
・パソコンもある
・snsもある
・えっ。じゃあなんで20年前の映像が映写機なの？
・アルフレッドが大人になる間に文面が進化したの？
・産業大大だい革命じゃん…
・でも殺人予告で新聞の切り抜き使ってる………
・謎………

④警備の杜撰さ
・(日本作品の)神奈川県警！？
・神奈川県警じゃん！！！！！！
・こんな街がここまで発展するわけないじゃろうが！！！
・反抗動機〜〜〜！！！！！！！
・え………？指が車に？？？
・車庫調べなかったの？？？
・車庫って、被害者の自宅もしくは住居だよね？
・なんでゴッサムの警察、殺人現場や被害者の部屋調べないの？？
・いきなり数日たった死体の指を触るな
・腐ってたらどうする
・鑑識を呼べ
・パソコンどこにあった
・なぜ手持ちのパソコンインターネットが繋がっている
・ゴッサムの強力なWi-Fi（事件の調査にはなんの役にもたたない）
・美術館の警備もすごいな！？
・美術館に泥棒入り放題だな！！
・警察！！！！！
・犯人の家の捜査をしろ！！！
・記念写真撮っってハッピーうれぴーじゃないよ！！！
・なんで武器を回収しないで放置する
・なんでカーペット調べなかった？？？
・警察！！！（無能）

⑤格闘
・金に物言わせて作った武器は！？
・バットマンといえば秘密道具だろ！！！（カートゥンイメージです）
・バットマン動きおっそ！
・橋の上から突き落とされすぎ
・橋にぶらさがってぶら下がりすぎ
・洪水で低いところに逃げる人間たち
・洪水で室内に逃げる人間たち
・感電死しない人間たち
・銃で撃たれたのに水の中を平気で歩く市長候補

⑥声優
・石田彰さんのアヴェマリア

と。まあ、ツッコミどころ多いんですけど。
あとから気づいて「え」っってなるだけで、面白かったんだよなぁ〜。

主役の存在感と後につづくお馴染みの悪役の若い頃のありようで次回作の展開も気になりますね〜今作のバットマンは無骨さとスマートさが良い具合に同居していて新しい魅力を感じました。ここから自分の進む道を選んだブルースが表の顔はパーティーボンボンで行くと腹括ったらそれはそれで凄い決意だと思うし、もっと慈善家的なスタイルで行くパターンならそれも表裏のギャップが広がりまくる苦悩があって面白そうだなと先を期待。

うーんなところは暗くてバイオレンスなのは良いんだけど、途中からの実戦もいけるアノニマス的な集団の登場がよく見るテレビドラマ系の流れすぎるーってつい思っちゃったのと。水責めにヒーロー登場は日本への露骨なアピールなのかなちょっと要らないんじゃ、、と受け取っちゃったりで個人的なマイナス点はあるものの、そういうのも含めてバットマンはゴッサムの荒れ方や犯罪がその時代を反映していて面白い。歴代のバブリーやクールなゴッサムも見返してみたくなりました。

若いバットマンという事でゴードン刑事よりアルフレッドとのコンビ芸を期待してたのでバディそっちかーい！笑
あと助けられた男の子はロビンになるのかな？シリーズ追っかけていくの楽しみだな〜

人を選ぶ作品なのかもしれませんが、バットマンはこういう暗い雰囲気がとても似合う作品だと思います。3時間という時間は長いかもしれませんが私はむしろ3時間も見せてもらえたと得した気分でした。何より歌が素晴らしいです。

悪を殺す。そうしなければ殺される。
終わらない恐ろしさ。

とにかく長い、2時間55分
別に2時間55分が長いって訳ではない、十分楽しめる
けどやっぱりのーんびりしてる感じがしました。

このバットマンを見る前にダークナイト3部作を観たのがちょーっと失敗だった。どうしても比べちゃう。やっぱりマイケル・ケインのアルフレッドが好きだしゲイリー・オールドマンのゴードンが好きです。

あの名作と比べず映画のして見るとどこも悪くない、けど傑作かどうかと聞かれると傑作ではないよねってなります。

これは映画のレビューを見てて思うことなんだけど、「この時の主人公の心情が理解できない、感情移入できない」
「普通あの状況ならあんな行動はしないはず、一気に冷めた」みたいなレビューあるじゃないですか。
なに言ってんのって思うんですよ笑　それはあなたの主観でしょって　僕は映画見ててそんなふうに思ったことなんか一度もないです。映画は画面越しに客観的に見てるじゃないですか。主人公に自分を重ねて、自分とちょっとでもズレてると映画自体を批判するんですよ。バカだなあって思います。

まあなにが言いたいかって言うと、今回のこの映画見ててそう言う馬鹿な客がすごく文句言いそうだなあって。あと、話が難しくてよく分からなーいってギャル。こういうのが想像つくんです。めっちゃ面白い！ヤバいこれ！ってのは想像つかないんですよ。
つまり山場が山場じゃなかったんです。

この手のアメコミヒーロー映画、特にバットマンは設定が良すぎるんですよ。ゴッサムシティという名の犯罪が蔓延る大都会、はい、もうこの時点で面白いです。それと幼い頃に両親を失った大富豪の孤児のブルース・ウェイン。それを支える唯一の理解者アルフレッド。映画に興味がないギャルでも面白くできちゃいますよ。

さすがアメリカ。

きたきた、バットマンだからこそ味わえる救い様のないカオスさ。暗い、とにかく暗い。。
闇黒な社会、サイコパス犯、権力者への容赦ない殺し、今時なSNS殺人ライブ配信、全部揃ってる！
バットマンが、あのコスプレで警察連中と一緒に捜査しているシーンは、何度見てもシュールを感じる。

個人的にはラストでキャットマンとバイク併走するシーンが1番グッときた。

それなりに面白いんだけど、どうしてもダークナイトシリーズと較べてしまう。
続編に期待します。

DCユニバースやジョーカーとはまた違う、新たなバットマン映画をリブート版猿の惑星を手掛けたマット・リーブスが監督し、ロバート・パティンソンがバットマンを務めた本作。

今までのバットマン映画は、ティム・バートン、クリストファー・ノーラン、ザック・スナイダーが監督しましたが、監督によって良くも悪くもそれぞれ個性がありますが、今回のバットマンは今までの作風とはまた違う、新しいバットマン映画でした。

雨の場面が多いからか、どこかセブンっぽさもありますし、今までと比べてもダークでサイコスリラー要素が強いです。
そこで観客の評価が分かれそうですが、個人的にはこの作風が好きでした。

個人的にはノーランのバットマン(ダークナイト・シリーズ)が一番好きですが、アクションに関してはノーランを超えてる気がします。
アクションの場面自体は少なかったものの、ノーランのバットマンと比べてもカメラワークに臨場感がありますし、手数や種類もかなり豊富でした。

また、中盤のカーチェイスは本当に圧巻です！
結構長めに行っていましたが、他のフィルム・ノワール作品のカーアクションと比べても臨場感と迫力が満点ですし、映像も綺麗でした！

そして、バットマンの信念やヒーロー像はかなりバットマンらしさがつまっています。
悪者に暴力という名の恐怖を与える存在ながらも、殺人は絶対に行わないというルールは徹底してました(ザック・スナイダーはこれを破ったので、それが一番許せなかった)。
どちらかと言うと、今作のバットマンは探偵シーンが多く、そこもまた魅力的でした。
アルフレッドの活躍はそんなに無くて残念だったものの、それでもバットマンらしさが多くて嬉しかったです。

バットマンを演じたロバート・パティンソンも影のある好青年ぽさが出ていて良かったし、リドラーを演じたポール・ダノも頭のイカれてる感じをわざとらしさ無く演じられていて素晴らしいです。

ストーリーにおいても、序盤の場面やストーリーの最終的な着地点も結構好きでした。

ただ、キャットウーマンのエピソードは個人的に次回作に回しても良かった気がしました。
今回のバットマンはゴッサムシティの闇を暴くために計画殺人を犯すリドラーとの戦いでありながら、何人もの黒幕を暴き出します。なので、それだけでも内容が濃密なのですが、それに加えてキャットウーマン自身の秘密も描かれるので少々詰め込み過ぎてる気がします。
最終的にブルース・ウェインの家族の秘密にも迫ってくるので、主人公自身にも関係するエピソードです。なので、キャットウーマンのエピソードは次に持ち越して、ブルース・ウェインの家族の回想等を挿入してほしかった気がします。

また、全体的に若干スローペースだったのでノーランのようにもう少しテンポ良くストーリーが展開されてもいい気がします。

全体的な感想としては、
ストーリーはダークナイトを超えていないものの、今までにありそうで無かった、サスペンスの入ったノワールスリラー色の強いバットマンとして凄く楽しめました。
176分の長尺ながら飽きずに楽しめました！

続編があるみたいですが、これは是非観てみたいです！

どうも小学生です

昔のバットマンと違い現実てきなバットマン映画
これはいい意味で裏切られた。

まー最後にジョーカーと笑ていたので次は協力する映画を制作するのでしょうか

内容はネタバレしたく無いので言いませんがさいこー

おまけ

僕の好きな役は警部

だけど悪い人の笑い方ムカつく🤣

ネタバレは含みません。安心してください。

これまでの作品から、コメディ要素やファンタジー要素を抜いた作品だといえます。あの乗り物や武器がこれまでの作品よりかなり現実味のあるものでした。

いわゆるヒーローのバットマンはもう描き切ったので新しい(よりダークな)バットマンにした感じがあります。

これまでのが大好きな人は少し抵抗があるかもしれません。また、特に映画が好きでもないただなんとなくバットマンって聞いたことがあるから観てみよーっといったようなテンションで観る映画ではありません。

数々の昔の映画に影響を受けていることが観ていて分かったです。(タクシードライバーなど)ただ、分かりすぎたのが少し嫌でした。

長い
つまらない
暗すぎてよく見えない
なんの感情も湧かない

「バットマン　ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト　ライジング」は奇跡の傑作だったが、そこに何処まで迫るかに期待してたが、中々の作品だった。
コミック的なノリで無いリアルな展開は大歓迎。
次回作でどの様にジョーカーが姿を見せるのか？はたまた別のキャラを登場させるのか？
間違ってもバットガールやロビンを登場させてMr.フリーズと戦うのはお断り。

バットマン初見なもので、なんでこんなにお金があるの？執事との関係性は？とかわからないことが気になって集中できなかった。予習は必要ですね。
めっちゃ人間ぽいヒーローでした。
普通に人命救助してるし・・・

内容にあまり新鮮味が無いが、破綻はしていないし、大変に分かりやすい。バットマンのカッコ良さと孤独感を味わえる。エンドロールに流れるピアノの曲が美しい。

全体的に暗くて、しかめっ面で、感情移入全くできずでした。
せめてもうちょっと、ちゃんとしたアクション見たかったかな。

不調なんだろうな。
せっかく新しいバットマン映画を作ったというのに、このテイタラク。

1．長尺過ぎる。無駄なシーンは削って120分で作りなさい！

2．悪役に迫力がなさ過ぎ。ポール・ダノくんは端役向き俳優です。

3．悪役に迫力がないならせめて犯罪行為にミステリーのような論理性を持たせて欲しいのだが、その点でも不足。謎々の答は恣意的だから、論理的ではない。

4．バットマンがふだんから刑事と二人三脚で犯罪現場での検証を行ったりするのは興ざめ。バットマンの登場シーンを削るべき。

5．バットマン映画の常で画面が暗いけど、バットマン役のロバート・パティンソンも何だか表情が暗い。悪役のほうが向いているかも。

過去のバットマンはバットマンとして
過去のイメージも捨てて観ました。
新しいバットマンでしたね。
新鮮で良かったと思います。
全体的にダーク色で雰囲気があり盛り上がりました。

苦悩をあからさまに描写していないのに、苦悩がひしひし伝わる名作。映画館で観て良かった。