THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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またかと思いつつ、最高に好き
またバットマンかよと思いつつ、期待しないで観たらめちゃくちゃ素晴らしいじゃないですか。
有名なキャラクターたちは、変なコスプレしてないし、特殊能力もない普通な人間なことが、良かったです。
雨のカーチェイスも良かった。
長過ぎるのが心配でしたが、眠くなるシーンはひとつもなかった。
※バットマン、撃たれ過ぎでも平気って漫画原作だから良いか。
面白い
作品そのもに意見を言うつもりはありません。
素晴らしいレビューが沢山ありますので。
で、何が言いたいかと、言うと、どの劇場で観るのが良いのか。
IMAX, Dolby Cinema, DOLBYATOMSと観ました。
結論から言うと、IMAXが最高でした。ただ、黒落ちしないDolbyCinemaの映像も素晴らしいなと。
立川の7.1chを逃したのは痛かった。
作品レビューは多々ありますが、劇場の情報が殆どないので、ド素人ながら意見しましたが、お詳しい方々が、是非とも意見して頂ければ、迷わないかと。
これ程、全編画面が暗い映画ってありました?
ただただ暗い、画面も主人公も。今までのブルースと違うキャラ設定。バットマンでは、ダークナイトが一番好きだけど、これはこれで嫌いじゃない。新しいシリーズの始まりだとしたら、今後に期待。エンドロールでコリンファレルが出ていたと知る。全く気が付かず
BATMAN
画面いっぱいに表示されたBATMAN(ちっちゃくTHE)のタイトル。
JOKERと同じドデカタイトルに、おっ!今作はこれまでのバットマンシリーズと一味違うのかなと期待たっぷり。
期待通り、とにかくリアルでダーク。
バットマンが復讐に囚われていてとにかく暗くて病的。
最初の過剰な暴力描写が掴みとしてばっちし。
ロバートパティンソンも美形で絵になる。マスク外した姿をもっと観たい!
そんなバットマンと同じように鬱屈としたゴッサムシティで起こる超猟奇的殺人。
犯人リドラーの仕掛けたなぞなぞを解く中で事件の真相に向かうサスペンス形式となっていて、その中で復讐から人々の希望のために戦うヒーローとなる、異色のヒーロー誕生物語。
サスペンス形式で進む中、アクションもバンバン入ってくるから良い。
特にカーアクションシーン。ペンギンが喜んだのも束の間、絶望へと様変わりするシーンが一番好き。
ただ、宣伝でジョーカーを引き合いに出してしまったせいか、ヴィランのリドラーの印象が弱いなぁ。
リドラーの動機もウェイン家の罪も全部口頭だったから共感しづらかったなぁ。
ウェインの話はあえて曖昧にして次作で使いたいのかなあとか思った。
不愉快な演出とダラダラとしたストーリー展開
■前置
鑑賞前に噂を見聞きしており、非常に期待していた作品でした。
しかし、開始30分ごろから一気に集中力が途切れ始め、面白みを感じられなくなりました。
きっと振りだと信じ、見続けた結果、一時間半くらいから怒りが込み上げてきました。
各所レビューが高い中で、低評価をつけるのは恐縮ですがご参考までに。
■嫌いな理由
1 .ブルースウェインに魅力が一切ない。
「復習」という言葉を狂ったように唱え続け、
常に顔色が悪く、ノーランバットマンの時のような人間的魅力がない。
極め付けはアルフレッドとの病院のシーン。
お前このタイミングにこの話すんのか?と、
知性や配慮といった人間性を欠いた主人公というのが私の中で確定した。
2.長い
無駄なシーンや演出が多い。
多分、恐怖やマッドネスを感じさせる為だと思うが、
いちいちくどいし長い。
さっきまで緊張感煽ってと思ったら
キャットウーマンといちゃいちゃで急にbgmのテイスト変わって007。
リドラーは知的さを強調する為か台詞が長い。
観ている間常に「要は何が言いたい」とツッコミばかり。
あとこの映画の特徴として、質問に対して前置が長すぎて、
質問と回答を見失う。
ビジネス環境やったらどつかれるぞとイライラ。(ツッコミ意味不明)
先が簡単に予測できてしまう単純な流れの中で、
だらだらと進んで行く流れが中盤以降苛立ちを作った。
3.意味不明に複雑
映画を鑑賞された方に聞きたい。この映画の相関図作れますか?
どういった勢力があって、誰が一番悪いやつで、誰がぐるなのか。
ネズミの定義、結局のところネズミ誰?
結局両親なんだったの?
私の理解力が足りない可能性が多分にあるが、
観ている側に分からせるつもりはない気がする。
話の途中に繰り出される謎々は、鑑賞者も考えるべき内容かと思い、
注意して観ていたが、なぜかこのタイミングはテンポ良くバットマンが速攻解答していく。
てかそもそもこれ鑑賞している人が回答することが可能なクイズなのか?
「黒くて、青くて、死んでるものなーんだ?Youuuuuuu(お前だよ)」
はぁ?
■好きな点
1.恐怖の象徴 バットマン
今回のバットマンは人道的なヒーローではなく、完全に闇落ちしている人間が、
ただただ復習をする。相手が悪人だから復習が肯定される。
バットマンが登場するシーンは闇の中からゆっくり現れて、
悪人を手加減なくボコボコにする。
この影を活用している演出や、cmでも使われている、
カーアクション後にバットマンが逆さになって歩いてくるシーンは、
コウモリを象徴しているようだったし非常にカッコよく、
「恐怖による犯罪の抑止」という概念は過去イチ強く表現されてた。
カースタントのシーンは逆になぜここをcmで使ってしまったのかも疑問。
もったいない気がする。
2.役者すごかった
俳優陣はすごかったと思う。
リドラーもうざいけど役者としてはよくキャラを確立したんじゃないかと。
3.キャットウーマンかわいい
タイプ
バットマンの成長を見守る
個人評価:3.7
善悪からの脱却。
自身の正義を振りかざす事が、他者にとっては悪への化身。現代社会やネットに蔓延る、正義という仮面をつけた盲目の悪の民衆。ヒーロー映画の次のステージへと価値観を変えてくる一本ではあった。
ノーラン版と比べてしまえば、もちろん目劣りするが、新しいヒーロー像と、そこからの成長物語の第一章ととらえれば、次回作も気になるところ。
久々のサスペンスアクション映画
3時間と聞いて時間帯とか気にして準備してから観たけど長いと感じなかった。
内容の濃い満足の2時間ドラマのようでした。
街が悪の世界のようで光が少ししかないながらもなんとか頑張っている。
なので終始明るい雰囲気ではないし現実にもありえるような話でゾッとする。
なぞなぞはバットマンが解くのが早すぎてこちらは考える暇もなかったけど面白かった。
執事と相棒と言える刑事が彼にいてくれて本当に良かったと思う。
刑事と仲良くなる過程を少し観たかったな。
カーチェイスは個人的に好きじゃないのでそこだけマイナス。カーチェイスしたらいくら犯人追っていても他のドライバーに迷惑だと思う。
コリン・ファレル分かんなかった。
クリスチャン・ベールのときはまだ主人公に明るさがあったけどロバート・パティンソンは影がある感じがすごくあってこれも良かった。
殺人シーンも見せない演出なので安心だし猫は可愛いしヒロインも可愛くて格好良かった。なんで強かったのかだけ知りたかったな。
前作もまた観たくなった。
ゴッサムは雨
バットマンは、苦悩が多くスカッとする映画では無いが、良く考えられたストーリーで3時間は苦にならない。
汚職にしろ、賄賂にしろ、こんなに病んだ街は崩壊するしか無いんじゃないかと思ってしまう。
それにしても、ゴッサムはいつもの雨だなー。
夜と雨がよく似合う
言わずと知れた超有名なアメリカン・ヒーローのバットマンですが、過去の映画作品は鑑賞したことがなく、その昔、テレビドラマで観た全身タイツのバットマンしか知りません。そんな自分でも、本作を十分に楽しむことができました。
ストーリーは、ゴッサムシティの市長選に端を発した殺人事件の犯人を追う中で、この街にはびこる根深い悪があぶり出されると同時に、自らの過去や真実を知ることになる、バットマンことブルース・ウェインの活躍と苦悩を描きます。
全体的にサスペンス色が強く、痛快ヒーローアクションというより、事件の真相にじりじりと迫っていくという展開です。絵的には地味に映りますが、緊迫感を伴いながら、わずかな手がかりを手繰り寄せるような展開は嫌いじゃないです。ただ、終盤のたたみかけるような展開にはちょっとついていけなかったので、機会があれば改めて鑑賞したいと思います。
舞台となるゴッサム・シティは、そのほとんどが夜や雨のシーンで描かれ、常に陰鬱な雰囲気が漂い、この街が抱える闇を覆い隠すようでした。と同時に、ブルースの心の内を暗示するかのようで、バットマンの存在もこの街の一つのピースとしてぴたっとハマっているような印象を受けました。
一方で、アクションはやや少なめでしたが、最大の見せ場のバットモービルでのカーチェイスシーンは圧巻でした。何が起きているのかわかりにくい部分はありましたが、IMAXの迫力ある映像と相まって、その迫力はなかなかのものでした。できれば、近接格闘やガジェットを駆使するアクションシーンがもう少しあるとさらによかったです。
主演はロバート・トーマス・パティンソンで、苦悩するブルース・バットマンを好演しています。よく知らない俳優でしたが、今後は注目していきたいと思います。ヒロインのゾーイ・クラビッツもなかなか魅力的でしたが、主な女性キャストが彼女だけなのは少々寂しいところです。とはいえ、本作の醸す雰囲気には華やかさは邪魔なので、致し方ないですね。
ゾーイ・クラビッツ推し
1. コリン・ファレルのペンギン🐧が一番見ごたえあって良かった。
2. 長いよ。そんで、カタルシスないし。制作費はいくら? 興業収入の2割ぐらいは赤十字とユニセフに寄付して欲しい。
3. バットマン🦇はアーマー強すぎだし、マシン頼みだから、キャットウーマンのゾーイ・クラビッツの方がうんと素敵だった。ゾーイ・クラビッツはレニー・クラビッツとリサ・ボネットの娘。カッコいいなぁ。義理の父はアクアマン(ジェイソン・モモア)だね。いつか共演して欲しいなぁ。義理の父親との濡れ場なんかあると最高よ。元義理の父だからいいよね。
4. CORONAウィルスはコウモリが媒介するんじゃなかったかな?コウモリは顔が嫌いです。顔((( ;゚Д゚)))
5. リドラーのなぞなぞ。少なければ、少ないほど、価値の高いものは? レアメタルでは?
バット刑事マン
元々サスペンションやスリラーが好きだからか、
ジョーカーを見た程度の自分でも十分に楽しめた。
主人公のブルース・ウェイン。喜怒哀楽から喜楽が完全に消えている。
そのためおふざけは一切無しでしっかりサスペンスをしている。
全体を通して重苦しく緊迫しているので、
どっぷりハマるために良い席で集中して見ることを勧める。
陰鬱なBGMも含めて、やっぱり映画館で見て良かったと思う。
仮面ライダーもスパイダーマンもやらない徒歩の登場は逆に新鮮だった。
場所は冷たい雨風でざらついた地下鉄やらトンネルやら。
ロボコップやターミネーター1&2の雰囲気だろうか。それはもうやばい奴が来た感がひしひしと。
ただ高い所から落ちるときはちょっとブルっているし、着地もパラシュートが引っかかって失敗して転げ回っている。
それすら笑いにさせないところがこの監督の力量かもしれない。
今回の敵リドラーが収監された隣の檻にはジョーカーがいる。
彼が光を浴びるシーンが待ち遠しい。
テンポ悪いし、活躍しない
バディ刑事ものみたいな展開。「セブン」ぽい。
●意味深でダラダラ続く展開の遅さにだんだんうんざり。
●新バットマンなのにいきなり主人公の苦悩が重い。
精神リハビリの映画みたい。
●そもそもたいした活躍しない。
市長候補撃たれるわ、洪水は止められないわ。
水につかった人の救出なんてレスキューでもできる。
●ヒロインと恋に落ちるのが無理くり。
●ラストの敵がしょぼい
銃持った民間人。
名作ダークナイトの後で新鮮なバットマンを作るのは難しいのはわかる。が、ダークなリアル路線のバットマンではもう勝負にならない。違う発想が必要と思う。
狂気と復讐への渇望。
今回のバットマン映画は今まで作られた、どのバットマン映画とも一線を画している 。
繊細で脆く危うく狂気に満ちている。
(人としてのバットマン)
ブルース・ウェインは親が殺害され幼少期に孤児となるのだが、親の不在、ひいては父親の不在は、子どもに強い不安とストレスに対する弱さをもたらす。幼い時期に父親不在だった人は、うつに罹患するリスクや、不幸だと感じる割合が高いというデータもあり、アイデンティティの構築を大きく阻害をさせる。
今回はそんな自分自身に内向的な悩みを抱えている繊細なバットマンが見れたのは新鮮でとても嬉しかった。
若き日のバットマンを支えるのは、もう存在しない親への渇望、それを一心不乱に忘れるためにバットマンとして夜な夜な街へ出ては悪と戦っているようにも見受けられる。
本来の目的である町を救うという目的は今回のバットマンでは自我を保つため、一時的な救済を得るため、個人のアイデンティティが不完全であるという現実から逃避するために戦っているように感じた。
戦う対象が外部の物理的な敵というよりは自分自身という敵という形にも見える。
それは彼自身が映画の中で『この街はもう救いようがない』というセリフからも見てとれる。
(罪と罰)
映画の中で『親の罪は子に報う』という台詞があり実際に登場人物たちはそれぞれが違った形で償ったか、またはそのプロセスの段階にいる。
親(自分達以前の人たち)の罪を子(現在の人たち)に報うという点は現代的テーマであり、実際の社会の環境問題・アダルトチルドレン・格差社会などに当てはまる箇所が多かった。
(ブルースの出した答え)
結論から言うと彼は答えを探し出せてはいない。 自分の答えに『到着した』と言う表現が一番正しい表現だと思う。
もっと明確に言うなれば、一つの答えに到着して次の答えに向かっている最中である。
それは映画の最初と最後で流れるNIRVANAのSomething in the wayが音楽的に暗意しているからであるようにもとれた。
最初の曲のシーンではひどく疲れ、地に足がついていないブルースが映し出され 最後の曲シーンでは答えに到着した彼が映し出されている。
答えは出せていないがそれに向かって模索していると言うメタファーのようにもとれた。
(個人的に好きだったシーン)
①ペンギンとのカーチェイスシーン マッスルカー風のバットモービルがまるで地獄からの使者のように、そしてまるで怒号のようなエンジンを鳴らし走り出すシーンは密かにブルースの狂気の内面を映し出しているかのようで興味深く、シンプルにかっこいいシーンだった。
②アルフレッドとの会話 父親の不在を認識しながらも自分自身はどう足掻いても父親にはなれないと言う諦念をブルースに告白するシーンはアンディ・サーキスの演技にも脱帽したがとても切なく悲しいシーンだった。
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