THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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あートイレ我慢できた。
外星人と対峙するシリーズは置いて
折角ノーランバットマンでアメリカを描き倒したのに
何故またリブート?
キャットウーマンを追っかける筋を入れてきたので
間が持たないことはなかったが
それでも3時間半はないでしょう。
基本生身のヒーローバットマンは敵の攻撃次第では
ピンチに陥る時もあるわけで
そこがハラハラ継続で自然とこっちもサスペンス感を勝手に
持ったりする。
で点数が高くなるのかね。
70点
2
アレックスシネマ水口 20220414
それでも、闘う
主人公のブルースウェインが自身の過去に迫りながら、バットマンとして悪と闘う姿を描いた作品。
「バットマンビギンズ」「ダークナイト」とは、また違った作品だなと感じました。
主人公が抱えている過去の経験でトラウマになっている部分が強く描かれているなと思いました。
敵から送られる謎に迫っていく内に自分のせいで周りを傷つけてしまう。
周りがどんどん離れていってもそれと向き合い続ける。
そんな姿がとてもかっこいいと感じました。
誰かに助けてもらう事と誰かを助ける事。
敵がなろうとしていたものは、ただの自己顕示欲を象徴していた。
ただ、最後のセリフが印象的に残ってます。
「少なければ、少ないほど、価値があるものは〜?」
「友達」
この敵もどこかでそういったものに憧れ続けても手に入らないもどかしさを抱えていたのかもしれないと感じた。
THE BATMAN ザ・バットマン
ダークナイトに並ぶ傑作
3時間全集中の没入感。様々な表情を魅せる多彩な黒、そこに浮かび上がる赤の芸術的センス。そして、雨。骨の髄まで伝わる重厚音。カーチェイス。エモーショナルな音楽。魂の抜けたようなブルースの目とカウルを被りオーラを放つ瞳の対比。"復讐"が希望に変わる。大傑作。
カーチェイスは
ザ・バットマンで一番胸踊る
迫力のシーンでした。
青白いあの色かっこいいです。
歴代一かっこいいバットモービルです。
バットマンの執事であるアルフレッドを演じたアンディ・サーキスは
シーザーやスノーク、ゴラム、キングコングなどの類人猿のイメージが強いから
人を演じる姿はかなり新鮮だし
必死に父親になろうとする感動の演技が素晴らしいから激推ししたいです。
自分の中のジョン・タトゥーロのイメージはトランスフォーマーのシモンズしかなかったから、ザ・バットマンの役はかなり新鮮でした。
ザ・バットマンの何が凄いって
リアルな作風に徹してるからこそ
バットマンがちゃんとコスプレの変人に見えるところ。
そして、意外と結構ある笑える台詞もシリアスな作風だから全然笑えないところ笑
ザ・ド傑作
リーブス監督が起用された時、ノーランとあんま変わらないんじゃないかって思ってたけど、同じリアル路線でも全然違う方向性だったからわからんもんですね。
ザ・バットマンの世界を
DCEUのマルチバースとして繋げることは大歓迎だけど
ダークナイト3部作とジョーカーは完全に独立した世界として繋げない方が魅力が保たれると思います。
『ザ・バットマン』世界拡張計画に関して
バットマンは他のヒーローのような超人パワーがない分、世界観や登場キャラクター、ヴィランがかなり魅力的だから、バットマン世界だけの独自のユニバース展開はアリだと思うけど、
ザ・バットマンは3部作向きであって
ユニバース展開には向いてないような気がします。
例えば、あのペンギンのスピンオフもわざわざドラマで作らなくてもいいと思います。
バットマン独自のユニバース展開やるなら、もっとライトな世界観(例えば、レトジョやマーゴットハーレイみたいな雰囲気)の方が向いてると思います。
ロバート・パティンソン渋くなったな
面白かったとは思います
色々頑張ってリブートしてみたけれど…。
お馴染みのアメコミヒーロー・バットマンというフォーマットにハードボイルドミステリー的ストーリーとド派手なアクションをバランス良く展開させて、3時間という長尺を一気に見せていく作りは見事。だが、ヒーロー映画特有の収まる所に収まる終わり方で、見終わった後は意外と無難な印象かな。。この作品のパラノイア的な雰囲気で進めて行くならもう少し救い様のない攻めた終わり方もあったと思うし、色々頑張ってリブートしたけどバットマン作品の最高峰「ダークナイト」のひりつきはさすがに越えられずって感じかなぁ。。。
ロバート・パティンソンのバットマンシリーズ中、最もダークなブルース・ウェインは良き。
イカれてるから引き込まれる。
現代のバットマンの魅力って、その狂人性にあるよね。
クリスチャンベール版もそうだったが、今作は更に闇の部分を色濃くする事で、ブルースウェインが如何に不幸の中にあり続けるかを描いているのが、ホント今っぽい。
とにかく、これまでのスーパーガジェットや見栄切りを出来るだけ排除して、ヒーローらしからぬ立ち振る舞いをするバットマンは、ジョン・ウィックを彷彿とさせる。
やはり今はこいうのが求められてるんだなぁ。
ロバートパティンソン演じるコミュ症ウェインが内省的に鬱々と戦い続ける姿が似合い過ぎる。
ただ、シリーズ化の話出てるみたいだけど、ユニバース化すると、一気に陳腐になりそうなので、単作で終わった方が後味含めて良さそうな気がするな。
レビュー
狂人と紙一重だった頃の若きブルースの物語
あのダークナイトを超えた!
ジョーカーを超えた!
そんな前評判を聞いた上で臨んだが、正直な所そこまでの魅力を感じなかったというのが本音だ。
ストーリー性ではジョーカーを超える事はできなかったし。ヴィランもヒース・レジャー演じるダークナイト版ジョーカーに勝るとは思えない。
では何が素晴らしかったかというと、圧倒的にビジュアル面だ。
巧みなライティングを駆使した暗闇でのアクションシーンは目を見張るものがあった。
特に、漆黒の闇の中で敵の発砲時のマズルフラッシュしか光源がない状況でのアクションは素晴らしかった。
ガンカタで一世を風靡したリベリオンを彷彿させる演出だが、更にアップデートされており新鮮に見ることができた。
謎解きを主体とした肝心のストーリーについては、正直あまりに冗長すぎて眠くなってしまい退屈な場面も多かった。
核心に迫るにつれて盛り上がる部分は確かにある。が、あまりにそこまでに時間がかかりすぎた。私はバットマンに明るくないのでこんな感じだったが、原作まで知っているファンは楽しめるのかもしれない。賛否割れるところだろう。
ネタバレを避ける為具体的な言及は避けるが、終盤の展開は非常に良かった。ビジュアル的にも過去のバットマン映画にない斬新な展開でハラハラ楽しむ事ができた。
また、バットマン歴の浅いブルースは精神的にもまだ未熟であり、この不安定さもストーリーの牽引力になっていた点は評価すべきだと思う。
狂人と紙一重の危うさは本作の魅力と言えるだろう。
良い点も多いが、同じくらい気になる点も多かったというのが全体の印象だ。
フラットな気持ちで新世代のバットマンを楽しむには良いのかもしれない。
どんよりノワール
暗くて重い。
街には悪がはびこり官吏たちは背任し人々は虐げられている。
主人公からして陰気。
バットマン/ブルースウェインはニコリともしなければ冗談も皮肉も言わない。演じるパティンソンは蒼白で、言葉少なで、表情には諦観と哀しみが貼り付き、まるで陽を浴びるとしぬヴァンパイアを演じているかのようだ。
ゴッサムは日中がないかのように闇につつまれ、必然的に真っ黒の画で、地味に市長選直前の混乱を描くこと二時間。尺も三分の二を過ぎ、素顔のリドラー(ポールダノ)が出てきた辺りから、ようやくアメコミらしき躍動が見え始めた。
リドラーは童顔で切れ者だが反社会的で重篤なパーソナリティ障害を抱えている。ホアキンあるいはヒースレジャーのジョーカーを意識したような狂気を表現してみせ、さっさと主役を食ってしまった。
もともと今回描かれたバットマンは主張の少ないヒーローだった。青白いパティンソンはトワイライトの続編がはじまりそうに端正だったとはいえ、生身感と等身大を重視して強さに欠け、感情にも流されやすい一介の男に過ぎなかった。
が、その人間臭さこそが本作のテーマであったにちがいない。
バットマンに超人値がなく、悪いヤツを倒すのに徒手空拳をつかって非効率な戦いをし、ゴッサムの腫瘍リドラーやペンギンやファルコーネをとっちめるにしたって裏をかかれて無力感を味わう。
ひたすら非力な人間臭さ(=生身感と等身大)を強調してみせたのが今回のバットマンの特長だった。
ところがImdb7.8、RottenTomatoes85%と87%。
何にもできないバットマンを描いたノワールにしては大受けだった。
このノワールなバットマンの勝因は新型コロナウィルスだったと(個人的には)思う。
新型コロナウィルスによって、大なり小なり世界じゅうに閉鎖的社会が出現した。程度はともかく防疫として多くの人間関係が絶たれた。気分的にも経済的にも人々が荒廃していった。
そんな時代に、一人じゃ何にもできやしないのにゴッサムに居残って、弱きを助け、悪をくじかんとするバットマンの姿には希望の兆しとなるような熱い物語性があった。
誰も助けられないかもしれない、だけど頑張るんだ──という気概がこの映画にはあった。製作陣のスタンスに同じ気概があったとしてもまったく不思議はない。そういう漢を描いた映画だった。──とわたしは思う。
ところで、コウモリという生き物は強い抗体をもっており、さまざまなウィルス、病原菌を体内に保有できることで知られている。
新型コロナウィルスが蔓延してまもなく、英語圏のツイッターやreddit等でバイラルとなった路肩看板がある。
看板には『Whoever said one person can't change the world never ate an undercooked bat.』と書いてあった。
直訳すると「一人では世界を変えることはできないと言った人は、調理が不十分なコウモリを食べたことがないのでしょう。」となる。
意訳すると「生コウモリを食べれば世界を滅亡させることさえできる。」──という感じだろうか。アイロニカルだが事実だった。奇食は人類を滅亡させることができる。
新型コロナウィルスの発生原因はどこかの誰かの野味だと言われている。
野味とは食用とはされていない野生動物をジビエとする食道楽のこと──である。
野生動物はウィルスの温床であり、素人の調理は、ふぐ免許をもっていない人がさばくふぐのようなものだ。
野味がどれほど蛮人な行為かお分かりいただけるはずである。
むろんほんとうの原因はわからない。しかしわたしたちの世界は誰かが食べた一匹の生コウモリによって暗礁に乗り上げてしまった。──ようなものだ。しかもこれは変異を繰り返しながら、いつまでも存在しつづける。
そんな暗澹たる世界でもじぶんだけはまともに生きてやるぞ。──パティンソンの目にはそんな強い意志が宿っていた。とわたしには思えた。
すなわち製作が暗い世相とゴッサムの混乱をリンクさせていないはずがない──と思えるつくりだった。
──とはいえ、どうだろう。
長いし、正直けっこうだれるところはあったかなw。
雰囲気は凄く良い!
ノーラン作品のバットマンと比べるとよりタフで骨太でダークなバットマンという印象
アメコミのバットマンを今作は作りにきたんだと直ぐに理解できた。
ノーランのバットマンはハイテクなガジェットを駆使し少し未来の戦い方や映像にも驚かされたが今作は古典的なギミックのガジェットで真新しさはないがそれがつまらないという訳ではなく逆に今の時代だからこそ古典が新鮮にさえ見えリアルに思えた。
トランスフォーマー並みに変身するバットモービルは今作はレストアした旧車のマッスルカーになっていたりと、わかりやすくいうとデジタルよりアナログを意識した作りになっている、これらもコミックスへのオマージュだろう。
なのでよりリアルで身近にバットマンとゴッサムシティを感じれたと思う。
特に自分のツボだったのは衣装や家具など細かいセット!
ここが凄い!本当に細かいところまで世界観を表していてこだわりを感じた。
そしてカメラワークがお洒落すぎて凄く雰囲気が良い!
基本、夜のシーンしかないのでダークなゴッサムの雰囲気がぷんぷんしていてツボだった
役者もコミックからそのまま出てきたようなキャラばかりで髪型や服装の着こなし方まで完璧。自分的には警官の制服がかなりツボだった。帽子の形なんて最高
ただ3時間という上映時間がマイナスポイント、これは本当に残念
やはり長すぎてどうしても途中でだれてしまう。
よかった点が多かった故に3時間の必要性があったのかと残念な気持ちが見終わってまず出てきた感想だった。
2時間という枠で収めたら神作だったんではないかと思う。
次回作に期待!
ミステリー風バットマン…
リドラーの残す謎を解きながら真相究明していくバットマン。ダークな世界観はノーラン作品を思わせるが音楽やバットモービル、その他の演出も今一歩グレードが下がる。キャットウーマンとの展開も中途半端。リドラーの姿がポール・ダノと分かってから、彼の持つ不気味さを更に期待したが尻すぼみ。悩み続けるブルース・ウェインを見させられ続けた前振りが長かっただけにスッキリしなかった。アルフレッドがアンディ・サーキスというのもしっくりこなかったが、ペンギンをコリン・ファレルが演じているのは全く分からないメイクだった。
う~ん
今までのバットマンが良すぎて違和感
そして、犯罪者のキャラも、サイコだと思ったら銃を使ったり
いやいや、それは無いでしょ
サイコならサイコのままで通さないと
感情移入も出来ず・・・
女のこは可愛かった
悪は滅びず!!
幼い日に目の前で両親を殺された過去から、復讐することだけに
執念を燃やしていたブルース・ウェイン。
彼に晴れた空はない。
だが憎しみは何も生まない。
むしろ負の作用を生んでしまうと気付いて、
真のヒーロー「バットマン」に変わる姿をえがいています。
ゴッサムシティは常に夜そして雨。
殺人・麻薬・強奪・汚職。
悪のカオス・暴力の街・ゴッサムシティを浄化しようと
バットマン・スーツに身を包み、
バットモービル(=アメリカンマッスルカー)で乗り込むも、
バットマンまだ未熟。
その青さが素敵で格好いいロバート・パティンソン。
遂に両親殺害の犯人の背景は見えてくる。
(だが少しも幸せになれるわけでもない)
そこに最強・最悪の化け物が現る。
市長を殺し、検事を爆発死させ、ゴッサムシティを
嘲るようにやりたい放題、混乱に陥れる。
ミニオンズみたいなゴーグルを身につけて、
凶悪至極な新種の敵・リドラー。
人を喰ったような狂気が演者によって際立った。
(ナイス・キャスティング)
置き手紙の宛名は、
TO the BATMAN
なぞなぞを出しながら、次々と市の権力者を殺害。
犯人は何という捻くれ者、
何という卑劣に悪漢。
最強の敵の手口は予想を上回る凄さ。
(思わず悪の美酒にほろ酔いになる)
キャット・ウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)も復讐の鬼。
そしてリドラー(伏せます)も孤児で金のない育ち。
格差を恨み、バットマンを妬みそして憧れている。
他の配役。
ジェームズ・ゴードン警部補(ジェフリー・ライト)
警察内の良心、バットマンのバディ、絆を感じた。
裏社会のボス・ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)
意外とスマートで驚いた。
ペンギン(コリン・ファレル)
特殊メイクが過ぎて誰だか分からず。
執事アルフレッド(アンディ・サーキス)
誠実で上品なバットマンの育ての親。
サーキスの素顔をみたのは初めてかも。素敵でした。
ラストの爆破による大洪水は「津波」のように全てを破壊する。
あー、またもや破壊か?
やめてくれ!!
たとえ映画でも破壊、そして逃げ惑う子供たちを見たくない。
心底そう思う。
ゴッサムシティに悪は滅びず!
それでもバットマンは「善」のため、
悪に立ち向かう。
長い…
緊迫感満載
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