マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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深く理解できず満足度も低め…
言い訳がクドく、本領発揮までに時間かかる。
よくわからなかった。
本作のみ概要をHPで確認してから行きました。
結果、よーわからん。
そんな感想だった。
オリジナルの言葉が多く独特な世界観なので何が起こっているのかまずわからない。
けれどアクションがハラハラ、スゴいからみていられるという感じだった。
回想として前作の映像も出てくるけれど全く分からない。
楽しくみる為には前作の復習、最低限の言葉の認識がないと難しいと感じました。
ショックだったのはネオ、トリニティーの劣化ぶり。
あるシーンではおじいちゃんにしか見えなくて。一瞬『誰?』と。。。
前作の映像も出てくるので余計に比較してしまいました。
すんごいイケメンだったよね。。思い出した
とにかく難解。
解説がネットに多くあるのが納得。
マトリックスってこうゆう作風だったのね、マト初心者には難しい作品でした。
ほぼ「シン・エヴァ」だった
賛否分かれる本作を映画館で鑑賞。
シリーズ1は面白く観たけど、2・3と進むごとによく分からなくなっていったし、今回はあえてシリーズを見返す事もしなかったので、2・3は完全に忘れ1はぼんやりうろ覚えだったのが逆に良かったのか、2時間20分の長丁場も苦にせず楽しく観ることが出来た。
ただ、完全なるエンタメ映画と思ったシリーズ3作が、後にウォシャウスキー姉妹の私小説的作品だった事を知った状態で本作を観ると、ほぼ庵野秀明の「シン・エヴァ」だと思った。
前半のWBのゲーム云々のエピソードは、そのまま監督のラナ・ウォシャウスキーが本作を作る経緯だし、前作で死んだと思われたネオとトリニティーの復活は、両親の死に深いショックを受けた監督が映画の中で二人を復活させたというし。
そんなラナ監督の体験や感情がストレートに反映されながら、当時最先端の映像技術で彩られた、バレットタイムなどの代名詞的アクションをアナログで再現するなど、監督としての進化と確かな手腕を観ることが出来て嬉しかった。
あと、今もアクションの第一線にいるキアヌ・リーブスはともかく、すっかりおばさんになったキャリー=アン・モスの、それでも衰える事のない美しさにも感激した。
前作までのものとは別ものですね
過去作を見てからの鑑賞をお勧めします。
第1作は映画館でなくVHSレンタルをし、3回見てやっと意味を理解した者です。だから2作目、3作目は正直理解できる自信がなく、見るつもりもありませんでした。しかしレザレクションズの公開を知ったとき、そんなに面白いのか?と思い、過去作を全部見てみました。予想通りさっぱり意味がわからないところがあって、考察記事をいろいろ読み、万全を期して鑑賞しました。
過去作を見て置いてよかったと心から思います。レザレクションズはリメイクではなく間違いなく続編です。とにかく「マトリックスとは何か」「ネオはどんな人物か」全部観客が知っている前提で話が進みます。過去作を知らないとポカンとしたまま終わってしまいます。(実際私の友人はついていけずにポカンを通り越して寝てしまったそうです)
ですが、過去作からの引用映像が多く、「あのキャラクターがこうなったんだ!」という発見もできて楽しいです。特にあのいけ好かない野郎が落ちぶれていたのは痛快でした。
壁走り、逆さ銃撃、格闘なんかは心が躍ります。やっぱりマトリックスはスタイリッシュなファッションと壁走りです。3作目は現実世界でのスターウォーズみたいなドッグファイトがあまり好きじゃなかったのですが(確かにすごいけど、「じゃあマトリックスじゃなくてスターウォーズ見るよ」という感想だったんです。)、今回はマトリックス内の話が多くて楽しかったです。原点回帰というものでしょうか?
それとキャリーアンモスの美しさが変わらないところにキュンとしました。このカップルは年を経てもすごく素敵。空中デート私もしてみたい。
マトリックスの良さが消えてる。
実際は3.8ぐらいです
んーーー……
ビバハリウッド
深い考察はもう皆さん書かれていて私はそんな深く考察できないですけど、ただただ期待以上でした。
世界観が謎のまま封切りされ、それならばと事前情報は全く仕入れないまま観ましたが、いやー、本当に良くできてますわ、脚本。
完全に完結していた作品を、あんな風に甦らせることができちゃうんですね。感心しかなかったです。
アメリカの映画クリエイターの層の深さはすごいなと思います。
これは日本はいつになっても追い付けない感じだな~。たまに天才は出てくるけど単発で終わってしまう。
アメリカはもうそれほど天才を必要としないくらい面白い映画が作れる構造ができている。そしてその構造から天才が何人も生まれるようにもできている。
スターウォーズやマトリックス、若い時はまった映画の続きを今自分の子供と劇場で観れるとか、幸せなことだな~。
一番分かりやすかったテーマは、愛
20年経ちました
カッコよくない=マトリックスじゃない
マトリックスの醍醐味は、何か知らんけどカッコよい大人たちに翻弄される、まさに不思議の国に来たような、そんな感覚だった。
少なからず主人公に共感できるから、映画でもマンガでも感情移入するしおもしろい。
本作はそれがない。
物語冒頭のアクションも、ほんとは「魅せる」ためにあるはずなのに、人物の描き方が情けないから、カッコよさを感じない。
なんか知らんけど、カッコよい。
そこが大事、それがマトリックスだと思う。
展開がとてつもなく眠い。
つまらない。眠い。
みんなふけとるし。その時点でマトリックスの醍醐味であるスタイリッシュさは消えるわな。
マトリックスよ、永遠に…
メタバースの挑戦
20年という時間は、見る側を変える。例えば、スマホの登場と急な普及は、たいてい昔のSF映画を古臭くしてしまうが、そんな時間のもたらす変化を嘲笑うような内容だ。
時代はようやく「メタバース」などという新しめの用語に置き代わって、仮想空間が日常に入りこもうと何度目かの挑戦をしているが、20年前の1作目の世界観の入り口にもたどり着けていない。ギブスンの「ニュー・ロマンサー」が35年前で、そこからスタートとしても、仮想空間については大した進歩が無かったわけだ。(そういえば、セカンドライフはどこにいったのだろう?)
それだけ「マトリクス」の世界観は、土台がしっかりしているということだろう。「2001年宇宙の旅」と同様、後の映画に影響を与えながらも、原点を越えることのない特異点的な作品だ。そこから派生作品は多数作られて、いくらオリジナル性を主張しても、「マトリクスみたいな」という冠を付けられてしまう位置付けだ。
その本家が、マトリクスを新たに作るのだから、どう続くのか、いや、どう続けるのかは気になる。
結果としては、見事な「マトリクス2.0」を仕上げたと思う。単純な続編ではなく、前作を丸ごと呑み込んで、その強固な土台の上に、新たな増築が完了した。ソフトウェア的に言えば、コアエンジンはそのままに、大きくUIを変えた、バージョンアップされた2.0だ。語感としてはバージョンアップではなく、オーバーライドというのがしっくりくるけれど。サブタイトルのresurrectionsは、復活という翻訳になるのだろうけど、皮膚の傷にかさぶたができて再生するというようなニュアンスで捉えると、ピッタリ来る感じだ。
前作のオマージュというか、そっくりそのままなぞるくだりは、なかなかのチャレンジだったろう。それ自体が、観客にデジャヴを体験させて、黒猫に非常に重要な(笑)意味を持たせる構成はお見事だ。
時間の流れがひとつだけ逆らえなかったものが、キアヌとモスのコンビの年齢か。いずれは彼らの若い頃のアバターが、新作を作る事になるだろうが、もう少し時間がかかりそうだ。
まだまだこの世界への”ジャックイン”が浅いが、今後の展開に期待して、もう少し"ダイブ"して楽しむ事にしよう。
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