マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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意味不明な新用語で生き返った理由を煙に巻かれる映画
全て劇場で観たものの、2&3作目のセリフが難解なまま消化不良状態で終えた旧作3部作。
消化不良解消のため10年前ブックオフで¥100~300で揃えるも観ることはなかったDVDを今回の新作に備え引っ張り出し、理解できない所は何度も戻ってしっかり理解するまで時間をかけて全3部作、前日までに初めて完璧に鑑賞し、ラストの強引なまとめが少し残念に思うも壮大なSF超大作に満足しつつ、意気揚々と今日劇場に!
…なのにアレかよ…
過去作履修必須! 一見さんお断り!
過去作は全て劇場で観ていたので、
前回から一体どんな風に繋げるのか!?と、結構な期待をして視聴にのぞみました。
が!
これは・・・
のっけから中盤辺りまで、間違い探しや考察・推測の連続で、
『まさか、TENETみたいな何回も観る系なのか?』と思わされる。
しかし、
中盤から後半に差し掛かるくらいで大抵の部分は作品内でネタバレ解説あり。
なので、普通の人でも安心して観れるかと言えば全くそうでなく、
そもそもが過去作全てをキッチリ観てチャンと細かいトコまで覚えてないと、
完全に置いてけぼりにされる内容。
マトリックスが初見で本作の人は、正直なにやってるかサッパリわからない筈。
もし、自分が本作が初見であったなら、
『★』か『★★』がイイところじゃないだろうか?
そうなる要因として、上記の他にも、
「キャラ・アクションにフックが無い」という点が大きいと思う。
モーフィアスやエージェントスミスといった『濃い』キャラクターが一切居ない。
ザックリ言えば、近年のターミネーターと同じような状態。
さらに、
毎回、醍醐味ともいえた過度なやり過ぎアクションも、派手ではあるものの、
ものすごく『雑』。
元々、マトリックスはシリーズを通してシュールなギャグ的要素を含んでおり、
しかし、作品全体像としてはとてもシリアスな感じに落とし込んでいたけれど、
本作はそのバランスが崩壊し、ギャグ要素が勝ってしまっている様に感じる。
いっそ、その部分を大いに楽しみたいという場合、
本作を観る前に「時間停止ものAV」をネットで検索してチラッと見てみて下さい。
ポップコーンを吹き出す可能性があります。
結構ボロクソに書きましたが、
総評としてはそんなに悪い映画ではないです。
過去作を観ていればソレなりに楽しめるので、
ある種『外伝』的な感覚で観るのが良いかもしれませんね~
同窓会な気分
深く理解できず満足度も低め…
言い訳がクドく、本領発揮までに時間かかる。
よくわからなかった。
本作のみ概要をHPで確認してから行きました。
結果、よーわからん。
そんな感想だった。
オリジナルの言葉が多く独特な世界観なので何が起こっているのかまずわからない。
けれどアクションがハラハラ、スゴいからみていられるという感じだった。
回想として前作の映像も出てくるけれど全く分からない。
楽しくみる為には前作の復習、最低限の言葉の認識がないと難しいと感じました。
ショックだったのはネオ、トリニティーの劣化ぶり。
あるシーンではおじいちゃんにしか見えなくて。一瞬『誰?』と。。。
前作の映像も出てくるので余計に比較してしまいました。
すんごいイケメンだったよね。。思い出した
とにかく難解。
解説がネットに多くあるのが納得。
マトリックスってこうゆう作風だったのね、マト初心者には難しい作品でした。
ほぼ「シン・エヴァ」だった
賛否分かれる本作を映画館で鑑賞。
シリーズ1は面白く観たけど、2・3と進むごとによく分からなくなっていったし、今回はあえてシリーズを見返す事もしなかったので、2・3は完全に忘れ1はぼんやりうろ覚えだったのが逆に良かったのか、2時間20分の長丁場も苦にせず楽しく観ることが出来た。
ただ、完全なるエンタメ映画と思ったシリーズ3作が、後にウォシャウスキー姉妹の私小説的作品だった事を知った状態で本作を観ると、ほぼ庵野秀明の「シン・エヴァ」だと思った。
前半のWBのゲーム云々のエピソードは、そのまま監督のラナ・ウォシャウスキーが本作を作る経緯だし、前作で死んだと思われたネオとトリニティーの復活は、両親の死に深いショックを受けた監督が映画の中で二人を復活させたというし。
そんなラナ監督の体験や感情がストレートに反映されながら、当時最先端の映像技術で彩られた、バレットタイムなどの代名詞的アクションをアナログで再現するなど、監督としての進化と確かな手腕を観ることが出来て嬉しかった。
あと、今もアクションの第一線にいるキアヌ・リーブスはともかく、すっかりおばさんになったキャリー=アン・モスの、それでも衰える事のない美しさにも感激した。
前作までのものとは別ものですね
過去作を見てからの鑑賞をお勧めします。
第1作は映画館でなくVHSレンタルをし、3回見てやっと意味を理解した者です。だから2作目、3作目は正直理解できる自信がなく、見るつもりもありませんでした。しかしレザレクションズの公開を知ったとき、そんなに面白いのか?と思い、過去作を全部見てみました。予想通りさっぱり意味がわからないところがあって、考察記事をいろいろ読み、万全を期して鑑賞しました。
過去作を見て置いてよかったと心から思います。レザレクションズはリメイクではなく間違いなく続編です。とにかく「マトリックスとは何か」「ネオはどんな人物か」全部観客が知っている前提で話が進みます。過去作を知らないとポカンとしたまま終わってしまいます。(実際私の友人はついていけずにポカンを通り越して寝てしまったそうです)
ですが、過去作からの引用映像が多く、「あのキャラクターがこうなったんだ!」という発見もできて楽しいです。特にあのいけ好かない野郎が落ちぶれていたのは痛快でした。
壁走り、逆さ銃撃、格闘なんかは心が躍ります。やっぱりマトリックスはスタイリッシュなファッションと壁走りです。3作目は現実世界でのスターウォーズみたいなドッグファイトがあまり好きじゃなかったのですが(確かにすごいけど、「じゃあマトリックスじゃなくてスターウォーズ見るよ」という感想だったんです。)、今回はマトリックス内の話が多くて楽しかったです。原点回帰というものでしょうか?
それとキャリーアンモスの美しさが変わらないところにキュンとしました。このカップルは年を経てもすごく素敵。空中デート私もしてみたい。
マトリックスの良さが消えてる。
実際は3.8ぐらいです
んーーー……
ビバハリウッド
深い考察はもう皆さん書かれていて私はそんな深く考察できないですけど、ただただ期待以上でした。
世界観が謎のまま封切りされ、それならばと事前情報は全く仕入れないまま観ましたが、いやー、本当に良くできてますわ、脚本。
完全に完結していた作品を、あんな風に甦らせることができちゃうんですね。感心しかなかったです。
アメリカの映画クリエイターの層の深さはすごいなと思います。
これは日本はいつになっても追い付けない感じだな~。たまに天才は出てくるけど単発で終わってしまう。
アメリカはもうそれほど天才を必要としないくらい面白い映画が作れる構造ができている。そしてその構造から天才が何人も生まれるようにもできている。
スターウォーズやマトリックス、若い時はまった映画の続きを今自分の子供と劇場で観れるとか、幸せなことだな~。
一番分かりやすかったテーマは、愛
20年経ちました
カッコよくない=マトリックスじゃない
マトリックスの醍醐味は、何か知らんけどカッコよい大人たちに翻弄される、まさに不思議の国に来たような、そんな感覚だった。
少なからず主人公に共感できるから、映画でもマンガでも感情移入するしおもしろい。
本作はそれがない。
物語冒頭のアクションも、ほんとは「魅せる」ためにあるはずなのに、人物の描き方が情けないから、カッコよさを感じない。
なんか知らんけど、カッコよい。
そこが大事、それがマトリックスだと思う。
展開がとてつもなく眠い。
つまらない。眠い。
みんなふけとるし。その時点でマトリックスの醍醐味であるスタイリッシュさは消えるわな。
マトリックスよ、永遠に…
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