モービウスのレビュー・感想・評価
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長いプロローグ
2022年劇場鑑賞86本目。
原作スパイダーマンのヴィランということでしたがヴェノムよりよほど良心を持っている気がするマイケルさんが主人公。
とはいえ殺されるほど悪人とは思えない犠牲者が出たりなんの罪のない人も犠牲になりまくるのでカタルシスは低め。
前半はスーパーパワーを手に入れたマイケルが色々出来ること出来ないことを試していくのは見ていて楽しかったのですが、後半はこの作品におけるヴィランとの追いかけっこを延々するので段々退屈に・・・。
でもマーヴェルの映画らしくエンドロール後にちょいちょい挟まれる映像に次回作への期待が高まりまくったのでアメイジング・スパイダーマン3(かどうか分かりませんが)のプロローグだと思えば豪華。
ただただ哀しい作品
109分のTVプログラムサイズの作品
ウラを欠いた演出や
どんでん返しも無く
テンポ良く進む
あまりにもよく進むので
難しい説明もなく
子供でもある程度は理解できる展開になってる
ストーリーにも違和感が無く
勧善懲悪のため観劇後はスッキリしてる
残忍シーンはあるけど
エロシーンもない
ただ終了10分前までは
死にゆく病に抗い
ノーベル賞まで受賞できる
天才頭脳を医学に注ぎ
集大成として
自分と友たちの未来に作った血液が
意図せず人を傷つけ
更に傷つく人を増やしてしまう
同じ運命を背負った友を
巻き込むたくない心優しい彼は
なぜにこんなに哀しい展開なのかと
心を揺さぶられてしまう
ハウスオブグッチで怪演のジャレットと
ラストナイト・インソーホーで最低男を演じたマット・スミスのダブル主演的な
演技が最高です
そういえば余談ですが
ブランドン・リーのクロウの設定を
少しだけ思い出させたかな
ながーい序章
善人すぎるヴィランに違和感
ヴィランを主人公にした物語って結構難しい。悪に意味を持たせないといけないから。「ジョーカー」にしても「クルエラ」にしても、言ってしまえばスターウォーズのエピソード1〜3にしても、悪になる過程をドラマにすると完全な悪としては描きづらい。それはそれで物語に深みが出るのだが、さじ加減が難しい。
本作のモービウスはスパイダーマンの敵役らしいが、終始善人として描かれる。コントロールできないがために暴走する可能性がある。同じように。ヴァンパイアとなった親友の暴走を止めようとするって話なのだが、どこまで行っても善人のまま。なのに最後は急に悪役になって終わるってことにめちゃくちゃ違和感があった。いつ悪に目覚めたんだ?って感じ。
素早い動きの中に、スローモーションのシーンが挟み込まれるというアクションはなかなかよかっただけに少しもったいない。でも、マーベルの流れとして押さえなければいけない作品だから仕方ない。
キャラが魅力的
もうちょっと何とかならなかったのか・・・。
尺
あと15分長ければ…。
今年92本目(合計365本目/今月(2022年4月度)2本目)。
日本もこのご時世の中で2時間をきってサクッと観られるという観点ではよかったのではと思います。
私自身はこのシリーズ(スパイダーマンは観てます)はおいかけていなくて、いわば外伝というか派生作品というか、そういうシリーズに該当するようです。
そのためか、もとの作品全体を理解していないとわからない点もいくつかあるかな…(多くの方が書かれている通り、突如戦闘シーンが始まったりするなど)はあるものの、丁寧な導入はあるし、テーマの大半は「血液の病気との葛藤」というわかりやすい点であることは明示されるので、そこまで混乱要素はないかな…という感じです。
2時間をきっているとはいえ、あと15分ほど長くして(これでちょうど2時間ほどになる)、もう少し描写を丁寧にしたほうが良いのかな…とは思えますが、この作品自体が大手の作品で、(4月時点の日本のコロナ事情より)もっと厳しい国もあるでしょうし、ダラダラやるのもよくないというのも理解できるし、かといって45分で終わりましたというのも理解不能だし、この程度の時間だと傷にはならないと思います。
ファン映画という観点もありますが、単品で見に行ってもそんなに傷はないかな…という感じです。来週になると「ファンタビ」という超大作が混ざってくるので、今のうちに見に行くのが良いかなというところです。
採点にあたっては特に大きな傷はないので、減点なしにしています。
病気の治療のはずが・・・
天才医師のマイケル・モービウスは、幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病で同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロのためにも、一日も早く治療法を確立したいマイケルは、吸血コウモリの血清を投与するという危険な治療法を自らの肉体を実験台にして試した。その結果、マイケルの肉体は激変し、超人的なスピードや飛行能力、周囲の状況を察知するレーダー能力が身につくが、代償として血に対する渇望に苦しむこととなった。自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケル。そんな彼に対し、マイロも生きるためにその血清を投与してほしいと言った。同じころ、ニューヨークの街では次々と全身の血が抜かれるという殺人事件が起きていた、という話。
最近コウモリ続きだなぁ、って思ったが、これはこれでストーリーとして面白かった。
ヴェノムに続く話なんだろうか?
しっかりと楽しませてもらいました
評判があんまり良くない?とのことで、まあ結構延期したしなぁとか、ジャレッド・レトあんまりヒーローモノ合わない気がするなぁとか思ったり…
ちゃんと面白かった。
1作目としては、苦悩しつつ戦うダークヒーロー誕生物語として及第点なのかな。次作以降に期待して長い目で見よう。延期したのも納得!
それと、ヴェノムと違ってバットマン的シリアス路線で行きたいのは分かった。その点は全然良いが、やっぱりマーベルだし、コメディ要素欲しかったなぁ。ジャレット・レトはコメディ系合わない気がするから厳しいかな。
だから、ワイスピの爆笑担当ローマンを演じたタイリース・ギブソンに期待していたけど…
めっちゃクールキャラ!一回も笑ってない気がする。それも似合ってて良いが、相棒とキャラ逆だろって思っちゃった笑
上映時間もヴェノムLTBCと同じく短め、テンポも良いから良い。MCUは上映時間長めで、好きな分覚悟してみないといけない分、SSUは短め手軽に楽しめる路線で行くのかな?
ただ、ポストクレジットシーンは必見。そうなるのねぇとビックリ!あのキャラが出るが、肝心のあのキャラはどうやって登場させるんだろうと思った?
ダークヒーロー誕生
ダークヒーロー誕生?
お披露目作品としてはこんなところか…
迫力ある予告とマーベル作品ということで、楽しみにしていた本作。迷わず公開初日にIMAXで鑑賞してきました。期待どおり、視界いっぱいに繰り広げられるハイスピードバトルを堪能できました。もはやどうやって撮影しているかわかりませんが、高速移動の中で、時折スローモーションを入れたり、モービウスがビースト化したり人間に戻ったりという映像をシームレスに差し込んだりと、メリハリのある映像表現が目を楽しませてくれました。
ストーリーは、子どもの頃から血液の病気を患い長い入院生活を送っていたマイクは、同じく入院生活を続けていた親友マイロの病気を治すために医学博士となり、コウモリの血清を用いる治療法を発見し、それを自分自身に試したところ、身体能力が超人的に向上したものの、吸血衝動に駆られるという思わぬ副作用に苦しむことになり、自身が意識を失っている間に世間では謎の失血状態での死体がいくつも見つかり…というもの。
スパイダーマンの敵役モービウスのお披露目作品なので、ストーリーはいたってシンプルで、それほど捻った展開はありません。むしろモービウスのビースト化までは少々退屈で眠気に襲われるほどでした。丁寧な説明は悪くないですが、もう少し映像でも楽しませてほしかったところです。
全体的に、終始おどろおどろしい雰囲気が漂い、明らかに今までのマーベル作品とは一線を画します。ヒーローアクションものではないですし、ヴェノムのような笑えるシーンもありません。それがダメだというわけではありませんが、アクションシーン以外に心惹かれるものがなかったような感じがして、少々物足りなかったです。ラストも今ひとつスッキリしない終わり方をした後、マーベルおなじみの次作への橋渡し的映像が流れ、いよいよスパイダーマンへ繋がるようですが、さあどうなるのでしょうか。もう少しモービウスというキャラクター自体に魅力がないと、単体作品としては観客数が伸びないような気がします。というわけで、つまらなくはないですが、期待したほどではなかったかなという印象です。
主演はジャレッド・レトで、人間時とビースト時の演じ分けがすばらしく、最近の「ハウス・オブ・グッチ」出演時とは全くの別人で、役柄ごとにがらりと変えてくるところがすごいです。脇を固めるマット・スミス、アドリナ・アルホナらも、よく知らない俳優さんですが、きっちりと役割を果たしています。
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