TENET テネットのレビュー・感想・評価
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これは細かな設定作り込みが為された?実験映画
見ている時は??で、見終わったじわーっと面白みが伝わる映画ですね。あたかも自分も映画の記憶を遡って時間逆行しているような?
ただ、わからないのは①セイターの若い頃に契約書渡したのはどうやった?何十年も時間逆行し続けた物や人がある前提?
また、セイターが悪役になりきれない良いおじさん笑顔で、キャットが美人だが復讐顔でない感じがなんだか気になった。
逆行の設定が複雑すぎ。未来から来たなら過去の出来事はすべてわかるは...
逆行の設定が複雑すぎ。未来から来たなら過去の出来事はすべてわかるはず。なのにどこに隠した?とか笑える。
インターステラーくらいならなんとなく面白がって見れるが、ここまで屁理屈を重ねるともうマトリックスの世界。
さすがに途中からはながらでしか見てない。世界観が合わなかった。
最初に見た光景が後々生きてくる
正直初見は序盤のゆったりしたテンポが眠気を誘いましたが、中盤で目が覚めました。
時間の「遡行」と「巡行」が入り乱れ、分かるようで分からない脳をくすぐられているような感覚に陥りますが、それこそがこの作品の楽しさだと思います。
時間を扱った作品に出てくるパラドックスについて、意図して触れていないのも他の作品とは異なった解釈で新しく感じました。
分からなかったという理由で評価を低くしてしまうには勿体ない作品です。
Netflixなどで配信され始めましたので、初見で分からなかった方も複数回見たりネットにある解説を見て楽しんで欲しいなと思います。
面妖な007もの
ターミネーターやバック・トゥ・ザ・フューチャーなど時間操作をテーマにした娯楽大作はもはや出尽くした感があるので新しいアイデアをひねり出さなくては気のすまないノーラン監督には気の毒に思えます。そこで思いついたのがアナログ的な逆回し、TENET(信条)は謎の組織名、逆から読んでもおなじ逆さ言葉・・・。
エントロピーが何とかと言っていましたが所詮SF、視覚的には逆回しだしマシンも回転扉もどきと極めてシンプル、ノーラン監督定番の人の心の闇問題も今回は控えめだし、別人のような作風の変化に驚いた。
プロットは過去を消滅させる未来人の陰謀を元CIA工作員の主人公をスカウトしたTENETのメンバーたちが必死で阻止する活劇だが、過去を壊滅させたら未来は再生できるのか素朴な疑問、劇中でもパラドックスとかパラレルワールドとかはぐらかしていましたね。
未来人が出てくる訳では無く手先となったロシアの武器商人が敵役、その妻が味方するあたりも往年の007と似たようなティスト、訳の分からないセリフで煙に巻くのはいつものことなのでさして気にならなかったが2時間半の長尺は流石にかったるい。
まあ、派手な爆破シーンやカーチェイスなど予算タップリな視覚効果なのでそこは見どころでしょう。
コンディション悪く眠気に負けた
散りばめられた伏線と、驚愕の映像は想像もつかない映像美。動きの優雅さと、アクションの迫力、もはやデジタル処理ですら追いつかないレベルの異次元の撮影技法は、どうやって撮ったのか想像する余地も与えない。さぞや俳優さんたちはハードな動きを要求されたんだろうなと想像する。いや、スタッフの面々も、ノーラン監督の要求する映像にどうやって答えるか苦悩の連続だったんじゃなかろうか。
残念ながら、パンフレットが売り切れていて、撮影については何の情報も得られなかった。それどころか、コロナ禍の劇場では、座席もディスタンスでほぼ満席状態だった。つまり50%の動員ということだ。しかし、アメリカでは動員に苦戦して、これ以降予定されている大作が再び延期される検討に入ったとか。
『ワンダーウーマン』『ブラックウィドウ』が、ちゃんと劇場で見られる日が来ることを祈るばかり。
それにしても、これほどの異次元のアクションで、やっぱり眠気を催す自分に嫌気がさす。瞬きするのももったいないのに、寝てしまうなんて。
きちんとストーリーを理解できなかったのは仕方ないとして、コンディションのいい日に、もう一度見に行こうと思う。それほど魅力的な映画だった。複雑なタイムパラドックスものは、日本人好みのストーリーラインと言えるし、俳優のキャラも立っていた。映像に合わせた音も、IMAXのド迫力で楽しめた。音楽も良かったし、何よりも、アクション大作が劇場に戻って来たことがうれしかった。
クリストファー・ノーラン作品としては『メメント』『インセプション』『インターステラー』の系譜を継ぐ時間の概念を弄ぶ演出で、とことん考え抜かれたシナリオだった。今年は映画がほとんど見れなかったが、少しは取り戻せた気になった。
2020.9.21
知ったかぶり映画
サッパリわからん?
でも評価4です。
なして?
3回見てもわからん。
なして?
アイデアはわかるが
サッパリわからん。
なして?
何故、皆んなわかるのでしょうか?
テレビで映画紹介している女。
旦那が純烈のメンバーの人。
これは面白いと紹介してましたが
あなたには無理でしょ。
わからんくせに何故面白いと言う。
なして?
映画の見方が変わる作品
近年,連続ドラマやゲームといった競合メディアの発達によって,映画はそのアイデンティティをどう持つかが問われているのではないかと感じます.
言うまでもなくクリストファーノーランはその命題に対しての挑戦し続ける素晴らしいクリエイターで,TENETはその情熱が滲み出る作品だと思います.
おそらくこの先映画は,早送り的作品もしくは続編前提での作品といった商業的作品と,俳句や短歌のように尺を美しく用いる芸術的作品に二極化してゆくのではないかと感じていますが,クリストファーノーランは商業性と映画の尺を活かした芸術性の両立を目指すイノベーターなのではないかと思います.
時間的挟撃がテーマの本作品はまさに2時間30分を双方向的に利用した作品で,例えるならゲルニカのような大きな絵画のごとく,隅から隅まで舐め回すように鑑賞することができる作品です.
そもそも映画ファンの方の中ではそうした映画の楽しみ方が一般的なのかもしれませんが,自分にとっては改めて映画の楽しみ方の気づきになりました.
その観点ではメメントからクリストファーノーランのやりたいことは一貫しているように思えますが,最新の映像技術でエンターテイメントとの両立がどんどん進歩しているように思えます.次の作品が楽しみです.
追記:本作品,音楽がハンスジマーじゃないんですね,Ludwig Goransson,若手なのにすごい…!
難しかったけどよかった!
内容が難しいと言われていたので覚悟していきましたが登場人物も多く難しかったです.でも映像,音楽,あと時間に対する新しい発想,めちゃ良かったです!
IMAXで行けなかったので次はIMAXで行きたいです.
これはわからない、でいい
しょっぱなからわけがわからない映画だった。
ノーラン監督作品は初期の
メメント
もさっぱりの内容だったが、これはそれ以上でしたね
だいたいにおいて、単なるタイムトラベルでなく、逆行している物や人それが普通に動いているのと同時?に見せているという
あまりに意味不明な状況が感覚として、把握できないという感じで、想像しずらい。
よく、ミュージックビデオや作中で逆回しにしてる場面はむかしからあるが、それが物理的に実際にある状況というのはみたことがない。
そういう意味では、斬新と思えるけど
なんのためにこんなことすんの、ノーラン?とも思った。ちょっとやりすぎというかさすがについていけなくなる
ラストも迫力あるけど、なーにやってんだかさっぱり
はーい青チームは逆行で赤チームは普通の動きですよーってなんだそりゃ?
では、突入!どこへ?
人間はみたことないものみると、思考が停止することがある
そうなりかけた、かなり挑戦的な作品とは思うがやりすぎ(笑)
YouTubeとかに考察してるのがいくつもあがってるが、いくつかみたけどピンとこない。ほんとにわかってるのかね?おれはわかってるアピールじゃないの
この映画、逆行している物や人がいる環境を経験したことがない奴には本質的に理解できないはずだ、でそんな奴はこの世にいない
だいたいノーラン自身も理解して作ったのかもあやしい
三回みたけどまるで理解がすすまない
もういいや、と思った
繰り返すけど、今までにないものに挑戦し続けるノーラン監督の姿勢は評価したい
実際
インターステラー
はすごいと思ったしね
伏線があり、それが回収されていくたぐいの映画。通常こういう映画は好...
伏線があり、それが回収されていくたぐいの映画。通常こういう映画は好きなのだが、タイムトラベルというものではなく時間の逆行という見慣れないものであったためにあまり理解ができなかった。そのせいもあり、解説動画等で理解したあとでもあまりスッキリした感じがなく、感動も少なかった。通常のタイムトラベルもののパラドックスを扱った映画のほうが理解しやすくてスッキリして好き。
BGMが秀逸!!
映画館で観たかったのですが、タイミングが合わなかった為、観れずDVDでやっと鑑賞。
内容は…ノーコメントにしておきます(笑)
映像は…頑張っていましたね。映画館の迫力で観たらもっと良く見えたのかな?
とにかくBGMが素晴らしかった!秀逸です!
ルドウィク・ゴランソン良いです。
内容に沿って音も逆再生などの効果を上手く使い、音の間をバランスよく使っています。もし音楽が駄作であったのなら、映像もチープに感じたかもしれないぐらい、良い意味で音楽の存在感が大きいです。
バンゲリスやヨハンセン、ハンスジマー好きにはハマる音だと思います。
直感を信じないとおいていかれそうになる
映画館での視聴を逃してしまったのでAmazon primeにて視聴
アクション・ストーリーにおいて新しい試みというだけですごい!面白かった!
逆行という新しい姿のタイムトラベルにより
前半から中盤にかけての出来事の伏線を
主人公含め、当事者たちと一緒に伏線回収。
『あそこのあいつはあいつだった!』
『あの傷跡、怪我はあの時の!』
を発見するだけで楽しかった。
銃跡は、逆行にて戦う上で
ここで撃ちますよって言っているようなものだから
見つけたらダッシュで逃げたほうがいいね。
回転ドアの装置がこの世にある限り何度も
未来と現代を何度も行き来できるのかな。
そうすると、戦いが永遠に終わらなくなるような気がする。
ニールが最高!
半分しか理解出来てない気がする…けど面白かった❗️
難しいとは聞いていたけど、やっぱり自分の頭では半分理解するのがやっとだった…。
だがしかし、映画自体長く感じなかったし、むしろ面白かった!!
普段なら気付きそーな伏線も話に付いて行くのにやっとで、まったく気付かず、ある意味楽しめた。これは今後も何回か観て水前寺清子の歌のように少しずつ理解するしかない。
しかし良くこの難解な映画をあのキャスティング(個人的には誰!?って感じ)で映画会社が許可したなーと感心する。
結果アメリカ人(主役)も良かったし、ニールもかっこ良かった。(ハリー・ポッターのセドリックだと後で気付いてびっくり)
因みに191cmの女の人も良かった。
う~ん、頭のスッキリしてる時を見つけて、あと何回か観るかな~。
映画館に3回行きましたが・・・
まだ完全には理解できておりません・・・。
ただ、インセプションやインターステラーなど、クリストファーノーラン監督作品の大ファンなので、今回も彼独特の世界観の「時間のこねくり回し」を大いに楽しんできました。
初回の鑑賞で全て理解するのは私には到底不可能でした・・・。
ただ、YouTubeで詳細の解説動画を出している人がいらっしゃり、その方の動画を何回も観て復習&予習をした上で2回目、3回目の鑑賞に行きました。
賛否両論の映画になっているようですが、私個人的には観れば観るほど分かるシーンや、理解が繋がるシーンが増え、とても面白い映画だと感じました。
同じ「時間のこねくり回し」ではありますが、インセプションやインターステラーともまた違った「時間」の概念へのアプローチです。
難しい内容であるが故、なかなか万人受けは難しい作品かと思いますが、ノーラン作品が好きな方にはぴったりの映画だと思います。
特別な時間
難解な映画という評価があるが、難しく考えなくても楽しめる映画だと思う。まさに映画ならではのエンターテイメントな時間である。日常では考えたこともない概念が詰まっている作品に触れる事で自分の脳の使われてなかった部分が刺激されるようで、それが満足感に繋がるそんな感覚を得た。
純度の高い「わからない」という感覚
タイトル「TENET」という「TEN」の回文のように、時間がぐるぐるまわる…ではなく時間が「行き来する」ことを感じさせてくれました。
「時間が行き来する」という発想、思い出にふけったり(過去に戻る)、夢を描いたりする(未来へ思いを馳せる)人間の脳内そのもの。
リアリティでいて、ファンタジックなストーリー。時間がどこへ向おうとも「未来のため」に、時を超えて人は団結もするし、欲望を満たそうとする、いびつな強さとたしかな強さがあるのだなと。
難しいけれど、映像はとんでもない緻密さ。新しい世界観を見せてくれる映画。
純度の高い「わからない」という感覚が、愉しめる。
少し前に、なんの映画だったろうか、予告編を本編が始まったかと勘違い...
少し前に、なんの映画だったろうか、予告編を本編が始まったかと勘違いしたのは。そう、あのときの本編かと見まごう予告編は、本作 「TENET」 の予告編だった。本作のオープニングの映像5分間を、丸ごと予告編としてやってくれたんだね。
今回、ようやくIMAX版で本作を観る機会を得た。みんなが 「よく考えないとわからない」 とレビューしているのをみて、みなさんのレビューを読みまくってから、観ました。そのおかげで、ストーリーからおいて行かれることはなかった。もしもこれから観る人がいらしたら、本編のセリフ 「唯一の脱出方法は、侵入方法でもある」 を覚えておくとよいと思います。ネタバレせずに言えるのは、それくらいかなあ。"時間の順行と逆行を重ね合わせた映像" という編集テクニックを、十分ご堪能ください!
映画は、あいかわらずノーラン監督らしい派手さ。「インセプション」 のテイストで、「ダンケルク」 を撮ったみたいな映画だったなあ。カーチェイスでは、あいかわらずのトレーラー好き。
観る前は、「観終わったら、いろいろなことをレビューしよう」 と思っていたのですが、結果的にはシンプルなレビューになりました。ノーラン監督の作品は、観てすべてなのかもしれません。
あいかわらず、「まったく抒情的でなく、圧倒的に叙事的」 なノーラン作品を堪能しました!
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