ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語のレビュー・感想・評価
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ミッドサマーは偉大
ちょっと私事なんですが
ミッドサマー観てから
フローレンスピューちゃんが
ダニーにしか見えなくて
本編みていて
幸せになれ!幸せになれ!
ダニーお前は幸せになるんだぞ!
と作品違うのに訳の分からない
念を送ったりして観てました。笑
昼の回観ましたが
映画館だれもいなく貸切上映でした
(ちょっと客足戻らなすぎて心配)
本編は非常によくまとまっており
本当になんというか
優等生な作品。
ちょっと時系列グチャっとしそうな感じもしますが
それを差し引いても問題ない作品。
前半というか3分の2が丁寧すぎ。
後半駆け足すぎな印象で
ここまでいえば贅沢かもだが
そう感じた。
あとネタバレになるのであれだが
ひとりの男性の描写がほぼ最初と最後のみで
そこもう少しだけエピソードいれてくれたらなぁ
とおもったり。
上記の希望はほぼわがままレベルの話
素晴らしい作品でした
ぜひ映画館で観てもらいたい作品でしたね。
映画館復帰作としてもオススメしたいです
余談
パンフレットは劇中の若草物語の本と同じデザインにすべきだったとおもう。
なんでそうしなかったのかな?
なんかわけあったのか
幸せの形
原作が素敵ですし1949年版の映画の若草物語が好きなので楽しみにしておりましたが、配役も演出も良くて期待通りにとても満足できました。
人生ってたくさん挫折したり傷ついたりしますが、それでも幸せの形って決まった形はなくてやはり自分で探して自分が決めるしかないですよね。
四姉妹とも素敵でしたが、なかでもエイミー役のフローレンス・ピューの好演に目がいきました。
素敵な物語
とにかく登場人物全員が魅力的。
4姉妹それぞれの人生、それに関わる人とのストーリーが現在と過去を行き来しながら丁寧に描かれている。
過去の淡い話の後に現在に戻るところが絶妙だと思う。
世界観にすーっと引き込まれて時間を忘れて見入ってしまった。
若かりし頃のジョーとローリーのやり取りがとても好きだった。
そして大人になって初めて寂しさを訴えるジョーの気持ちに涙した。
ラストはとってもほっこりして、エンドロールが流れ出すとまた自然と涙が流れた。
幸せなことも悲しいこともあったけど、最後に暖かい気持ちになれる素晴らしい作品でした。
(古き良き)アメリカ。
ストーリーが一貫してあるわけではなく、オムニバス形式のようになっているので1回見ただけでは分かりにくい所がある。良さそうな作品だが今一つ納得できないので2回見たらようやく全体が分かった。四姉妹の個性の違いが丁寧に描かれていると思うが、映画の短いシーンだけではやはり伝わりにくい。原作は未読だがおそらく四人の人間性と言えるものを深く掘り下げてそれが魅力になっているのだと思う。小説のファンならすぐあのシーンだと分かるのだろう。映画では深みは表現しにくいにしても、一人一人が本当に愛おしくなるように描かれている。四人が反発しあいながらも相手を思いやる仲の良さにはじんと来る。
「若草物語」は仲の良い姉妹を描いた愛情の物語であるとともに、南北戦争時代のアメリカを描いた風俗小説でもある。なんとなく「古き良きアメリカ」と言いたくなるが、社会は差別や矛盾で満ちていた。マーチ家の慈善活動も崇高な行為であるけれど、今の時代から見ると「貧しい者」に対する「裕福な者」(マーチ家は裕福ではないけれど)の優越感の裏返しの「施し」ととられかねない。有色人種への差別は根強いし女性の社会的地位も低すぎる。主人公のジョーは当時は異端だろうけれど、抵抗にもめげず強い意志で道を切り開こうとする姿は本当に気持ち良い。物語の中(?)だけど幸せになって本当に良かった。
いま観て良かった
メリル・ストリープ、すごくいい役。非情なおばさんに見えるけど姪っ子たちをすごく理解してたんだと思うよ。
ジョーの物語だけどメグもベスもエイミーもキラキラ。このくすぐったいような4姉妹のツナガリはグレタ・ガーウィグじゃないと出せなかっただろうなー!泣くけどすごくすごく後味がよかったです。
女性による女性のための大切な物語
女性監督ならではの細かい描写の光る美しい作品。この先もずっと折に触れ見返したくなると思う。登場人物の造形、セット、衣裳全てのこだわりが相まってアメリカのノスタルジックな愛らしい絵巻物になっているから。
四人の姉妹や母親、叔母はみな少しづつ違う考え方をしていて、生き方も異なる。その昔原作を読んだ時には主人公の次女ジョーに多いに感情移入したものだが、本作では他の女性達の生き方にももっとライトを当てている。そしてその全ての生き方を肯定している感じがいい。もちろん今回も主人公はジョーでその不器用な生き方に泣かされるのだけれど。
役者さん達の演技もいい。場面によっては20テイクもしているそうで、だからどの場面もさりげないようでいて分かりやすいのだなと思った。監督が真っ先に配役を決めたというジョーとローリーの並びは確かに最高だった!
クラッシックが止まらない🌠
「これ好きだ!間違いない!」
冒頭、出版社のドアの前に立つジョー
その姿を見た時に幸せの扉を共に開いて行ける様な予感がした・・
真っ直ぐで意志が固く独立心旺盛なジョーの衣裳は彼女のイメージ通り赤を基盤とし
なかでもローリーと絆の深さを感じるベストの貸し借りをしたり・・
薄紫等19世紀らしいロマンチックそのもののドレスがピッタリなメグ
大人しくあどけなさの残るベスは派手さは無くとも淡い品のある服装が多く
四姉妹一の「おシャレ番長」エイミーは常にハイセンスで服装だけでなくヘアにまでも気をかけ意識の強さを感じた
そして四姉妹の母マーミー・・常に動きやすく自由感ある日常着が目立ちました
キャラクターそれぞれの個性が際立つ衣裳制作をされたアカデミー賞授賞👏ジャクリーヌ・デュランの見事な手腕には鳥肌が立つ程・・
しばらく自粛していた「お洒落・欲」がムクムク湧いてきました🌟
場面、場面で表に出たり微かに耳に入る寄り添う様な素晴らしいアレクサンドル・デスプラの音楽・・
「ここに住みたいっ!」と思える様な温かくて心地良さ気な住まいや風景も作品を更に盛り上げてくれました・・
シアーシャをはじめオールスター夢の共演に公開を待ちわびていた甲斐がありました
圧倒的なレビュー数にこの作品への関心、期待度の高さを改めて感じました!
グレダ・ガーヴィグ監督のパーフェクトな演出と脚本に心からトキメキました!
近い将来必ず!オスカーを手にする事でしょう!!
・・「若草物語」原作を母に読み聞かせしてもらった日からアニメ、舞台、映画・・何度となく出会い触れてきましたがこんなにも「心映え」する『私の!』若草物語に今、辿り着きました🍀
劇場はやっぱり素晴らしい!
コロナ自粛明け、2ヶ月半ぶりの劇場鑑賞作品が、本作だった。
Netflixや、Amazonで、すでに観たけど内容を忘れた作品や、好きな作品を観あさっていた。
何故か、未見の作品は、観なかった。
そのかわり、オリジナルドラマにもハマったりして案外満足だった。
だから、劇場再開後も直ぐには足を運ばなかった。
でも、今日、劇場で本作をみて、
家の中でテレビやパソコンで作品を鑑賞する事と、決定的な違いを再認識した。
それは、劇場で鑑賞すると、人物の表情から、気持ちや呼吸を感じとる事ができる、という事だった。
自宅の小さなモニターでは、微細な表情は読み取れない。それは音もしかり、人間の"生“を観察できるのは劇場でしか
ありえないと思った。
それと、やはり、未見の作品は、劇場で新作として鑑賞するものだ。
リメイクを繰り返してきた若草物語も、時代劇ではあるが、旬の女優たちで観る事で、感じ方が変わるのではないかと思った。
人生想像できることは何だってできるって、結構好きな言葉なんだけど、...
人生想像できることは何だってできるって、結構好きな言葉なんだけど、自分で決めた道だったり、出会いだったり、別れだったりって、絶対に必要なことでこれだから人生は楽しいんだってなる。そんなことを感じられる映画だったなって☺️
古くて新しい物語~つまりは普遍か!?
このようなご時世に公開されることになって、かなり残念。
現代にも通じる物語で、女子にはぜひ観てもらいたい映画です。
私のハンドルネームがJoなのは、この物語に由来します。
若草物語は四姉妹と家族と友人の物語ですが、主人公は次女のJo。
当時にしてはかなり自意識の強いタイプの女性で、その強さと心の奥にある脆さとのバランスを上手くとろうとしながら自立していく、そんな主人公にはるか昔の少女時代にどれだけ憧れたことか。
その憧れを損なうことなく、本作ができていて、とても嬉しかった。
私個人の思い入れとは別に、客観的にも良い映画だと思います。
アメリカであのような事件が起こって大きなムーブメントになっているけど、今も昔も変わらないのだと感じさせてくれました。
物語は過去と現在が行ったり来たりしてスピード感もあるから、混乱しないよう観る必要があるかな。
原作の物語を知っていれば混乱ないと思う。
どの役者も適役で上手。
メリル・ストリープ、また見ちゃったよ(苦笑)
風景もとても綺麗で、アメリカ東部の田舎の雰囲気が好きだわ。
クリスマスは雪が似合うよ。
最高
四姉妹が大人になっていく過程が、時間軸を行き来することによって上手く描かれていました。自分が四姉妹の中に加わったような気持ちになります。なんて眩しい青春なんだろうと…。
ラストに向かうにつれて、ジョーがどんどん綺麗になっていきます。仕事も恋愛もまっすぐで全力な女性は、本当に美しい。
味わいたっぷり
重厚で味わい深い、人の温かさと深みを感じられる作品。人が持つ感情の複雑さと奥深さを、無限に味わえる傑作でした。
四姉妹の境遇を、現在と過去を織り混ぜて描くことによって、観客による感情移入を強く誘う演出は物語の深みを一層ひろげており、イマジネーションを無限に味わえるようになっています。登場人物それぞれの持つ深みをじっくりと堪能できました。
劇中ではこの四姉妹の様子を、ジョーが小説で描くオチになっていますが、この映画の味わい方がものすごく"文学的''な造りになっているという点、非常に面白いと思います。
朝ドラのような
少し恥ずかしいですが原作を手に取ったことのない人間が観ました。
でもキャラクターは何故か中途半端に知っていたのでジョーに感情移入は出来ました。
楽しかった時期や自然の描き方が素敵な映画です。
綺麗
久しぶりの映画館での映画ー嬉しい!
けど、600人くらいのキャパで、見ているの俺入れて2人!!だと!!さすがに潰れないか心配になるレベルですな。。
さて、映画はけっこう長いので中盤まったりしてしまったけど、全体的には映像も綺麗で、過去と行き来する感じもまぁそこまで複雑でもなく、気持ちいい映画だったかなと思います。若草物語よく知らないのですが、伝えたいことはよくわかるかな。最後の本ができていくところは時代も感じて好きな描写ですな。
次女三女メインなんだろうけど、結局俺はエマワトソンが好き、笑。
複雑な心境に
4姉妹の子供時代のキラキラした感じも、大人になって色んな悩みを抱えている状況も、どちらも今の自分にとってはしんどく感じてしまいました。
子供の頃はジョーみたいに自立した女性になりたい、と思っていて。
そして現在ジョーが憧れた「自由な中年女」になっています…が、そんなにいいもんかしら?!?!
金持ちのイケメン(なんたってティモシー・シャラメ)にプロポーズされたい人生だった…
あぁ、なんだかモヤモヤしてしまいました。
でもジョーも一瞬血迷っていたしそういうところは共感だな〜
この映画は衣装もとてもよくて私は特にエイミーの服が好きです。
クラシックながらも現代っぽい感じもあり見ていて楽しかったです。
解説付きの特集をどこかでしてくれないかなぁ。。。
原作が良いから想定内かも
ジョーがとても現代的。
メグよりも、エミリーが光っていた。
ローリーが彼女と結婚するのは、この配役でないと納得できない。
お母さんが普通っぽいので、良い。聖女みたいでなくて良かった。
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