名探偵コナン 緋色の弾丸のレビュー・感想・評価
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推理もしなければ爆発もしない
名探偵の探偵推理はどこいった?ってくらい推理はない。探偵ごっこの謎解き程度。
爆発は春の季語というくらいなのに爆発もしない。(破壊はあるけど爆発ではない)
元太は犬じゃないし人権は?って感じ。
世良ちゃんに携帯2個ある理由を聞かれてうやむやにするのもどうなの???
赤井ファミリーに焦点を当てるにしても何が言いたいのかまったく分からない映画だった
『名探偵コナン』劇場版 第24作
最近はもう考えずにボーッと鑑賞することを決めた劇場版コナン。
ここまで来ると、もう面白いのかそうでないのかも分からなくなってくるw
着眼すべき点が変わってしまうと言うか…(今に始まったことではないけど)
劇場版はとにかく、あちこち破壊しまくり🙌 サッカーボールは巨大風船としての使い道が最も活躍!謎解きはしたりしなかったり😛
コナン劇場版は毎年制作されている作品だけあって、その時々の出来事をモチーフに取り上げてる点は良いよね。この映画観るたび、東京オリンピックを思い出すだろうか。
【あらすじ】
国際的なスポーツの祭典「ワールド・スポーツ・ゲームス」が東京で開催される。開会式にあわせ、最高時速1000キロを誇る世界初の「真空超電導リニア」を開通することが発表された。しかし、大会スポンサーが集うパーティ会場で突如事件が発生、企業のトップが次々と拉致されてしまう。果たして何が起きているのか!?
映画クオリティ?
恐ろしいほどの駄作
正直この映画に星1以上の評価つけてる人はセンス0です。恥じた方がいい。……と強く言いたくなってしまうほどに酷い。もちろん観てどう楽しむかは人それぞれなので、視聴者のセンスが0なんてことはないのでご安心を。
ただ、監督と脚本家は自分たちのセンスが0どあること、才能が皆無であることを自覚するべき。こんなお粗末なものに金を払わせてわざわざ観に来させて恥ずかしくないのか?と。プロとしてありえない、とさえ思う。
まず、監督の永岡智佳は同作の紺青の拳の監督だけど、紺青の拳も散々言われた「これミステリーじゃなくてアクションじゃん」という根底からコナンというものを理解していない作風が問題。ド派手作画でド派手なアクション! 演出はとにかく派手に! リアルさなんてどうでもいいからまるでドラゴンボールのように、ワンピースのように、ド派手にやれ! というのがおそらく彼女の作風。圧倒的にコナンに向いていない。いや、"近年のコナン"においてはおそらく最も適任であるから興行収入を伸ばしている、という見方も出来る。まるでクレしんのムトウユージで興行収入が伸びた時のような不快感と同じである。
どんな絵コンテを書いてるのか本当に不可解。あのデブの犯人の車が飛ぶところとか、あんな空中に舞って柱に激突して……どう考えても人間が生きているわけが無い。そのあとの爆発で数メートル吹っ飛ばされて大回転してたけど、なんで生きてんの?マジで。この人の脳内ではあんなことあっても生きてるほど人間は強い生き物だと思ってる感じ? いや、ワンピースの登場人物ならあんくらいじゃ死なんよ。そこを履き違えてんだよね。あくまでコナンであって欲しい。
もちろん、変な薬で幼児化するファンタジーからしてリアルさの欠片もないだろう。けれど優れたファンタジーというのは、往々にして緻密なまでのリアリティがあるものだ。おごそかな日常の演出があってはじめて、過激なアクションが映えるというものだ。その辺りの"アニメの美学""映像の美学"というものがすっぽ抜けている。皮肉なことに、そんな美学(笑)なんてものがすっぽ抜けた作品ほど大衆受けするようである。だから、興行収入だけを考えるのであればこのスタンスが正解だろう。子供騙しのすーぱーあくしょん映画、を作っていくべきである。
まずリニアがあんなに大破して人間は生きていられません、絶対に。ああなったら人間は死にます。資料をちゃんと集めましたか? 列車事故等の詳細な資料を見ましたか?
クレしんの戦国大合戦では、歴史の解釈違いがないように膨大な量の資料を参考にしてリアリティを大事に作られました。歴史マニアも唸るほどに。
そんなクレしんなんていう子供向けアニメでもやっている"リアリティと向き合う"ことを疎かにして、「リニア大破して大事故起きたけどまぁ生きててええやろw かすり傷でおk」ってなノリではい生還〜!とかされても何の感動もないですから。いや、大衆はこんなんでも感動できちゃうほど感動へのハードルが低いですからね、わざわざ労力かけてまでいいもの作らなくたって金儲けだけなら出来ちゃいますよ、ええ。
いや、死んでるだろ……が多すぎるんですよこの監督は。それが悪い訳では無いんです、そういう演出が活きる作品というものはあります。圧倒的に作風がコナンに向いてないんですよ。興行収入的には圧倒的に向いてますけど。それでも作品に合わせた作り方が出来ない作家は二流だと思いますよ。
あの犯人のデブは2回死んでるし、コナンも世良も犯人の女もなんかFBIのおっさんもみんな死んでます。説明できない神の奇跡によってなんか助かりましたが。そこは科学と根拠のある論理で"助かる理由"を見つけて謎を解くのがコナンの醍醐味なんじゃないんですか?デウス・エクス・マキナなんてコナンに求めてませんけど。いや、大衆はどうか知らんけど。なんかワーキャーすげー!ってのしてれば多分満足なんだろうけど。
あと更によくなかったのが脚本家です。櫻井武晴とかいう方。この人もかなり稚拙な脚本作りしますよね。黒鉄の魚影が星5ではなく星4で最高傑作になれなかった理由の全てが脚本ですから。この人の脚本はなんというか、脚本学びたての高校生か大学生あたりの作品って感じ。これでプロ名乗るのはさすがに恥ずかしい。
とにかく"ご都合主義"。この一言に尽きます。あらゆるキャラクターの行動が"脚本の為に動かされてる"ものでしかない。キャラクターたちの意思ではなく、脚本の都合によって動かされている。これは本当に二流、いや三流の脚本家の作り方です。なんでわざわざ赤井がライフルで撃つ必要あるん? わざわざ銀の弾丸(笑)とかいうものを作って科学的に不可能なスナイプを見せ場にしたかったんだろうけど、車内で解決できる方法探せよ。
その場にコナンが誘導した、とかいうけどああいう状況にならない可能性だって想像できるだろ。犯人が隠れて立て篭もってる場合だってある。そんなifがたくさんある中で「まぁこんな状況になるだろうからそこ先読みしてライフル撃っとくわw」とか、ありえなさ過ぎて興ざめ。まさに脚本の為の行動。赤井が本当に頭いいなら、そのもしもに備えて万全の体制を取ってから確証得られる行動のみ選択するはずだろ。多分いけるやろ(笑)でしか撃ってないアホやん。それも全部超遠距離射撃とかいう見せ場の為だけにそのあたりの正当性を無視した矛盾だらけの活躍。あぁ、まさに三流の脚本。
秀吉の将棋に見立てたカーチェイスもまさにそうだよね。秀吉の頭の良さをアピールしたいだけの三流の展開。こんな中学生でも思いつくような展開よくプロット段階で「さすがにキツいか」ってならんかったなって。
黒鉄の魚影もそうだった。以下サブマリンのネタバレあるので気をつけて。
博士の発明品の水中移動機みたいな奴で灰原がコナンを助けにいったけど、"普段の哀ちゃんというキャラクターなら"あそこは助けに向かわず、無事を祈って待ってるはず。もしそれでも助けに向かわなければいけない理由があるとしたら"コナンがピンチであることを知っている"場合のみ。もちろん、危険であることは知ってただろうけど、酸素がなくなる状況まで読めるはずがない。
だったら、最初に灰原を助けた際に発明品が損傷を負っていて、コナンがそれに気づかず使ってそれを知っていた灰原がコナンを助ける為に勇気を振り絞って向かった、みたいな動機づけはいくらでも作れたはずである。もちろん黒の組織から助けてもらったコナンを助けたい気持ちが芽生えているはずの灰原からしたら、無事かどうかなんてどうでもいいから助けに行く! ってなったかもしれないけど、それは"灰原というキャラクター性"を無視している、とすら思う。
灰原がああまでして助けに行かなければならなかった理由づけを、キャラクターの性格に沿って課題を置けなかった脚本があまりにも稚拙。あの発明品は子供にしか操作できないから、本当は蘭が助けに行こうとしたけど灰原が蘭の代わりを買って出て助けに行った、とかの方がよほど灰原というキャラクター性を活かせたと思わないか? そして、唇を奪った贖罪という蘭に対する葛藤として十分な動機づけにならないか? 全部が大味なんだよこの脚本家。
という訳で、緋色の弾丸にしろ黒鉄の魚影にしろとにかく脚本が稚拙。才能のある中学生に作らせた方がまだマシじゃない?
黒鉄の魚影もコナンと灰原がキスするシーンを作りたかったからああいう展開にしたという脚本ありきの作品だ。キャラクターたちの意思で動いて、キャラクターたちが紡いだ物語ではない。だから本当に勿体ないと思った。
いい作品というのは、キャラクターが勝手に動いて勝手に紡いでくれるものだと思っている。物語の舞台や設定はあったとしても、このキャラクターはこうする、というものが逸脱してはいけないのだ。この脚本家はおそらく頭がよくないだろうから、赤井やコナンまで頭の悪いキャラとして写ってしまってるのが本当に惜しい。自分より頭のいいキャラを作ることが出来ないのは作家にとって決して越えられぬ運命である。これからは頭のいい脚本家に脚本を書いてもらって欲しい。
こんな展開やこんな場面が書きたいから、このキャラをこうやって動かそう、みたいなのをやっていいのは脚本をかじり立ての素人まで。プロは頭を捻って捻って、キャラクターの矛盾をなくして整合性を持たせ、そして舞台と設定に調和させていく。これが出来てプロだと言える。その点で言うならば監督も脚本も三流もいいところ。もっと素晴らしい作品を見て学んで欲しい。
まず、人間はあんな凄惨な列車事故が起きたら生きていられない、という幼稚園児でも分かる常識だけでも勉強してから作品作りに励んでもらいたいところだ。
名古屋人にとっては嬉しい作品
クエンチ?クエンチン・タランティーノなら知ってるけど・・・
オリンピックとは異なるワールド・スポーツ・ゲームス(WSG)がどんな内容なのかさっぱりわからず、結局は真空超伝導リニアがメインになっていた。実際、東京オリンピックはこの映画と同じく1年延期されたわけだし、今となってはスポンサーの利権や賄賂の事件が表沙汰になったこともあって、現実と比較すると白けてしまう内容のような気がする・・・
序盤にいつものコナンが小さくされた経緯にプラスして赤井ファミリーの大雑把な説明がなされ、ふむふむと確認しながらの鑑賞。『緋色の不在証明』も観たので赤井秀一=沖矢昴、世良真純、羽田秀吉、メアリーそれぞれもよく分かる。しかし、世良真純もメアリーも赤井が生きていること、沖矢に姿を変えていることを知らない?といった疑問も・・・やっぱりもっとTV版を観なければ・・・
今回ちょっと感じたのは、毛利蘭の新一への愛情より、灰原哀がコナン=新一を心配する隠された愛情のほうが印象に残った。もしや、将来的に結ばれるのはコナンと哀?
何が伝えたいのかよくわからなかった
そんな馬鹿なの連続
コナン映画の大半はそんな馬鹿なだが、本作はその集大成と言っても良いぐらい。
直近2、3作くらいは前半でこいつ犯人じゃないか?と分かってしまうことが多かったが、本作では犯人が後半になるまで分からなかった点は良かった。
真空超電導リニアは最高時速1000㎞という設定になっているが、あくまでトンネル内の空気抵抗がない状態での話であってトンネルから出ればこの限りではないはず。
普通に考えれば現在のリニアモーターカーの最高速度である600km/hが関の山ではなかろうかと、後部車両のヘリウムが漏れているので2両くらいはただの重りだろうし、あれだけぶつかっていれば減速しているだろうに600km/h以上を表す黄色で発光しているのがまず不思議だった。
600km/h出ている状態であれだけぶつかったのであればもっと早くにレールから逸れて地面に墜落している気はする。
犯人が橋の上からリニアを見ていた場所から捕まった位置を考えたら、最後に黄色の光になった地点が品川まで15~20kmくらいだろうか。600km/hで走り続けていれば2分ほどで着くだろうが、ぶつかり続けて減速しているだろうから4~5分はあるだろうと推測できるが、あれだけぶつかっていれば止まらないものなのか、あれだけぶつかっても加速し続けているのか?軌道の電流は完全に止めたのなら少なくとも加速はしないのではないのか?疑問はどんどん出てくる。
ブレーキが効かない以上、0km/hには出来ないからスタジアムに突っ込んだという終わりなのかもしれん。
計算した結果、最高時速1000km/hにしないと終着駅にぶつかれないという逆算なのではないかという気がする。
後半ほとんどがこんなことばかり考えており、正直結果云々はどうでもよくなっていた。
仮面ヤイバーを観せられている園子たちが気になって…
ぶっちゃけ、ワンピースの映画よりは、何倍も面白かった。
舞台(設定)、事件発生、推理・謎解き、解決が、どれもちゃんと説明してくれるのでモヤモヤしないし、見終わったときに一定の納得度がある。 (納得度の部分がワンピースとは大違いに良い!)
ただ、説明過剰というか、要素を盛り込みすぎた結果、話運びが鈍重になっている感は否めない。
その最たるものが、仮面ヤイバーを観せられている園子たち。コナン達が事件に巻き込まれて、なんやかんやしている間も、ずっとヒーローショーを観ている。ヒーローショーって、そんなに長くないと思うんだけどな〜。
小さなツッコミどころは色々あるけど、ま、子供達は楽しんでたみたいだからいっか。
概ね楽しめました。
大人になって真面目に見すぎて反省
アイデアは面白い
リニアと同じ電磁機器であるMRIでクエンチを発生させて、話を膨らませている。
リニアと同じ原理なのか、真空でリニアを追いかける弾丸のアイデアも夢があって面白いと思う。
気になったのは、下記です。
・リニア内での捜査
栄養ドリンクの蛍光反応で場所を特定していたが、狭い車内で乗客が他にいないのであれば、全部開けて廻るだけで良く無駄に思える。例えば運んだ犯人の足跡などを見つけるのなら意味があったと思う。
・MRIを壊した犯人をスマホを鳴らして特定しているが、リニアに乗ってる時点で犯人と特定できる。
大勢の中に隠れてる状況を作るか、もう一人、共犯者を作った方が良かったと思う。
・何故、あの事故で助かるのか不明。
パラシュートでスピードが落ちないと分かったら、そのパラシュートで皆んなが脱出する展開なら納得できるかな。
以上
タイムリーな内容でした♪
移動する舞台、電動リニアと東京オリンピックいうタイムリーな題材は、記憶に残りました♪
期待していた赤井ファミリーの華麗な活躍!
というのはあまり見られませんでしたが
物凄いコナンファンというわけではないので
楽しんで観られました(^^)⭐
灰原ファンの私としては・・・
スポーツの祭典の裏で蠢くテロに、コナンが挑む物語。
序盤に少年探偵団がの無茶無理が鼻について少しイライラしましたが・・・その後は、比較的シリアスな私好みの展開で、総じて高評価。
個人的な趣向になってしまいますが、コナンと灰原の関係がテンポも良く絶妙で、心地よく感じました。
特に、病院でのクエンチのシーンが良いですね。直ぐに気付く灰原の格好良さ。そして、まずコナンを心配するコナンとの絆。蘭がいるので、この二人が恋愛関係になることはないのでしょうが、とても深い信頼関係が感じられて灰原ファンとしては嬉しいシーンでした。
コナン映画でいつも気にしている動機については、いま一つ。父親の汚名返上の犯罪。複数の誘拐を実行しているとはいえ、誰も殺そうとしていないわけですから、動機としては「あり」だと思います。
ただ、元FBI長官への殺意は許容ですが、リニアを脱線させる・・・となるとやり過ぎに感じます。
例えば井上は「実は外国のエージェントで、リニア脱線自体が目的。白鳩の動機を利用していた」なんて設定があれば、サスペンスとしても秀逸で、動機自体も納得出来るものになったように思います。その場合、井上のエンジニアの設定が少し邪魔になりますけど・・・
赤井の真空超電導リニアの特性を活かした狙撃はアイデアは凄いと思いましたが・・・あれを許容するかは迷うところ。
クライマックスの脱線は、個人的にはマイナス。流石にやり過ぎです。パラシュートと巨大サッカーボールの仕掛けをしたのですから、ギリギリで止めてしまった方がカタルシスは感じられたように思います。コナン映画あるあるですが、派手さを優先させてしまったようで残念に感じました。
最後に、いつも気になっていたゲスト声優について。今回の浜辺さんはそれ程重要な役ではなく、悪目立ちし難い役柄だったので違和感なく楽しめたのは良かったです。
私的評価は、3.5・・・にしようと思いましたが、灰原ファンの私です。彼女の活躍分だけ底上げして4にしました。
上海トランスラピッド
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