スキャンダルのレビュー・感想・評価
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カズ・ヒロのために
たしかに本人にそっくりでした。
カズ・ヒロのドキュメンタリーに感動したので観てみました。
でも実際の実話。
こんな事が日常の生活に当たり前にあると思うと怒りさえ込み上げてきた。
勿論、世の中にあるパワハラもセクハラも、どこまでかは分からないが、お互いを尊重しコミュニケーションが取れていれば相手にそう感じるさせる事はない。
でも殆どが相手を自分より下に見てるからできていない。
この実話は女性を卑下して接する方が多い。
女性は体力的な面でも力は弱いし子育ても家事も女性の仕事。そう思っている男性も多いのは現実。
先進国であるアメリカでこれは残念。
日本でも前日ジャーナリストの伊藤詩織さんが勝訴しましたが、公平で平等な世の中になってほしい。
家で見たせいか
細かいところが理解できず、劇場で集中して見たらもうちょっと意味わかったのかな?でも大まかなストーリーでも面白くなかったからお金払わなくて良かったか、とも。シャーリーズ・セロンのメイクは本人に似せたのかな?しゃべり方もよりキャスターらしく?素晴らしい努力だけどニコール・キッドマンもマーゴット・ロビーも普通だからひとり浮きまくってましたわね。そういう全体のバランス監督やら制作陣が調整しないの?そんなこと言えないほどシャーリーズ・セロンの立場が強いのか。そもそもこういうアメリカの実話を元にした映画って楽しめたことがない。って分かってるなら見なきゃいいのに毎回手を出してしまうんですよねー。
映画としてよくできてる
序盤で、ああ、これおもしろいわ、とわかる。
ぽんぽんと軽くジャブのようにテーマを提示していて引き込み方が上手い。あと、すらっとした美人が多いのもすごくいい。(ってこういうのがダメって映画か)
このスキャンダル自体の嫌悪感とかはひとまず置いといて。映画としてよくできてる。
序盤の煽りが徐々に熱を帯びて広がりを見せ、終盤までその流れが持続し失速する場面がほぼない。ストーリーの構成よく、凛とした印象のあるキャスティングでそれを引き立てている。
まあ、これは女性のほうが的確に観れる映画でしょうね。あと続くってこれもしかしてトランプ版やろうとしてる?
メディアの裏側を暴け!
アメリカの大メディア企業であるFOXニュース。華やかな舞台の裏側に蔓延る、上司による女性キャスターに対するセクハラ騒動の真実を暴き出した、史実を元にした社会派ドラマ。政治家やキャスターも実名で、実際の映像も織り混ぜて演じ、それが大統領選の昨年の公開というのもアメリカならでは。日本映画では難しい内容だと思う。
FOX自体、共和党よりのメディアであり、あのトランプ大統領を生み出したのも、FOXによる力も大きい。また、企業体制においても、保守的な職場であるとも言われ、そこには、自由の国アメリカにおいても、男尊女卑的な考え方をする経営陣や女性に対するセクハラが蔓延していた全貌が描かれている。
嘗ての人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、FOXのドンであるCEOのロジャー・エイルズに不当解雇されたことを機に、それまでのセクハラ事実を提訴した。そして、同じような被害を受けた女性に賛同を求めるが、人気キャスターに伸し上がるためには、女性同士の駆け引きや足の引っ張り合いもそこにはあり、直ぐには賛同は得られない。
現在の看板キャスターであるメーガン・ケリーも、グレッチェンの真意も理解するのだが、ここまで来るのには、ロジャーの力を借りながら、伸し上がってきたのも事実。葛藤の日々が続く。そして、意を決して、声を上げていく。
女性が、こうした理不尽で古い社会体制によって、辛い目に合っているのは、アメリカだけの問題ではなく、むしろ、日本の企業においては、もっと差別化があるように思う。それまで虐げられていた女性が、こうして声を上げ、女性自身の誇りを取り戻そうとする動きは、これから世界的にも進んでいくだろう。
そうした意味で、FOXとトランプ元大統領を引き合いに出して、本作を描いたのは、そうした強い社会的なメッセージを訴えているのだろう。
主役の3人のキャスターを演じた、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、そしてマーゴット・ロビーの3人がなりきりメイクで、演じているのを観るだけでも、見応えはある。
演技派勢揃い
アカデミー賞でなんか賞とってたなぁ位の知識で観たのでシャーリーズ・セロンだと気づかなかった!!この女優さんはほんとカメレオン!どんな姿にもなれるなぁ、凄い。
実話とのことで、女性の弱みを利用するクソジジー!日本でも同様の事はあるのだろうが、アメリカ社会は本当に強く根付いていそう。社会派映画だが、豪華キャストで見応えがあった。
実話系
あんまり知らなかった事件。
実話が元だけど、トランプとかの実像が出てきてしまうと、逆に中途半端を感じてしまう。リアリティは増すけど、映画なんだから脚色してる場面は当然あるだろうし、混同してしまう。
3人の女優が共演する場面もあったけど、合間の雰囲気はどうだったのかと心配になってしまった。
アメリカがこうなら、世界がこうだ
ハラスメントに敏感なはずのアメリカでさえこのようなセクハラが横行しているのだから、日本などおして知るべし。
世界のSDGsなんて「絵に描いた餅」なのだと痛感してしまった。
物語は事実に基づいているけどフィクションなわけで、たぶんもっと酷かったのだと思う。
映画のテンポが早くて字幕に追いつくのがやっとだったけど、理解できたし、緊迫感にも通じたかもしれない。
ニコール・キッドマンとシャーリーズ・セロンの抑えているけど伝わる演技に迫力を感じた。
登場する女性が皆スタイル良くて苦笑したけど、映画は面白かった。
まだまだ終わりそうにない戦いに挑む姿がカッコ良いけど、永遠に続く戦いであろう。
トランプ政権が終わってつくづく良かったと思うけど、トランプと同じ考え方のアメリカ人が限りなく多いことに、アメリカに対する失望も感じたな。
声を上げる勇気に敬意
アメリカの政治については無関心。
セクハラ、パワハラ的な事は自分が生きる中で関わりが無かったけど、職場のトップが訴えられた場合その下につく者はどう動いたらよいのか、という人間心理を覗く事が出来たのは面白かった。考えさせられた。
実話という事で衝撃的な結末が待ってる訳ではないけど、メッセージ性のある映画でした。
Brigette Lundy-Paineが観たくて
Brigette Lundy-Paineが観たくて鑑賞。出番がそこそこあって嬉しい。ロングヘアでバッチリメイクでもやっぱり可愛かった……!!!
ニュース番組さながらでめちゃめちゃテンポ早いけど、話の流れ自体は読めるので問題無し。その中で、セクハラ被害者たちの語りや表情を映すときは一転してBGMも静かになり、言い尽くせない悲しみや怒りが伝わってきたのが良かった。
結局
あんな発言をしているトランプが大統領になってしまう事が分かっていながら見るのが辛かった。女同士で結局足の引っ張り合いになる。そう仕込まれている部分もあるが。
明るみになった後も平然と出来る男どもの面の厚さよ。
スッキリする様でちっとも気持ち良くないお話。現実ってそんなモノ。
カッコいいね
みんなカッコ良くて、テーマがテーマだけに心に残ります。面白かった。私には、セクハラは精神的に追い詰められていく女性の問題と頭で勝手に納得していたが、問題点は・・・、とっても良かったです。もう一度みたい。
押しが強い作品か
舞台となるテレビ業界をうまく表現しているのかも、またはきれいめで高学歴女性の象徴的な表現なのか、または製作者のキャラクターなのか、全体に良くも悪しくも米国的押しの強さでお腹いっぱい。
勧善懲悪。それはそれでまた米国的。もちろん、結果を知ってみているのだから予定調和で安心感はあります。
こまいけど引っかかったのは、最後にマードック氏が米国を”我が国”と言っていたように思えたところ。あなたは豪州人ではなかったか?とツッコミたくなりました。無論全体を通じて豪州的な感じはニコールさんもメイクでほぼ別人になってたポイントを含めて皆無でございましたが。
豪華な女優陣による実際に起こったスキャンダラスなテーマ、それなのに...
豪華な女優陣による実際に起こったスキャンダラスなテーマ、それなのにもの足りなさだけが残り、心に響いてこなかった。セクハラや権力に立ち向かう難しさをもっと伝えてほしかった。
カズ・ヒロを誇りに思う
予告編を観た時は面白そうだったが野生的直感で臭く感じたから映画館で観る選択にはならなかった
アカデミー賞最有力という謳い文句が知性に欠けたゴリ押し感たっぷりでなんだかとても恥ずかしい
しかもアカデミー作品賞は『パラサイト』だったし
あちらは娯楽性が高かったけどこっちはそれが乏しい
スタッフの1人としてカズ・ヒロが受賞したけど
FOXという共和党寄りのテレビ局で働く女性がセクハラ上司に抗議し失脚に追い込む話
そういう話なら面白いはずだが残念ながら眠くなってしまった
実話が元になっているらしいが冒頭の注意書きだとどこまでが本当か疑わしい
ハリウッドは大多数が民主党支持で反トランプ反FOXの印象が強いということを考慮すると鵜呑みにはできない
アメリカの事情について精通していないとこの作品は十分に楽しめないらしい
知っているつもりではあったがまだまだ甘い
教養が高い知識人やフェミニストしか楽しめない映画は商業映画としていかがなものか
海外の社会派作品の欠点は制作された国では有名な話でもよその国では?が多いことだ
少なくとも自分はターゲットではなかった
よそのサイトの好意的なレビューは役者が豪華とかme too運動が殆どで退屈なものだった
映画で1番重要なのは作品を通じて何を訴えるかではない
無知が原因で楽しめなかったのだから高評価できないのは自分が悪いという自己評価はとてもじゃないができない
退屈な原因は脚本にある
実話をヒントにしただけでどうせドキュメンタリーじゃないなら痛快なコメディー映画作りに徹するべきだった
登場人物が多い(特に女性)はこの作品の性質上しかたがない
だからといって一丸となって戦いましょうとはならない
アメリカは日本の左翼のような全体主義ではなく個人主義の集まり
強い白人女性は強いアメリカの象徴でありそれがなぜか鼻につく
基本的にアメリカという国が嫌いなんだろう
インディアンや黒人奴隷や原爆やベトナム戦争や急浮上して漁船を沈没させた潜水艦など理由はたくさんある
「ファック!」「ファッキン!」はアメリカ人の特徴だがそれらは生理的に受けつけない
ぶっちゃけ軽蔑している
産卵で涙を流している亀にさえ胸を打つのに白人女優が泣いていてもなにも感じない
アメリカ生活が長いという某女性ライターは「アメリカは人種差別は酷いけど男女差別は経験したことがない!」と書き記していたが怪しいものだ
セクハラの被害者が日本や韓国などアジア系なら同情できたかもしれない
この映画の一番の売りはメイク
カズ・ヒロの特殊メイクを中心とした長めのメイキングがあるなら本編よりそっちのほうが興味あるし多くの人が楽しめるはず
パンツが見えるまでスカートを上げさせ興奮するセクハラ権力者ロジャーはルックスも手伝って気持ち悪いがあれはセクハラの域を超えている
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