劇場公開日 2020年2月21日

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スキャンダルのレビュー・感想・評価

全227件中、121~140件目を表示

4.0巨大な力と戦うための方法と事情

2020年3月2日
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鑑賞方法:映画館

事実を解りやすいストーリーに仕上げた娯楽作品。
これは決して社会派で括られるものではない。
もちろんセクハラがテーマですけどね。

用意周到にプランを積み上げていくヒロイン。
「なう」で罠に落ちていくヒロイン。
自分よりも周囲にゴタゴタされるヒロイン。

これが解りやすいハリウッドらしい設定。

舞台のほとんどがFOX社内だからなのか、
背景に小ネタを仕込んできて、うっかり見つけてしまうと、
そっちに釘付けになるというトラップに、これから観る人は気をつけてw

でも強大な力の下で、
中くらいの力の下で、
実はそうでもない力の下で、
こんなはずじゃないと踠いている人は、
ちょっとはヒントになるかもしれないw

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茉恭(まゆき)

3.5シャーリーズ・セロン!

2020年3月2日
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間違いなく現在、ハリウッドNo.1美人。これだけの女優陣が揃っても、美しさは群を抜いている。
キャスターのようなクールで理知的な役を演るとなお一層それが引き立つ。

それにしても、かの業界の事に関しては全く疎いのだが、正に伏魔殿というべき世界だ。それとも、FOXだけが特殊なのか?

日本人的にはこの作品に一番思い入れできる部分といえば、カズ・ヒロのオスカー獲得(でも、日本を捨てた人なんだよね)。

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藤崎修次

3.5あっというまに

2020年3月1日
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あっという間に終わった。
こういうことは日本でもあったのだろうか?
アメリカでは本当らしいけど。
これはやらしい映画ではなく、いろいろ考えさせられる。

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とね

3.5綺麗な女優さんが沢山出て来て少し混乱

2020年3月1日
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鑑賞方法:映画館

難しい

ある程度実話に基づく社会テーマの映画として
観応えありました。少し登場人物が多くて、
お化粧の有無だったり、皆さん美人キャスター
なので途中から少し混乱してしまいました。
Amazonプライムなどでもう一回観たいと
思います。

ハラスメントのしっぺ返しは、今のように
誰もが情報発信者になれる時代、甚大です。
権力に奢らないよう、気を付けましょう。

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t.kokubun

3.5急に心がえぐられる

2020年3月1日
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鑑賞方法:映画館

セクハラを無かった事にしてる女性たち。
なにしろトップの人間に気に入られるってチャンスだし、テンション上がっちゃうし、気持ちはよくわかる。
絶対に間違っているって気持ちは見えない所に寄せつつ、万事上手くやっている風を装うのだ。

次々と出てくる膿にハッとさせられて、葬り去った感情が湧き出てくる感じに、居心地の悪さと妙な衝撃を与えられた。

曖昧で分かりにくい展開が多いけど、訴えかけてくるインパクトはあった。

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パプリカ

2.0非常に期待外れ

2020年2月29日
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鑑賞方法:映画館

予告編にまんまと騙された気分。
これだけの役者が揃っているのに、まったくの無駄遣い。

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サメちゃん

3.0時代を切り取るニュースとしては古い話だし、女性差別の歴史を伝えるには新しすぎる話。

2020年2月29日
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ニコマンがキレイだった!シャリ姉さんがカッコ良かった!!マーゴが可愛かった!!!

・・・とかって感想も「それは“女性の消費”的な見方よっ!」って怒られそうで、そのへん褒めづらい。

じゃあ1本の映画としてどうだったかというと、2020年に観るべきってほどの映画じゃなかったなっていう印象。

“現代社会のセクハラ問題を描いて世に問う!”というには、もはや周知の事実になってる古いニュースだし、“2010年代まで女性はこんな扱いを受けていたのだという歴史を語る”には、まだ記憶に新しすぎる。

「セパハラじじいが権力でもって女性を慰みものにする。勇気を出して女性たちは声を上げ、セパハラじじいを退治するという戦いの物語」。

実世界では、いまだこういうセパハラ男は多く蔓延っているのだろうし、今現在もそういう女性蔑視に戦ったり苦しめられている人もいるだろう。

でも、映画の世界では(こういう映画を映画館に観に来る人たちの価値観においては)、そんな戦いはとっくに女性たちが勝利して決着がついてるし、とうに決着がついてる勝負に勝ち名乗りを上げてる映画には、衝撃も感動も受けない。この『スキャンダル』という作品は、時代に対して攻めてないんだと思う。

例えば女性差別を描く映画を観るのなら、僕が観たいのは今はもう「差別する強者VS差別される弱者」の二項対立ではなくて、

差別と戦おうと立ち上がった女性に対して、
「家族が巻き込まれるかどうか?協力してくれるのか?」とか、
「無責任な世間や好奇心だけのSNSアンチたちからの二次的な差別」とか、
「差別との戦いに固執して本当の幸せを見失っていないか?」とか、
「差別をされてでもその場所に居ざるを得ない人がいたら、どう捉えるべきか?」とか、

映画が提起すべき踏み込んだ問題はもっとあると思うんだけどな。『スキャンダル』にそれらの要素が皆無だったとは言わないけれど、「キレイでカッコイイ女たちがエロジジイをギャフンと言わしたった映画」の域を出てないなかったように思う。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

3.5アメリカ映画の覚悟を知る

2020年2月29日
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昨年のバイスと似た感じだなという印象。日本では絶対実名あげて映画化なんかしないだろう、さすがハリウッド
メッセージ性、エンタメ性と申し分ない。

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90's

4.0オンナたちの「インサイダー」

2020年2月29日
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映画「インサイダー」のコピーは何だっけ?
確か「銃声のない荘厳な戦場」だったかな?
本作も正にそんな感じ。
銃声は無くとも、彼女たちは文字通り「命がけ」で戦っている。

告発の口火を切るニコール・キッドマン。
告発に加わるか否か葛藤するシャーリーズ・セロン。
そして圧巻なのが、セクハラされるマーゴット・ロビー。
戸惑いと恥辱と恐怖の入り混じった表情でスカートを上げる。

私は男性だが、本当に怖いシーンだった。

思い出したのは、「ディアハンター」のロシアンルーレットのシーン。
あれは過去見た数千本の映画の中で、ぶっちぎりに背筋の寒くなるシーンだったが、このシーンも負けず劣らず背筋が寒くなるシーンだ。

本作の事件が実際にあったのはたった4年前。
当事者の殆どは生きていて、同じ仕事をしている人も多いのでは。
にも関わらず、こんなに早いタイミングで映像化するっていうアメリカ人、ハリウッドのスピード感というか、社会問題に対する嗅覚はスゴイな。

日本でもセクハラ裁判って数多くあると思うが
(先日も伊藤詩織さんが、元TBS山口氏を訴えた裁判の判決があったばかり)
こんなに早く映画化・ドラマ化されることはありえないだろう。

そういう意味では日本っておかしいんだよね。
テレビ屋は、「女性に受ける題材」を探してるハズで、
本作なんて正にそういう題材。
要は、強い女性たちが、クズ男をブチのめす、って話なので。
(ちなみに先日見た「ハスラーズ」も同様)
日本のテレビ屋は絶対にセクハラ実話をドラマ化なんてしない。
日本の女性が社会問題に興味がないから、なのか、
それとも、日本の女性は社会問題に興味がない、って日本のテレビ屋が決めつけているから、のどちらだろうか?

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みっく

4.0とても良い映画

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

原題"Bombshell"とは、爆弾の意から転じて"衝撃的なニュース""爆弾発言""スクープ"といった意味。邦題の"スキャンダル"がしっくり来ます(笑)

この映画の元になった事件はよく知りませんが、アメリカの有名なFOX TVの内幕暴露ものとして、とても面白く観る事が出来ました。

*登場人物が多くて、ビル何某とか髪型も顔の雰囲気も似た人ばっかりなので、少しこんがらがりますが、見応えのある作品だったと思います。

オススメです!(笑)

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stoneage

5.0One Teamの弊害を赤裸々に描いた意欲作

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

FOXニュースのCEOのロジャーに直接面会する機会を得て昇進を直訴する野心溢れる若手キャスターのケイラ。トランプ大統領候補にも歯に絹着せぬ批判を浴びせる看板キャスター、ミーガン。かつては人気キャスターだったが視聴率の振るわない午後の番組担当に回されたベテランキャスターのグレッチェン。それぞれ同局内で孤軍奮闘していたが、グレッチェンがロジャーをセクハラで提訴したことから瞬く間に同局内に衝撃が走り、その余波はケイラとミーガンにも押し寄せてくる。

つい数年前のスキャンダル事件を実名で映画化してのけるハリウッドの強かさにまず感服させられますが、ドラマそのものはかなり地味め。ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、シャーリーズ・セロンという豪華女優陣の共演も変に華々しく誇張されることなく、局内に蔓延る女性蔑視に対峙する様を淡々と描写しています。

人物描写がフラットなので特定のキャラにグッと感情移入することは出来なかったですが、21世紀に至っても絶滅出来ない男女格差の実態をまざまざと観せられて気が滅入りました。世間的にはカズ・ヒロさんが手掛けた特殊メイクが少し話題になりましたが、役者を別人に仕上げた技術は確かに素晴らしい。ただそこに注目してしまうと肝心のドラマに集中出来なくなるので鑑賞時には気にしないようにしたいところです。

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よね

2.0脚色したという割に盛り上がりに欠ける

2020年2月28日
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凄かったのは、特殊メイクだけ。
コントメイクじゃなくて自然だった。さすがアカデミー賞受賞。
AppleTV+のモーニングショーの方が面白い

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ボケ山田ひろし

4.0 なんとも卑劣な奴がいたもんだ。 相手の上昇志向に付け込んだセクハ...

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

 なんとも卑劣な奴がいたもんだ。
相手の上昇志向に付け込んだセクハラ。
卑しいにもほどがある。
嫌悪感しかない。
 一方、セクハラを受けた被害者が
いろいろな思いを持ちながらも勇気をもって
セクハラを訴える姿勢は素晴らしいと思う。
 だが、過去にセクハラ被害を受けたという
話には共感できない。
その場でギブアンドテイクの契約を結んだんだろう?
それは金のために体を売った売春婦と何ら変わらない。
 だから、metooを主張した輩を見ると哀れに思う。

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ひるねぐま

3.5どちら側から見るかで異なる

2020年2月28日
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知的

思ったより地味、が正直な感想。
でも、何もかも言葉で説明せず、ちょっとした表情や動きで何が言いたいのか丁寧に描かれ、女優陣(脇役ですらも!ベテラン秘書や相手側の弁護士も素敵でした)の演技が光っていました。
どちらにつくの?どう出るの?とドキドキ。
『リチャード・ジュエル』と同じくリアルタイムで騒動を見ていたアメリカ人とは見方が異なると思うけど、
同じ女性として自分ならどうするだろう、と考えながら観ました。
男性はこれを観てどう思うのか(ケンカになるかもしれないけど)聞いてみたい。

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アンディ・フク

4.5ビッグ3

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

日本じゃ絶対作れない(作らない)
作ったとしても「新聞記者」みたいに架空の設定で、絶対実名は出さない形でやるのがせいぜい
登場人物が多く名前を聞いても知ってるのがトランプぐらいなのがちょっとつらいところ
こういう作品は日本ではヒットはしないだろうが(コロナ騒動も重なり)俳優陣の演技は必見
ビッグ3はもちろん、ジョン・リスゴーの憎々しさやレズビアン役の「ゴーストバスターズ」に出てた人(名前わからん)が個人的にはよかった

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うんこたれぞう

3.0吹替で見たかった。早口で字幕読むの大変

2020年2月28日
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吹替で見たかった。早口で字幕読むの大変

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blue

2.5古今東西、権力者のやることは同じ?

2020年2月28日
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華やかなメディア、それもほぼ実話に基づく米国の巨大メディアの裏側と日本にいてはわからない大統領選の裏側が見られる点が面白いかな。
肝心のセクハラは、中途半端な上司ならその上にチクれば救われるかもしれないけど、絶対権力者ではね。なかなか勇気を持てないかもね。ただ、尊厳通すなら、夢を捨ててその時点で去ればいいのにとも思うけど。
一方で世の中には体張ってまで自己実現しようとする人もいるから、何とも言えないね。
女性の主張が認められる時代になってよかったということかな。ハリウッド女優三人の共演も良かったね。ニコール・キッドマンの髪型はどうなの?でした。

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さんにん@㌦㌦

4.5諦めない!からの始まり

2020年2月27日
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興奮

知的

マッーゴット・ロビーの圧巻の演技に前乘めりになった!!
架空の人物ケイラこそが地位も名誉もお金も無く、声を上げられない一番私達に近い存在であることは間違いない・・
観る人のほとんどが彼女に一番感情移入しやすいのかも・・
ケイラこそがこのストーリーの軸だと思わせてくれたチャールズ・ランドルフの見事な脚本を本気度MAXでロビーが演じ切っている👏

C・セロン、N・キッドマンの完璧なオーラと抜群の演技力!
ジョン・リスゴー、アリソン・ジャネイ・・
そうそうたる演技人の中、ケイラの同僚ジェスを演じたケイト・マキノンの好演が印象的でした🍀

・・祝!オスカーのカズ・ヒロさん!
本人とパーツもフォルムも全く違うセロンをあそこまで近づけた(まさに、クローン!)緻密で繊細な神業は溜め息ものでした!
彼が3度目、4度目のオスカーを手にする事も必ずあるはずでしょう!

最後にこの作品こそ、沢山の男性に観ていただきたい!
そして、感じ、考え、語って欲しい!
その時こそが真の#MeTooだから!

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ねもちゃん

3.5勇気ある女性

2020年2月27日
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3人の女性たちが協力してセクハラに立ち向かうストーリーかと思っていたらそうではなく、三者三様のセクハラに対しての戦い方でした
ニコール・キッドマン演じるグレッチェンの勇気には尊敬しかありません
何事も一番最初に声を上げて行動するというのは勇気が必要なこと
誰かが後に着いてきてくれると思っていてもそうじゃないかも
アメリカでもまだまだ女性軽視の世界とは驚きました
でもこういう作品を作れて、それがアカデミー賞ノミネートや受賞するという面ではやはり進んでます
最初は野心の塊にしか思えなかったケイラは可哀想で観てて辛くなりました

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小町

4.0シャーリーズ・セロンがかっこいい!

2020年2月27日
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最初からスピーディな展開で必死で話についていき飽きることがなかった。
観ている間中、屈辱、悔しさ、息を呑むような緊張感で、胃がキリキリと痛んだ。
結局、21世紀になっても、一人の勇気ある女性が声を挙げない限り、それはなかったことになってしまう。
巨大な権力や存在に異議申し立てすることがどれだけ怖かったか。彼女たちに拍手を送りたいです。
そして、その陰に声を挙げられなかった幾千万の女性たちがいる。女性なら1度や2度ならず経験しているのでは?
21世紀になってもまだセクハラは世界中で日々横行しているし、世の中の変化は遅々としている。
一方で、ハリウッドでこのような映画が作られたことは素晴らしい進歩だと思うし、キャリアを積み重ねてきた女優たちがいたからこそ実現できた。シャーリーズ・セロンやニコール・キッドマンらハリウッドで働く女優たちにとっても勇気のいる挑戦だったと思う。
とくにシャーリーズ・セロン演じるメーガン。この人は役柄によって声色も変えるのか? その迫力に目が離せなかった。
世界的な#Me too運動やその流れはもう後戻りしないし、できない。
この映画を若い世代が観て、おかしいことはおかしい、正当なことは主張していいのだという意識を持ってほしい。100年後はどんな世界になっているか、見ることはできないけれど楽しみだ。

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ピンクマティーニ