老後の資金がありません!のレビュー・感想・評価
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一言「お金は大事、でも手から離れていくのよねえ」
原作はご存知、垣谷美雨さん。ちょうど未読。 友人たちと健康の話はしても、お金の話ってしない。 いやできない。だってねえ。 主人公53歳。親の葬式、子供の授かり婚、リストラ等。 いろんなこと=予期せぬ出費が嵩む年頃。 うなづいた箇所。 ①葬式の費用がいきなりすぎる。 ②給湯器の故障等、家の修繕費が高すぎ。 ③男性は結構、「なんとなるんじゃ?」とざっくりすぎ、 コメディタッチではあるけれど、考えるところもあり。 控えめな天海さんと、強烈な草笛光子さん(義母)。 この女子陣の活躍が、「わかるう!」と共感大。 ラストはちょっと、ほろっと来ちゃった。 ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 「人間わがままに生きた方が、勝ちよ」
意外に面白かった。
予告編を観た時も、出演陣の顔ぶれから見ても(この人に限らず宝塚は苦手)全く期待していなかった映画だったが、意外に面白かった。主演は草笛光子と言ってもいいくらい彼女の存在感が大きい作品。生前葬、シェアハウスなど、そろそろ僕も自分のこととして考えてもいいかも?
素晴らしい嫁と姑
単なる「老後の資金」をモチーフにしたコメディではなく「生き方」を考える物語でした。 生前葬のスピーチシーンは圧巻でした。 天海祐希の存在感はハンパありませんでした。 素晴らしい傑作です。
コツコツ貯めてきた老後の資金が底をつきそうになる危機。 葬式費用、...
コツコツ貯めてきた老後の資金が底をつきそうになる危機。 葬式費用、生活費、姑の浪費、娘の結婚費用とリアルな費用でためにもなる。テンポよくコミカルに描かれていくので、暗さもなくおもしろい。 天海祐希の演技もさすが。草笛光子とのやり取りも楽しい。終盤は心温まり、ほっこりします。 ワンシーンだけのキャストも豪華。 良作だと思います。楽しめました。
笑えない。(笑) 目標は決まった。
面白かったよ確かに。でも素直に笑えない。 子供の結婚、働かない夫、義母義妹、同居、退職金、年金、 中年主婦の悩みの種、老後への不安!! 皆、リアルに進行中。 そんなにヘラヘラ笑ってられるか!!って ツッコミ入れたいよ。(笑) 何が凄いって 美しすぎる草笛光子さんが生前葬で 歌うシャンソン。 もう素敵で、マジ 草笛光子さん 目指す!! と目標が決まった映画でした。(笑)
純粋に笑って感動できる
さすが天海祐希だ。 オーラを完全に消したり普通の主婦を演じていた。そして絶妙な間と演技力で、本当に笑わせてくれた。 旦那役の松重もまたいい。 そして、驚いたのは草笛光子だった。ド派手な衣装が本当によく似合っていた。 娯楽映画とはかくあるべし、と言いたいような映画だった。
草笛光子さんがカッコいい
お金使いたくないのに横で深く考えずに使ってしまう人がいる状況に、分かるわぁ、辛いのよねぇって見てた。 お姑さんが言えば分かる人で羨ましいわぁとか。 重くならずに楽しく見られた。 星半分プラスはエレガントな草笛光子さんに。 ああいうおばあちゃんになりたいなぁ。
2022年 67本目
面白かったです。コメディだが最後はじんわり。 コロナや戦争など今の世の中こういったホッとできる映画もっと観たいですね。 草笛さんの演技は素晴らしいです。 あと色々な出演者がカメオ的にちょっと出てるのも◯
一昔前のアフラックのcmを思い出す
まず天海祐希が主演の時点で平凡の主婦じゃない! 個人的に宝塚は無理と斬られる部分が好き。 夫よりも姑にイライラ かなーり癪に障ります(=_=) テーマソングの曲調から ハッピーエンドなことは予想出来たので クライマックスとのキャップにマイナスイメージを 視聴者に植え付けようとする演出なのが わかりきってしまって。 だからといって振り切れるわけでもなく お金の大切さがわかるからこそ今すぐ説教したい という気持ちが山々になりました。 って思うほど作品にのめり込んでいた ということで+0.5
古典的な中年夫婦の家族喜劇かと思いきや現代的な概念に向かう展開をみせる!!
老後に必要な資金は最低2000万円、急な出費なども想定すると4000万円必要とされる現代社会。しかし、そんな資金はほとんどの世帯が持っていない…… 山田洋次が得意とするような、不安な老後を目前とした、夫婦の喜劇映画だと思っていたし、前半はその通りではあった。 葬式には幾ら必要とか、結婚には幾ら必要とか……人生を数字換算したバラエティ番組の劇中劇のような物語が続き、それはそれで普通に勉強になる。 小さい笑い所もあり、元宝塚を活かした自虐ネタもある。天海祐希と松重豊の夫婦が実際に存在していそうな絶妙な関係性もあって、何となく観る作品としてはいいだろう。 ところが後半になるにつれて、「お金」という概念に捕らわれない生き方に意味を見出していく、非常に現代的な価値観の探求を描いた物語になっていくのが特徴的だ。 若い世代の視点から描いた作品や極端な大自然に住む人の視点から描いた作品は数多くあるものの、老後を目前とした日本に生きる中高年夫婦の視点で描いた作品としては珍しい。
SKD vs タカラヅカの勝負はいかに?
監督が「こんな夜更けにバナナかよ」とは思わなかった。 その映画よりもこちらの方が面白いことは確かだ。 さてその内容だが、 真っ向勝負な内容から言えば、50代オヤジには身につまされる内容だが、 コメディな展開になっており、全体としては楽しめた。 老後はきついっすね、が現実味を帯びるのは嫌だけど。 それにしても草笛光子と天海祐希。 この歌劇団勝負はいいよね。ミュージカルになっていたね。 自分らの世代は草笛光子は、なんといっても山口百恵のおかぁさんね(これがわかる人は「共感」してね!でも、彼女は鬼籍に入った自分の母親と同じ年齢だもんなぁ、体はまだ健在ね)。 そんな時代から考えると、今、まだまだ「母親」を感じさせる雰囲気ってすごいよね。(って自分はマザコンか?) まぁ、映画に娯楽を求めるならば、これでじゅうぶん! ということで、今年の正月映画でした。笑
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