老後の資金がありません!のレビュー・感想・評価
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う~ん。 よかったです。
よかったところ 俳優陣、天海祐希と草笛美津子がさすが。 草笛さん、88才だと、すごい。 あたりまえだけど、美容にも健康にも人並み以上のケアをしてるんだと思う。 天海さんの安定感も。 もうこの人は期待を外さない。安心して観ていました。 毒蝮さんもよかったです。 ただ、私、石井正則さんのファンなんで、もう少し石井さんの味を引き出してほしかったなぁとは思いました。 映画のテンポも流れもよかった。 変に込み入ったのが最近多くて、それに比べて分かりやすくて観やすくてよかったです。 老後の用意しておくポイントも教えてくれてよかった。 私、長男なんで 「一応、家族葬になりそうだけど、もう少し深く、あちこち当たろうかな。」 「葬儀の費用は俺かな。帰ってnetで調べてみよう」 ・・・なんて。 う~んのところ。 途中までの「カネ、金、KANE」がきつくて。 私はまあまあ心配なく老後まで行けそうだけど、あれ、きつい人が見たら押しつぶされるんじゃないかと思って観てました。 もう少し、やんわりでもいいのにと思いました。 シェアハウス。 ま、それほど大きく扱ってなかったので、普通に通り過ぎて観ることができたけど。 自分みたいに旅行も、映画も食事も、基本的に一人が好きな人間からすると、面倒くさそうだなあ、うるさくないのかなあなんて、なんか「う~ん」となってしまいました。 でも、これは人それぞれだし、あくまで映画の流れの中でのことだからそんなには重くなかったです。 楽しく、それなりに考えさせてくれた映画でした。 観てよかったです。
おもしろかったです
長女の交際相手とかベタで極端過ぎるのもあったりしましたが、
笑ったり涙したり忙しかったです笑。会場内でもあちこち笑い声が出てました。
草笛さん(あとで年齢調べたらびっくり!)があんなにセリフ多くて、
コミカル演技してくれて、ちょっと新鮮さもあり純粋に楽しく観てました。
篤子(天海祐希さん)の友人の相談で、年金をもらうために父親役をやってしまったのには(またそれが様になっていて)
そこに三谷さんが加わっての立て続けの掛け合い!
あそこは大爆笑シーンでしたね。
そして芳乃(草笛光子さん)の最後のスピーチ。
もしかしてそのままポックリ逝ってしまうの?ではなく、
この映画の主題歌のように「Happy!」に終わりましたね。
曲も楽しくて踊りたくなるような曲調でいい!!(出演者が出てきてみんなで踊るパターンではなかった)
最後シェアハウスに落ち着くのは今の時世ならではなのでしょうか。
楽しい映画が観れました。
老若男女を問わず気軽に楽しめる
老後資金に関する問題を面白おかしく描いたハートフルコメディ。天海祐希の単独主演作は20年ぶりのようですがさすがの存在感。老若男女を問わず安心して観られる作品。出演者も幅広く飽きない展開で最後は上手くまとめられています。 2021-169
支持、拾い物。コワモテ演者陣による生の祝祭。
黒沢清常連の松重六平哀川、金田一系常連の草笛ら死相漂うコワモテ演者陣による、終活たる生の祝祭は存外腹に来た。 題から逸れて「親の葬式と子の結婚資金を出したくありません」になったがご愛嬌。 クレしんミサエ衣装でのたうつ天海のエレガント。 支持、拾い物。
老後の人生を幸せに生きるために
50代夫婦(主に妻)が老後のお金の心配をし始めた矢先にお金のかかるイベントが立て続けに発生し『さぁ大変だ』と悩みながら奮闘するコメディ 実際には笑えない大問題を笑えるのがとても面白い 見栄っ張りなモーレツババアと嫁が老後の資金を巡る嫁姑マネーバトル!でも最後は泣かせるんでしょ(笑)的な映画だと思っておりました 序盤は猛烈なソロバン弾きがメインだけど中盤以降は人間関係メイン。モーレツババアもちょっと個性的だけど常識範囲内のお婆さんであり、老後の人生、第二の人生をいかに幸せに生きるかが描かれていた。 決してお金!お金の映画ではなく幸せな人生を選択するための映画だと思いました 配役もなかなか個性的な印象だけどどの役柄も作品から飛び出すことなくまとまった印象で上手い配役だなと思いました 本当はそしてバトンは渡されたを観るつもりだったんだけどあまりにも混んでいてたので避難的に本作を観たのですが心が穏やかになるというかとてもよい後味を感じながら帰宅することができました 多少わがままに自分勝手に生きたっていいじゃない これはもっと評判になってもよい映画だと思いました
笑いあり、涙ありの傑作映画です🈵
何と言っても、天海祐希、草笛光子の名演技がよかったですね(^-^)/ 誰しも、老後のことを考えると多少は不安はあるでしょうから、それがコミカルに描かれていて、笑ってしまうけど、笑えない現実もあって、しみじみとさせられました😅 何はともあれ、テンポのいいストーリー展開なので、あっという間に終わってしまう感じがしますが、とても後味のいい映画でした🙆
日常の悔しい出来事を笑いに変える快作
どこの家族にも、日常の問題は山積みされています。 その中には、個人のワガママが根を張り手をつけられなかったり、悔しかったり色々な感情が湧き上がります。 この映画もそんな日常の場面を切り取っていて問題満載でハラハラする場面も多いけど、なんと言ってもそんな問題を客観的に見て笑いに変えてくれるのがとてもありがたい。 個人的には、親の介護、その費用、葬式の問題、兄妹の力関係、年金受給あたりが頷きながら大笑いしたところ。 周囲の観客もツボにハマるところがあるらしく、大きな笑い声が響き続けました。 つまり、ストレス発散にもなります!! そしてラストは・・・、人生ってそんなもんよね!と頷けました(最後は少し泣ける) 主題歌(氷川きよし happy)がとてもいい!!
自分の老後について考えるきっかけ
ほぼ同年代。 きちんとした仕事があるけれど、この先どうなるのかは全く不明。 だから、今後のあり方について考えるいい機会になったかなぁ… 笑いあり、最後は涙ありの義理人情大切にしなきゃなって思った作品だった。 レディースデーに観たのは良かった。
ちょっとわがままなくらいが人生楽しい!
天海祐希主演ということで鑑賞。 面白そうではあるけれども、同時に安っぽさを感じたし「そしてバトンは渡された」の監督だし、そこまで期待せずに、何も考えずに見ることに。最近、平日に映画見るのにハマってます...笑 めっちゃくちゃ面白い!!! 最高に笑えて最高に楽しい2時間! ここ10本でダントツ1番の出来でした。最高! 後藤篤子(天海祐希)は、夫の章(松重豊)と共働きで自分の欲しいカバンを我慢しながら、コツコツと老後の資金を貯めていた。しかし、義父の葬式代、パートの突然の解雇、娘の結婚、夫の失業、そして浪費家の姑と同居...。彼女に数々のお金問題が降り注ぐ。 もうとにかく役者がすごい!!! 豪華も豪華。ピスタチオとスリムクラブとか超久々に見たし、三谷幸喜は脚本家だけど演技めっちゃ上手いし、他にもビックリする人が沢山。前情報全く入れていないのがよかった。サプラ〜イズ! もちろん、天海祐希と松重豊も素晴らしい。夫婦と言われても何の違和感も無い。天海祐希だからこそ、松重豊だからこそ、面白い作品になったと思う。草笛光子も流石でした。 テンポがいいこといいこと。 次から次へとお金に関する問題が降り注ぎ、ずっと楽しくて1ミリも飽きない。話が落ち着いてこのままだと蛇足になってしまうかも...と思っているとコメディからホッコリする感動シーンに切り替え。間のとり方も完璧で、あと2時間は余裕で見られると思った。これドラマ化してくれないかな。 笑えるところが満載。 全部面白くて全部笑える。天海祐希と松重豊のリアクションだとか、呼び捨てのシーンだとか、お葬式のシーンだとか、どれもこれもいいんだけど、三谷幸喜のシーンはもうめちゃくちゃ笑えた。何回もリピートしたいくらい面白い笑笑笑 こんなに笑ったのいつぶりだろう。Amazonプライムとかで配信されたらこのシーンひたすらに見よっと笑笑 伏線回収も脚本もパーフェクト。 ドラマ化して欲しいと言ったけれども、この作品は映画で良かったと思う。ドラマでは出来ない映画ならではの構成で、ちゃんとテーマもぶれることなく描き通し、解答を示してくれている。終わり方も素晴らしく、鑑賞後の満足感も半端ない。2時間あっという間。え?もう終わったの?と思ったのは久々。人生に置いて必ずぶつかる問題なので、是非とも若者にも見て欲しいなと思った。劇場は70過ぎの方ばかりだったので笑 映画にしては少々物足りなかったり、字幕の感じとかもデカいスクリーンで見るとダサくて映えなかったり、多少のツッコミどころはあるけれども、至極のエンターテインメントでした。 最近、邦画が全然面白くなかったから心配だったけど、ようやく大当たりです。見終わってから直ぐにもう一度見たいと思えた傑作。是非、劇場でご覧下さい。
身につまされます
40代後半~60歳くらいまで(要は50代)には、実際に起きても不思議じゃないイレギュラーな経費ばかりで、身につまされる例ばかり。 特に、葬儀代ってバカにならんのです。 『引っ越し大名』や『武士の家計簿』よろしく、数字を可視化する技法にて、学びながらコメディタッチで笑わせていく。 それが、いやらしくない。 浪費家の姑を演じるのが草笛光子さんで、悪い人じゃないってのが配役として上手かった。 ハッピーエンドなベクトルにもっていくため、いろいろご都合主義な展開になるのは仕方ないが、あまりに周りがいい人ばかりすぎて、急にリアリティがなくなったのには、我が身を思い出してモニョった。 現実にこんなふうに解決してくれたらねぇ……
社会派作品…と思わせて、振り切ったエンタメ
老後の資金は4000万円必要!というショッキングな導入で始まり、できるだけお金を貯めようと奮闘する有様を描いたコメディ作品。はじめの方こそ社会問題を笑いで切るかと感心していたが、話が進むにつれてコメディに支配されていったので、社会派作品にカウントすべきではないだろう。 良かったところはなんと言ってもコメディ部分。キリッとした天海祐希にぼんやりした松重豊が作る、“いかにも”な雰囲気を持つ夫婦が良い。この“いかにも”な雰囲気は夫婦以外からも漂ってきており、その雰囲気の中で醸造されるちょっとしたズレに笑い、また、全体を“いかにも”な、言い換えれば普通な雰囲気が包んでいるからこそ、大きなトラブルにも大いに笑わせてもらった。 大きなトラブルといえば、老後の資金への対策として「なにがあるかわからない」とよく言われるが、まさにその通りだ、と。それでいて、「こんなのありえない」ではなく「ありえそう」と思わせるものになっていたのは、“いかにも”な雰囲気の賜物だと思う。 残念だったのは…オチを作るにあたっての展開づくりにちょっとムリがあったところかな。義母と仲良くなってから、すぐに仲違いするのは…あり得るのだろうけど雰囲気にはそぐわないというか。話し合える間柄になったんじゃないの?と首を傾げてしまった。 あと、社会派作品として読むにはあまりにオチがエグい。車と持ち家を売ってシェアハウスで楽しく暮らしてます!という人は確かに現実にいるだろうが、清貧を選ぶことで解決を図るのは…なんとも夢もなにもない話ではないか。 金がないからシェアハウス!というのは、若者のやり方なのだ。特に芸人。本作に大勢出ていたが…彼らに思うところはあったのだろうか。
天海祐希さんコミカル演技も、自然でいい‼︎
何も考えずに楽しめる映画でした。老後のお金の話に絡んだストーリーですが、全然堅くなくユーモアたっぷりで天海祐希さんのコミカルな演技も自然体でさすがだなぁと思いました。楽しく見れますね!あまり真剣に考えたらダメ。ゆるく観る映画です。他の出演者の方々もユニークで楽しめます。(笑)
これは今のリアルではない
端的に言うと感情移入が出来ませんでした。
その理由ですが、この物語は中流の中か上くらいの階級の家族を描いています。
しかし、コロナ禍以降の日本の現状にはそぐわない点がいくつかあります。
具体的には、失業した際に「景気が良くてどこも人手不足だから仕事なんてすぐ見つかるだろう」や「50代で700万しか貯金がない夫婦なんて他にいるのかしら?」といったセリフが登場人物の口から語られます。
持ち家があって700万の貯金があるなんて、今の若い世代からすれば夢物語です。
子供も自立している、もしくは自立が近い。
次に義両親の入っていたケアマンション。
入居金3000万+月の費用20万ほどと言いますが、これは高級といわれるランクの老人ホームです。
それだけのお金を自分で払える義親がいて、両親は自分の蓄えで好きに暮らしている。
はっきり言ってしまうと、これはかなり恵まれたケースです。
少なくとも、タイトルにあるような切迫つまった感じではない。
そういった事もあり、共感は出来ませんでした。
そして気になったのが、私が鑑賞した回はほぼシニア層の観客ばかりだったのですが、劇中の様々なシーンで笑い声がよく聞かれました。
コミカルタッチな映画なので、それはそれで制作側の狙い通りなのでしょう。
しかし現役世代からすれば、失業、親の介護、葬儀の費用負担、それらを巡る兄妹(きょうだい)間の確執などはすぐそばにある問題であり、私は観劇中まったく笑えませんでした。
世代間の格差と認識の違いを改めて感じさせられる2時間でした。
可も無し不可も無しな映画
予告編も何となく面白そうだし、時間の合う映画もこれしか無かったからと観てみたけど… 止めとけば良かったかな…(笑) 時間とお金に余裕がある方は、どうぞ!
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