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映画「FREAKS フリークス 能力者たち」 FREAKS フリークス 能力者たち 劇場公開日:2020年1月12日
解説 スティーブン・スピルバーグによるクリエイター発掘リアリティショー「On the Lot」でファイナリストの5人にまで勝ち抜いたザック・リポフスキー&アダム・B・スタイン監督コンビによる、能力者一家の壮絶な戦いを描いたSF映画。父と2人で暮らす7歳の少女クロエは、外の世界は危険だと教えられ、家の中だけで過ごす寂しい毎日を送っていた。ある日、父が眠っている隙に家を抜け出した彼女は、家の前に停まっているアイスクリームトラックの老人に声を掛けられる。クロエの祖父だというその老人は、実はクロエの母は生きていること、そして自らが持つ不思議な力について話す。外出を父に叱られたクロエは、感情を高ぶらせたことで特殊能力が覚醒。その能力は、人の心を操るという非常に危険なものだった。クロエはそれぞれ異なる能力を持つ祖父や父とともに、監禁されている母の救出に向かう。出演は「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ、「ヘイトフル・エイト」のブルース・ダーン。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
2018年製作/105分/カナダ・アメリカ合作 原題:Freaks 配給:アットエンタテインメント
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未体験ゾーンの映画たち2020で上映されたSFサスペンス。 何かを怖れている父親に監禁されて暮らす少女クロエ。 不穏な雰囲気が漂う中、次第にその秘密が明らかになっていく。 タイトルからも分かるようにX-MENっぽさもある中で、捻りが効いたラストが良い。
2020年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ヒューマンドラマペーストのSF、とあるサイキック家族の絆がテーマ。 以下、すごいネタバレなのでご注意ください。 超能力の家系に生まれたばかりに、普通の人間からの差別迫害を逃れるために過保護(?)なパパから隠れ家に幽閉されて育てられてきた少女(7歳)が、もうどうにもアイスクリーム(チョコのダブル)が食べたくなっちゃってプチ反抗外出を強行。 え? まるでIT(それが見えたら終わり!)みたいな展開か?(シャボン玉も浮かんでるよ)と思ったら、実はなんと少女の祖父だった(おお、そう来るか!)移動アイスクリーム屋さん。 物語では説明されていないが、このじいちゃんは孫が7歳になればアイスクリーム食べたさにいつかやってくる、という予知能力も持っていたため、ずっと隠れ家の前で駐車商売してたにちがいない。(たぶんね) とまあ、そんなきっかけで、死んだと聞かされてた母親(サイキック=フリークのテロリストとして捕まった)が実はまだ生きているということを、自分自身の超能力で偶然に知っちゃった少女が、父と祖父の超能力の助けも借りて救出しにいくという流れ。 過保護な父親は、近所の夫婦を金で買収して少女を養子にしてもらおうと計画するが、フリークであることがバレて失敗、通報されて隠れ家もミサイル攻撃(さすがアメリカ)されちゃう中での母親救出作戦がハラハラ演出です。 結局じいちゃんもパパも犠牲になって死んじゃうんだけど、娘に会いたくてすごく頑張ったじいちゃんのことは、助かったママが全然気づかない(パパにはチラ見あり)のがすごく哀れ(だってじいちゃんと同世代だもん)でした。 てなわけで、突っ込みどころは結構あるけど、とにかく主人公がすごい美少女(将来が超楽しみ!)だったし、全体的にはなかなか面白かったので、自分の中では高得点でした。 蛇足で、サイキックパワーだけど、少女が最強にみえて実は時間を停められちゃうパパのほうがすごいんじゃないか?との感想。 これも説明ないけど、隠れ家にある大量の札束は、パパが時間止めて銀行からパクッてきたんだよね!? じいちゃんとママの能力は…わかるようでよくわかんないなぁ。
2020年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
都市を壊滅に追い込んだ超能力者をフリークスと呼び、隔離政策を取っていた。 妻を拉致されたフリークスの父は娘とひっそりと暮らしていた。 ところが幼い娘は好奇心に負け、外に出てしまう。 超能力者は嫌われるだろうなぁ。
2020年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
家に閉じ込められていた少女・・・そう、外出は自粛してくださいね。と、今のコロナ禍をまた思い出してしまい、子どもに無理やりの引きこもりは酷だなぁと感じてしまいます。いや、何の物語だっけ?と時間を忘れてしまいそう・・・あ、時間を止められていたのか! 超能力者や新人類が特別扱いされて兵器利用に回されるなんてSFストーリーは山ほどあるのですが、この物語の進め方がちょっと斬新。どことなくX-MENのような設定ではありましたけど、各々の能力がどんなものかわからなくしているユニークな前半が特にいい。 アブノーマルとか、フリークとかの言葉もそのまま差別用語なんでしょうけど、隠れるしかない彼ら。娘のクロエが7歳という幼さから、自分の能力もわからず、幽霊とか向かいに住んでる少女が家にいるように見えるのです。アイスクリーム売りの老人に連れられて公園に行ったときに始めて能力を使い、この物語が生き生きとしてくるのですが、命令語を発し続けると相手がそのまま受け入れる様子・・・たったこれだけ?などと思っていたら、後半には能力が覚醒しちゃいます。 へー、そうだったのか。と納得するしかない。警察組織には怒りも感じるし、すっきりすることは間違いなし。山がよくわからんかったけど、ドラえもんに出てくる裏山みたいなものか?続編希望。