劇場公開日 2020年2月14日

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1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価

全633件中、421~440件目を表示

3.0映像は確かにすごいが、戦争の狂気まで再現できていない

2020年2月18日
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 切れ目ない映像、兵士目線のショット、嘔吐したくなる腐乱した死体。IMAXで鑑賞したこともあって、迫力、臨場感は前評判通りすごい。  戦闘機が墜落するシーン、廃墟となった街での戦闘は、まるで目の前で起きている錯覚さえした。永遠と続くのではないかと長い塹壕の物理的距離を体感できる。  残念なのは、西部戦線で起きた出来事を最高レベルの映像でワンカットで再現しているのだが、戦争における人間の狂気が描きれていないように思う。敵陣の真っ只中にあって、敵兵に憐憫の情をかけることなんてあるのだろうか。味方の屍を盾に前に進み、やられる前に殺す。残酷なまでの生への執着心が最前線での日常ではないかと思う。  架空戦記でどちらかというと戦争をエンターテイメントとの題材にしている幼女戦記の方が逆説的に西部戦線の悲惨を感じることができる。戦争の狂気にリアリティを持って描かれているからだ。  パラサイトの方がアカデミー賞にふさわしいことを実感した。

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bion

5.0終盤の塹壕を走り抜けるシーンは思わず「走れ!」って思うほど引き込ま...

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館

終盤の塹壕を走り抜けるシーンは思わず「走れ!」って思うほど引き込まれた。 スコは家族の元に一度戻ったら兵士としての覚悟が鈍るのを嫌って死なないように戦場を渡っていたけど、仲間の死を目前に勇敢に前線へ向かう心情の変化も伝わってきて良かった。

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Kawai

3.5緊迫感が伝わってくる

2020年2月17日
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映画の中に入ったような感覚で見入った。 あの戦闘シーンをワンカットで撮影するとは凄い! 戦争は繰り返してはならないと改めて思った。

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めーたん

4.0鳥肌ものです!

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーは 上司の命令を伝令する てシンプルなのですが、なにしろ自分自身が 主人公そのものになってしまうのですから、怖い! 敵からの砲弾 炎 全てが 自分に襲ってくる感覚です。 戦争映画が好きで 今まで プライベート ライアン以外 何を見ても ウーンて感じでしたが、これは凄いと思います。一体 どうやって撮ったのか?臨場感というのは こういう事なのですねぇ 初めから 終わりまで 息が出来ませんでした。 なので 最後の 草原に吹く風の、なんと清々しい事か! やっと 深呼吸出来ました。 これは 絶対 映画館で見るものですよね。

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miwa

4.5ウィリアム、ブレイク、序破急

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ワンシーンワンカット的な作品。ワンカット映画ではない。明確な区切りと展開が存在します。 とはいえ、非常に長い回し方であり、自分の目視では3ロールでした。 過去に見た完全ワンカットの作品─エルミタージュ幻想、ヴィクトリアしか知らないけど─、その印象は優れているけど忍耐を要したものであったし、画質も技術的な問題もあってか最高レベルではない・・・─といったものだったので、作品の前評判が高いとはいえこれまで見てきたものの範疇かなぁと侮っていた。しかしながら、画質の素晴らしさと同時にビジュアル的な楽しさに完全に予想を裏切られた印象。 退屈感を出さないようにストーリー展開など色々と考え抜かれていると思った。さらには映像そのものがダイナミックに展開するところが何ともいえない爽快感を覚えてしまう。決して気持ちのいい映像ばかりではなかったけれど…むしろ残忍な絵の方が多かったかも─。 長回しのこだわりや効果も結構伝わってきた。緊張感や集中力といったものが最後まで続いていたので─。 でも、演じる方としたら大変だなぁと思ったし、細かな演技や展開などにも違和感を持ってしまうところもあった。途轍もない凄みは感じたけれど、最高の作品ではなかったような気がする。 戦火の中を走り抜く名シーン、素晴らしい音楽がまた感情を煽りに煽って、まさにモニュメンタルだと思ったけれど、こんな格好いい戦争映画なんて最悪かもしれないと、何だか怒りのようなものを感じつつも、きれいに美しく終幕していったなぁ・・・、そんな印象の映画でした。

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SH

5.0「彼らは生きていた」を先に観ておいて正解でした。併せて観ると両方の...

2020年2月17日
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「彼らは生きていた」を先に観ておいて正解でした。併せて観ると両方の映画の良さがよく分かると思います。

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晴耕雨読

4.5一応いっておきますが、ワンカットでもカメラ一台でもありません。ドロ...

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館

一応いっておきますが、ワンカットでもカメラ一台でもありません。ドローンもCGも上手に使ってます。 「ワンカットに見える」と公式にもありますので、観る方はリアルでシームレスな映像に気持ちよく騙されてください。 まあ、撮影には2か月以上、24時間近い話を2時間未満にするのだから、当然そうなります。 さてさて、舞台は第一次世界大戦。 複葉機が飛び交い、ボルトアクションの単発銃を背負い、本部から攻撃中止の命令を受けた上等兵2名が、前線の大佐に命令書を届けるという話です。 「もっとも個人的なことが、もっともクリエイティブだ」(スコセッシ) の言葉通り、実話らしいのですが、それだけの話がはらはらドキドキ、スリルとサスペンスに満ち、胸熱くなり涙するという、波乱万丈の話として描かれます。 実際、最初から最後まで、手に汗を握り心の中で「頑張れ!!」と叫んでました。 もちろん、漫画の登場人物ではなく、リアルな話です。 刺されれば死ぬし、衝撃で意識を失い、疲れて寝てしまいます。 何度ももうダメ、となりますが、折れない事が何よりも大事。 今回、学ぶ事は ・倒れても折れるな。ベストを尽くせ ・余計な事をしない 以上です。 余談: セットも小道具も、すごく良く出来ていたと思います。ただ、クルマ。あのトラックは現代のクルマをガワのみ改良したものですね。この時代にあのサスペンションはないわ。

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chemicalsweet

4.0どうやって撮影したのか

2020年2月17日
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終始どうやって撮影したのかが気になる。戦争の中を走り抜けるシーンは圧巻。 まるでRPGゲームのよう。主人公たちと同じように、次に何が起こるかハラハラさせられる。物語に入り込んで体感しているよう。 これだけドラマチックな出来事でも、長い戦争から見ればただのワンシーンに過ぎないのだと思うと、考えさせられる この映画のメイキングシーンだけで、映画が作れると思う

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Daiki Sugiyama

4.0全編ワンカットの謳い文句が気になり過ぎた

2020年2月17日
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興奮

いや〜凄い映画だった!全編ワンカットの謳い文句はだてぢゃない。どこからどこまでがワンカット?序盤はそこが気になって仕方ない^_^; アカデミー賞の撮影、録音、視覚効果の受賞は納得の力作だったと思う。

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Iwarenkon

4.0塹壕戦

2020年2月17日
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第1次世界対戦の塹壕戦がどのようなものだったかを、リアル感ある映像として確認できます。 字幕 松浦美奈さん 4Kデジタル

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じろ

4.5秀逸な戦争映画!

2020年2月17日
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三輪

4.0体験型新感覚映画

2020年2月17日
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怖い

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しずる

4.5ランナー

2020年2月17日
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悲しい

怖い

興奮

ワンカット風ということで、序盤は、いったいどんな撮影方法で撮り、どこがCG処理されているのだろうと、そんなことばかり気にしながら観ていましたが、中盤ごろからはすっかり話にのめりこみ、主人公と共に、戦場の恐怖や緊迫感を味わっていました。 俳優ももちろんすばらしかったですが、アカデミー賞で撮影賞、視覚効果賞、録音賞の3部門での受賞も納得なほど、今回は裏方である技術班を大いに讃えたくなる、そんな作品でした。 迷路を走る映画よりも、よほどハラハラドキドキさせられる、良作でした。

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ユージーン

4.0ワンカットと言う名の編集

Mさん
2020年2月17日
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ワンカット、監督サム・メンデスとくれば前作「007 スペクター」のオープニングシークエンスがすぐに思いだされるが、予告を見て頭に浮かぶのは、キューブリックの「突撃」だろう。 今作でも、キューブリックも舌を巻かんばかりにカメラが塹壕の中を延々と縦移動する。 ここだけで、この映画を観に来て良かったと思わせる価値がある。 更にいえば、全編ワンカットばかり話題になってはいるが、美術と衣装も大変素晴らしく、繰り返し観るのに十分な強度の映像になっている。 全編ワンカット風に撮られてはいるが、本当に全編ワンカットで撮った映画より素晴らしいのは言うまでもないだろう。 なぜならフィルムとフィルムを繋ぎ合わせる事で映画の魔法が発動する事を我々はよく知っているからだ。

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M

4.0芸術

2020年2月17日
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悲惨な中にも、燃える廃墟、川の桜舞うシーンに美しさを感じてしまいました。 ラストに「Lastman standing」って聞こえた気がするけど、そんな英語100年前から使われてたの? プロレスでよく耳にしますが。

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あらじん

4.5噂のワンカット映像が面白い カメラの目線、音、エキストラ、、戦場の...

2020年2月17日
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噂のワンカット映像が面白い カメラの目線、音、エキストラ、、戦場の臨場感、空気感が素晴らい。造り手の大変さが伝わってくる。カメラの存在を感じさせない。 ストーリー展開は普通も自陣か?敵陣か?はっきりしない前線を突破するというハラハラドキドキな展開、時代背景や撮影方法も相まってあっという間の2時間。実際に戦場にいるような感覚、観終わった後は疲れる。一転して主人公と共感出来る虚無感のラストシーンも素晴らしい これは絶対映画館で観るべき映画。

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papakazu

4.5ワンカット(風)戦線技巧と語り伝えるものあり

2020年2月17日
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悲しい

怖い

興奮

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近大

4.0音楽が007スカイフォール風

2020年2月17日
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終わりのシーンが始まりのシーンと重なり なんとも言えない気持ちになります。戦場でも咲き誇る桜や鳥の声など やはりサムメンデスの演出は素晴らしい。彼らと共に戦場を駆け巡ったので もう一度観ようとは思いませんが 素晴らしい映画でした。

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シネマニア

5.0スプラッターが苦手な人にはお勧めしません

2020年2月17日
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泣ける

悲しい

興奮

まず始めに、宣伝で言われている全編ワンカットではなく、あくまで巧みな編集などでそう見せているだけ、ということは伝えなければいけないでしょう それでも素晴らしく臨場感にあふれ、主人公と時間の流れを共有することで、一緒に戦場を進んでいくような緊迫さがリアルに続きます また、『ランボー』や『ガンダム』のような英雄的な主人公や兵士はいません。 それが逆に、画面に溢れるような死体の数々(人間だけでなく動物たちも)の全てに、最後の“メッセージ”で意味を持たせることになります 観賞後の“凄いのを観た……”感が半端ありません

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ライヘンバッハ・ヒーロー

3.5映画館で観ないといけない映画

2020年2月17日
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2時間ほどある映画を全編ワンカットなんて大変な映画だと思っていたけど、実はワンカット風に撮影されている。 だからといって、簡単なものではない。繋ぎ目を秒コンマで計算して自然にみせており、基本的に長回しを何回もしていて、最長シーンは9分に及んでいる。 失敗したら初めからスタートという地獄のような撮影を繰り返していて、ワンカットの大変さには、変わりない映画なのだ。 全編がゲーム画面のようで臨場感が凄い!これぞ映画館で観るべき映画だと言えるが、 おそらくDVDで観ると評価は変わるだろう。 戦争映画というよりは、アクション映画のようでストーリーは単純で薄口ではある。時代背景どうこうではなく、お子様も楽しめる仕組みだ。 しかし、観ている側は主人公と同じ、もしくは同行しているかの様な視点で体験できるということもあって、映し出される死体が所々に転がり、ネズミは死体を喰いあさる、銃弾がとんでくるという戦場の悲惨すぎる光景を体感することによって、キャラクターに感情を自然投影できてしまうという仕組みがドラマ性の薄さを補っているのだ。 劇中でウィリアムが有刺鉄線で手を怪我してしまい、その後に腐敗した死体に手を突っ込んでしまうというシーンかがあるが、感染大丈夫?と思って、とにかく自分ならとりあえず泥水でもいいから手を洗うだろうな...とか考えてしまう。 ところどころでウィリアムがみせる、敵であろうと殺したくはないという優しさゆえにピンチに陥ってしまう状況には心が痛くなる。 知らず知らずのうちに、私ならどうするだろうか...と思ってしまっている。つまり私たちの目線が重なることで映画を完成させているのだ。 主人公ウィリアムを演じるジョージ・マッケイが決してイケメンではない、典型的なイギリス人顔というのも物語を邪魔しない鍵となっている。 所々に登場するコリン・ファースやマーク・ストロングといった、イギリスを代表する名優達がイベント感を引き立たせている。 映画の中のミッションをなんとか終えたとしても...まだ戦争は終わってない。ウィリアムはまた走り続けるのだ。

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バフィー吉川(Buffys Movie)