ある職場

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ある職場

解説

実際に起きたセクシャルハラスメント事件をモチーフに、その後日談として創作された会話劇。ホテルチェーンに勤める大庭早紀は、密室で上司からセクシャルハラスメントを受ける。事件はすぐにホテル内外に知れ渡り、SNS上でも炎上する事態に。ホテルの同僚スタッフたちは職場の暗い雰囲気を変えようと、大庭を誘って湘南の社員用保養所への小旅行を企画する。しかし大庭は旅先でもスマホに張り付き、ネットをひたすらチェックしている。同僚たちは彼女を励まそうとするが、やがてSNS上でバッシングをしているアカウントが同僚である可能性が浮上。疑心暗鬼に陥った彼らは、互いに腹を探り合うが……。「フタバから遠く離れて」などドキュメンタリー作品も手がける舩橋淳監督が、事件をフィクションとして再構成。舞台設定のみを与えられた俳優たちが即興に近い演技でリアルな会話を繰り広げる。

2020年製作/135分/日本
配給:タイムフライズ

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(C)2020 BIG RIVER FILMS, TIMEFLIES Inc.

映画レビュー

4.0会社や世間を密室で表す秀逸な作品

2022年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょい長いかなぁ。ブラッシュアップできたらかなり良い作品になる気がしました。ですが、内容はとても良いです。密室の会話劇を通して見事に人間の嫌ぁーなところを浮き彫りにしつつ、世間を凝縮して見せてくれます。

セクハラ被害者を取り巻く社会を浮き彫りにするお話。いやー、これが今の日本ですよね。悪いことを悪いと糾弾できない。被害者が、なぜか責められ、謝罪を強いられる。そして、無責任な世間。あの部屋に集まった自称善意の仲間は、世間(世論)そのもの。そして参加していたフリーライターはマスコミのメタファーですね。フリーライターの立ち居振る舞いを通してマスコミへのに痛烈な皮肉を。偉そうに外から意見し、最後は参加者を嘲笑。いやぁ、主張ないねぇ。

その他の様々な登場人物を使い、世間の冷たさ、個人の力のなさ、保身のあざとさを見事に密室の中に閉じ込めてます。細かく書いてしまうとネタバレになってしまうので書きませんが、見終わると「社会なんて・・・会社なんて・・・所詮こんなもんさ」って気分です。仲間って言ったって、思い通りにならないと利己的になる人間なんたくさんいるんですよね、友達じゃないってこーいうことだよなぁって。いやいやグサグサ来ますね。

サーフィンの風景の差し込みは、まさに社会や世間の風潮のメタファーなのでしょうかね?やってくる波にうまく乗ったり、立ち向かったり、波に飲まれちゃったり・・・・。

本作はかなり「会社の仲間」の関係性や「会社って守ってくれない」をしっかり描けています。がゆえに「正しいことはなんですか?」なんて被害者に言わせない環境にしなければならないし、「〜だから、仕方ない」でお茶濁して決着させるような環境はダメなんですよね。

さて、最後にいくつか違和感ポイントを。
色々あったのに必ず集まる感じがちょっと現実離れしているかなぁ?もちろん集まらなくちゃ話が進まないんだけど、誰得で集まるんだろう?って思っちゃった。メリットないから集まらないでしょう。
それと、会話劇なんですが話の核心につながる話が始まる雰囲気があまりにわかりやすぎでちょっと「作ってる感」が見えすぎちゃって邪魔しちゃいますね。
それと、家族が出てこないのがすごーく違和感。

けどけど、鑑賞する価値ありありだと思います。

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バリカタ