羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来のレビュー・感想・評価
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「海鮮は?」「結構」は、中国人の鉄板のクスグリ。
アクション描写が素晴らしい。ギャグ演出も決まってたと思う。あと見ていてなんとなく今敏オマージュのような描写がいくつかあって、監督がファンなのかなと思ったりもした。但しもちろん宮崎駿風の画面が、大半を占めていたのは無理からぬことなのだが。
しっかしどうなんだろう。無限一派を中共(漢民族多数派)、風息一派をチベット・ウイグル・内モンゴル等、辺境少数民族(最近そこに香港が加わった)のメタファーと取ると、これって多少の開発独裁と同化政策はやむ無しっていう、現行統治権力のプロパガンダ映画にも見えやしないか。貴種だけど無知で素朴な小黒たれっていうメッセージは、ちょっと肩透かしな気がするのだが。
可愛い絵柄だけど、アクション満載
吹き替えになったので、子供さんでも見やすいから、見てほしいな。劇場で。
空間の見せ方とか、綺麗だし迫力ある。空白の使い方とかそういう引きの絵も広がりを感じさせる演出で、うまいなあ!という感じ。
もちろん、イケボイスにも痺れます。
いい意味で色々裏切られた
中国のアニメ映画で評価がいいのがある!と口コミで聞いて鑑賞しました。
そこまで期待はしていなかったのですが、すごく面白かったです!
まず、花澤さん、宮野さん、櫻井さんという声優界のドンを採用したスタッフ側の采配がいいですね。そしてストーリーも、最初に受けた印象が正しいとは限らず、途中で意味で何度も裏切られました。キャクターデザインもとても可愛らしく、普段アニメを見ないような人でも親しみやすいタイプのデザインだと思います。
旅パートと戦闘パートに別れるのですが、旅パートはその景色の美しさ、戦闘パートはその作画、カメラワークの素晴らしさに心を奪われました。日本のアニメでも、ここまでの作画ができている映画はそこまでないと感じました。
吹き替えになったことにより見やすくなり、ストーリーも作画も美しく、大人でも子供でも楽しめるいい作品だと思います。
その世界に癒される
昨年、東京で限定公開されていた「羅小黒戦記」。映画ファンの中で多大なる話題になっていた本作が、今年日本語吹き替え版として全国で拡大上映される。
日本語字幕版のあの黒猫のシャオヘイがでっかく載ったポスターでは、その世界観が全然想像できなかった。しかし、大きなスクリーンで、初めて玉手箱を開けるように鑑賞したが、まさかこんなにも温かい映画だとは思いもしなかった。
物語のテーマはどうやら「人間と自然界の共存」らしい。私は、このテーマを思い浮かべた瞬間、ある作品を思い出した。
「もののけ姫」だ。
この作品の筋書きは、「もののけ姫」を含め、様々なジブリ作品に似ている。
しかし、誤解しないでほしい。あくまでも、本作はパクリではなくオマージュだ。監督であるMTJJさんが、日本のアニメーションの印象的なメッセージをただ引用しているのではなく、より簡潔に描いているからだ。
それは、あの「もののけ姫」でも描かれてた「人間と自然界は共存出来るのか?」にある。シャオヘイを中心に、ムゲンのような「妖精の暴走を止める者」とフーシーのような「妖精の地位を取り戻す者」、シャオヘイを取り巻くいずれの存在も、必ずしも悪人ではないということだ。
この作品には悪役が存在しない。
私はこの作品を観た後、温かい気持ちになった本当の理由は、憎み合いながらも"シャオヘイの未来を助けている"事が分かったからだ。
この作品には、確かな人の温かみを感じたのです。
出会いと別れと愛情と。
いやー、予備知識なしで見たら傑作だった。絵がきれい、かわいい、ストーリーもバッチリ。シャオヘイが成長しながら善悪を見極たらそこに哀しみが…良くある話と言えばそれまどだけどジブリチックな絵巻がなんとも良い感じでした。
アクションの表現が図抜けている
ザックリ言ってしまうと、ジブリとマトリックスと……アキラ?
スピードとパワーの表現が素晴らしく、これまでに見たどのアニメに勝るとも劣らない力量を感じた。
ちゃんと中国らしい(?)エッセンスもあり、単に日本のアニメをなぞっただけの作品ではない。
冒頭の掴みは弱いかも……と思うが、中盤からの盛り上がりで十分に挽回できている。
そして櫻井孝宏が例によって……なのである!
スクリーンで観るだけの価値はあると思う。
ついに日本語吹き替え版が登場
字幕版、吹替合わせて10回以上鑑賞済みです。
景色だけでなく、シャオヘイを取り巻く環境とシャオヘイ自身の心情が次々と変わっていくロードムービーです。
描くべき部分を描き、不要な部分は描かない。わざわざ語らずとも観客へ想像をさせるようなストーリー構成と魅力的なキャラクターでグイグイ引き込まれてしまいます。
シャオヘイの服をさり気なく直す仕草、貰った花を髪につけている場面(お前がつけるんかいとツッコみたくなる)、最後の深く息を吐いた肩。見終わった後にきっと「ここがよかったなあ」と話したくなるシーンがたくさん詰まっています。
一部難しい部分はありますが、怖いシーンは無いのでシャオヘイ(6歳)くらいのお子様でも楽しんでもらえると思います。
日本のアニメーションは近年技術ばかりが向上しており、何度も見直したいような脚本力が欠如しているのを感じますので、ここまで気持ちよく鑑賞できる作品に出会えて私は幸せでした。
一方、日本語版も慣れてきましたがキャラクターより声優さんがチラついてしまうのがやや残念です…あまり有名声優さんを起用しないでいただきたかったのが本音でした。メインの3人よりサブキャラの方が馴染みが良かったです。
ぜひオリジナルの字幕版ももう一度劇場で鑑賞したいです。
善悪の判断はそれぞれの立場によって大きく異なるからこそ難しい
オリジナル版を観に行く機会に恵まれず、結局観れないまま一旦上映が終わってしまい、またの機会にと思っていたところに「吹替版」が全国で上映されるとの事で、予告編のPVからとても楽しみにしていた作品です。
国や文化が違っても「人間の愚かさ」と言うものは同じく存在するものであり、その部分の表現がとても巧妙にできている作品であると感じました。
そして、一度は敵対した人間と妖精の関係について、様々な経験を重ねていく事で、どうしていくことが正しく、何が悪いのかということを考え直していくと言う点では、世界が様々な問題に直面している今だからこそ多くの人が学ぶべき点が多い作品であると感じました。
立場がみんな全く同じということはあり得ない中で、相手の考えや行動というものをどう受け入れていく事が正しいのか、私たちが見直すきっかけにかる素敵な作品です。
素敵なストーリー、圧倒的な臨場感溢れるアニメーションに惹き付けられます。
中国らしいと思ってしまった
主人公と悪役が、鬼滅と逆の構図になっている。利己的な現代人が正義の味方になって、コンプライアンスを守る感情を失った存在を礼讃する。
みんなにバカになれと言われているようで、私は好ましくは思わなかったです。
愛おしい世界に悶絶し、重厚なアクションに興奮
ミッドランドスクエアシネマ2
岩浪美和さんの9.1ch絶対領界音域にて
これはいいアニメですわ〜
のほほんとした可愛い作画だけど、アクションはufotable作品みたいにカメラワークが動きまくり心臓に響くくぐもった岩浪サウンドのおかげで、超ド迫力!
話題の『鬼滅の刃』以上の迫力でした。
『ドラゴンボール』とか、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』みたいな世界観+『夜は短し歩けよ乙女』的な表現、『AKIRA』のようなクライマックスで、「日本アニメの良さをかき集めた中国版ジブリ」と言われるのも納得だが、単なる寄せ集めでは無い!
世界観や展開、ビジュアルは勿論オリジナルだし、きちんと一作品としての世界観を築いてあり作品の「味」がある。
これを創り上げたMTJJという漫画家兼アニメ監督は本当にすごいと思う。
中国アニメも要注意だな。
にしてもキャラがみんな愛おしい!
特にシャオヘイ。
花澤香菜の可愛い声もあるけど、猫状態でも人間状態でもキャラデザがむっちゃ可愛いし、行動がいちいち愛おしい。
鑑賞後、売店のグッズ覗き、スマホで壁紙探しまくったし。(ちなみに今のホーム画はシャオヘイ)
というか日本版のスタッフが豪華すぎたよね。
花澤香菜に宮野真守、櫻井孝宏とかもうアニメ界の鉄板御三方だし、岩浪美和の音響は字幕版観てないから分かんないけど、迫力エグいし。
こりゃ中国の製作陣やアニメ好きが嫉妬してるよ。きっと。
まぁとにかく世界中のアニメ好きの人全てに観て欲しい作品。
音や迫力が可愛い見た目とは裏腹に鋭いので是非映画館で観て欲しい。
続編を匂わせる発言を監督がしてるし、まだまだもっと広げていける世界なんで、続編よろしくお願い致します。
ちなみに、岩浪さんの9.1ch絶対領界音域は最高でした!
アクションがすごい!
話ももちろん面白い、でもそれ以上に作画に目がいってしまった
すごい動く上にアクションの演出がかっこいい(°▽°)
映画館で見れるうちは何回かリピートしようと決めました
猫の妖精、シャオヘイがかわいいです
猫の動きや仕草に和む。人間に化けててもムゲンとの喧嘩絡みが微笑ましかったです(o^^o)
キャラももっと掘り下げて欲しい!この先のこの子達が見たい!プロフィールだけでも!ってなる気になる子たちがたくさんいました笑
コロナと鬼滅ブームの真っ只中なので、隠れた名作になっちゃいそうですが、断然今年一番に推せる映画でした(数年に一度かな?)
大人も子供も楽しめると思います!
今年の一番面白い映画
子供からお年寄りだれでも楽しめる傑作。
王道のストーリーやテーマ、愛すべきキャラ、美術の美しさ、音楽の良さ、全編に渡る2Dのアクションシーンの凄さなどなど、素晴らしい作品です。
何より、作品の倫理観や優しさ、まなざしなどがとても信頼出来る作品なので、ぜひ、普段アニメを見ない方にもオススメします。
ギャグとアクションとテーマ性
館にたどり着くまでのムゲンとシャオヘイのやり取り
終盤のアクションシーン
開発によって虐げられる者の思い
どれも素晴らしい
ただ、日本語版主題歌をもう少し作品に合うものにして欲しかった
オリジナルのエンドロールからの余韻が台無しです
(人によっては)鬼滅の刃より面白いかも
もともと好きな声優さんが出てたので観ようと思っていましたが、予告動画みて中国のアニメで絵がしょぼいと思ったのでスルー、と思ってましたが、アニプレックスが配給ということで観てみました。
冒頭、猫と森のシーンはアニメとして酷い、、やっぱりダメかなと思ってましたが、どんどん絵もとかストーリーも良くなってきた。
ところどころ、日本のアニメのパクリ?と思うところもありますが、オマージュってことにしたいです。
ところどころ、テンポの良い笑いがあります。単純ですが、間が良くて面白い。
特に人や表情の映像はまだまだ日本の足元にも、、、特に目が死んでいる。日本のアニメってすごいなぁ、と逆に関心。ですが、アクションシーンやストーリーはかなり良かった。
両方正義の話で、どう展開するか分からない。
単純に悪い鬼を殺すストーリーよりも奥が深い。
鬼滅の刃を観てイマイチだった人にもおすすめ出来ます。
あまり期待していなかったこともありますが、結果、観てよかった。
先日の「薬の神様じゃない」も良かったですが、中国のエンタメは成長がすごい。
中国版ジブリ。冒険活劇、ファンタジーの良作、かわいいキャラクターも
予想以上のおもしろさ、もののけ姫やトトロを彷彿させるビジュアルや動きの中国版ジブリ的作品で、小学生~大人まで安心して楽しめるファンタジー作品。
字幕版から吹き替え版にバージョンアップしての登場。吹き替え陣はとても豪華でした。
黒猫の妖精、シャオヘイのほか、キツネやタヌキの妖精などキャラクターもかわいい。
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