ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
全260件中、181~200件目を表示
プロローグが一番良かった
ポアロの捜査方法がとりあえず全員に〝お前が犯人だろ!〟と決めつけて恫喝し相手の出方を伺う昭和鬼刑事スタイルなので正直知的に見えないし、段々とロシアの時間装置を駆使するマフィアに見えてくる。謎解きも証拠を全く提示しないので説得力がイマイチ無い。
登場人物も無駄に多いだけでミスリーディグな描写も特に無いので自ずと容疑者は絞れて来る。
しかし一番気になったのは、これらの一連の作品って「美食家ポアロの推理紀行」的な意味合いも有ると思うのだが(仕方がないとは言え)屋外でさえもセット撮影と、遠景は実景にCGで加工しているので抜けの全く無い閉塞感の強い気持ち悪い景色になっている事だ。
またそのCGのクオリティも微妙で、遠景の砂漠がパターンの繰り返しみたいだったり陰影は有るのに立体感が全く無かったりだし、見せ方も空撮シーンはパンして来るとレンズフレアがキラリみたいな二昔前の表現になっているのが残念だったな。
全体として「優雅なナイルクルーズでミステリー」といったロマンチックな雰囲気ではなく「現実感の無い悪夢の様な空間で陰惨な殺人」みたいな、サイレントヒルみたいになっていた…。
ポアロとヒゲの秘密
無理して前作と違う所を見せたかったのか?
序盤の第1次世界大戦での出来事が最後の最後につながるが・・・
①冒頭、ポアロの第1次世界大戦での戦闘が描かれます。この戦闘で△△をxxしたので特徴ある〇〇をはやすことになります。
②場面変わってエジプト旅行中のポワロ。いろいろあってナイル川の遊覧船に乗船中に殺人事件に出くわします。
その犯人を推理し犯人を明かすポワロ。さすが名探偵。
③彼は第1次大戦で婚約者を亡くしたことにより、心に傷を負い心を閉ざして独り身でした。
最後に心を開いて気持ちを伝えるため特徴ある○○を捨てます。
①と③がつながるわけですが、コレ必要ですか?
原作は遥か大昔に読んだきりであまり詳しく覚えていないけど、こんなのあったかなあ・・
ほかの印象として、
・エジプトの風景綺麗です。
・前半がゆっくりしすぎ。後半の推理はあわただしい。
・犯人判明後の拳銃の描写は??です。小口径の拳銃でまとめて◇◇できる?
・今風のポリコレ要素結構入っていますが、時代的にあわないような気がします。
(異人種間の交際、LGBT)
公開延期が続いた本作品、公開出来て何よりでした。
ポアロは役に立ったのか?
エジプト・ナイル川の豪華客船で大富豪の娘リネットの結婚を祝う披露宴が開催された。しかし、リネットが寝てる時に銃で殺害される事件が発生し、披露宴に集まった乗客全員が容疑者となった。探偵ポアロは事件の真相に迫っていくが、その後も次々と殺人事件が発生していくという話。
ポアロが第一次世界大戦で負傷し口髭を生やし始めた経緯から始まるが、これ必要か?最後髭を剃った様だから、意味があったのだろうけど。
やっぱり疑問なのは、ポアロは事件を解決しようとしたのだろうが、犯人を追い詰め、結果的に死人が増えただけに感じたし、本人に自分が動いたせいだという自覚が有ったのかも疑問。
あの詰問の仕方はいかがなものかと思った。
ま、人の男を奪ったリネットの自業自得なんだろうけど。
エマ・マッキーは可愛かったし、ガル・ギャドットは相変わらず美しかった。
ポワロのアップが無駄に多すぎ(←自分が監督だからね)
ナイルというよりミシシッピ
いきなりの第一次世界大戦映像。あぁ、これは気合いが入ってるな~と感じた序盤。ポアロの髭のエピソードも語られていた。うんうん、いいよ。ワンダーウーマンだって1作目は第一次世界大戦だったから雰囲気ピッタリです。そしてピラミッドとアブシンベル神殿の迫力も文句の付けようがなかった。もう気分はエジプト旅行・・・のハズだったけど。
サロメ・オッタボーンがブルースシンガー?白人で作家だったはずだけど、黒人ミュージシャンに変更。これはこれでカッコ良かった。船に乗り込む前にブルースを研究したとか、ポアロだって負けてはいない。ただ、あまりにもブルース感が表に出て、ディキシーランドジャズ風の曲もあったりして、これはナイルじゃなくてミシシッピ川の雰囲気じゃ?と、神殿から離れると徐々にアメリカ南部感が増してしまいました。
人種も多様化、LGBTへの言及などの改変もあったりして、何かと今風になっていたが、他の容疑者の恨み節が全然響いてこないという欠点もあった。愛のためには何だってする!といったテーマそのものは損なわれてないものの、ジャクリーンの行動が奇抜だったこともあって犯人は推測しやすいと思う。
それにしてもリネットの名字がドイルってのはクリスティも対抗意識があったんでしょうかね。どうせなら日本人ゲストも出演させて、江戸川って役を与えたらいいのに・・・そんなことを考えていたら、映画音楽の担当がパトリック・ドイルですって!どうなんでしょ?真実はひとーつ!
サイモン(夫)が許せねぇ😡
富豪の女が新婚旅行中に殺された!ポアロの兄貴出番です😃的な映画です。
もうね最初からワイはサイモン(夫)が許せないの😡
それだけリネット(妻)とジャッキー(元彼女)がいい女
いいなぁ😃
ワイ推理もの結構好きなの
でも偏りがあって古畑よりもコロンボ、コナン君よりもジェシカおばさんが好き。でも推理小説ってあまり読んだ事ない。まぁニワカってヤツです
結論から言うと『あの〜犯人当たっちゃったんですけど』
ただしポアロのように理詰めの思考ではなく、今までに観た推理もののパターンからすると『コイツだよね〜(笑)…うわ当たった』みたいな感じ
今までに類似の推理物を観てるから目新しさはないんだけどこの作品が最初に発表された当時の衝撃ってすごかったんだろうなって思いました
でもさ…小さい頃にNHKでチラッと観たポアロってお帽子にチョビヒゲの可愛いおじさんってイメージだったんだけど本作のポアロってなんていうか…無能?って感じた
なんか尋問は恫喝まがいだし、情報はすぐ漏らすし、逃がすし、アンタが引っ掻きまわさなかったら死者は最小限だったんじゃないのって思っちゃいました
ポアロ自身には疑問があったけど2時間超の推理ものとしては長さを感じず映像も綺麗で登場人物も美しい😃
難解さもなくとても気楽に楽しめる映画でした
余計な一言
リネットとジャッキーどっちを選ぶって言われたら…
あぁワイには選べねぇや…
やっぱりサイモン許せねぇ!
ガーファンクルと歌ってろ!!
と思いました😃
追記
ワイ、ポワロだと思ってたけどポアロなのね
愛のために・・・
ミステリーの女王
アガサ・クリスティの推理小説
「ナイルに死す」が
1978年に
「ナイル殺人事件」として映画化され
そして、
2017年公開の
「オリエント急行殺人事件」に続き
ケネス・ブラナーが、
監督とエルキュール・ポアロを兼任。
コロナ禍の影響で
公開延期になっていましたが
やっと、公開となり嬉しかったです。
冒頭で、ポアロの愛のエピソードが
足されていて 驚きましたが
ポアロの「髭」の理由が、明らかに・・
『人は愛のために 何でもする』
美貌の資産家リネット役は
「ワンダーウーマン」のガル・ガドット
上品で洗練されていて、
華やかで美しかったです。
親友ジャクリーン(エマ・マッキー)が、
婚約者サイモン(アーミー・ハマー)を
雇ってくれと リネットに会わせるが
サイモンに惹かれ奪い結婚する。
そして、新婚旅行で、
エジプト ナイル川クルーズへと・・・
仕組まれた三角関係を軸に
豪華なクルーズ船で起こる
連続殺人事件
動機のある
乗客全員が容疑者となり
展開される 愛憎劇です。
雄大なピラミッドや、神殿
砂漠の景色も圧巻でした。
1978年版では、サロメ役は、作家でしたが
今回は、Jazzシンガーでした。
演じるのは、ソフィ・オコネドー
歌声もステキでしたよ。
リネットが身に着ける
ティファニーのイエローダイヤモンド
この映画の為に再現されたそうです。
とっても、綺麗でした(^^)
ケネス・ブラナーの
ポアロ・・
自分の推理が絶対で利己的だけど
今回も、「灰色の脳細胞」が活躍します。
ラストのワンシーン
あれ?「髭」が・・・・☆彡
色々な物を失いました
殺人事件なので何人かの人命は失われ、ある者は大事な人を、あるものは名誉を、あるものはプライドを…この事件により色々な物が失われた。
ポアロからもある物が失われた…
監督兼主役はポアロと言う人間を再定義しようとしているのかも知れないけれど何と言うかちょっと失敗なのでは?と思わなくも無い。
尋問の仕方にも知性が感じられずスマートさが無い。同じ様な内容なのに喋り方一つでイメージが変わる。あれではただの怒れる偏屈なおじさんだ。
豪華キャストで映像も綺麗で素晴らしい。むしろ綺麗過ぎて不自然な位に。壮大過ぎるセットや今や現地ロケでも当時を再現できる訳でも無いのでCGで補正しているのだろうが…
何と言うか現実感が無い。
緻密で精巧過ぎるセットと同じくCG、果たしてどちらがより本物に見えるか…技術の進歩は良い事でもある半面微妙な気分にもなる。
次回作があるのかどうか分からないが、前振りがあったからいつかはあれやるのかね?
あとちょっと気になるのは当時の正確な時代背景は分からないが、人種問題とかの扱いが妙に現代的に感じるのは時代の流れなのだろうか?
それとヤマト2202程ではないが、愛がしつこい感じがした。そりゃそうなんだけど何度も出てくるとちょっとくどく感じる。
ナイルの船旅を楽しんだ
ケネス・ブラナーらしさは本作も健在
公開延期が続き、待って待って漸く公開!期待が大きく膨らみすぎた?もちろんケネス・ブラナーのポアロ、そして作品全体に漂う上質感は健在。
ただミステリー感、衝撃的な描き方としてのインパクトは少し弱かったように思う。オリエント急行殺人事件のラストシーンの、あの絵力のインパクトの素晴らしさをどうしても思いだし、今回のキャストも、最後の謎解きシーンもちょっと弱かったなあ、という印象でした。映像もキャストも美しいのですが、ちょっと自分の期待が大きすぎたのかも。
それなりに楽しめる娯楽作
TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞🎥
それなりに楽しめる娯楽作であり、エジプトの風景などはチョットだけ旅行したような気分にさせてくれる😄w
映画館で観て良かったと思えたのは「音響の凄さ」で、映画館の椅子が振動するほどの音が伝わって来た。体感の心地良さ(^^)
大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が親友ジャクリーン(エマ・マッキー)の婚約者サイモン(アーミー・ハマー)を奪うかたちで結婚することになる。
ナイル川をゆく豪華客船に、リネットとサイモンの結婚を祝う人達が集まるが、リネットが殺されてから次々と殺人事件が起こり、探偵ポワロが事件の真相に迫って行く……といういつものポワロ・シリーズの流れ\(^_^)/
数年ぐらい前の『オリエント急行殺人事件』(リメイク版)でもポワロを演じたケネス・ブラナーが本作でもポワロを演じる。
1970年代に初映画化された時にはオリヴィア・ハッセーの綺麗さが眼を惹いたが、本作では(個人的に)ガル・ガドットよりもエマ・マッキーに惹かれた😍💕
いい歳して…😄笑
前回の映画化作品と若干の役割変更はあったものの大筋は似たようなもの…。
本作、冒頭の戦争シーンには意表を衝かれた感じだが、戦場での撮り方がスタンリー・キューブリックの『突撃』にそっくり過ぎて残念…(^^;
全体的には、まぁまぁ楽しめる娯楽作🙂✌️
<映倫No.48462>
エジプトの絶景を堪能
ナイル川の豪華客船を舞台に繰り広げられる愛と嫉妬が渦めくミステリー。映画館でしか味わえない大パノラマのエジプトの光景が本当に素晴らしく旅行気分でエジプトを堪能した。別作品かと思わせた冒頭の戦場シーンも圧巻で見応えがあった。
2022-43
全260件中、181~200件目を表示













