ジャングル・クルーズ

劇場公開日:

解説

ディズニーランドでおなじみの人気アトラクション「ジャングルクルーズ」を実写映画化したアクションアドベンチャー。アマゾンのジャングルの奥深くに「“奇跡の花”を手にした者は永遠の命を手にする」という不老不死の伝説があった。行動力と研究心を兼ね備えた植物博士のリリーは、この秘密の花を求めて危険に満ちたアマゾンへ旅立つ。リリーが旅の相棒に選んだのは、現地を知り尽くしたクルーズツアーの船長フランク。ジャングルに生息する珍しい動物やスリルあふれる先住民の村、滝の裏側など名所の数々を、時にジョークを交えながら観光客相手にガイドしているフランクだったが、彼にもまた、奇跡の花を求める、ある理由があった。「伝説に近づく者は呪われる」と言われる、アマゾン奥地の「クリスタルの涙」を目指してジャングルを進むリリーたち。そこで彼らは恐るべき真実を知り、奇跡の花をめぐる争奪戦に巻き込まれる。フランク役に「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン、リリー役に「メリー・ポピンズ リターンズ」「イントゥ・ザ・ウッズ」のエミリー・ブラント。監督は「トレイン・ミッション」「フライト・ゲーム」のジャウム・コレット=セラ。2021年7月29日から劇場公開され、7月30日からDisney+でも配信(追加料金が必要なプレミアアクセスで公開)。

2021年製作/128分/G/アメリカ
原題または英題:Jungle Cruise
配給:ディズニー
劇場公開日:2021年7月29日

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映画レビュー

4.5「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」を彷彿させるディズニー映画の真骨頂とも言えるアトラクション・エンターテインメント作品!

2021年7月29日
PCから投稿

本作は「パイレーツ・オブ・カリビアン」と同様にディズニーランドの人気アトラクションである「ジャングルクルーズ」を実写映画化した作品です。
それもあってか“アトラクション・エンターテインメント作品”で、“秘宝のような伝説の存在を探す冒険”の物語なので、名作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」を彷彿させるようなディズニー映画の良さが色濃く出ています。
「ジャングル・クルーズ」は次から次へとテンポ良く物語とアクションが続いていくので、私は2時間8分に飽きがきませんでした。
とは言え、一般的にアクションシーンが続くと単調になる面もあるのですが、小ネタのような笑えるシーンもあり上映中に笑い声が起こったりしているため、それもアクセントとして効いているような気がします。
ドウェイン・ジョンソン扮するフランク船長とエミリー・ブラント扮するリリーは、次々に起こるアクシデントに対応するために高度なアクションセンスが要求されますが、さすがはアクション映画でも活躍する2人だけあって、心地良いほどスムーズにこなすなど、やはりこの2人のキャストが本作のクオリティーを高めています。

舞台は1916年のイギリス。伝説とされる「不老不死の花」を探し求める植物博士であるリリーには冒険する動機が明確にあります。
ただ、もし「不老不死の花」が実在するのであれば、それを悪用しようとする存在も当然出てきます。
例えば「不老不死の花」のパワーを使って無敵の軍隊を作ることで世界征服をもくろむ「ドイツ帝国のヤアヒム王子」がまさにその象徴で、彼は手段を選ばず潜水艦や魚雷まで使ったりとフランクたちを追い込みます。
さらには、アマゾンに遥か昔から伝わる伝説なので、ただならぬ呪いのようなものもあるなど、まさに「ディズニー映画の真骨頂」とも言える作風に変わっていくのです。

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細野真宏

3.0最新CGIアトラクションにようこそ!

2021年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから本作へ、さらに、スカーレット・ヨハンソン主演で製作が噂される『タワー・オブ・テラー』へと続くディズニー・アトラクション・ムービー・シリーズ。それでこの『ジャングル・クルーズ』を一言で表現すると、最新鋭のCGI技術をほぼ全編に投入した超豪華な"視覚冒険映画"と言うことになる。実際にカリブ海に撮影隊が乗り込んだ『パイレーツ~』とは少し異なり、一部ハワイでロケしたシーンを省いて見せ場のほとんどは合成で賄われている。そう言うとネガティブに聞こえるかもしれないが、さにあらず。ロンドンからやって来た科学者のリリー姉弟を乗せて南米ジャングルの奥深くへと進んでいくキャプテン・フランク操縦の蒸気船、甲板から眺める熱帯雨林、突如現れる原住民たち(ここにちょっとしたフックがかかってます)、行手に待ち受ける絶体絶命の危機、等々が、リアルを超越した作り物感満載で具現化されている。なにしろ、WATAやILMをはじめ、近年、目ぼしいハリウッド映画の視覚効果に関わってきた話題のCGI工房が全部で5社も、編集作業に協力しているのだ。もはや常識だが、これを見るとCGIで映像化できない物はない(人間以外は)、という定説が改めて頭を過ってしまう。そんな中、キャプテンを演じるドウェイン・ジョンソンが表現する人肌の温かみが身に染みる。いつものこれ見よがしなマッチョ自慢は封印し、エミリー・ブラント演じるインディアナ・ジョーンズみたいなヒロイン、リリーに一目惚れする演技とか、とてもほっこりするのだ。勿論それは、製作も兼任する主演俳優、D.ジョンソンが、リリーとキャプテンのコンビネーションこそが作品の命であることを踏まえた上での演技プラン。恐るべしザ・ロックさまなのだ。

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清藤秀人

3.5最初夫婦かとおもてたよ

2024年7月21日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

単純

エミリー・ブラントとその弟、しばらく夫婦かと思って観てたのでドウェイン・ジョンソンと良い雰囲気になりだして焦った。

ディズニー感はあまりないけど普通に面白かったと思う。
個人的には作中のクラシカルなファッションがとても好きだった!

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はりぷ

3.0ディズニーランドのアトラクションより ちょっと怖い

2024年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

CGのクオリティも高く、冒険も興味深い。
不死身で強い案内人のアクションもみどころ。
ラブロマンス要素がある。
怖い映像が多いので小さい人は要注意。

壮大なストーリーのようでいて実は単純明快でアッサリしている。
イメージはディズニーランドのアトラクションそのもの。

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Don-chan