ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
全321件中、161~180件目を表示
「秀逸」
今年16本目。
ゴールデン・グローブ賞作品賞にノミネート。ダニエル・クレイグ、アナ・デ・アルマスもそれぞれGG賞主演男優賞、主演女優賞にノミネート。それだけ突出した作品だったと思います。ミステリーでは今まで見た映画の中でNO.1でした。
それが「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の監督のライアン・ジョンソンのオリジナル脚本と言うから驚き。
最初の入りの音楽がオシャレ。途中のクラシックも秀逸。
そして、キャプテン・アメリカとは別人のうさんくさい放蕩息子を演じるクリス・エヴァンスがいい。「アベンジャーズ」より今作で好きになりました。
夜のゆっくりな時間にこう言う格別のミステリー見ると、映画っていいなと思います。
定番の謎解きミステリー
定番の謎解きミステリーですが謎解きのポイントとなっている注射薬の展開は以前どこかで観たような記憶がある。嘘をつくと吐いてしまう正直者の看護婦には苦笑。ミステリーそのものが好みで無いこともあり個人的には新鮮味が無く退屈な作品でした。
2020-29
お洒落なサスペンス
探偵ダニエル・グレイク、ハマってました
ポンコツ名探偵?
2020年 9本目 ★★★★ 「この世に不思議な謎などないのだよ」
上質。
期待しすぎちゃったのかな、
いや面白いですよ、普通に。だけどあまりに王道すぎて、もう一捻りほしかったかな。
ゆる〜く軽〜く観るには良いよね。
だけどアメリカ人ってなんでゲロネタがお好きなんでしょうね。面白いの?笑えるの??
「ピッチ・パーフェクト」は大好きな作品だけどしつこい位にゲロゲロでそこだけは受け入れられなかったのよねぇ。
この映画でもウソ発見器のような使い方でコメディ要素になってるんだけど他の方法を考えてほしかったなぁ。
やっぱり私のように不快に思う人の方が少数派なのかな。それとも国民性の違いかな。
なんだか「アメリカ映画におけるゲロシーンの必要性について」みたいになってしまいましたが、こちらシリーズ化するようなので次作に期待しております。
このツィードスーツ野郎!
名探偵たるもの、いつだって英国式スーツでかっちり全身固めなくては。
古典的なネタを新鮮な味付けで華々しく魅せた、楽しいミステリー映画。
美しい衣装を纏った豪華俳優陣、舞台の館の造形と、ビジュアルだけでもワクワクしてしまう。
唐突に観客の目線と立ち位置をガラッと変えてしまう見事な構成に引き摺り込まれ、ハラハラが止まらなかった。
名探偵の推理モノを楽しむつもりで構えていたのに、激しい罪悪感とどうしようもない覚悟を突然突きつけられるんだもの。とんでもない。
エレガントなビジュアルとは裏腹に、佇まいはコミカルでポップな要素が満載。
「嘘をつくと吐く」というトンデモなマルタの設定なんて特に。
その奇妙な体質があるからこそ、彼女の人柄なんだろう。その奇妙な体質があるからこそ、しくじりとも思える行動に納得がいくことも。
クセの強すぎる家族がいちいち面白い。
家族って良いね。家族って素敵だよね。
ハワードにとって家族が家族だったように、家族にとってハワードが家族であれば良かったのにね。
ミステリー好きの若者刑事も可愛くて好きだった。
名探偵たるもの、推理お披露目の場にはたっぷりと勿体ぶり、まどろっこしく演出しなくては。
謎が解かれるに連れ、伏線が軽やかに回収される様のまあ気持ち良いこと。
ただ、爽快感の反面、もう一捻り更に一捻りがあるんじゃないかと若干期待してしまった。
ゲーム好きなミステリー作家なんて、どんなギミックが出てきてもおかしくはないんじゃないかと。いや全然十分面白かったけど。
懐かしい気持ちになりつつ、しっかり現代的なスパイスを感じる鮮やかなミステリー映画だった。
やっぱりミステリーは良いもの。良いものである。実感の一日であった。
英米混合の痛快本格ミステリー!
007での共演にも期待
全321件中、161~180件目を表示