ラ・ヨローナ 彷徨う女

劇場公開日

ラ・ヨローナ 彷徨う女
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解説

中南米に伝わる怪談「ラ・ヨローナ」をモチーフに、虐げられる女性たちの復讐を描いた社会派スリラー。グアテマラの元司令官エンリケは、30年前の内戦時に大量虐殺を指示した罪で告発される。そんな中、エンリケは夜になると聞こえてくる女の泣き声に悩まされるように。やがて、彼の屋敷に新たに雇われた家政婦アルマの目的が明らかになる。デビュー作「火の山のマリア」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したグアテマラの俊英ハイロ・ブスタマンテがメガホンをとり、同作で主演を務めたマリア・メルセデス・コロイが家政婦アルマを演じた。2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門に出品作品(映画祭上映時タイトル「ラ・ヨローナ伝説」)。

2019年製作/97分/G/グアテマラ
原題:La Llorona
配給:ギャガ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第78回 ゴールデングローブ賞(2021年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  
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(C)COPYRIGHT LA CASA DE PRODUCCION - LES FILMS DU VOLCAN 2019

映画レビュー

4.0虐殺はあったのかどうか。ストーリーに目が離せない。

M.Joeさん
2021年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

グアテマラの大虐殺を執行した将軍家族と殺された側のインディオたち。裁判の結果を不服とするインディオたちが将軍の邸宅を取り囲む。そこで起きる怪奇現象。家の中に潜む不思議な声や水の音。ここに伝説から引き出される「怨念」につながっていく。
邸宅の中と外の状況に終始ハラハラしながらも、ホラー映画のような残虐なシーンは出てこない。が、この政府と原住民の格差、偏見、貧困、差別を背景に、夢や幻想シーン、娘の動向などストーリーに目が離せない。
タイトルのラ・ヨローナは、La Llorona、ラ・ジョロナとも発音される。中南米圏では有名な伝説の話。
Natalia Lafourcadeの歌うLa Lloronaは、意味はよく分からないが、亡き霊を偲ぶ気持ちがとても伝わってくる。

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M.Joe

3.5社会派ドラマとホラーのバランスが・・・

kossyさん
2021年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 大量虐殺を指示した罪に問われていた元将軍エンリケ・モンテベルデ。有罪判決を受けるも一部の抗議により無効となってしまい、屋敷に一家で籠ることになったが周囲は常にデモが起きて悩まされ続ける。

 メイドがほとんど辞めていって、先住民のアルマが新しく雇われた。この女性が虐殺された怨念を背負ってエンリケを苦しめることになるんだろうな~と思っていたら、なかなか恐怖シーンが出てこない。エンリケの孫であるサラがアルマに懐いてしまい、プールに沈められるようなスリリングな場面はあったけど、罪のない人は殺さない・・・と。

 エンリケが認知症じゃないかと医者でもある娘が心配するが、実は違う方向へとストーリーは進む。視点がちょっと定まらず、誰が怖がってるんだかよくわからないし、このまま軍事独裁政権批判で終わっても作品として成り立つというアンバランスさ。ちょいと終盤はダレてくるんだけど・・・

 悪夢を見せてやる!的な、虐殺に遭った先住民マヤ系イシル族。「証人たちは全員娼婦だ」などと暴言を吐いたりするエンリケが憎々しいけど、裁判じゃ勝てない。そんな民衆の恨みをアルマが引き受けたわけだ。最後にはゾクっとさせられたけど、ホラーを期待していたら肩透かしを食らってしまうこと間違いなし。じいじとばあばの確執みたいなものもあったりして、今後のことも考えると、残された家族が可哀そうにも思えてくる。また、エンディングの歌は悲哀がこもっていてズシンとくる!

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kossy

2.5怨霊

2021年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

グアテマラで起きた大量虐殺の主犯は逮捕されるが、どういうわけか釈放される。
家族と住んでいる家では不思議なことが起きる。
民衆の恨みを晴らすには怨霊しかない。

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いやよセブン

3.0史料館と関係ない方

なおさん
2021年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

初グアテマラ映画。隣はメキシコとベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドル(ヒエー)と。
うわあ、綺麗な髪の毛だなあ、とのんきに観ていたら…ガクブルする羽目に。現地の土着信仰的な要素もあれば、日本の怪談風なところもあり、かと思えば「え、そんな…するの?」と思うところもあり。
ラ・ヨローナの話を知らなかったが(後で調べたが)、知っていればおそらく途中でもっとヒヤヒヤハラハラできたように思う。じいさん目線でもっとホラーに振っても良かったと思うが、まあ製作側の意図はそこにはないので、別にいいが。

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なお
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