ランボー ラスト・ブラッドのレビュー・感想・評価
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軽い気持ちで観てはならぬ
ランボーは金曜ロードショーなんかで子どもの頃に流し見してたくらいの記憶しかなくて、
エクスペンダブルズみたいなノリで見始めたら
あまりにもハードな展開にたまげました。
よくある展開だと、
女性が囚われてて、暴行されそうな時に
ヒーロー登場あるいは電話がかかって来て免れる。
とか、別にそのシーンかー観たいわけではないけど、
この状況だと犯されるだろって状況で何も起こらない
のがアクション映画の常識なのかなと思ってたけど
全て覆された。
マジでビックリして
前半はホラー映画より怖いと思いました。
前半のカルテルのこれでもかと言う恐ろしさと、
ランボーを怒らせたら知らないぞと言う期待を込めた中盤
復讐するランボーの後半で
映画としてもとても楽しめました。
わざわざランボーシリーズじゃなくても…。
今までランボーは軍隊相手に戦ってきたのに、今回のお相手はドリフのバカ兄弟を彷彿させるチンピラ軍団。これじゃあ相手にならんじゃないの。娘のように育ててきた子を取り戻す為に、敵のアジトに何の策もなく乗り込んで、案の定、袋叩きでボコられる姿はもはやランボーではない。殴られてあんなに腫れ上がった顔はランボーではなくロッキー。ランボーが捕まるんなら、磔にされてブタの糞尿まみれになるか、電流ビリビリにしてくれよ。
ロッキーはジャーナリストに助けられて、売春宿にリベンジかましに行くんだけど、武器がトンカチ一本。トンカチ無双するならはじめから武器はトンカチ一本で良かったんじゃないですかね。
結局助けた女の子は死んじゃうから、更にそこから復讐劇が始まるんだけど、そこからはR指定のホーム・アローン。トゲトゲ作ったり爆弾仕掛けたりする件はプレデター。弓矢が出てきてやっとランボー。準備完了したところで、バカ兄弟の弟を首チョンパ。怒った兄貴が仲間連れて、トラップ引っ掛かりにいざ鎌倉。全員見事にトラップ引っ掛かったところで、兄貴の心臓引きちぎってエイドリアーン。
んで、この映画はなんなんだ?
最後に無理やりランボーダイジェストが流れますが、どうなんだろう。
単なる復讐劇にラスト・ブラッドは相応しいのか?
幸いまだランボーは生きていて、馬に乗って何処かに行ったので、続編に期待。
だってチンピラ相手に2発もくらって、これで最後はないでしょ。軍隊一つ壊滅させるくらいじゃなきゃランボーじゃないよ!!
次は派手にヘリや戦車、戦闘機も出して派手にジャングルで暴れてくれ!!
これ、アクション映画?…ですよね?ゾンビ物じゃないですよね?
これ、劇場で観てきたのですが、プライムビデオでも無料配信始まったので、もう一度観てみました。
結構面白かったので。
ゴア表現に特化した作品ですので、グロいのが苦手な方は要注意です。
今作のランボーさん、つい笑ってしまうほど躊躇も容赦もない。
それ、復讐のためというより、ほとんど趣味でサックサクと惨殺していますよね?
あたかもゾンビを屠るが如く、屍累々のスプラッター描写ぱねぇです。マジ卍ぶっ飛んでいますし。
“怒りの”とか言う割には何に対して怒っているのか、さっぱりな前二作と比べて今回は怒ってもいい理由がシンプルかつ納得でした。
“最後の”とか四番目で言ってたくせに、やっぱり違うし(笑)
にしても、ランボーさん本当に容赦ない。
死体を二度も三度も四度も…グッサグサと止めを刺すわ、粉々のミンチにするとか ヒィィィィ∑(゚Д゚ll)
今回はランボーさんに感情移入しやすかったので、罠を仕掛けるカットで「これでどう屠るのかな?」とワクワク♪して観ていました。
きっとランボーさんも心の片隅ではウキウキ♪していたはず?
したら、予想を遥かに上回るえげつなさっぷり! (笑)
ヒィー!!(((゚Д゚)))ガタガタ
「心臓をえぐり取ってやる!」って比喩じゃなしにリアルにやったんや!
私、こういうシンプルな復讐劇大好きです。必殺シリーズとか『破れ傘刀舟』とか。
でも本当にこれで“ファースト”を継承してからの→“ラスト”ブラッドなのかな?
スタローンさん、さすがにもう年齢的に厳しいと思うけれど。
でも、なんかまだもう一作くらいは撮ってきそうな気が(笑)
映画界で信じちゃいけないものの例として
「全米が泣いた!!」だの「原作者も絶賛!!」だの「最後のorラストorファイナル」ですからね。
やはり幕引きも孤独な戦士・・
「ランボー 最後の戦場(2008)」から構想10年、ロッキーは後進を育てて幕引きしたがもう一つの分身ランボーがどんな終焉を迎えるのか興味津々。
プロットは至ってシンプル、アバンタイトルで救えない命があることを暗示させる、止めてもメキシコに行くのだろうと思ったら、その通り、酷い目に遭うぞと思ったらその通り、ランボーが黙っていないぞと思ったらその通り、ランボーが地下壕に住むなんてまるでベトコンと思ったらやっぱり伏線、これほど先が読めてしまうのだから見せ場は戦闘シーンしかないでしょう。
ところが監督さんの名前がまさかのエイドリアン(エイドリアン・グランバーグ)、ロッキーの彼女じゃないかとググったらスキンヘッドのおっさんでした。本作が監督2本目で大丈夫かと思ったらとんでもない、過激どころかスプラッター映画、遥かに度を越しておりエンタメの一線を越えてしまった・・・。
カタルシスの仕掛けはプロレスと一緒、反則技の悪役に痛めつけられてからの怒涛の反撃、これは往時の東映任侠映画にも通じる王道。この手の映画は悪役が卑劣で残忍なほど盛り上がるのがお約束。批評家やメキシコから余りにも残忍なステレオタイプに描いていると非難されたようだが、メキシコの犯罪率はここ10年で20倍を越える勢いという。
平和な日本では信じがたいが、麻薬カルテルが取締り強化を表明した女性市長(テミスコ市のギセラ・モタ市長)一家5人を就任翌日に惨殺している(2016年)、近年だけでも100人近い為政者が殺されていると言う。
メキシコ人の外交官で作家のオクタビオ・パスさんはメキシコの犯罪の多さ、残虐性を、祖国の生い立ちがスペイン人による侵略、暴力支配に染められた歴史、犯され誕生した子孫と言う自暴自棄的な死生感がメキシコ人の根底にあるせいではないかと言っている。
ランボー自身は好んで戦う無法者ではないのだが、災いを呼び寄せる悲運の人、彼の人並み外れた殺傷能力は軍が植え付けたものだった。
途中、助けてくれる女性カルメンがFBIの捜査官で官民協力して悪党退治のプロットなら大義も立つと考えたがそれではよくある犯罪ものになってしまう、やはり戦争の落し子、ランボーらしい孤独な戦士としての幕引きのほうが相応しかったのでしょう。
さらばランボー
ランボーは怒りエネルギーが満タン充てんした後にランボーになる。
だけどラストの復讐劇はお約束過ぎてハラハラドキドキは無かった。
だが、見ないことにはこちらがスッキリしないので見てしまった。
何はともあれ、全作観終わってスッキリ!
Mr HERO‼️
最後の舞台は戦場ではなく、メキシコからホームタウンへ。そしていつもの助っ人ランボーではなく、復讐に燃える殺人鬼ジョン.ランボーとして闘う。
老兵の狂気が観る者を震わせるシリーズ最後を飾るにふさわしい作品
久しぶりに魂が震える映画を観た気がします。
まさにジョンランボーという一人の戦いに生きた人間のフィナーレを飾る映画でした。
内容は単純明快です。どんな人が観ても楽しめるように製作されていると思います。
それがたとえランボーの事を何も知らない人が観たとしても・・・。
映画の内容が単純明快と聞いて、皆さんはどのようなイメージを抱きましたか?
奥行きが無い、考える必要が無い、深みが無い、
人によって感じる事はきっと様々でしょう。
わたしは少年の頃からシルヴェスタースタローンさんの大ファンなんですが
彼の作る映画ってどの作品にも一つ共通するものがあるんです。
それは、観る人にとって分かりやすいって事。
おそらくその事を彼は誇りにしているとさえ思っています。
観る人に伝わること。それは映画にとって結局のところ最重要のテーマだと思うんですよね。
やたらと説明や解説が付いたり、長々と台詞を聞かされる国内の映画やドラマばかり観ている昨今だと尚更彼の映画は痛快でした。
彼の映画のなかにいちいち解説したり無駄に長い台詞は無いのです。
伝えたいことは演技で姿で伝えるんです。
私は時が経っても変わらず恐れずひたむきなスタローンさんの姿勢は本当に素敵だなぁって思います。今作を観てまた惚れ直してしまいました。
カメラワークも素敵でした。映画の最初からグイグイと引き込まれるあの感覚をわたしはずいぶんと長い間忘れていたんだなぁ…と。映画を観ながら思い出していました。
少年の時に初めてジョンランボーを知ってから今作まで。
物語の最後では思わず涙が溢れてしまいました。
私には忘れられない作品となりました。
よき作品はいつの時代も良いものですね。
まあ、そうだろうねという感じ。
ストーリーは単純で、まあそうだろうねという感じ。
後半、ランボー強すぎ。もうちょっと強い相手でもいいんじゃないかな。
何ていうか。政治的なメッセージもなく、何の絡みもないとこうなるんだろうね、という感じ。
泣き寝入りなんてするもんか‼️罪には相応の罰がある‼️
スタローンの演技を評価する意見は多いですが、彼の脚本はアカデミー賞が十くらいの価値があります。
ランボーはただのランボー者ではありません。
殺される者は誰が観ても爽快に感じるように作られているんだ、こんな特技はスタローン以外にはありえない。
特に、今作はそれが如実に出ています。
敵の一人一人が殺されるだけで感動するわけです。
どんなピカレスクロマンであれ、ダブルオーセブンであれ、水戸黄門であれ、人が死んだらいい気はしないものでです。
でも、スタローンは違うんだんな、これが。
ストレスが少しでもある人は是非、映画が好きなら是非。
・ガブリエラは高校卒業したばかりと言っていたので、19歳になる年だ...
・ガブリエラは高校卒業したばかりと言っていたので、19歳になる年だと思われるけど、1992年生まれの人が演じるのは上過ぎないか?
・過去4作で一度も台詞に出てないマリア・ベルトランの存在に違和感
ガブリエラを裏切ってたメス豚が大して酷い目に逢ってなかったのが納得...
ガブリエラを裏切ってたメス豚が大して酷い目に逢ってなかったのが納得いかない
こいつだけは許せねぇ
素晴らしきシリーズ
2日間で5作一気見しました。3作迄は映画館で観てましたが残り2作は観てませんでした。当時は間が空き過ぎてて今更感があった様に思えます。そう考えるともっと有っても良かったかなと今更ながらに思います。
最後にふさわしい感動作でした。
【”メキシコ人身売買カルテルが誘拐したアリゾナ娘の叔父さんは、元グリーンベレーの、超絶殺人スキルを持った男だった・・”ランボーと言う冠を取れば十分にスリリングな映画である。】
ー ランボーの諸作品を鑑賞していたが、今作は予告編を見て、劇場での上映を敢えて見送っていた。
理由は、分かるでしょう・・。ー
◆ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、故郷のアリゾナの牧場で、古き友人マリアと孫娘ガブリエルと、家族の様に平穏な日々を送っていた。
ある日、ガブリエルは自分達を捨て、メキシコに移住した父の居所をメキシコ在住のジゼルから知る。
そして、ガブリエルはマリアの制止する言葉を振り切って、メキシコへ車を走らせる・・。
■感想
・ストーリーテリングは、実にシンプルである。故に、この作品の短尺加減も含めてお気に召さなかった方がいるのは十分に分かる。
だが、元グリーンベレーで、数々の死線を潜り抜けてきたランボーの数々の映画を愛する者であれば、この最終章は、是としたい。
・ガブリエルの父への思いと、それに対する愚かしき父の言葉。
そして、メキシコ人身売買カルテルに誘拐され、シャブ漬けにされる流れは、想像通りである。
(劇場予告編でも、描かれていた・・。で、私は劇場で観るのを止めた・・。)
◆今作の見所は、ランボーが敵地でボコボコにやられながらも、メキシコのフリージャーナリストの女性に助けられ、アリゾナに戻り、自分のアジトの地下壕に様々な殺人の仕掛けを行うシーンであろう。
地下壕での戦いとなれば、ベトコンとの熾烈な戦いを繰り返して来たランボーの掌中にあるからであり、観る側は安心して”報復劇”を観ることが出来る。
これを、予定調和として観るかどうかで、今作への評価は、別れるであろう。
<ラストシーン、安楽椅子に、傷を負いながらも独り腰かけるランボーの姿。
私は、今作を持って長きに亘るランボーシリーズは終結すべきと思うのだが、如何であろうか?>
◆追記
・メキシコ麻薬カルテルを描いた作品は多いが、私は「ボーダーライン」シリーズ及び、世間的な評価は低いが、リドリー・スコット監督の「悪の法則」が好きである。
特に、「悪の法則」は原作を記したコーマック・マッカーシーの”人間の本性は悪である”と言う思想の基に製作されただけあって、”スナッフ・フィルム”の恐ろしさなどに震え上がった作品である。
"奴らは人間の姿はしているが、全く別の残虐な生き物だ・・”と言ったウェストリーを演じたブラッド・ピットの、あのような凄惨な死の様を他の映画で見た記憶はないし、ペネロペ・クルスへの扱いと言ったら・・。
巨匠、リドリー・スコットでなければあのような凄惨なシーンを、大スターには演じさせられなかったであろう作品でもあるから・・。
ランボーの強さは変わらない
今回のランボーの戦いは、自分にとって唯一の家族の復讐だった。相手をこちらに引き込み、ありとあらゆるワナを作り大勢の敵を殺し尽くした。本当に圧倒的に強くてカッコよくて、ランボーだなぁと思った。
シリーズの最初からのランボーファンだ。
だからこそ、今回は復讐というのがちょっと残念だった。
ベトナム戦争の帰還兵として国の矛盾と戦いながら弱いもののために戦うのがランボーだった。復讐というより救出。大切な人達を守り切るのがランボーだった。
今回は違った。大切なものは最初に無くしてしまった。だからこそ心からの怒りとともに鮮やかに躊躇なく敵をころしつくしたのだ。これからは誰のために戦うのか。最後と言わずまた観たいと思う。
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