ディアスキン 鹿革の殺人鬼

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ディアスキン 鹿革の殺人鬼
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解説

「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが主演を務め、鹿革ジャケットに異常なほどの愛情を持つ殺人鬼が巻き起こす惨劇を描いたフランス製スリラー。憧れの鹿革ジャケットを手に入れたジョルジュ。フリンジのついたカウボーイ風のジャケットは完璧で、それを着た自分は非の打ち所がないほど美しい。その異常なまでの鹿革への愛情は、やがて自分以外でジャケットを着る者への憎悪へと変わっていく。ビデオカメラを片手に街へ繰り出したジョルジュは、“死のジャケット狩り”を開始する。共演に「午後8時の訪問者」のアデル・エネル、「ニューヨーク、恋人たちの2日間」のアルベール・デルピー。「ラバー」のカンタン・デュピューがメガホンをとった。「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。

2019年製作/77分/フランス
原題:Le daim
配給:トランスフォーマー

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(C)2019 ATELIER DE PRODUCTION ARTE FRANCE CINEMA NEXUS FACTORY & UMEDIA GARIDI FILMS

映画レビュー

4.0殺人まではしなくても、こういう人います!!

2020年2月6日
PCから投稿

おじさんの無邪気さは時に残酷であることを痛感させられる作品だったが、何よりこのおじさんジョルジョを演じているのが『アーティスト』のジャン・デュジャルダンというのが絶妙である。

ジャン・デュジャルダンと言えばクラシカルな作品が似合う風貌であることを真面目に活かした作品としては『アーティスト』『海の上のバルコニー』などがあったり、逆手にとって、ダンディなんだけど実はまぬけという『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』『プレイヤー』など役の幅が広い俳優であるが、そんなジャンが演じていることで今作の奇妙なキャラクターに妙に説得力を持たせてしまっているから流石である。

鹿革が大好きで自分以外の人がジャケットを着ていると「脱げ!」と言ってくる変なおじさんジョルジョ。しかも鹿革を着ているわけではなく、ジャケットなら革製品だろうが安物のダウンジャケットだろうが何でも「脱げ!」と言ってくる…いちいち説得するのも面倒になってきたジョルジョはついに殺人まで犯すようになってしまう。
そんな彼の夢は、自分以外のジャケットを着る人を0人にすること…そんなバカな考え…世界中に人間が何人いると思っているんだ?!なんて常識は通用しない。

こういうぶっ飛んだ考えを本当にしようとしているからこそ怖いし、実際にこういう一般的な常識や物事の理屈が通用しない人っているのだ。コントのキャラクターならよくても、日常生活で現れたら怖いキャラクターっていないだろうか。

酒場でたまたま出会った女性に職業を聞かれ、とっさに映画製作をしていると言ってしまいったことで酒場の店員ドゥニースが興味を持ってしまうことからもも物語は嫌な方向に向いてしまう。

ドゥニースの夢は映画の編集をすることで、話の流れから鹿革狂のジョルジョが何となくビデオカメラで風景やジャケットを着た自分、時にはジャケットだけを映し、そのジャケットと会話をするという気の狂った映像を編集することになるが、それをモキュメンタリーだと勘違いさせてしまったことで事態はエスカレートしていくという構造はおもしろいし、監督のカンタン・デュピューは自分のことをクエンティン・デュピューと言うほどタランティーノへのリスペクトがあって、ちょっとしたきっかけや出来事によって、人生が狂ってしまうという不条理さ描くというテイストはタランティーノの影響が大きいのだろう。

この映画、実はドゥニースの物語でもあって、おそらくドゥニースは実際にジョルジョが殺人を犯していることに気づいていたのだろう、しかし映画を完成させることへの願望が強すぎて、そのまま黙認してやらせていた、つまり途中からジョルジョの行動を操っていたのはドゥニースなのだ。

この映画には、何かに狂っている人間が2人登場することで、ふたりの物語が巧妙に絡み合っていて、ドゥニース役のアデル・エネルが多くを語らずに表情やちょっとしたセリフで表現していて凄い女優だと思ったし、彼女の別の作品を観たくなってしまった。

町に死体があんなに転がっているのに、警察が捜査してないという大きなツッコミどころや、謎のラストシーン、謎の少年の意味など…辻褄が合わない様な難解なシーンが多いが、それを含めて実は全てドゥニースの映画であったというメタ構造であれば、納得がいっていまうし、映画制作に関してはまだまだ素人という設定が作品の所々の疑問点や荒さを「まだ素人なんで…」と一括で処理できてしまうのだ。

ちょっと違うかもしれないが日本の監督で『コアラ課長』『ヅラ刑事』の河崎実は、コントの様なキャラクター構造で1本の映画を作り上げてしまうクセモノ監督であるが、今作も入り方としては河崎実作品に近いものがあるのだが、決定的な違いは役者の演技が素晴らしいことだ。

『ラバー』を観たときは、タイヤが人を殺すというインパクトだけ先行して中身があまりない感じがしたが、あれから7年…カンタン・デュピューは侮れない! 彼の作品をもっと観てみたいが日本でソフト化されているのは、『ラバー』と今作ぐらいで、『リアリティ』は 第27回東京国際映画祭での上映のみ、『勤務につけ!』はAmazonプライムで配信されていたが、今は観れなくなってしまっている。今作も変な映画として切り捨ててしまうのは、惜しい映画であるし、カンタン・デュピューという人物をもっと知りたいという衝動に駆られてしまった…

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バフィー

3.5チクショウ、悩殺だ…

KinAさん
2019年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

へ、変態だーーー!!やったー!
意味不明で理不尽で、発想の勝利でしかない。紛れもなく変態。

完全にシュールコント映画。
軽い笑いと常に引かれる興味、ドキッとする殺人に溢れる楽しい作品だった。

フリンジブリブリで超絶ナイスな鹿革のジャケットを手に入れたジョルジュ、「世界で唯一のジャケット」にするため「世界で唯一ジャケットを着る人」になるため、映画を撮り始める…なるほどわからない。

貴様のジャケット奪うため!カメラ片手に西部劇のガンマンさながら換気扇のプロペラふるって殺しまくる姿のまあなんとかわいいこと。
行き当たりばったりすぎる不器用おじさん、愛しいだよ。

鹿革アイテムにうっとり惚れ惚れする様子のこれまたプリティなことよ。
もう絶対笑っちゃう。
一つまた一つと、増えていく鹿革アイテムによりビジュアルも西部劇風に変身していくのが楽しい。
武器精製の方法も斜め上だし、季節はずれのスイカ食べたくなるし。

上達する撮影テク、消える倫理観、テンポ良い殺人シーンとほんのりゴアな描写にキュン。
どんどんキャラクター化していくジョルジュ。
ガチなのかフリなのか、寄り添うドゥニースの意味不明さも面白かった。

人格を持ったジャケットがだんだん表情豊かに見えてきたのは私だけだろうか。
ラストの方なんて、先の見えない夢とジョルジュの情熱に挟まれて疲弊しているように思えた。
あるいは、おバカなおっさんを操って世界征服を企むしたり顔か。
ええー私も好きになっちゃう。どうしよう。

少年の目は何を表していたんだろう。
時代背景はどのあたりなんだろう。
どうしてあんな呆気なく終わったんだろう。
険悪な妻との間に何があったんだろう。
ペンションの受付おじさんに何が起きたんだろう。
多い余白をムフムフとにやけながら自分なりに想像して埋めていく楽しさ。

秋も深まってきた今この季節、ちょうどジャケットくらいの羽織りが欲しくなる今この季節に観るにぴったりな映画だった。
肌寒さを感じるくらい明るくカサカサしたトーンの映像と、フレンチポップな音楽が好き。

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KinA

1.0ヲタク…何のかわからんけど

Bacchusさん
2019年11月18日
Androidアプリから投稿

笑える

寝られる

フリンジ付きの鹿革スウェードジャケットを着たオッサンが家庭用ハンディカメラで映画を撮る話。

「生きてる限りジャケットは着ない」という若者の映像から話はスタートし、コーデュロイのジャケットを捨てるオッサンへ。
そして鹿革ジャケットとカメラを入手…って何なんだこれ?

鹿革への異様な拘りかと思えばジャケットそのものも?映画撮りたいの?金が欲しいの?

設定も何がなんだか良く判らない状態でアイテム増やしてご満悦。
唐突に殺人鬼になってドタバタとハイ終了。

えっ???
50年ぐらい前のコメディ?

ある意味コメディとしては正しいのかも知れないけど、レベル高過ぎ。

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Bacchus
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