花と雨

劇場公開日:

花と雨

解説

ヒップホップアーティストのSEEDAが2006年に発表し、名盤と名高いアルバム「花と雨」を原案に、SEEDAの自伝的エピソードも交えながら、ひとりの青年の成長物語を描く。幼少期をロンドンで過ごした帰国子女の吉田は、閉塞的で村社会的な日本の空気になじめないまま高校生活を送っていた。いつしか学校から距離を置くようになった彼は、ヒップホップと出合い、ヒップホップを通じて自分を表現する場所や仲間を見つけていくが、ラップバトルでの敗北や仲間の裏切りになど、厳しい現実に再び自分を見失っていく。情熱を失った吉田は単なるドラッグディーラーに成り果て、逮捕され、さらなる悲劇に打ちのめされるが……。監督は「Perfume」や「水曜日のカンパネラ」などのミュージックビデオなどを手がけてきた映像ディレクターの土屋貴史。主演は「デイアンドナイト」「おいしい生活」などに出演した笠松将。

2020年製作/114分/PG12/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2020年1月17日

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映画レビュー

4.52002年9月3日

2022年9月3日
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鑑賞方法:DVD/BD
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えみ

5.0ずっと細かい棘が刺さってるような痛い感じ

2021年10月3日
iPhoneアプリから投稿

劇場公開期間短く、見逃したもの。やっと配信で拝見。もう一度見たいと思うし、できたら劇場で見たい。
吉田役の役者さんがとてもよい。顔にキズもよい。日本語も英語もマンブルするような話し方で、チクチク、細かい棘が刺さってるような感じになる。
冒頭の風力発電機この世の哀しみをひきだす世界の果てみたいな風景から、車をプルオーバー。車内でのフライトアテンダントとの短い会話。この映画ではあまりない、小さな温かみを感じる少ないモーメント。
全体に撮影、編集がかっこよくて、東京の街の切り取り方もすごい共感ある。
ロンドンでも日本でもサルと呼ばれていじめられる。帰国子女なんて言葉があること自体意味不明だけど、帰国子女あるあるで、そこそこよい暮らし場合によってはかなり豊かな暮らししてるのに海外で受ける劣等感と帰国してから待ち受ける重苦しくのしかかり自由の観念打ちのめす閉塞感。いわゆる勝ち組になれた筈のお姉ちゃんも日本独特のバリアに閉じ込められ押しつぶされ、両親はお姉ちゃんに期待しお姉ちゃんは弟に期待していたような。
ガンジャ栽培部屋に至るながいながい階段、空洞、堂々巡り。害虫に食い荒らされる草。ほとんど笑顔(嘘じゃないやつ)ない映画、ハスラーうまくやってる吉田の自信と幸福感表現してる時だけ少し棘の傷み痛み忘れる。チビチビ書きためることばもマイクの前で逡巡しくぐもる声、、、
東京のこの頃のラッパーさん、ハスラー、こんな感じかと知ることができ吉田、SEEDAさんと周辺のこともわかり、そして無駄にラップ、ライブシーンない所がなんとなく真摯さを感じる。
<つづりきれないおもいをつづる>こと、ピリピリ、チクチクとトゲトゲしく吉田演じた役者さんが見事に表現している。
見てる時は、茶化す意味合いではなく、痛いなあとずっと思いながらだったが観賞後SEEDA さんのアルバム花と雨をきいて星満点になりました。

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redir

0.5久々に途中で観るのをやめようかと思った

2020年10月14日
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鑑賞方法:VOD

寝られる

映画に大切な起承転結がまるでないダラダラとしたストーリー展開。さらには細部の描写がまるでなく、謎だけが残る悶々とした映画。
何故、順風満帆に見える姉が自殺したのか?
それは睡眠薬を飲んだものなのか?
窓越しの血の海は一体?二階建の戸建だぞ?
最後のオバさんスッチーは何者?
謎しか残らない。久しぶりに酷いものを観た。

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movie freaks

5.0アルバムを聴き込む事が大事!

kさん
2020年5月8日
スマートフォンから投稿

泣ける

アルバムを聴き込めば劇中の吉田の心中がわかるし涙した。
そう言う意味では今までの映画には無い試みだったのかも知れない。
ただアルバムの内容と映画の内容で食い違いが多少あるのは目を瞑った方がいいと思う。

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k