シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのレビュー・感想・評価
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シティーハンターがシティーハンターであることに心底安心できた実写版
『世界の果てまでヒャッハー!』のフィリップ・ラショーの一座が「シティーハンター」の実写化に挑戦。フランスのコメディらしい(映画祭に出品されるようなフランス映画ではなく)、ベタベタなギャグがテンコ盛りだが、同時に原作やアニメのテイストをかなり実直に引き継いでいて、ラショーが本当にファンであることが伝わってくる。それでいて、『世界の果てまでヒャッハー!』のあの気の狂ったスカイダイビングシーンにも似た、映像的な力業のお遊びもブッ込んでいて、オリジナルの精神を受け継いだ、限りなく近似値の実写版という、両者にとってとても幸せな関係が築けていると感じた。しかしここまでちゃんと「シティーハンター」で、吹替の山寺宏一も先輩、神谷明に相当寄せてきているので、カメオ出演でなく神谷明御大自らやってくれてもよかろうにと思ってしまうのは、まあ外野のわがままなのでしょう。きっと。
原作のリスペクトがちゃんとあるから面白い
振り切ってる!お酒と共にどうぞ!
これ、つまんないよ。
Netflix版で再評価されたフランス版
Netflix版が原作を実写化したとすればフランス版はアニメ化を実写化したというイメージですね。元々、アニメ化の時点で原作と異なります(下手すれば原作レイプ)。一番分かり易いのが冴羽獠の服装ですね。アニメ化は赤いTシャツの上から水色のジャケットを着用ですが原作はロングコートを着用してます。元々、北条司はスーツにネクタイ着用の正装を好まず少し砕けたカジュアルな服装を好みます。あぶない刑事の柴田恭兵のような服装ですね。ですからあぶない刑事の柴田恭兵とCITY HUNTERの冴羽獠は服装が酷似します。アニメ化ならCITY HUNTER 3とCITY HUNTER'91が一番近いですね。青木悠三さんというスタッフがルパン三世の大隅正秋さんに相当します。
完コピじゃあないっすか。。
獠と香じゃなくニッキーとローラ、新宿じゃなくフランスなんだけど、しかしこれは完璧なるシティーハンター。
そしてモナコはずるい。
いいという評判は聞いてたけど、愛のある低予算映画かなーとか思ってたら大間違い。
基本は能天気なお色気アクションコメディ。でもちゃんとカースタントもガンアクションもあるし、安心して見られる王道のエンタメ。ロケ場所として旧原発もよかった。
鈴木亮平のNetflix版もがんばってたけど、比較すると圧倒的な血中バカ濃度の高さにこれぞシティーハンターと思わせてくれるのはこっち。
どちらもオリジナルキャラが登場するけど、それがあくまでバカ度を高める要員として追加されてるのがミソ。徹底してサービスしてくれるところに、逆に大人の余裕を感じる。
あと冴子(エレーヌ)の塩梅がちょうどいい。木村文乃は美貌はともかくさすがに若いし出番も多すぎて冴子の存在感としてはイマイチ。
終盤の流れにこれこれ、これが冴子の立ち位置!ってなった。
メインは古典的なアイデアなんだけど、この2人にぶつけたところが絶妙にうまい。
あと廃車場のアクション、ふつうに新鮮で楽しかった。
きっと主演も兼ねる監督のシティーハンター愛はすごいんだろうけど、それ以上に普通に才能あるんだなーと思った。
ほとんど文句のつけようがない決定版。もしあるとすればGET WILDが短いことくらい。。
違和感なし!
下ネタ・オンパレード
脚本・監督・主演と大変な熱の入れようのフィリップ・ラショーさんは小学生の頃からのシティハンターの大ファンで、来日までしてフランスでの映画化を原作の北条司さんに懇願したらしい。原作も元々はハードボイルドな探偵ものだったそうだが若者受けするようにもっこり(下ネタ)を入れるように集英社の編集担当(堀江信彦)から指示を受けエロいアクションコメディになってしまったそうです。
フィリップさんは原作に忠実を心がけたそうですが、お宝を惚れ薬の香水にしたのもフランスらしいしお色気でもおフランスの方が筋金入りだからとんでもない下ネタのオンパレード、バカ騒ぎの嵐になってしまいました。
日本のファンがどう思うのか分かりませんが、まあ、ノアール調のハードボイルドが好みの頭の固いおじさんにはちょっとふざけすぎていて合いませんでした、低評価ごめんなさい。
下ネタ注意
シティーハンターの映画を見るという人が下ネタ苦手ということはあまりないと思うけど、とにかく全面的に下ネタとエロ、あと一部動物虐待(を想像させる)シーンがあるので苦手な人は注意。
主人公の獠は女たらしだが、強力な惚れ薬の効力でおじさんを好きになってしまい48時間以内に惚れ薬と一緒になってる解毒剤を手に入れないと一生おじさんに惚れ続けてしまう。何とかしないといけないが、そこに親友を殺した仇が関わってくるという内容。
ストーリーの根幹はシリアスなものの8割以上がコメディ要素なのでネタが肌に合わないと面白いと感じないかもしれない。一言で言ってしまうならくだらない映画。
ただ漫画やアニメの実写映画化はほとんどの場合、監督のエゴによって余計な要素が加わり残念な仕上がりになるものが多いものの、この作品は素直な実写化をしているのがとても好感が持てる。もちろん原作は日本が舞台なのだが日本人監督でここまでしっくりくる実写化を作れる人はいないんじゃないかと言えるほど国境を超えてシティーハンターの世界観を作り上げられているのは凄く感心した。
アクションシーンを絡めることで、女に弱くだらしないが決めるときは決める冴羽獠という人物像を自然に表現出来ているし、獠とヒロインの香の表には見えない絆と愛情の描き方もスマートで良かった。
また、どうでもいいシーンだが(シティーハンターと関係ない)日本の漫画ネタが挟まれているのもフランス映画という背景も相まってなんか嬉しく感じる。
正直コメディ映画はなんとなく流し見しておけばいいや程度のものが多いが、本作はコメディ映画らしからぬ満足感を得られた作品でした。
山ちゃんか!
【フランスで冴羽 獠がヒャッハー!】 Get Wildは健在!吹き...
【フランスで冴羽 獠がヒャッハー!】
Get Wildは健在!吹き替え推奨!
父親世代の黄金アニメ「シティ・ハンター」がフランスで実写化!
まさかの「世界の果てまでヒャッハー!」シリーズの監督だったとは・・・(主演も)
アニメ版の知識が少ししかなくてもギリ楽しめた!
細かいネタは分からないけど、たぶん原作もこうなんだろうな…ぐらいにしか思わない。
監督の演出でよくある下品でパワフルなギャグと、「シティー・ハンター」の相性がよいこともあってか、
スピード感もいいし、オリジナルキャラが馴染んでいたきがする。
史上最”香”という副題通り、惚れ香水をめぐるストーリーでフランス美女が中年オヤジに魅了され、
香ちゃんは変な男に付きまとわれ…監督らしいに尽きる。
途中「ハード・コア」のようなFPS目線のアクションが入ったり、インスタライブ中継のシーンがあったりと
映画だからこそできるPOV演出が挿入されていてアクションが映える!
元祖アニメ版を知らなくても、メインキャラクター達の友達以上恋人未満の関係性って萌えるし
冴羽 獠の女好きキャラは現代には「クレヨンしんちゃん」のしんのすけぐらいなので清々しくてよいのである。
日本の漫画の実写化映画NO.1 の映画
原作を知らなくてもかなり楽しめると思うが、原作をしっている世代にとってこれは、すばらしいとしかいえない映画。これは絶対に日本語吹き替えでみるべき。
ジャッキーチェンの映画は、吹き替えで観るべきだとおもっている日本人は多いと思うが、これもまさにそれ。
この映画を監督、脚本そのままで日本人の俳優がやったらどうだっただろうか。きっとダメだっただろう。あえて、そこは原作と同じにせず、フランス人でやったことこれが意外にもよかった。ガーターベルトのおねえさんたちは、日本人だとちょっとねぇーー。
日本の漫画原作、特に少年ジャンプ系の漫画は今後は日本でもハリウッドでもなく、フランス人に作ってもらいたいとまで思った。日本の漫画やアニメにリスペクトがあるからね。
ドラゴンボール、聖闘士星矢、北斗の拳,ジョジョの奇妙な冒険などなど、
この監督に作らせてみたい。
シティーハンター愛が詰まった映画
フィリップ・ラショー監督の原作の理解が深すぎる
舞台も人種も原作とは違うのに紛れもなくシティハンター。過去に何作か実写版シティハンターがあるが、舞台と人種が原作と最も離れているはずの本作が史上最高の再現度になっている。これがどれだけ凄い事か。監督の原作理解度は原作者本人と比肩するのではないだろうか。
特に凄いのは役者は白人なのにキャラの再現度が高いから劇中で名前が日本人名なのに、違和感を感じずスルッと受け入れられてしまうところ。それとストーリーがオリジナルなのに、シティハンター感がまったく損なわれていない点だろう。
そこかしこに仕込まれた小ネタによる笑いと要所のシリアス展開のバランスもまたちゃんとシティハンターしている。
原作を蔑ろにして駄作を乱造してる監督は猛省してほしい。
原作の方は良く知らないが、フィリップ・ラショーのフレンチお下品コメ...
原作に忠実な作品。
フランス版冴羽獠かっこいい
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