2分の1の魔法のレビュー・感想・評価
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魔法は誰の中にも眠っている
コロナのおかげで上映不遇の1本をやっと鑑賞。 まず設定が面白かった。 近頃のディズニーの定番、社会問題を織り込みつつ展開させるファンタジーの中では世界観が一番ベタながら、だからこそひねった設定で楽しかった。 喪失感がテーマとして挙げられつつも、満たし、再びそこへ火を灯すものとして 「それぞれに与えられた魔法の復活」というメタファが、己が能力を生かし「いきいきと生きる」ことの大切さを教えてくれる。 わたしが、あなただけが使える「魔法」はいったい何なのか? 子供も大人も無関心ではおれまい。 安定の家族愛もさることながら、ラストのほろ苦さも憎い良作と観る。 あ、よく考えたら足でコミュニケーションをとるなんて先見の明。 ものすごく今風なソーシャルディスタンススタイル。
なりたい者と、なれた者
家族愛、兄弟愛に涙腺刺激されつつ鑑賞しました。 強気で変わり者の兄貴、気弱で真面目な弟、 感性が合わず、空回りする兄弟関係を抱えたままある目的の為に旅をします。 お互いのエゴが傷をつけ合い、罵り、別れ、それでもまた戻り、旅を通して、実は大切な物、探していた物は最初から直ぐ近くにあったのだと気付きます。 この辺りも実に見事、目に見えない絆と旅の目的であるガジェット、物語も展開も全てここに帰結します。 そしてそれぞれの「なりたい者」「なれた者」が交差します。 ここの「なれた者」を見つめる「視線」の見せ方、そしてそのままエンディングへと繋がる流れが非常に美しく、心を震わせます。 笑いあり、涙ありのピクサー最高クオリティであることは先ず間違いありません。 コロナで映画館自粛していた方、1発目の映画館での鑑賞として、ここにオススメしておきます。
泣ける❗
吹き替え版を観ました。春奈さんの声、とてもキャラに合っていて良かったです。そして、泣ける内容。ファンタジー好きには楽しいし、ハラハラもするし、ラストに泣ける。コロナを忘れる事ができました。ストレス解消できました。
美しき兄弟愛
観たいと思いつつ、機会を逸してようやく鑑賞。
作品としては、さすがにピクサー、安心して子供から大人まで楽しめる内容。魔法をテーマにしながらも、家族愛が根底には流れている。
映像もクオリティは高く、背景も美しく、表情や動きにも、リアリティを追求し、ストーリーを盛り上げていると感じた。
特に、父の下半身だけのコミカルな動きの中にも、上半身の表情まで想像でき、伝わってくる描写力は、さすがです。
ストーリーとしては、弟のイアンが、亡き父の面影を追いつつも、実は、兄のパーリーがいつも温かく包んでいた事に気づかされていく兄弟愛が描かれている。そこに愉快な魔法やインディージョーンズ的な冒険ファンタジーが、演出を加えている。
今回は、字幕での上映会場が近くになく、吹き替えで鑑賞。志尊君と城田さんは、なかなか上手でしたが、春菜さんの母役は、チョット違和感を感じた。字幕でトム・ホランドやクリス・ブラッドの声優としての魅力を感じでみたかったのが正直なところ。
予告で観た予想以上の面白さ
予告で見てハートフルなファンタジーものかと思ってたらまさかの大冒険でRPGストーリー! キッズ向けというか、男子受けが良さそうなストーリーでしたね。 気の弱い主人公と中2病の兄ちゃんと脚だけ父さんの3人のパーティーで賢者の石を探す旅に出るっていうある意味王道のお話☆ 最後のシーン、お兄ちゃんの役割はイアンにさせてあげたかった、、、あの結末にしたのは大きな意味があるんかな…?
海外ドラマのような早口テンポだけど
テンポや口調は、早いけど、 家族の絆、勇気づけられるような この映画から教わることは多い。 城田くん、志尊淳くんの声優がいい。 ラストの お父さんから…… のところにうるっとした。 パンフレット購入済
意外性があるのに腹落ちするエンディングが秀逸
ピクサーへの信頼がより深まるハートフル冒険アドベンチャー。 RPG楽しんだ世代には適度な冒険活劇はワクワクして良かった。 ラストのそっちでくるか~そうだよな~という意外性があるのに腹落ちするエンディングは秀逸。 テーマはよくあるといえば、よくある話だがマンネリ感なく楽しめた。 やっぱりハッピーエンドは良い!
思った以上に良かった
レビューが良さそうだったので、軽い気持ちで見たけど、思った以上に良かった。 エンドロールの曲もグッド。 なんか、自分を信じて未来を変えようと前向きになれる映画だった。
魔法と剣と家族愛
ピクサーには毎度、泣かされている。 安っぽいかもしれないがヒューマニズムに溢れているからだ。今回もレビューを先に見てしまったので、やれエルフには感情移入出来ないだの、吹き替え声優がダメだのの雑音を聴いての視聴でした。 春菜がフォルムでキャスティングされようが良いものは良かったです。リアルでダメ兄をやっている自分にはガッツリ感情移入もできました。 こんな時代だからこそ優しさは大事だと思いました。
久々のピクサー満足
安定のエンターテイメントでした。 久しぶりにピクサー映画見たけど、楽しいなぁ。 お話がよーーーーくできてます。 もちろん、「そんなにうまくいくかいなー!」って言おうと思えば 言えるところはたくさんありますが、それはそれ。ってか、野暮。 そんなこと考えているのがもったいない。 良く練られているであろうストーリーにハラハラドキドキしちゃいました。 存分に作品に入り込んだもん勝ちです。 グーーーっと涙腺が厳しくなるところあり。 この映画、邦題はちと違うかなぁ?と 邦題のせいで作品自体大いに勘違いしてました。 原題がしっくりきます。 地味な素材かもしれないけどさすがピクサー。 観て損なし!
アニメってすごい進化
とにかく画像が綺麗。 お話はちょっと切ない、家族の話。 子どもにもわかりやすいストーリー展開だから、まあ、オチも想像つくし…みたいな。 ファンタジーな要素が散りばめられているとこが、わたし的にはポイント高いかな。
家族愛をテーマに、万人向けの良い作品。
ピクサー作品という事で気になっての鑑賞。字幕上映が少なく吹替での鑑賞です。 家族愛をテーマにピクサーらしい王道的な展開で誰でも楽しめるだろう良い作品でした。 ピクサー作品の例に漏れず、笑えるシーンと感動的なシーンが良い塩梅なのはGood。 また、物語の舞台が現代+ファンタジーなので世界観への感情移入がしやすく、 伏線の張られ方や回収も見事かつテンポも良く進むため、最後まで飽きずに観ることができます。 気になっていた吹替声優さんは一部違和感ありましたが、総合的には許容範囲内。 できれば字幕で観たかった気もしますが、吹替も無しではないかなという印象です。 ご家族での鑑賞に良しカップルのデートムービーでも友人同士で誘い合ってでも良し、 もちろん一人で観ても良しな万人にお勧めできる良い作品だと思います。
安定の面白さ!
見てよかったです! やはりディズニーピクサー、面白かった。 ちゃんとハラハラもできるし、クスッな場面もある。 表現がとにかく丁寧で、靴で触るだけの場面でもちゃんと愛情が伝わってきました。 また、出てくる本や文章が日本語で、驚きました。各国そうしてるんだろうからとにかく丁寧です。 残念だったのは春菜さんが『春菜さん』としか感じられなかったことです。 志尊さん城田さんはちゃんとキャラクターにみえて悪目立ちしていなく、城田さんは太っているイメージすら感じられました。 春菜さんは『春菜さん』でした。 絶妙な棒読みだからなのか?。。『声優』というよりも『コント(漫才)の役柄を演じている』ところの表現力で止まっているように感じてしまい、途中で別の女性の声をイメージしてしまう位違和感がありました。 ただローレル自体がとても素敵なキャラなので、進んでくると話に集中してさほど気にならなくなります。 唯一疑問だったのは、ローレル(母親)、夫が甦ったのに今カレといちゃつくかい?と。 ただ話の流れ上細かい表現は難しいなというところと、全体のクオリティーの高さで『まぁいっか。』と思える程度のものでした。 『全力少年』は作品にバッチリ合っていました。 エンディングがおしゃれなのでエンドロール含め是非最後まで観て欲しいです。 私の地域は吹替が終わってしまったけど繰り返し見ればよかったと今思ってます。 映画レビューをみて何となく足が遠のいてしまっていたけど、自分で見てみないと分からないなと再認識しました。感じ方は人それぞれです。 まだやっている地域の方には本当にオススメします。 繰り返しみたくなる作品でした。
やらなきゃできない
「やってみなきゃ分からない」でもない。 「できるできない」の前に、「やる」という行動を起こさないと「できる」という選択肢すらない。その土壌にまず立つことが大事である。それをさらっと当たり前のように教えてくれた。 そして信じて進めば道はできる。そう背中を押してくれる作品。 かつては魔法という自分自身の力で何でも生み出していた。でも技術の進化で楽を覚え、いつしかそのエネルギーや尊さを失っていった。まさに今のモノやサービスに満たされた飽食の時代に、意思を持って自らの暮らしをつくり出すDIY精神の大切さも感じさせてくれた。 人生において勇気を持って踏み出す冒険という挑戦も大事だけど、本当に必要なものは身近なところにあるんだってことにも気づかされる。そんな日常の当たり前を意識を持って感じ取ることが幸せの秘訣なのだろう。 便利な世の中のなかでもワクワクを忘れないで、日々当然のように周りにいてくれる人たちに感謝して過ごしたいものだ。 さすがディズニー&ピクサーという、愛と勇気と冒険に満ち溢れた物語。
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