堕落のススメ

解説

ドッペルゲンガー現象をきっかけに新たな人生に堕落していく女性を描いたスペイン製エロティックスリラー。弁護士のアナは婚約者との結婚を控えていたが、どこか満たされない思いを抱えていた。そんなある日、彼女の前に“もう1人の自分”が現れる。アナは驚き恐れながらも、このチャンスを生かして新しい生活を始めることを決意。髪を赤く染めてショーパブで働きながら、欲望のままに快楽を追い求める、堕落の悦びに溺れていくが……。

2018年製作/105分/スペイン
原題または英題:Ana by Day

スタッフ・キャスト

監督
アンドレア・ジョリエッタ
製作
アンドレア・ジョリエッタ
イバン・ルイス
脚本
アンドレア・ジョリエッタ
撮影
ジリ・カルネ・マルトレル
音楽
オレリオ・エドラー=コープス
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映画レビュー

2.0赤毛に染めたアナは『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン風

2020年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 見どころはアナ/ニナ役のイングリッド・ガルシア・ヨンソン。アナでいるときは清楚なブロンドお嬢様なのに、ニナになった途端赤毛のショートカットに変身する。元は弁護士なのに、場末のショーパブ・ダンサーになるためだ。ショートカットで思い出すのはニキータとかルーシーとかの殺し屋ばかり。公開予定になってる『ANNA』もショートカットだ・・・て、リュック・ベッソンばっかりやん!ちなみに『フィフス・エレメント』のミラ・ジョボビッチの髪よりも赤いです。

 最初は、自分がもう一人いることに気づいたアナが逃走するような、SF的な展開をするのかと思っていたのですが、かなり精神的な内容でした。平凡な自分を変えたいという現実逃避から生まれたもう一人の自分。どこまでが想像の世界なのかさっぱりわかりません。もしかしたら、ドッペルゲンガー現象を体験したことによる“死”からの逃避だったのかもしれません。

 イヴァンという婚約者や仲のよい父親の姿。外から自分を見ると、平凡な人生を送ってしまうだろうと感じたため、堕落する人生を経験したかっただけ。結局は堕ちる人生にも限界を感じることに、邦題とは違ったメッセージがあるのだろう。勧められても困るよ・・・

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kossy

3.0ドッペルゲンガー

2020年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

婚約中の女性弁護士がドッペルゲンガーに遭遇、自分が姿を消し別人になろうとする。
髪を染めてショーパブのダンサーになり・・・。
逃避願望があったということか。

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いやよセブン