シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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子どもの視点が存在しないウルトラマン
この映画が誰の為に作られたかと言うと、初代ウルトラマンのノスタルジアをふんだんに盛り込んでいる時点で、昭和特撮を幼い頃に親しんだかなり上の世代が楽しめるかなり内向きのコンテンツに思える。
それと、庵野秀明は子どもたちの目線を脚本から排除しているのがよくわかる。
60代にもなれば次世代の子どもたち、更には孫の世代に向けたメッセージを含んでもよさそうなものなのに、特段そう言う趣旨は映画に存在しない。
メフィラスは利害関係を説くだけの宇宙人に変わり、初代ウルトラマンで子どもを誘惑するメフィラスの寓話やその精神性に興味すらないのだろう。
パンフレットを読み進めると、
庵野秀明はウルトラマンと子供たちの関係性よりも「ウルトラマンと長澤まさみの恋愛」をやりたかったそうだ。それを読んでシン・ウルトラマンはある意味男女関係が軸に置かれていると分かり、子どもの不在に合点がゆく。
未来ある子ども達への愛へ至る前の段階、
いつまでも男女関係のラブストーリーに生きている脚本家だったのだ。
そもそも、このシン・ウルトラマンは特段子どもたちのヒーローとして描かれない。
製作陣が大好きなウルトラマンを題材にして「SF・恋愛・怪獣・ロボット」がミクスチャーされた凄い閉じた世界の脚本に感じ、映画を見終えた後の余韻が存在しないのだ。
なぜなら「庵野秀明が追い求めた箱庭世界のウルトラマン」との波長が合わなかったからだろう。
米津玄師の「君が望むなら」という耳に残るフレーズに、幼い子どもたちがウルトラマンを見上げる姿が脳裏によぎったが、肝心の映画本編には子どもの目線は存在しないことに大きなミスマッチがある。
庵野脚本、樋口演出、米津玄師らの才能が揃っても映画の出来の良さに繋がらないのだ。
シンウルトラマンはシュワッチと言いません。
庵野樋口監督の「俺達のウルトラマンはシュワッチなんて言わない」と拘る姿勢がオタク的なアレ。
この映画を見たいのは一体誰だったのか?
誰の為に作られた映画なのか?と問われる映画でしょう。
シンゴジラとは違う
シンゴジラを期待してはいけない
全くの別物だった
所々あえて昔の特撮感をだしたり
オタク心をくすぐる演出はあるが
ツッコミ満載の映画だった
テンポ良く次々と宇宙人が出て飽きさせないが
シンゴジラのような感動は今回無かったかな〜
こどもの頃の視覚感で、おとなの感覚で観る
画質かなぁ…
台詞かなぁ…
演出かなぁ…
こどもの頃に、テレビドラマで見てた感じで、
すんなり入ってきて…
そう、昭和感なのよ。
とても 視覚に感覚に馴染むのよ。
MCUのヒーローより、
我が日本のヒーローの方が泣けるね。
粛々と面白かったです。
なぜハヤタ隊員じゃないの?
前日に観た「死刑にいたる病」の後味があまりに悪かったので口直しにと2日続けて映画館に向かったがはたしてすっきりさわやかという訳にはいかなかった。庵野秀明と同い年(学年は私が一つ上)で間違いなく「ウルトラQ」「ウルトラマン」に育てられた世代である。ビジュアルもさることながらまず緊迫した場面で流れる「ダンダンダンダン‥ダンダ~ン・・」という音楽にやられました。しかも音量が通常のBGレベルよりはるかにでかい!冒頭のゴメス・マンモスフラワー・ペギラと禍威獣が次々に現れ禍特対が応戦するのを字幕が読み切れないテンポの良さで次々と見せる「ウルトラQハイライトシーン」からウルトラマンが登場してネロンガとガボラをやっつけるまでは凄く凄く良かった。それが求めていたものだったからだ。庵野秀明のこだわるほぼ意味のないヘンテコアングルも許せる。が。後半の「ザラブ」「メフィラス」さらには「ゾフィー」に到る外星人の連発はどうなの?一気に画が動かなくなりどんどん観念的になっていく‥。せめて「ザラブ」と「メフィラス」はどっちかだけにして欲しかった。ウルトラマンが地球のために死んで私たちは大泣きしたはずである。それがねえこの感動の無い結末が許せるのか?
出だしは最高。後半は駆け足過ぎてつまらない。
出だしからしばらくはウルトラマンの神秘性、実在感があって最高だったが、宇宙人が登場してからはアレもコレも詰め込み過ぎ、最後のゼットンでは、三流特撮やアニメでよくある超巨大な敵登場がもろCGで登場して萎えた。
宇宙人はカイジュウを操る黒幕としてサラッと登場させるだけにして前半の面白さを最後までやり抜いて欲しかった
もちろんゼットンまでやる必要は更になかった。
好きになりたかったよ、ウルトラマン
見終わった直後の感想は、
「そんなに人間が好きになったのか?ウルトラマン。」
でした。
ファンが喜ぶ過去作オマージュの描写を削ってでも、救うに値する善良な人間たちの姿をもっともっと見せてほしいと感じました。でないと、醜悪で狡賢い(二度もバカな約束を結んでしまうような)人間たちがいる中でも、最後の絶望的な戦いに挑む道理が立ちません。監督インタビューを読む限りでは、ウルトラマンに「守りたい」と思わしめる人類代表が禍特対とのことですが、そう思わせられるほどの強い印象はないように感じました。
時間的な制約で難しかったとは思いますが、禍特対以外の、慎ましく生きる市井の人々とウルトラマンが触れ合う描写を見せて欲しかった。ベタかもしれませんが「がんばれウルトラマン!」と応援する子どもたちの姿があるだけでも、ウルトラマンの行動への説得力を高めることはできたと思います。
あと、話題になっているセクハラ描写については、やっぱり気になりました。
でも、そのどれもが、僕がこれまでの人生のどこかで接してきたアニメの描写なんだよなぁ。それらの描写を気にしないできたのは、正直そういうアニメだって分かって観ていたからであって、大衆向け実写映画で見せられると個人的にはノイズでしかなかったです。(言葉は悪いけど、日本が誇る人気女優長澤まさみという被写体でオッサンたちが遊んでるっていう図が透けて見えて、気持ち悪かったです)シンゴジラに続いて日本の特撮コンテンツを幅広い年齢層に届ける作品だろうと思っていたので、「あ、そうじゃないんだ」と思い知らされた瞬間でもありました。
この作品のこと、もっと好きになりたかったけど、難しかった。でも、売れてほしい!たくさんの人に向けてウルトラマンが広まってほしい!ただ、作り手にはこのままでいいとは思ってほしくない。
あらゆる面でブラッシュアップされた「続シンウルトラマン」そして「シンウルトラセブン」を待っています。
カラータイマーはない
シンシリーズのシンとは真というより神であるのだと思いますが、今回も神話のようなお話になってます。
神話とか童話寓話のように説教臭いところもなくはないですがエンターテインメント性がアップして難しいことを考えずにみればシンシリーズの中では面白いほうなんじゃないかと思います。
カメラはシンゴジラとは違ってウルトラマンらしさを出すためなのかヒキの特撮怪獣映画ぽい視点。
科特隊が禍特対だったり、ウルトラQにも触れているのはカトクタイを政府機関として描くためで・・・ウルトラマンを偶然現れた神として描くためなのだろう。
作りこみ方からして禍威獣のバックグラウンドもきっちりやってそうですが、作中の説明は少なめなのは怪獣映画ではないという主張なのか・・・
ちょっと食い足りない感じはしましたが面白かったです。
良くも悪くもシン・ウルトラマン
総評:ウルトラマンファンが作った二次創作といった感じ。
映像、音声の点はすごく良い。劇場スクリーンでニュルニュル動くウルトラマン、甲高い音を奏でながら放たれるスペシウム光線にはいい意味で鳥肌がたった。
また、往年のファンならニヤッとさせられるような過去作品からのオマージュがあり、その点に関しては良かった。
今回の作品はウルトラマンがなぜ地球を救うのか、スペシウム光線の原理など従来のウルトラマンでは触れない点を中心としており、ウルトラマンの登場,戦闘シーンよりかは会話シーンが大半を占める。
なので「ウルトラマンが出てきて怪獣を倒す」、「地球防衛軍が飛行機や光線銃で怪獣と戦う」といった従来のウルトラマンストーリーが好きな人には合わないかもしれない。
科学特捜隊に関してもパソコンで相手を分析し、自衛隊が応戦するといった形なので割と現実的である。
基本パソコンと睨めっこだ。
この作品において最大の問題点を挙げるとするならストーリーと構成である。
ウルトラマンの深い点に触れるのはいいが、根本のストーリーがつまらない。
元々3部作構成なんじゃないか?と思わせるくらいテンポが速い。なので広げた風呂敷を畳めていない印象。
特に後半は慌ただしく展開が進み、登場人物の行動意義に疑問を感じる点が多い。
見るなら劇場をお勧めする。自宅で見るのはお勧めしない。テンポが速いのにノッペリとした空気感に劇場でも少しストレスに感じたほどだ。自宅なら尚更だろう。
一緒に行った友人がチラチラとアップルウォッチで時間を確認していたのを見て「ウルトラマンよりも彼のカラータイマーの方が先に限界を迎えたのか」としみじみ思った。
自宅で見る場合はおそらく空気感に耐えられずSNSやソシャゲをプレイしてしまうだろう。
とはいえ、劇場に足を運び1900円払うのも勿体無いように思う。
他にも良い面、悪い面書きたいことは多々あるが、私のカラータイマーがなっているのでここまでとさせてもらう。
地球人の諸君、それではまた。。。
シュワッチ!!
過度の期待をするべきではない
早々にチンケな台詞に⁈シン・ゴジラとは大違い。
長澤まさみはコンフィデイズマンJPのまんま、
ゼットンはエヴァンゲリオンに酷似。
空想科学特捜隊の指摘とギリの戦いかな。
過度の期待は危険です。
レビューが伸びないのが納得
動くウルトラマンを楽しんでください^ ^
継ぎ目のないウルトラマンが動く!
それだけで楽しい。
着ぐるみではなく、生物としてのウルトラマンのウルトラアクション!
それだけで楽しめると思います。
昔のウルトラマンはうろ覚えなところもあるので、ストーリーで?となる部分はあるりました。
あと、カイジュウの文字変えたりは、じぜんじょうほうみてなかったら早すぎて読めない、、、し、変える意味もあんまりなかったような、、、。
でもウルトラマン好きなら観ていいと思う。
何か違う
絶賛が多い様ですが私には合わない作品でしたウルトラマンがそもそもこういう作品なんだと言われたらジャンル的に合わないのかもしれないです
前半15分くらいまでは『シン』の気配を感じてワクワクしたのですが中盤と後半はウルトラマンだった様で楽しめませんでした
シンウルトラマンという題名で
シンゴジラを作った庵野監修の映画として観に行く方が大多数なのではないかと…
なのにただウルトラマンを見せられた感じというか、ウルトラマン好きだけに観て欲しかったのでしょうか?
だったら新ウルトラマンでいいじゃないですか『シン』を付ける必要あったのかな
空想科学ってのは大の大人が馬鹿真面目にファンタジーを現実世界で起こった場合はこうなると強引にでも思わせる事を目的としていると思っていたのですが…
あまりに整合性のない描写が多くて途中から真面目に見ているのが馬鹿らしくなりました、かといってコメディだとしても笑えないしシュール過ぎる。
何かまとまりの無い映画という感想
庵野総監督のシン仮面ライダーは期待しています。
自分が悪かった
宮崎駿監督の映画でも全ていいものばかりではない
それはわかっている
監督が納得いくものが撮れているのであればその映画は完成されているのだから
期待してみる側は期待しすぎていることに反省するべきなのだろう。
シンゴジラには完璧にやられてしまったが故にこの作品にも「やられたい」という構えが自分にはあった、それがまず間違い。
自分が悪い
シン·ウルトラマン
普通に楽しいウルトラマンの映画が見たかった。
この国だけになぜか出てくる怪獣。
政府での長いセリフ。
怪獣との会話。
なんとなく予想できたが、やっぱり眠くなる映画だった。
カラータイマーが無いって、違和感だったな。
でも、もしかして、帰ったきたウルトラマンがあったとしても、多分見に行くだろうけど。
星3.5は膨大なセリフと滑舌に苦労したであろう、演者さんに捧げます。シン•ゴジラの方が面白かった
シン•ゴジラの方が、面白かった!
官民あげてゴジラと戦う姿には心が踊ったし、鑑賞後には爽快感すらありました。
シン•ウルトラマンは、たった数名のチームで戦っているだけ、最後は余りにもあっけなく戦い終了で、拍子抜けがしてしまいました。
星3.5は、膨大なセリフと滑舌に、苦労したであろう出演者さんに捧げます。
世にも奇妙な物語の長編大作
実は子供向けでしたね。
シン・ゴジラよろしく難解な用語を捲し立ててるものの、骨組みが超シンプルでガッツリ説明します。
「彼は状況を理解しているのよ」「最後の一瞥、あれはアイコンタクトよ」って御都合主義がハンパない。
格闘シーンではピーンと伸びたポーズのままクルクル…、ソフビフィギュアで撮影してるような。
特撮映画としては「なんじゃこりゃ」ですが、世にも奇妙な物語の長編大作を観てるつもりで、宇宙人と交流する不思議な話だと思って観ればかなり面白いです。
脚本、劇中音楽は面白い。
空想科学読本という本を、わからなくても楽しんで読める人は、これも楽しめると思う。
と言う感じで、楽しみたい人が楽しめると言うテイスト。万人受けするものではないのかな。
あと、特撮、特撮、長澤まさみ、長澤まさみ!?が強すぎます。東宝さ〜ん、気持ちはわかるけど、まさみちゃんの使い方間違えてますよ。
監督さんが違うとこうも単調になるのねぇ。
ウルトラマンにはあまり興味はなかったが、評判が良かったので気になっ...
ウルトラマンにはあまり興味はなかったが、評判が良かったので気になって見に行った。テンポ良い会話に内容がついていけなかったけど、聞いてて面白かった。ウルトラマンをよく知っている人には理解できるのかも。主な出演者は知っていたが、白石監督が一瞬出てきて驚いた。あとエンドロールで、声の高橋一生の名前にも驚いた。「怪獣のあとしまつ」を見たくなった。
全875件中、241~260件目を表示