シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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「シン・〜」の終焉
いやはや初っ端から怒涛の情報量で、まるで1.5倍速の動画を見ている様。
昔を懐かしむ年齢層では話の展開にとてもじゃないがついていけず、
かと言って粛々淡々としすぎていて
理解力が早い若年にも何も引っかからないのでは?
最後まで観客無視で喋りまくるオタクが好き勝手喋ったあげく
唐突に米津玄師の「M八七 」が流れ始めて気付いてたら終わってたという感じ。
もちろん後には何も残っておらず狸にでも化かされた様な気が。
ゾフィの声優は多用されすぎて嫌悪感しかないし
ウルトラマンは有名俳優をわざわざ使う理由がわからない。
「シンとつく映画はもういいかな」と思わせるには十分な仕上がりでした。
大人になった子供たちよ・・
シン・ウルトラマンって?
初めてのウルトラマン
子供とは見ない方がいい
旧ウルトラマンかつ、映画的にダメ
当時の技術では表現しきれなかった、原作者の頭の中にだけあった真のウルトラマンや、新しい解釈での新ウルトラマンを期待していましたが、ウルトラマン的には全て旧でした。
当時、エフェクトやサウンドなどは時間と技術的制限の中、妥協して妥協して作られていたと思うのですが、その不完全な物をそのまま再現してどうするんですか。
音楽についても同様で、トーンもコンテキストも全く違う当時の音楽を、録り直しもせずに原音のまま流したかと思えば、リスペクトもクソも無い謎のメタル系音楽が流れたり。効果音も当時の爆発音一種類だけを連続で流すなど、正直あり得ない。
特撮へのノスタルジーはありますが、ウルトラマンで表現したかったこと、ウルトラマンの本質へのリスペクトはありません。
映画的にも問題山積み。
メインキャストの演技が絶望的で、SFオタクの中学生が知識を披露したいだけかのような、長いだけで意味の無いセリフも相まって、痛すぎて酷い。これだけで2回観る気は失せると思います。誰が主人公か分からないレベルで主人公の描写が薄い。その他、めちゃくちゃダレるペースと構成、意味の無いカメラアングル、カメラの後ろの変態オヤジが想像できてしまう変態描写(セクシーではなく変態) などなど。
よかったところは、格闘シーンはおっと思う所はありました。また、田中さんと山本さんの演技はよかった。
旧ウルトラマンが見たい人と、悪いところに目をつぶれる人は楽しめると思いますが、クリティカルに映画を観てる映画ファンにはお勧めしません。
洋画でいうと、バトルシップ楽しめるならオススメ。
庵野節全開です!!
前半ベテラン向け 後半若年向け
①前半
空前の怪獣ブームの中でタケダアワーを見た年代には、TV版再現演出の数々が感涙モノです。
・いきなり水面絵具グルグルのオープニング
・ほぼオリジナル音源に近い挿入曲
・科特隊のテーマで泣きそうになります
・小道具にサンダーバードとマイティジャックの模型
・着ぐるみ感満点のウルトラマンの動き
・カラータイマーのないウルトラマンはトサカのないニワトリかたてがみのないライオンですよ
・ガボラのドリルはやり過ぎですが、ネロンガは当たり
・科特隊にはオレンジの制服がよく似合う
・怪獣をウルトラQとウルトラマンに限定したのは見識、真の怪獣ブームはウルトラマンまででしたね。
・ダンがアンヌに告白するシーンと同じ構図、カット割り
・隊員の顔を正面から次々映すのは実相寺演出
②後半
今ハヤリの「世界観」と、いかにも現代風の問題意識持ってます的なストーリー展開が鼻につく。
ウルトラマンは怪獣をやっつけてくれればそれでよい。
あと、「外星人」って言い方が今風でイラつく。「宇宙人」でいいでしょ
というわけで、前半5点満点 後半0点 間とって3点です
変身シーンで泣いてしまいました
カラータイマー落として来たん?
放送時小学一年生だった私は「大きくなったらウルトラマンのお嫁さんになる!」と固く心に決めておりました。セブン始めたくさんのウルトラ星人が来ましたが、私の彼はウルトラマンと。
半世紀ぶりに会えるウルトラマン!
オープニングで「わぁーこれよこれ」と期待マックス。
でも、
禍威獣?怪獣やろ!
外星人?宇宙人でいいやん!
特捜隊は飛行機に乗って戦わんかい、なにパソコンカタカタやってるねん!
そしてウルトラマン、どこにカラータイマー落として来たん?
あれがないとあなたぬめ~としてメリハリないボディがシャキッとしないやん!
あのピコンピコンがハラハラドキドキするのに無いんかぁーい!
怪獣もセットもリアルで凝ってるし、当時の怪獣博士たちの能書き満載なストーリーなのでしょう。
なんかやたらしゃらくさい政治の設定とか外星人の御託宣とか、そんなん要らないです。
テレビでは「子供にはよくわからないけどなんかジワジワくる哲学的な問い」みたいなのがあったのに、今回はよくわからない。切ないエンドのはずなのに実感湧かない。
ハラハラドキドキの後の爽快感もあんまりなくて、もやもや。
作った方々の「どうだ、凄いだろう」というドヤ顔だけが心に残る。
子供にも楽しめるストーリーにしてほしかった。
大人も子供も楽しめるスカーっとするウルトラマンが見たかったです。
特撮感
浪漫を楽しみたいという日本人の純粋な気持ちが詰まった作品
60~70年も前から日本の特撮ヒーローの最前線に立っていたウルトラマンが、新たな映画でよみがえり、旧ウルトラマンを知らない10代の僕も引き込まれました。何から何まで浪漫が詰まっており、日本人ってこういうヒーローが好きなんだって改めて思いました。「シン・ゴジラ」に引き続き、新たな特撮映画として歴史に名を残すことを期待します。
まずいきなりから設定が斬新です。日常的に怪獣の出現に見舞われる日本が舞台で、こんなんじゃ普通に生活できないじゃんって思うかもしれないですが、そこも浪漫の一つです。それがないとウルトラマンが始まりません。巨大怪獣が出現し、そこにウルトラマンが宇宙から現れるのが定番の流れといったところでしょうか。この作品の中で初めて人間たちが「銀色の巨人(ウルトラマン)」を観た瞬間が、一番ワクワクしました。今まで、こんなにちゃんと特撮のウルトラマンを見たことがなかったので、知っているキャラクターのはずなのに、初めて見るような感覚を覚えました。リアルな特撮をこんな臨場感あふれる演出で見ると、ここまで心が躍らされるのかと、映画館の座席で体中が揺れました。映画というものは、どれを取ってもたくさんの人の手で作られた浪漫でいっぱいです。表現が難しい描写も多々あったかと思うので、多くの製作スタッフの方々のご苦労を考えると、たとえ見る側が満足できなくても決してバカにできるものじゃないです。日本の特撮は、誰もが魅了されるようなものであると思います。
そして最後、米津玄師さんの主題歌「M八七」で心をすべて持っていかれました。映画の満悦を味わいながら最終的に主題歌が別の世界に引き込んできました。映画も神、主題歌も神。日本のエンタメ業界どうなってるんだって心の底から思います。
来年の3月公開の「シン・仮面ライダー」もすごく楽しみです。
関係ない話、ポケモン剣盾やってる方ならわかると思うんですが、キョダイマックスカイリキーってウルトラマンに似てますよね・・・。
こっち方向かという感じ
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