糸のレビュー・感想・評価
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【シンクロニシティ】
シンクロニシティを信じてみたくなる映画だ。
それも、ちょっと長めのスパンで。
運命というと少し重い気がするし。
シンクロニシティ。
なんかのちょっとした予感が現実になったり。
ふと想い浮かべた人と街で偶然出会ったり。
大概、シンクロニシティは、短いタイミングで起こる。
でも、本当に大切な人のことだったら、長い間があっても、ずっーと前の予感でも、現実になったら、それはシンクロニシティのようなもんだと強く信じたい。
そんな風に思わせる映画。
ストーリーは、ちょっと出来過ぎだけどね。
この作品、去年の夏観ててレビューを放置してた。
そしたら、昨夜、菅田将暉・小松菜奈同棲ってニュースを見て思い出した。
菅田将暉さんは、「そこのみにて光輝く」を観た時に、この人、すごい俳優さんになるって思ってた。
小松菜奈さんは、NHKのドラマ「スリル!赤の章、黒の章」を観て、こんな個性豊かな若い女優さんがいるんだと思ってた。
本当は、もっと前から活躍してたと思うけど、僕の認識は結構遅れてやって来るのでしょうがない。
もし間違ってる報道だったとしたら、どうしようと思いながら、でも、なんか良い話だと思う。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の方が「糸」にふさわしい。
中島みゆきさんの「糸」の歌詞に対する解釈が私のそれと異なっていたので少し減点しました。
縦の糸と横の糸が「織りなす布」よりも「運命の赤い糸」の要素が強すぎて残念。
頑張って解釈すると、しっかりと立っていてくれたレンくんの「縦の糸」が紆余曲折に歩んだアオイちゃんの「横の糸」を織りなしてくれた、とも読めるかなぁ。
その布は私の涙をぬぐってくれましたので、それはそれでアリか!
そうだネ、1点追加しときます!
始まってから一時間強は、薄くて重い作品だなぁと感じてしまったのも事実。
ただ、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の方が「糸」にふさわしいとは思います。
あの作品は綺麗な布が織りなされていましたのでね。
さまざまな糸が折り重なって時代になった
糸という題名だから、てっきり赤い糸的なものかと思ったが、それだけではなかった。
さまざまな人との出会い、できごとが折り重なって、平成という時代を作っていた
平成という時代をまるごと駆け抜けたような気持ちになる映画だった。
楽しみ方いろいろ
これは「どうともとれる」映画ですね。
・深いヒューマンドラマ
・あざといお涙頂戴モノ
・キャスト先行タレント映画
素材としては、そんなに目新しいところは無いお話。
よくあるストーリーをパッチワークした感は否めない。
でも、それぞれの役者が上手いので、「乗っかってあげる」ことができるのが、良いですね。
せっかくだから「乗っかって」みましたよ。
うん。おもしろかったです。
「映画館で観るほどでもない」と考えている方もいるでしょうが、「映画館で観た方が、乗っかりやすいですよ」とアドバイスしたいと思います。
私は楽しみました。
共感性に欠ける原因解明した。
なかなか良かったです。恋愛映画というか人生の映画かな。糸は恋愛の糸だけでなく、様々な巡り会える人との糸を感じました。他の方のレビューが良い程に自分に響かず理由をかなり考えこんでしてしまいました。なぜ、僕には響かない?2回見ました。
私の感じたポイント
ポイント1
3要素の欠如
菅田将暉と小松菜奈の2人の恋愛感情に共感できるか否かという点で言うと、まず2人の仕事の事が頭に入ってきたんだけど、私は、共感が弱い。
恋愛ドラマだけど、人生ドラマだから選ぶ仕事もその人を表すからで。
小松菜奈が海外で起業したりは、サラリーマンをずっとやってる人間なんで、そのあたり、どういう経緯からなったのかピンと来なくて共感がしにくかった。ネイルへの思いも何かわからず。昔からなりたい仕事とか何だったのだろう。
菅田将暉のチーズ、ものづくりもあんまりわからないけどなんとなく共感できるかな。でもチーズになんで没入して行ったんだろう。書いていて気付いたが恋愛人生ドラマは、仕事、家族(菅田将暉の家族が出ない)、生い立ち(2人とも中学生から飛んでる)、これは共感に欠かせない3要素になるのでは。
ポイント2
世代の高い人、世代の違う人が若い二人に温かい声をかけている。菅田将暉の義理父の永島敏行、義理母の田中美佐子、近所の倍賞美津子、この3人が印象的だ。
年齢をかさねているからこそ伝えられる重い言葉。
義理父が菅田将暉に娘が亡くなりだいぶ経って、お前の道を行け、行けとどんぐりをなげる、じんわりと感動。
ポイント3
菅田将暉の亡くなった妻の役柄が良かった。榮倉奈々良かった。泣いてる人を見たら抱きしめてあげてと、娘に教えた。かなり真をついた教えだ。ここも感動。また菅田将暉に、やっぱりどんぐりを投げていたのも印象的。
ポイント4
中島みゆきの歌ですね。
中島みゆきはよくは聞かないけど、榮倉奈々や成田凌がまた後半に歌うファイトが胸にしみる。戦う人の歌を戦わない人が笑うだろう、ファイト〜♪
あとは、糸ですね。
逢うべき糸に出逢えることをひとは仕合せとよびます〜♪
中島みゆきの歌がメロディー、歌詞が深いなあ。しみるなあ。
ポイント5
小松菜奈が見たくて見たのがあったんだけど、恋は雨上がりのようにで見せた演技がかなりはまり役で期待値高くって何か終始、今回に感じた違和感は何か。ずっと物憂げな顔ということ。彼女の個性なのかな。笑っても微笑。太陽みたいな、ピッカピカ明るい笑顔が見れない。なんか、やはり笑顔が見たいので、笑顔が印象的にならない点がさびしい。
※全体的なイメージはバランスのいい映画という感じ。
※映画で感動しやすいですが、この映画では泣くまでは、しませんでした。その原因が冒頭の3要素だと、他の方のレビューも読み、感じました。
おわり
見た人の境遇により感想が分かれる映画とは思います。 踏み出すべき一...
見た人の境遇により感想が分かれる映画とは思います。
踏み出すべき一歩の勇気をもっと早くに!とツッコみたくなりますが
ベタなこの内容が好きです。
人と人との繋がり
映画館で2回見て、今回DVDでも鑑賞。
何度見ても泣いてしまう、近年で一番好きな映画になりました。
そして、小松菜奈が素晴らしかった。
「出会いは別れの始まり」と言われている。
映画の中でも、さまざまな出会いがあり、そして別れがあった。
生きていくとはどういうことなのか?運命ってなんなのか?
それでもやっぱり、人と人との繋がりはとても素晴らしいもので、
タイミングってとっても大切にしないといけないことだと考えさせられる。
いろいろな要素がギュッと詰まっていて、
こういう時代だからこそ見るべき映画だと思う。
最近あった出来事に関して自分の人生と重ね合わせてしまったので、過剰...
最近あった出来事に関して自分の人生と重ね合わせてしまったので、過剰に感情移入してしまった。中島みゆきの歌、花火、繋いだ手、どんぐり。好きだという感情、人が人と出会うこと、人生にとってほんとうに美しくて、得難いものだと思う。
糸とは。
結局は運命の糸は誰にでもあり、誰とでもあると思った。ただそれを運命の糸と感じるかどうか。
強く思い合えば糸は繋がるし、思わなければ糸は途切れるそういうものだと思う。
菅田将暉と小松菜奈の2人の魅力、他の豪華キャスト陣の演技が素晴らしく、感動できた。
ドラマにも向いていると思う。
赤い糸は長く丈夫だと思う
◯ストーリー
平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育ち、13歳の時に出会った2人は初めての恋をするが、葵は母親に連れられて北海道を去ってしまう。8年後、21歳になった漣は、友人の結婚式のため訪れた東京で葵との再会を果たす。しかし、漣は北海道でチーズ職人、葵は東京、沖縄へと自分の世界を広げ、2人は別の人生を歩み始めていた。さらに10年の時が流れた平成最後の年、2人は運命の糸によってふたたびめぐり会うこととなる。
老若男女が知る、中島みゆき「糸」からインスピレーションを得た今作。
もちろんだが、「糸」の超超ロングMVのような仕上がり。起承転結が想像ついてしったが、役者が役者なだけに感動しつつホッとした気になった。
すでに私は誰かと巡り巡っているのか?
何よりも一番気になった
ストーリーよりも、北海道で生まれ育った設定なのに、漣に北海道のイントネーションがないことが一番気になった(むしろ関西弁が出てた)。
他の役者さんも訛ってなくて違和感があったけど、速度変えずに観たらちゃんとしてたのかな。
自分の心に突き刺さりました。
生きるとは何か。
何のために生きているのか。
その答えのようなものを教えてくれる、一本の映画を通して、自分の胸の中に突き刺さるものがありました。
人との出会いの素晴らしさを教えてくれる、
素晴らしい作品でした。
こんなもの。
こんなつまらない邦画は久々かもしれない。だいたいつまらなさの中には、インパクトはあるけどしんどいとか、やりたいことはわかるけど、全然ダメとか、そんなのがあるけどこれは単純につまらない。
画に力がなく、ドラマに近い。見応えがない。ストーリーはほぼほぼ読める。小松菜奈の良さが全く引き出せてない
唯一良かったのは成田凌がファイト!を唄うところだけ。
予告編を観て期待していたが、物語としては思っていたよりも泣けなかっ...
予告編を観て期待していたが、物語としては思っていたよりも泣けなかった。
菅田将暉は作品によって全く違うキャラクターに見えるので、本当に演技が上手だと思います。
倍賞美津子もすごく良い味がでていた。
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